銀色の悪魔…8th Stage   作:SilviaSilvermoon

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未来を見据えて…

(※―――ここから美奈子sideで進行します―――)

 

 

師匠達がとんでもない事を考えだしている…”新規事業を立ち上げる”とか、

”箸にも棒にも引っ掛かる様にしておく準備”と称して沙雪の実家の洋菓子店

だけじゃなく、スタンドの経営強化にもスポンサーとして協力しても良いかも

知れないし…とか言い始めた。

 

そりゃ、確かにキャバ嬢をしていられる期間は普通のOLさん達よりはるかに短い。

だからってここで新規事業とかスポンサー活動…ホントにする気なの?

どっちかって言えば服飾とか家具とかのインテリア関係とか…得意としてる方に

新規事業なら進むかと思ってたのに…

 

そんな風に思考を巡らせていたら優子さんから声が掛かる。

 

 

優子「1つだけの事業に特化するのも悪い事じゃ無いと思うんだけど…

それがコケそうになった時に他で支えられるように”箸にも棒にも引っ掛かる”って

意味で横に展開して色んな業種にあれば支え合う事が出来るんじゃないかってね。

あたくしが思うに…人脈もお金もそこそこあるし、行動を起こすなら

頃合いなんじゃないかなって思う訳ね。」

 

なぎさ「ま、確かに雅はインテリア関係に詳しいから、

そっち方面のデザイン事務所を立ち上げるのが夢…って前に言ってたしね。

あたしは…正直、この業界しか知らないし、趣味って言ってもねぇ…

そこまでのめり込んでって食べ歩きとかじゃねえ。

他に何かって言ってもなかなか無いんだけど…、姉さんは着物とか服飾系のお店とか

やりたいって前に聞いた気がするのよね…」

 

雅「なら、元々既存である沙雪の実家の洋菓子店とかさつき君の勤めてるスタンドを

サポートしつつ、自分の好きな業種で1つ事業を立ち上げて、

なぎさ姉さんが食べ歩きが好きなら沙雪の実家のsweetsを生かすように

別にレストランとか出してみて…とかもできるじゃない?

やるなら共に支え合って生き残っていける企業集団を作っちゃえば良いんじゃない?

って事なのよ。」

 

レイカ「確かに人脈も資金も申し分無さそうな気がしますけども…

(絵に書いてる様にうまく行きます?)」

 

美奈子「…各店舗とか事務所の内装を雅さんがインテリアの設計を行って…

従業員の制服とかを優子さんがデザインして製品化すれば…

そうすればそれぞれに発注が掛けられるから”ビジネス”として成立するのよね…

で、軌道に乗った所でなぎささんをオーナーにしたレストランを開業させて

内装、外装に、従業員の制服とか…継続できる訳ね。」

 

 

そんな話が出た時に社長とさつきが会話を聞きつけて…

 

 

社長「じゃあ…まずはうちの会社の外部取締役って言うのはどうだい?

銀行からの融資を受ける時に会社の健全経営を家族以外の外から公平な目で見て

チェックするって言うね。3人がやる気あるなら俺も考えても良いと思ってるけど?」

 

さつき『俺とか池谷君は結婚したら所謂”家族って意味でも身内”って

カテゴライズされちゃうんで。3人が外部取締役になってくれるなら

意思疎通もしやすいし良いんじゃないかって思いますけどねぇ。』

 

 

って事でこの提案を3人は受け入れてキャバ嬢をしながら

外部取締役を兼ねる事になった…

(ここから怒涛の事業展開が始まって行くんですけどね^^;;;)

 

ついでなのでこの先を大まかにこの部分の先の流れを書いておこうと思う。

(そうしないと今後解りにくくなっちゃいそうなので^^;;;

←メタいとか言わないでね。)

 

 

こっちの3人衆の流れはこうです…

 

 

まず10日経って工事が終わったって事で横浜に帰って行った3人とレイカ。

 

それから群馬と横浜を行き来して…

 

2年後、まず雅さんが建物系のデザイン事務所の”MIYABI corporation”を立ち上げて…

 

その半年後に優子さんが服飾ブランド”Eternal”をそれぞれ立ち上げた。

 

なぎささんはこれと同時期にレストランをオープンさせ、

それぞれがまずまずの滑り出しを見せる。

 

レイカがそれぞれの会社のHPを管理するようになった。

ちなみに沙雪と真子、それに美奈子と茂木ちゃんも事務員に名を連ねて

カフェの無い日とか勤務を調整しているようです。

これに併せて、カフェの方も大幅に人員を増員して支障が出ない様にはしている。

 

ちなみにさつきはラジオDJをしてた番組が終わり…

たまにカフェを手伝いつつ、なぎささんのレストランを積極的に応援。

スタンドとレストランが半分半分になって…スタンドの副店長を続けるのは

厳しいと判断して池谷君に譲ってバイトに戻った。

 

一方、群馬での事業で、軌道に乗ったことを受けて4人が揃って店を退店。

(更にレイカは本業の事務員さんも辞めて群馬に移住した。)

一気に経営危機になったお店はオーナーが手放し一旦closedに。

 

しかし、その後優子さん達で元の常連さんだけを招いた会員制のクラブに作り替え、

同じ派閥の人達を再雇用。

4人はほぼ経営に回ってしまったので、月に1度出るかどうかだけども

うまく行ってるみたい。

ホント、商売の才能があるって凄い事です。

 

(※ちなみに事務やバーテンさんは元々の横浜のスタッフにお願いしているので盤石な体制で臨んでいる。)

 

後は…高崎製菓の方で言うと、

 

・さつきと沙雪の間に長男(のちに走り屋デビューする)誕生。

その2年後に長女(もちろんこの子も走り屋になる)も誕生し跡取りはバッチリね(^^♪

 

・池谷君と真子ちゃんの結婚→女の子出産。

 

・こんちゃんとレイカが急接近して25歳を迎えた時にゴールイン…

しかも結婚を機にお祝いとしてK11のマーチをもらってこんちゃんは目下、

さつきの指導で必死に峠でこんちゃんは練習中^^;;;

(これは別にお話を書きます。←メタいとか言わないで^^;;;)

 

 

・健二君と意外な事に茂木ちゃんが付き合いだした…(これには周りがびっくりしてる)

 

・肝心な美奈子は?って思った方。お待たせしました。

結局、高橋 涼介とお付き合いし始めたけど…結婚に至るかどうかはまだ流動的

みたい^^;;;あ、それと、高橋 涼介がわずか2年で外科の主任に抜擢され

順調な出世街道まっしぐら。

 

・拓海君と美佳ちゃんも結婚、アメリカツアーに参戦することになった美佳ちゃんと

日本とアメリカを行き来するようになったみたい。あ、この頃から拓海君も

世界のラリーにも顔を出すようになり世界中を飛び回るドライバーになって行く。

 

・高橋 啓介はレース活動に終止符を打ち、車のエアロパーツを扱うショップを

オープンさせ、FDのシングルタービンに乗ってる恭子ちゃんは諦めずに

プッシュし続けて付き合いだしたみたいです。

あ、それと、会社名義ではあるけどもRX-8を通勤の足に使ってるようです。

 

ついでに他の人達は?って質問が来そうなので…

 

 雅さんは大学の2つ上の先輩で長い交際期間を経て

IT関連の社長をしてる(企業向けHPの制作等を行ってる)五十嵐さんと結婚。

 

世田谷に本宅を構え、横浜と高崎にも家があるので行き来しながら

それぞれの事業をこなしつつ…車好きもあるので世田谷に”Garage IGARASHI”を

立ち上げ、工場長にGr.Aのチームのチーフメカニックをしてた野崎さんを迎えて

盤石の体制に。そこにヤナセのチーフメカニックをしてた大井君と

電装屋さんの息子でさつきの専門学校の同級生だった三島君が加入し、

その後、長年マツダのメカニックをして営業に回されることになって転職してきた

川口さんを加えて国産車、外車、ロータリーからレシプロエンジン、通常のメンテナンス

や車検、定期点検からチューニング&公認取得迄幅広く手掛ける車屋さんに成長。

 

しかも…この工場長の野崎さんとなぎささんが結婚するって言うね^^;;;

ちなみに群馬のスタンドで受けた車検整備等も世田谷で請け負ってたり…

お客さんの融通とかも行ってるようです。

中古車の販売もスタンドで手掛ける様になったりしたのも、

世田谷で整備、買い付けも行う様に…ここの買い付けで試乗や厳しい目利きをしたり、

パーツの調達をてるのはさつきと美奈子。

お客さんのCSもうなぎ上り。安定成長してます。

横方向のつながりも強化しつつ、”みんなで成長していく企業集団”として

雑誌やメディアにも取り上げられるようになって株式も上場。

 

 

 

 

 

 

 




――――――――――――――――――――――――――――――

<作者から。>

このシリーズを続けてきました。ここまで読んでいただいてただただ感謝でございます。
これを書き出すきっかけになった実際の従妹の小長井 美奈子が亡くなって、
この前(1月の下旬に)1周忌を済ませました。

書出して思ったのは物凄く背景が大きくなってしまい、収拾がつかなくなってきたので、
一旦ここで区切ります。
続編については…設定をちょっと弄る事になるかとは思いますけども、
何かしらの形で書き続けて行こうとは思って居ます。

自己満足が大半になってましたけども、書いていて楽しかったですし、
勉強になった事も多かったです。今後の作品にも生かせれば良いなと
前向きに思って居ます。

あと、まだもう1つの方の”占ツク”で知り合った方の作品
(そっちは”歌い手さん”の話なんですけどね^^;;;)のスピンオフも書いていますし。

そのスピンオフが終わった辺りでこっちの続編を書こうかなぁ…。
レイカのその後のバトルとかこんちゃんの成長過程も書いてみたいし…
他の事についても書いて行きたいですしね^^では、この作品では一旦お別れです。

長くて駄文の連続のこの作品を読んでくださった読者のみなさんに感謝します。
それと実在していた小長井 美奈子をご存じの方々にもお礼を申し上げます。
続編を出筆した際にはまたFacebookなどでお知らせします。

元々”占ツク”でこの作品を書き始めてから通算すると2020年の2月からですから
本当に1年以上もお付き合いありがとうございました。
またお会いしましょう(^^♪
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