巨戟龍
「ああ・・・」
視界がはっきりしない。
「おい!大丈夫か!」
音も掠れて聞こえる。力が入らない。何が起きたんだ?バイク?ああ、そうか、突っ込まれたのか。なんだろう、バイクに突っ込まれたんだけど、痛みがない。というか感じない。あ、やばい、もう意識保てないかも。
そしてそのまま俺は26歳という若さで死んでしまった。いつ死ぬかわからないって本当なんだな。
そして、いつ転生するかもわからないって本当なんだな。
「グゴッ?」
目覚めると、そこは地下のようだった。どうやら眠っていたらしい。でもどうして地下で?俺は頭をかきながら首をかしげた。手にねばっとした感触を感じた。
「グ?」
見てみると、黒いネバネバしたものがついていた。それと人間ではない手も。
「ウゴアッ!?」
それに言葉も喋れない。俺はすぐに地下から出ていき、近くの湖で自分の姿を確認した。俺の姿はモンスターハンター4Gのラスボスとしてでてきた超大型古龍、巨戟龍ゴグマジオスだった。そりゃ喋れるわけないか。だって古龍だもん。モンスターだもん。
これ転生したんだよな。なら俺いずれはハンターに殺されちゃうのかな?
そんなの絶対に嫌だ!生き延びてやる!!あ、でも主人公みたいな化け物ハンターってそうそういないよな。なら大丈夫そうだけど。
俺はとりあえず歩きながらこれから何をするか考えた。でもすることがないのでとりあえず歩き回ることにした。
空が紫色なんて気持ちの悪い空だなぁ。俺のせいかな?古龍災害って古龍がその場にいるだけで引き起こすからな。でもそしたら向こうの方まで紫なのは可笑しいしなぁ。ゴグの古龍災害は他のドス古龍とかゴア骨格古龍よりも大きいのかもしれないし、どうなんだろう?とりあえずご飯見つけないと、確か硫黄を食べるんだっけ?ゴグって。なら火山を見つけよう。火山なら硫黄がたくさんあるからね。
俺は走りだし、火山を探しに行った。
数時間走ると、てっぺんから煙を上げる火山を発見した。俺は山を駆け登り、二合目付近で地面を掘った。すると、大量の硫黄を見つけた。
いただきます。
俺は硫黄にかじりつき、ゴリゴリと貪った。一頻り食べるととても眠たくなった。あ、ゴグって一通り餌を食べると地中に潜って寝ちゃうんだっけ?どうしよう、お腹一杯になるまで食べちゃった。仕方がない、本能には勝てない。眠るとしよう。俺は地面を掘り、地中に潜り、眠りについた。
数十年後
眠りから覚めると、なにやら地上が騒がしい。とりあえず出てみることにした。地上へほりすすめ、まばゆい光が差す。顔を出してみると、そこではなんか知らないモンスター2体と背中に白とか黒とかの翼が生えた人間がその2体のモンスターに向かって手からなんか飛ばしてるし。この世界、モンハンの世界じゃねぇ!!!なんだこの世界!一体なんの世界なんだ!!
「お、おい!なんだあの龍は!」
「クソ!赤龍帝と白龍皇で手一杯って時に!!」
赤龍帝?白龍皇?どこかで聞いたことあるような・・・。あ!ハイスクールD×Dのキャラだ!確か二天龍なんだっけ。昔の三竦み戦争の時に乱入して封印されたやつ。もしかして、俺、ハイスクールD×Dにゴグマジオスとして転生してきちゃったのか?でもそれってなかなかやばくない?ゴグマジオスがハイスクールD×Dのキャラ達に太刀打ちできるのかな?
「貴様何者だ」
赤い龍、赤龍帝のドライグが俺に言ってきた。
「ググ」
「喋れないのか?ドラゴンの癖に情けない。恥さらしめ」
なんだと!!口悪いなコイツ。
「貴様と同感なのは癪だが、ここまでのオーラと・・・なんだこのエネルギーは?」
「ああ、これはお前の力なのか?」
これって?あー!古龍の生体エネルギーのことかな。あのエネルギーは意味不明のエネルギーだから説明できないんだよね。それに、俺言葉喋れないし。
「まぁいい、今お前の存在は邪魔だ、始末させてもらう」
なに?
「ああ、我らの戦いに水を差すヤツは、殺すまでだ」
なら俺も、お前らをぶっ潰すだけだ。俺は体内にある発熱気管に力を入れる。胸のあたりが、熱くなり、何かが熔ける感覚がした。いけるな。俺は息を大きく吸うと、大口を開け、極太の熱線を放った。
「ぐおおおおおお!?」
極太熱線を喰らったドライグは俺の高温度の重油を身体中につけながら吹き飛んでいき、着弾地点で大爆発を起こした。お、意外と戦えるのかもな。
俺は白龍皇の頭を翼脚で鷲掴みにし、引きずりまわした。
「ぐおおおおおおおおおおおおおおお!!」
そのままぶっ飛ばした。俺はぶっ飛ばした白龍皇のもとへ走っていき、首にかじりつき、またも引きずった。背中を血だらけになりながら俺から脱け出し、ブレスを吐いてきたアルビオン。俺はそれを真っ正面で受けてしまったが、そこまでダメージを負ってない。何でだ?そういえばさっき、白龍皇ことアルビオンが俺にオーラがあるって言ってたよな。もしかしたらこの体。この世界に適応するために大幅に進化したのかも。だったら、好き放題やらせてもらうだけだ。俺は尻尾でアルビオンを吹き飛ばすと、ドライグに向かってまたもブレスを吐いた。それをまともに喰らったドライグはそのまま崩れ落ちていった。すると、背後からアルビオンが近づいてくる気配を感じ、素早いステップで横にずれると、アルビオンの方へ素早く向き直り、翼を掴んで引きちぎってやった。
「ぐあああああああああああああ!!!」
背中から血を吹き出させ、倒れこむアルビオン。俺はそこに可燃性物質と混ぜた熱線を吹き付け、止めをさした。
「フッ!」
鼻から息を吐き、俺はその場から走り去った。
どれと戦わせる?
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ダラ・アマデュラ
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バルファルク
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666
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北欧神話の海に潜む謎モンス