巨戟を背負う龍   作:競馬好き

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ある日、地脈の見回りをしていると、奇妙な通路を発見した。

 

なんだこれは?

 

その通路の奥からは、懐かしいエネルギーを感じる。まるで、母親のようなエネルギーだ。

俺は吸い寄せられるようにその通路に入った。すると、突如として体に猛烈な負荷がかかり始めた。

 

「グオオオオ・・・」

 

古龍、それも超大型古龍の俺でさえもキツく感じるこの負荷。なんてエネルギーだ。

 

何とかそこをくぐり抜け、奥へ進むと、光が差し込んできた。太陽のような光が。出口のようだ。

 

ここは地下のはず、太陽があるのはおかしい。

 

俺は興味と、謎のエネルギーの正体を突き止めるため、いま通る道を出る。するとそこには、巨大な地下世界が広がっていた。

 

なんだよここ、すっげぇな。

 

地下世界には、森が広がり、見たこともないモンスターが暮らしていた。

中には、モンスターハンター設定資料集に書いてある絶滅種までも暮らしている。

 

なんだここは?

 

ハイスクールD✕Dの世界にこんな世界なかったぞ?地下世界なんて聞いたこともない。そして、この懐かしい気配。これは一体・・・。

 

その気配は、ある一点の場所に集中していた。

それは、太陽の光が放たれている場所だ。

俺はそこを目指し、走り始める。もし、この気配が、地上の生物の脅威となるのあれば、一刻も早く対処しなければならない。

 

「ここどこ?」

 

わぁっ!?ビックリしたぁ!!オーフィス!何でここにいるの!?

 

「黒龍の上で寝てたから」

 

この重油だらけの体で?よく寝れるな。

 

「暖かくて気持ちよかった」

 

そいつはよかったね。

 

「それにしても、見たことない生き物ばっかり」

 

それは俺も思うよ。中には絶滅種まで混じってる始末だ。何かおかしい。

 

オーフィスを背に、また走り始める。外の世界をある程度見ていたオーフィスが見たことないんだ。やはり、隠された世界のようだ。

この隠された世界では、独自の生態系が広がっているようだ。絶滅種と進化した種の共存が成功しており、縄張り争いの勝率も五分五分といった感じ。見事なものだ。

 

さて、もうそろそろだ。

 

ついに、妙なエネルギーを放つ場所までに到着した。どうやら、このエネルギーを発していたのは光ではなくこの遺跡の中のようだ。ということは、一度ここに文明が築かれていた過去があるという証拠だ。

 

「見たことない字。どの文明にもない字だ」

 

どうやら、地上、いや、冥界や天界、そして、人間界にもない字のようだ。

ここの人類はどこに行ったんだ?滅んだのか?

 

「中、気になる」

 

俺もだ、この中に、何があるんだ?

 

俺とオーフィスは遺跡の扉を開き、中へ入っていく。そこは、住居というよりか、なにかを崇めるようなもののように感じた。奥へ進んでいくと、壁画が大量に描かれていた。壁画には、炎を纏う龍や風を纏う龍、雷を落とす龍など、さまざまな龍が描かれていた。しかし、龍にしてはどこか気持ち悪い。すると、オーフィスがその気持ち悪さの原因を突き止めた。

 

「この龍、全部翼ない。脚が余計にある」

 

そうだ、オーフィスの言う通り、翼がないんだ。あるのは、四肢とそれを補助するかのようにあるもう一対の脚。この構造、俺と同じだ。俺のこの翼脚とすごく似てる。

もしかしたら。いや、そんなはずは。

 

壁画を見ながらさらに奥に進むと、壁画の龍に変化か起きた。主に、もう一対の脚にだ。翼のような膜がつき始めたのだ。

 

やっぱり、この龍、古龍と深い関わりがあるのかも。

 

もうひとつの変化として、馬のような龍が現れ始めた。

 

これは、キリンの祖先か?

 

 

壁画の内容を考察しながら、さらに進む。すると。

 

「骨だ」

 

オーフィスがなにかを見つけたようだ。

 

近くに行くと、巨大な龍の骨があった。俺よりもはるかにデカイ龍の骨だ。

 

なんだよこれ。デカすんぎだろ。

 

オーフィスがトコトコと、その骨に近づいていき、触れた。

 

「感じる」

 

なにを?

 

「記憶、違う。歴史?」

 

どんなものなんだ?

 

「見える、あなたに仕えている、すべての古龍の姿が。その上に、この龍がいる。先祖。古龍の先祖なのかも」

 

ということは、古龍はここで産まれたのか。それで地上に現れた。進化したと言うべきか。小型していったのも、進化の法則的にあっている。

オーフィス達とはやはり違う進化の仕方、いや、そもそも先祖が違うのか。

 

「我は無の中で産まれた。母親は知らない」

 

ふーん。俺も知らないなぁ、母親。意識が覚醒したときには、居なかったから。

 

「我ら似た者同士」

 

いやそうでもないと思うぞ。

 

「む」

 

そんなことよりも、この龍の名前は?

 

「む、むー・・・。プリ、ミティブ」

 

プリミティブか。確か意味は、原始的なや根源的なって意味だったか。最初の古龍にふさわしい名前だな。

まさか、俺達の先祖に出会えるとはな。しかも、人間と交流を持っていたとは。

 

「黒龍は、プリミティブの力を色濃く受け継いでいるみたい。だから見つけられた」

 

プリミティブの力か・・・。一体どんな力なんだろうな。最初の古龍だ、古龍の中でも最強の力を待っていたのだろう。

 

どんな力かわからないことに、少し恐怖しながら、俺はプリミティブの亡骸に合掌した。

 

 

さぁ、もうそろそろ戻ろう。そうだ、壁画壊して持ち帰るか。いろいろと歴史を知りたい。

 

「悪魔や天使が調べたがるかも」

 

そんなの知らないよ、こちとらいろいろとあの種族に借り作ってると思うけどなぁ。赤龍帝しかり白龍皇しかり。

 

「それもそうだった」

 

さぁ、さっさと取って帰ろう。綺麗に取れよ。

 

「わかってる」

 

手刀を構えながらそう言うオーフィス。ちょっと心配だなぉ。俺も、爪を構え、壁画へと向かっていく。

 

 

 

数十分後

 

すべての壁画を取り外すことに成功した俺達。以外と綺麗に取り外すことができた。オーフィスもちゃんと出来たようだ。

 

「飽きた、帰る」

 

ハイハイ。俺達が似てないのってそういうところだよな。

 

俺はオーフィスを背に乗せ、壁画咥えて走り出す。数時間も歩けば家に到着だ。だけど、またあのキツイ所通らないといけないのかぁ。やだなぁ。

 

 

俺は少しげんなりしながら帰路についた。そして、家の島では、変な連中が探索へ来たようだ。

めんどいから子分達に処理させよう。

 

 

 

 

 

 

オリジナルモンスター

 

 

 

名称:プリミティブ

 

 

種族:古龍 古龍目源祖龍目???科

 

発見時:死亡しており、白骨化していた。だがエネルギーは未だ体内に内包しているようである。

 

すべての古龍の先祖にして最初の古龍。地脈よりさらにしたにある地下世界の何らかの影響により進化したと思われる。容姿は不明だが、四肢プラスもう一対の脚があったことが主人公が持ち帰った壁画よりわかる。攻撃などに使用する属性はすべての属性を扱えることが壁画よりわかる。だが、龍属性に関しては使えないもよう。やはり龍属性は人間の手によって作り出されたのか?

このモンスターの力を色濃く受け継いでいるのが主人公の系統であるようだ。そのため、古龍は主人公に問答無用で仕える。

 




なんかモンハン界隈がいろいろときな臭くなってるなぁ。このまま某実況者が休暇とかそういうのに入っちゃったら。あの二人叩かれる可能性があるからなぁ。

どれと戦わせる?

  • ダラ・アマデュラ
  • バルファルク
  • 666
  • 北欧神話の海に潜む謎モンス
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