銀色の悪魔…8th Stage   作:SilviaSilvermoon

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さてと…そろそろお開きにしましょうか^^

 時刻を見るとそろそろ閉店時間…そろそろ退散しますかね^^;;;

 

スタッフB「えっと…本日のラストオーダーになりますけども…」

 

優子「お兄さん、何か飲むか食べるとかは?大丈夫?」

 

さつき『いや、もうなんだかんだで結構食べちゃったし…結局FourRoses1本空けちゃいましたしね^^;;;』

 

なぎさ「でも変わんないよねえ?ホント、強いんだわ。」

 

雅「そうね…ある意味、姉さん達には誤算だった…かもね^^;;;」

 

レイカ「ええ?(伝票を見て…)ビールからサワーまでは…まあ通常ですよね…で、

水割りからロックに行って…1本空っぽ…って、すっごい強いですよ。」

 

なつき(=美奈子)「結構飲んだねえ?お酒だけで1.5リッター位飲んでるし^^;;;」

 

さつき『食べながらだから悪酔いして無いんじゃないかなぁ…?』

 

優子「あ、それはあり得ると思うわよ。」

 

優子、なぎさ心の声「「(ホント予想外だったわ…こんなにお酒が強いだなんて。

酔わせておいしくいただいちゃうつもりだったのに…/なつきもレイカも…

ちゃっかり良いタイミングで入って来ちゃうし…あ~あ、残念^^;;;

また沙雪に根回しして遊びに来てもらいますか。)」」

 

 

そしてお開きになり…今夜は全員が雅さんの家に泊まる事に…

全員飲んじゃってるので家まで歩いてますけども…

いや、どんだけ雅さん家って広いのよ?って思うでしょ?

でもね…見た感じ、下手なマンション丸ごと1棟より広いような気がする…(;^ω^)

お金持ちの家って凄すぎる。雅さんって割合大きな会社のご令嬢だしね。

この人数で泊る位じゃ、全然ビクともし無さそう…。

 

帰り道…一応、心配してそうだったから沙雪にLI〇Eのメッセージで

”今終わったけど…特に異常無し。普通のいつもの話してる時に飲み物が酒だったって

感じ?特別な事もされずに今、みんなで雅さんの家に向かってる途中。”

と入れといた。

 

ピコンッ…速攻でメッセージの返事が…あ?

 

 

沙雪「まあ、そうでしょうよ^^;;;お目付け役も居る事だしぃ~♪

問題は起こらないはず…なのよ。」

 

 

だってさ^^;;;沙雪の手のひらの上で転がされてるダメ亭主…ですなぁ。

嫁が大物過ぎて攻略は不可能です…。

 

俺達は群馬に帰って来た。日常が大切なんだなって…改めて思った。

 

 

 

沙雪「うわっ!もうこんな時間じゃん^^;;;遅刻遅刻ぅううう!美奈子!ダーリン!!起きて起きてぇえええ!!!メッチャヤバいっ!!仕込み間に合わないかもよ?」

 

美奈子「うはっ!この前の横浜の疲れがまだ抜けて無い…っくううう!!!

朝ごはんは向こうで仕込みしながらだねえ^^;;;」

 

さつき『あ、俺、今日午後からだから仕込み手伝ってから出勤するわ。』

 

慌ててそれぞれシルエイティを飛ばして沙雪は事務所へ、美奈子のS13と俺はK11で

取り敢えず”Blue-Moon"へと急ぎ…1時間でどうにか仕込みを終わらせて開店準備をし…

定刻通り10時開店。

 

さつき『やっべぇ~凄い疲れたぁ^^;;;寝坊ってホント、心臓に良くないな。』

 

美奈子「ホントだよ^^;;;あたしなんて髪の毛も化粧も何もしてないし。

ちょっと顔だけ作って来るから店番しててくれる?」

 

さつき『あいよ。って言っても、美奈子の場合、ほぼうっすらファンデーション塗って

アイメイクくらいじゃなかったっけ?』

 

美奈子「まあ…キャバ嬢のメイクじゃないから10分ちょい…15分あれば終わるとは

思うけどさぁ。」

 

 

上の休憩室のロッカーをバタンッと開ける音がしている。

 

 

さつき『ちなみにこの前の”なつき”メイクだと?』

 

美奈子「あれは髪の毛まで入るから…化粧だけで40分の…髪の毛が1時間位かなあ?」

 

 

※化粧しながら話してるって凄くない?

 

 

さつき『じゃあ…俺がお店に行く2時間前には居たんだ…』

 

美奈子「そうねえ…朝8時過ぎだったかなあ?雅さんがさ、電話して来て

何事かと思って速攻で出たら”今日って休み?あ、休みなの?だったら速攻で

横浜に来て!今日…師匠達の一大事だから…どれ位に家に来れる?”って言われてさ。

今起きたんで朝ごはん食べて出るんで10時過ぎには着くんじゃないかと…って

言ったら”直であたしの家の奥のガレージ空けとくからS13を入れたら

シャッター降ろしちゃって。”ってさ。」

 

さつき『あぁ…そこで美奈子的にはピンと来た訳だ。』

 

美奈子「まあね。家に直で来い…それと急いでて、来たら車を隠せ。

絶対さつきが絡んでるし、あのモンスターの師匠2人を止めろって事だと思ったわよ

( ̄▽ ̄;)」

 

さつき『で、沙雪に電話したら、案の定俺から電話が来てて”せっかくだし、

大っぴらに遊んでおいで^^嫁が許す!”って言った後か、

その前に美奈子からの情報を沙雪が聞いたからあの言葉になったのか…』

 

 

ん~まあ、そう言う事だった訳ね^^;;;そろそろ身の振り方考えるかな…

 

 

美奈子「あぁ…あたしが連絡した後にさつきから電話が来たみたいよ。

だから気構えも違ったんでしょう。あ、終わったからすぐ下りるね。」

 

 

呑気に美奈子の声がしてる。店番を交代し、その後、スタンドに向かうと

ワイワイしてる声が耳に入って来た。

 

 

池谷「樹~おめぇ良かったじゃねぇか。これで取り敢えず免許持ちが4人かぁ。」

 

樹「そりゃあああ、メッチャ陸事(陸運事務所)に通い詰めて勉強しましたし。

3級まででも結構遠い道のりでしたから…池谷先輩やさつきさんみたいに2級を取るのは

相当苦難の道ですよねぇ…」

 

池谷「まぁな。俺らみたいに専門学校とか行かずに自力で取ろうとすれば、法定時間の分実習で陸事に通わないといけないしなぁ。時間もかかるし、実務経験が…とか色々と

細かな規則があるしな。」

 

さつき『おはよ~、お、樹受かったん?良かったじゃん。そっかぁ…このスタンドも

新しい人材が育って来てるね^^』

 

店長「まぁ…俺もどんどん年取ってくと体動かなくなっちまうからなぁ。

早いうちに育ってくれないとなぁ。」

 

さつき『そうですねえ…俺もまだはっきりは言われてないですけど、

カフェとか取締役の話とかも絡んできますしねぇ…。いずれは池谷君か樹に

副店長の座を渡さなきゃいけなくなると思うんで…。』

 

店長「ん?そ、それって何気に一大事じゃないのか?ここのスタンドにとっても

沙雪ちゃんの実家の会社にとっても。」

 

さつき『まあ…確実に方向性が決まるまではこのスタンスで良いかなって

思ってますけども…なるべく”どっちつかず”って言うのは避けたい所なんですけどね。

向こうの代表取締役…今は名前だけですけど…本格的にってなったら…

池谷君にもお呼びがかかるって事にもなりかねませんしね。

なるべく彼はここに残してあげたいんですよ。1番彼が輝けるのはこっちの

車・バイク関連の業種だと思うんで。』

 

店長「色々考えてるんだなぁ…」

 

さつき『だって、店長…俺、見た目はこんな20代前半ですけど、

中身47のおっさんですかたらね^^;;;やっぱり身の振り方とか

ちょっと考えだしますよ。冒険する年齢は過ぎちゃったって思いますし。』

 

 

そして知らぬは俺1人…なんだよなぁ。

 

 

 

※それなりに思う所がある様ですね…一方その頃、Cafe"Blue-Moon"では…

沙雪と美奈子、それに早上がりの真子ちゃんが久々に3人揃ってカウンターで

まったりしていた。

 

 

 

沙雪「ねぇ…美奈子~神奈川で、何か変わった事あった?」

 

美奈子「まあ、意識が無くなるとか乱れるとかは全く無くて平穏そのものよ…

意外とさつきが酒が強くて師匠が驚いてたわ。」

 

真子「へえ~意外ねぇ。さつきさん、お酒飲めたんだね。」

 

 

普段酒を飲んでる姿を見た事が無いので真子も沙雪も結構意外だった様子。

 

 

美奈子「いつもと全然変わらないからお姉様方(=優子さん、なぎささん)が

誘惑したかったんだろうけど、不発に終わっちゃってさ。残念がってたけどね^^;;;」

 

沙雪「そっかぁ。ま、最悪の事も考えてたんだけど…ダーリンにはそこまで考えなくて

良かったって事かな。」

 

真子「でもさぁ…沙雪、本気であの優子さんやなぎささんとさつきさんがしちゃって

子供出来たら…一緒に育児する気だったの?

それもかなりぶっ飛んでる気がするんだけど…」

 

沙雪「まあ…何処でどういう風にしようと、最後にあたしの所に帰って来て

あたしの良さに気が付いてくれればそれで良いと思ってるわ。

元々、ダーリンはあたしに興味無かったみたいだからさ。」

 

真子「え?そうなの?…まあ、沙雪が強引にモノにした…とは聞いてたけども。」

 

美奈子「あ、言って無かったっけ?実はここの世界…向こう(元居た世界)では

マンガやアニメになってるほど人気でね…」

 

沙雪、真子「「はぁ?聞いた事ない!/何それ?初耳なんだけど…」」

 

美奈子「でもね、あたし達が来てしまった事でかなり原作から変わっちゃった事も

事実だし、原作の漫画では箱根でプロジェクトDが勝ってそこで終わってる訳。

そこから先も全然書いてないし、オリジナルストーリーだから…」

 

沙雪「じゃあ、あたしとダーリンが結婚したりとか、プロジェクトDに

ダーリンと美奈子が参加して…って言うのもオリジナルな訳ね…

でもオイルの撒かれて事故を起こしちゃうのは原作に出てたの?」

 

美奈子「あれは拓海君は元々事故を起こさず、ギリギリで踏みとどまるって事に

なってたんだけどね…。実際にそこがあたし達が居る事で変わっちゃった部分

だろうけども…」

 

沙雪、真子「「……(顔を見合わせて絶句してる。)」」

 

美奈子「そんな事言ったらさつきが初めてここに来た時…

高橋 涼介にバトルを申し込まれて勝つって^^;;;

…主人公が拓海君の漫画なのに主人公を差し置いて先に勝つって何よ?でしょ。」

 

 

 

原作無視って…ヲイヲイ( ̄▽ ̄;) と言う美奈子の爆弾発言によって…

今までの起こった出来事の検証がスタートしていく。

 

 

 

沙雪「え?えっ、ちょっと待って…主人公が拓海君なのね?じゃあ…漫画とかでは

バトルの順って…」

 

美奈子「まずRedSunsが乗り込んで来てまだ走り屋の世界に興味の無かった拓海君は

文太さんがうまく言いくるめて高橋 啓介とバトルして…

勝った拓海君は翌日その頃付き合ってた”茂木ちゃん”と新潟の海にドライブに…」

 

真子「へっ?高校時代あの2人付き合ってたの?うわぉ…」

 

美奈子「まあ…彼らの恋愛は高校卒業で茂木ちゃんが東京へ進学、

拓海君は地元で運送屋さんに就職したことで離れて行っちゃったんだけどね。

で、プロジェクトDの最中に埼玉で高橋 啓介と拓海君の偽物が出たって事で

ナンパされた娘の友達って子がわざわざ群馬のあのスタンドまで来ていきなり

平手打ちして…それが今のお付き合いしてるプロゴルファーの美佳ちゃんよ。」

 

沙雪、真子「「はぁ~そんな流れがあった訳ね…」」

 

美奈子「だって恋愛で言ったら真子と池谷君だって…

原作じゃ真子がレーサーになった事で池谷君が”彼女の重荷になりたくないから”

って身を引いて終わっちゃうんだったからね?」

 

真子「!!!」沙雪「ちょ、それって…じゃああの最終戦での真子の事故って…」

 

美奈子「そこからオリジナルストーリーが始まってる訳よ。

ついでに言っちゃえば、その事故がきっかけで沙雪とさつきのカップルも

成立するんですけどね…まさかあの事故がきっかけで真子がレーサーを引退して

沙雪の家の会社で店員さんして、カフェ2号店の店長に…なんて考えもしなかったもの。

あ、ついでに言っちゃうと沙雪の実家が洋菓子店って言うのも全く出て来て無いからさ…

あたしがこっちにトリップしてきてから職探ししてて、

電話を掛けたのもオリジナルストーリーだし、

あたしだってそこで沙雪と絡んで”秋名の峠で運転見せてよ”って言われたり、

2代目ImpactBlueに誘われる事になるなんて夢にも思わなかったんだし。」

 

 

顔を見合わせて絶句する2人…。

 

 

沙雪・真子心の声「「(ちょっと待って!じゃあ…って事はマンガと実際の世界がごちゃ混ぜになって一体化してるって事じゃない!?)」」

 

 

美奈子「あ、脱線したけど、高橋 啓介に勝った拓海君はその後、NightKidsの中里&

庄司とバトル。中里はスタンドに申し込みに来たんだけど、樹君が安請け合いして

バトルせざるを得なくなったんだけどね。

で、中里はBNR32を下ってる最中に重すぎるボディーがネックになってタイヤが熱ダレちゃってさ…自滅して終わって…

 

庄司慎吾…彼は練習中の池谷君のS13のバンパーを小突いてあわや事故になりそうに

なったり、樹君が茂木ちゃんに紹介された…さおりちゃんって言ったっけなぁ。

彼女を初デートでエスコートして秋名を下ってる時に後ろからバンパーを小突かれて

わざと事故を起こさせて拓海君を怒りのピークにあった所を引っ張り出して秋名で

ガムテープデスマッチを仕掛ける…でも仕留められなくて横から体当たりをかまそうと

して拓海君にかわされて自滅。」

 

 

沙雪「うわぁ…慎吾のヤツは小学校の時からの知り合いだけど…姑息って言うか捻くれてるって言うか…やり方がえげつないなぁ(-_-;)」

 

真子「で、その後にあたし達が碓氷で挑むって感じ?」

 

美奈子「そう言う事。それが拓海君の初のビジターバトルになるんだけど…

いきなりバトルでC=121をラインを修正しながらの、1本しかない最速ラインを

トレースしてみせる。で、真子が余力を残さずに限界まで攻めて…

限界を超えてスピンして…」

 

真子「あ、うん…身に覚えがあるわ( ̄▽ ̄;)イタタタタ。」

 

美奈子「釜めし屋の看板の前で待ち合わせしてたのに渋滞で池谷君が遅れて…

真子は振られたと思って怒って帰っちゃったじゃん。」

 

沙雪「全部美奈子はマンガで読んでるからあたしが知らない事をズバズバ言うねぇ。

^^;;;」

 

真子「隠しておきたい事が筒抜けって恥ずかしいもんね…(*ノωノ)」

 

美奈子「逆にあたしはそれを知ってるから…真子が事故で入院した時…

病院に向かいながら…さつきが池谷君を早く向かわせてくれますように…って

思ってたのよ。で、病院に手術室に着いてみたら池谷君があたし達より早く着いて

長椅子に座って頭抱えてたの。」

 

沙雪「いくら早く着くって言ってもそこまでだと思って無くてさ…

そう言えばあたしあの時動揺してダーリンに電話したんだった…」

 

美奈子「ああ…池谷君と話してていきなり消えたな…って思ってたのよ。

そしたら沙雪が泣きながら。(沙雪のモノマネ入りま~す→)”あたしがもし…真子の状態になったら…お兄さん仕事を放り投げてあたしの為に来てくれた?”って電話してたのよ。」

 

真子「おおぅ。そんな事が…」

 

沙雪「恥ずかしいわぁ。そんな事まだ覚えてたの?」

 

 

意外とそう言うエピソードって記憶に残るものだしねぇ…

 

 

美奈子「まぁ…拓海君のバトルに戻せば、真子の次がRedSunsのケンタ君か。

レインバトルだったけど…拓海君の方が全然練習量が違うもの…

一緒にしちゃいけないって言う典型的な例ね^^;;;

その次にやっと高橋 涼介とのバトルに突入。麓に近い残りあと3つ目の複合コーナーで

ラインがクロスして勝つんだけども…これは2人もギャラリーに行ってたでしょ?

その後…ランエボ軍団のエボⅣを負かして…

あっ、茂木ちゃんの”援助交際”発覚で拓海君がぶっちぎれて黒のエボⅢの挑発に

乗って1機目のエンジン壊して…ドライサンプ式のエンジンに載せ替えた頃の話だもの。

埼玉の86ターボの秋山さんとバトルしたりね…

確か、プロジェクトDを立ち上げる直前だったと思うし。この直後じゃないかしら?

あたしがこっちに来たのって。」

 

真子「それにしても物凄い記憶力&ヲタク並みの知識力…ある意味、尊敬に値するよ?」

 

沙雪「さすが元・伝説のキャバ嬢…その記憶力が勿体無いと思うんだけどな…

もっと有効に使える気がするんだけど…^^;;;」

 

美奈子「あら?ついこの前、記憶力フルに生かして仕事してきたじゃん…横浜でさぁ。」

 

沙雪、真子「「ぐはっ!そ、それを今言っちゃう?あたしのメンタルが…/

イヤイヤイヤ、メッチャ、ド正論なんだけどさぁ…Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)美奈子って

探偵さんできるんじゃないかって思う時があるよ?」」

 

沙雪「それにしたってチート級のレベルじゃん…車を運転させれば、

FFだろうがFRだろうが一切関係なくなるし…」

 

美奈子「まあ…それはあたしに限った事じゃ無いじゃん…

さつきだってそう言う所…あるじゃん?」

 

真子「あたし的にはこの前のBA1のプレリュードでFRよりFRっぽいラインのドリフトが

インパクト強すぎてさぁ…上手くすればNOTEやK11でもできちゃうんじゃない?」

 

美奈子「まったく同じ…って訳にはいかないだろうけど…それなりに横を向ける位は

できるんじゃないかしら?」

 

沙雪「すご…って言うか、下手したら会社のボンゴハンでも

豪快に横にしそうな気がするのってあたしだけかなぁ?」

 

美奈子「あっ!危なっ!!忘れるとこだったわ…良いタイミングで

振ってくれてありがとう。(店の電話でピッピッピ…と短縮を弄って事務所に連絡…)あッ!、すみませんBlue-Moonの小長井ですけども…あ、柴田さんですか?

急にケーキが足りなくなっちゃって…プリンタルトとチョコレートケーキに

レアチーズも各1ホールずつ調達したいです。」

 

(マジで?えぇ!?ボンゴバンでケーキの発注を思い出したの? By沙雪)

 

 

沙雪「あれ?柴田さん…まだ居たんだ。今日早上がりするって言ってたのに…」

 

美奈子「ええ…あ、うんうん、じゃあそっか…ん~じゃあ…

すぐ用意できそうなのってチョコレートケーキは何とかなりそうですか?

うん、あ、レアチーズも4カットならある?はいはい。プリンタルトは…?

あぁ…まあ、限定品ですしね^^;;;あ、了解です。じゃあ…すぐにこっち出ますんで。あ、大丈夫です。真子とお嬢に店番頼むんで…はい、じゃあすぐ行きますね。は~い。」

 

ピッ…ふぅ。

 

真子「柴田さんの声相変わらずデカいね^^;;;筒抜けだもん…」

 

美奈子「って事なんでちょっとケーキ貰いに行って来るから待ってて^^」

 

沙雪「はいよ~行っといで。待ってるから。」

 

真子「店番なら任してよ(^^♪」

 

美奈子「助かります。じゃ、ちょっと行ってきます。」

 

 

※そう言って美奈子はNOTEで勢いよく出て行った。

 

 

真子「それにしても…美奈子が言ってた通り…ここが漫画の世界とかって

信じられないけど…」

 

沙雪「この前の異次元の壁の件もあるしね…ホントなんだとは思うよ。

ただ、もう既に漫画の範囲を超えてるみたいだし…普通に生活してれば良いんじゃない?

元はと言えばこのCafeだって無かった訳だしね。」

 

真子「ん~マンガはあたし達の人生の一部を切り取ったに過ぎないのかも知れないけどさ…でも、池谷さんの事もあるじゃない?」

 

沙雪「まあね…そう言えば真子の所は来年だっけ?結納。

あれって普通に緊張するからね?あたしの時はダーリンに親が居ないから美奈子が

代理で口上を述べなきゃいけなかったし、和服で髪をセットしたら女将さんの貫禄

醸し出しちゃって、意外と美奈子はシレ~ッと述べちゃってた分、ウチの親が雰囲気に飲まれてド緊張しちゃってね(;^ω^)挙句の果てには仲人のスタンドの社長さん夫婦まで

ドタバタしちゃって…」

 

真子「やっぱり緊張は伴うのね…当日、あたしが何かやらかしそうで…」

 

 

 

一方…こっち(さつきの方)では、早上がりで家に帰って来ていたさつき…。

 

 

さつき『はぁ…なんかつまらんなぁ…』

 

 

と呟き、久々にS15を洗車してから乾燥を兼ねて走り始める。

あても無くブラブラ走り始めて…気が付いたら県境まで来てた^^;;;

無意識にもほどがあるだろうって話になるけど。

あっ…ここっていろは坂の近くか…エンペラーの須藤京一…

あの4駆バカにゃFRのS15は格好の標的だと思ってくれるかな?

まだこの車は湘南ナンバーだし…釣れると良いんだけど。

 

いろは坂に向かいながら沙雪に電話。プルルルルル…プルルルr…ピッ!

 

 

沙雪「もしもし、ダーリン?今日早上がりじゃなかったっけ?」

 

さつき『悪い、考え事してたらいつの間にか県境まで来てた^^;;;』

 

沙雪「はい?県境って…何処の県境よ?長野側?栃木側?新潟側?埼玉側?

県境って言ったって4つもあるんだよ?」

 

さつき『栃木側^^;;;』

 

沙雪「栃木側って…もしかして日光まで行っていろは坂でエンペラーと

やる気じゃないでしょうね?向こうはFR車…特にダーリンみたいな

走り屋の車で県外ナンバーとかカモにしたがるじゃん!」

 

真子「沙雪!そしたら用意してあたし達も向かった方が良いんじゃない?

あ、美奈子もそろそろ帰って来るし!」

 

沙雪「刺激が最近無いとか言って…無茶するわねえ?まあ…最悪帰りの足は確保してる

と思って良いから…思いっきりやって来なよ。どうせ止めたって行くでしょう?」

 

さつき『お~!流石は沙雪だね。解ってんじゃん^^

まぁ…思いっきり遊んでくるわ。』

 

ピッ…

 

これで家の方は大丈夫…と。後は一応非番かは解らんが連絡しとくか…

 

 

さつき『えっと…高橋 涼介…あ、あったあった。』

 

 

携帯のメモリーから高橋 涼介を探し電話…すると1コールで出た。

心の準備をしてなかった俺の方が焦るわ…^^;;;

 

 

高橋 涼介「お?珍しいな、さつきどうした?」

 

さつき『おぉ。1コールで出るって珍しいな。仕事が早く上がって明日休みでさ…

プラプラしてたらいつの間にか栃木側の県境まで来ちゃってさ。』

 

高橋 涼介「あ…(察し)もしかしてそのまま日光に行っていろは坂で

須藤京一とやるつもりか?」

 

さつき『ここまで来ちゃったらいろは坂に行かない手は無いと思うけど…

当然行けば出くわす可能性大だろ?』

 

高橋 涼介「まあな。あいつはほぼ20時過ぎからが多い。

但し、やるなら十分気を付けろよ?結構いろは坂でやるなら手ごわいぞ。

あ…一応言っとくか。いろは坂には最速ラインが通常じゃ考えられないラインがある。」

 

 

さつき心の声『(うん、知ってる…とは言えね~わな^^;;;

…来た来た。インベタの更にインをつく…高低差を利用しての空中を描くラインだっけ?

マンガで読んでるから知ってるとは言えねぇわな。

地図を見て考えたって事にしておくかな…)』

 

 

さつき『いろは坂って確か上りと下りで別ルートになってたよなあ?

って事は邪魔は入らないからレース場と同じ理屈か…あ、待てよ…

何か思い浮かんじゃったかも。』

 

高橋 涼介「あはは。勘が良いお前なら解ったかもな。高低差が凄くて

所々ガードレールが切れてる所があってな…あいつらはそこをわざと飛んで

ショートカットしやがるのさ。地元は練習してるだろうが…いきなり行って

上手く着地できるかって言われると相当なセンスとラッキーが無ければ

足廻りを痛めて終わるだろうな。けっこう危険な賭けだからな。

やるならここぞってときだけにしといた方が無難かもな。」

 

さつき『でも、楽に勝たせてくれる相手でも無かろう?それに楽に勝ったら

面白みも何も無ぇ~し。』

 

高橋 涼介「まぁ…お前の事だからそう言うとは思ってたけどな。

奴と出くわす前に飛び出すタイミングと着地のタイミングをしっかりと見極めて

練習できるならしておいた方が良いかもな。」

 

さつき「とりあえず、”ImpactBlue”と”漆黒の闇に浮かぶ銀色の幽霊(ゴースト)”が

何かあった時の為にこっちに来るってさ(;^ω^)

強力なバックアップ体制は既に出来上がってるさ。」

 

高橋 涼介「相変わらず豪華なメンバーだな( ̄▽ ̄;)俺も顔出しても良いんだが…

当直明けで寝て無いからなぁ…。ま、怪我したら手当はしてやるから

思い切って行って来いよ。」

 

さつき『ま、死なない程度に頑張って来るわ。じゃ、またな。』ピッ…。

 

フッ…みんな俺の性格をよく知ってるから止める事はしねぇわな。ハハハ。

じゃ、お言葉に甘えて暴れて来るかな。

後ろ髪をひかれるような後ろめたさも無くなったし、思いっきり”遊ぶ”ことにした。

 

 それにしても…空中に描くラインってさぁ…普通に考えたら踏み切る角度と

速度が合わなければ重力加速度ってものがあるんだから…

頭の重い車は当然頭の方が早く下に向こうとするんだろ?

車の落ちる時間で斜面に合わせてドンピシャの角度で着地しないと

下廻りを打つか足廻りが逝っちゃうか…最悪車が真っ二つって事も

考えられるって事ね…すげぇ~厄介じゃん^^;;;

 

こりゃあ実際に走ってみてタイミングを図るしか…じゃなきゃ解るはず無いし。

車は一路いろは坂を目指し進んでいく…2往復して何となく未知のRと

傾斜角が解り始めたころ…現れましたよ”エンペラー”の連中が。

まだ下っ端なようだけども…3週目のこの辺で踏み切ると行けそうな気が…

などと考えながら走ってると来ましたよ…後ろに。

考えを邪魔されたので一気に突き放しにかかる。

まぁ…直線は早いんだよね。車の性能で。でも…

下っ端は空中に描くラインを習得して無いようなので通常のライン取りで

挑んで来るけど…それならFRの方が速いんじゃないかい?

下の橋までの間に気が付いたら見えなくなっちゃった^^;;;

仕方ないよね。もっと精進してねって事で…。

さて、4週目に行って早いトコ踏み切るタイミングと

着地のスピードと角度を身に付けないといけないなぁ。

 

グォンッ!グォンッ!ギュキャキャキャキャッ!!ブォ~~~~~ンッ

ボォ~~~~ンッ…移動して現場に車を止めて視察してみる。

何となくタイヤ痕で”あぁ…この辺で踏み切って…

(歩いて坂を下って)この辺りでブラックマークが付いてるから着地点がここだろ…?

ん~”っと上を見上げながら

空中の姿勢をシュミレーションしてみる。何か行けそうな雰囲気は掴んだけど…

いきなりこれをやるってクソ度胸だけじゃできないなって改めて思った。

それならばK11で実験…も考えてみた方が良いかな…とハザードを付けた車の中で

考えてたら…横を通りましたよ。黒いエボⅢと白いエボⅣ須藤京一とチョンマゲ頭の

岩次って言ったっけ…樹を煽り立てて”86なんざ、アウトオブ眼中”って言って

感情を逆撫でしたヤツね。ふぅ~ん…少し気配を消しながら観察してみますか…

気配を消しながら等間隔で付いて行ってみる。

ふむふむ、ミスファイヤリングシステムってこんな感じに作用するんだね。

へぇ~(メッチャ他人事の様に観察してる。)

 

後ろにくっついて観察してるのに…全然気が付かれない隠密部隊がここに居るって言うね…^^;;;

 

さっきからずっと、メッチャ他人事の様に観察してるんだけど…

ホントに気が付かれてないみたいね^^;;;

さて…あの2人が下の広めの所で停めて話してる隙に上に行って

更に確認しとかないとね…さつきが上に上がり始めた頃…

ランエボ軍団の下っ端がS15にやられたとの話があの2人に届く。

 

岩次「はぁ?S15だぁ?FRごときにおめぇ~らやられたってかよ。かぁ~!

情けねぇな。」

 

須藤「で?どこの奴だ?栃木の地元の連中か?」

 

モブ1「それが…県外のヤツみたいで…湘南ナンバーなんです…」

 

岩次「何だと?県外のヤツにやられてんのかよ?

地元の意地ってもんがおめぇ~らにゃ、無ぇ~のかよ!!

潰して解体屋送りにしとけよ!なぁ、京一!俺に行かせてくれよぉ。

谷底に落として再起不能にしてやらぁ。」

 

須藤「ちょっと待て…そのS15…色は何色だ?」

 

岩次「ん?色なんか聞いてどうすんだ?」

 

モブ1「ガンメタって言うかシルバーの濃い色ですかね…

見た感じ派手なエアロが付いてる訳でも無いし…

マフラーとタイヤとホイール位に見えますけど…」

 

岩次「ん?そりゃ純正の色じゃねぇ~のか?どこにでも居る走り屋小僧だろ?」

 

須藤「ま、まさか…クックック…そいつはきっと…お前じゃ無理だ。

今のお前のウデでは…太刀打ちできない。俺がやる!」

 

岩次「ちょ、ちょっと待ってくれよ京一!この俺がシルビアのガキに負けるとでも

思ってるのか?」

 

須藤「じゃあ…秋名の86に勝てなかった理由は何だ?それと同じ事だ。」

 

岩次「はぁ?そいつがそれだけの奴だと…?」

 

須藤「これはうっすら聞いた情報でしかないが…あの高橋 涼介が秋名の86とやる前に

秋名に突如現れて高橋 涼介を負かしたって言う…S15。そいつが純正のシルバーで

大した感じでも無ぇ~のにあの高橋 涼介が負けたって言うな…。

ついでに言えば…プロジェクトDを高橋 涼介が立ち上げた時に裏で動いていたらしい。

奥多摩の〇〇〇峠での唯一HPに載らなかったと言う妨害事件…

あの時に出て来て制圧したって話だ。そんな”プロジェクトDの暗殺(アサシン)部隊”

と噂された奴にお前が勝てると思うのか?高橋 涼介が勝てなかったと言うあの男に。

(岩次に睨みを利かせる)」

 

岩次「!!!そ、そんな奴なのか?」

 

 

 

 ランエボ軍団が大騒ぎ始めた頃…そろっと3台でいろは坂を登っていく1団が。

グレーのNOTE16x、白のS14、ブルーメタのシルエイティの順で一糸乱れぬ編隊を組み…上っていく。何故美奈子がS13じゃなくNOTEなのか。(←おおい!メタいぞ!!)

 

 

頂上で折り返す時に…のどが渇いたんで自販機でコーヒーを買い、

飲み終わって出ようとしてると見慣れた3台がやって来た。

ああ…先頭が美奈子なんだね…で、真子ちゃんに沙雪…と。

ふむふむ。こうしてみると意外と沙雪ってImpactBlueじゃ運転しなかった癖に

乗れてるんだよね…。さて、じゃあ声をかけておこうかな。

 

 

さつき『お、来た来た。お疲れさん。』

 

 

さっきコーヒーを買った時に用意したジュースを差し入れた。

 

 

美奈子「あっ、気が利くねぇ(^^♪」

 

真子、沙雪「「意外と遠いね^^;;;/あたし信号で引っかかった時に

1回道を間違えそうになったからね^^;;;」」

 

さつき「美奈子、ちょっと悪いけどNOTE貸して。飛ぶ所と踏切る部分とかの

確認してきたいんだわ。」

 

美奈子「まぁ…良いけど、NOTE壊したらちゃんと直してね?」

 

さつき『それは解ってますって^^;;;』

 

 

そう言いながら頂上を後にする。周囲に誰も居ない事を確認して

1発目から飛んでみる事に。意外とすんなり着地できた。

これ位なら足廻りに負担があんまりかからないんじゃないかと思って

2,3発目もタイミングは同じで…ただ着地のポイントの傾斜角が微妙に違うのを

計算に入れれば充分行けそうな感触を得た。

下まで下り切って再び頂上へ。

 

 

美奈子「あっ、戻ってきた。とりあえず目立ったダメージはなさそうね^^;;;」

 

沙雪「でもFFとFRで飛び出すタイミングとか落下の時の姿勢って違うんじゃ…」

 

真子「あたしの予想では次にシルエイティー貸して!って言いそうな気が…」

 

沙雪「うわぉ…何かフラグが立った気がするわ^^;;;」

 

美奈子「ねえ!さつき~どう?大丈夫そう?」

 

さつき『ん~まぁ…目立った外傷も無いみたいだし…行けるんじゃないか?』

 

 

徐にS15に乗り込みエンジンをかけるさつき。

 

 

沙雪「へっ?も、もうS15で行くわけ?」

 

さつき『NOTEで大体の事はつかめた気がするし…細かい所はやっぱり自分が

これで走ろうとしてる車じゃなきゃ解らない部分だろう?』

 

沙雪「そりゃ、まぁ…そうだろうけども…」

 

さつき「もし走行不能になったら乗っけて帰ってよ^^;;;

じゃ、行って来るわ。」

 

 

軽く言い放って頂上を後にした。

頂上から出発するとエンペラーの中堅どころかな…4台ツルんで走ってる様子。

まずは気配を消してついてって…飛ばないヤツらならば…

いきなり飛んで前に着地して驚かせてみますか…フフフ

(←去り行く顔が黒笑になってるけどここは敢えてツッコミを入れない3人。)

 

さ、練習…のつもりが…先頭の1台が踏み切る場所を過ぎて行くので、

どうやらこいつらは”空中に描くライン”は使えない様である。

 

 

さつき『フムフム。まだ距離もあるし…じゃあまずは飛んで4台目の背後にピッタリ

くっついて…2回目で一気に前に出ますか。へへへ。』

 

 

加速して一気にラインを変えて踏み切ってみる…FFのNOTEとはちょっと違うけど…

うん、空中の姿勢さえ気を付ければこれなら行けそうだ。

よし、手ごたえをつかんだ。

1回目のジャンプで着地もきれいに決まり、スッとランエボ軍団の背後に着いた。

ランエボのヤツからしたら今まで居なかったのに急に後ろに車が現れて

ビビってるんだろうな…^^;;;そんな事を思いながら

 

 

さつき『はいっ!もう1丁!!』

 

 

華麗に飛んでみせる。4台を抜いて前に出た。その後飛べる所は全部飛んだ…。

多分これで須藤京一の耳にも入ってしまった事だろう。

飛ぶ回数が増えるごとに正確性が上がっている気がする。

 

頂上に戻ると居る様ですねえ…降りて待ち構えてるんかいな。

で、その周りにランエボ軍団が全部で20台ちょっと居るだろうか…。

ん~…成り行き次第とはいえ、絡まれる可能性大ですなぁ。

ピッピッピ…携帯の短縮ボタンで沙雪に電話する…

 

さつき『あ、沙雪?俺だけど、3人は先に下に降りててくれる?

終わってもう1回上に来るのしんどいし。かと言ってそのまま下で待ってたら

余計に絡まれそうじゃん?』

 

沙雪「あぁ…(察し)じゃあ…あたし達下の駐車場で待ってるわ。

何かあったら電話して。」

 

 

電話を切ると3人は取り敢えず沙雪、真子、美奈子の順でこの坂を下り始めた。

それでもランエボの連中の下っ端に絡まれてるみたいだけど、

美奈子がことごとくブロックしてる様子。大したもんです。

おっと…そっちもだけど、こっちはこっちで一悶着ありそうな予感が…

 

 

上に着くと車に向かって歩いて来るヤツが2人。

 

 

岩次「よぉ、あんた見かけねぇ顔だなぁ?どっから来たのよ?」

 

さつき『ああ…俺?俺は元々は神奈川ですけど、最近転勤で群馬に来たもんですけど?

県境に用事があったもんで帰りにいろは坂を堪能してから帰ろうかってね。

で、おたくらは地元の人?』

 

岩次「あぁ、そうだけど。ここの地元の走り屋の”エンペラー”ってチームのもんだ。」

 

さつき『エンペラーねぇ。あ、いろは坂のチームで4駆だけで構成してるチームが

あるって聞いた事があるなあ?おたくら2人がその”エンペラー”のリーダーとか

上の取りまとめてる人達な訳ね?』

 

 

ふぅ…良くも悪くも頭文字Dの世界だねぇ…バトルの前の一悶着が…あるんだよねぇ。

 

 

須藤「フッ…俺がエンペラーのリーダーをしてる須藤京一ってもんだ。よろしくな。」

 

さつき『あぁ、そちらがリーダーさんなんだね。俺は小長井さつき。

神奈川に居た頃は”SILVER-MOON”ってチームのリーダーをしてたよ。よろしく。』

 

須藤「それに…最近じゃ高橋 涼介率いるプロジェクトDの暗殺者(アサシン)部隊を

率いてたって話だろ?」

 

さつき『何か話がデカくなってるな^^;;;俺はドライバー2人と知り合いだから

先に様子見で路面状況を確認したり、趣味と実益で協力してただけだぜ?

暗殺者(アサシン)?しかも部隊って…^^;;;ヲイヲイ。話が飛び過ぎてるって。』

 

須藤「あんた達が〇〇〇峠の妨害工作を制圧したんだろ?噂は聞いてるぜ。

一体何十人で制圧したんだ?」

 

さつき『は?高橋 涼介が〇〇〇峠に俺らが観戦しに行く途中で電話を掛けて来た時に

居たのって俺と親戚と一緒に観戦しに行くっていたImpactBlueの2人。

合計で4人しか居ねえよ。でも代走要員は俺と親戚の2人だけ。

おまけに親戚は俺の車で一緒に移動してたから…ImpactBlueの2人に話して

車を貸して貰う予定だったんだけどね。』

 

須藤、岩次「「!!!!何だと?たった2人で蹴散らしたのか?/

信じられねぇ。裏にやくざが付いてるって噂の札付きの悪だぜ?」」

 

さつき『ま、ハッキリ言ってしまえば不戦勝なのさ。やる前に向こうがビビッて

出て来なくなった。しかも警察にタレコミしてこっちに罪を被せようとしやがった…

それだけの事さ。だから俺も親戚も何もしてなくて、ただ〇〇〇峠を5周走りこんで

時間になっても連絡も無くて警察が来る前に峠を下っておしまい。平和なもんさ。』

 

 

開いた口が塞がらない2人。

 

 

いかつい2名が意外そうな表情するのって…草生えるって^^;;;

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