巨戟を背負う龍   作:競馬好き

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巨戟を背負う龍の存在

「遂に見つけたか」

紅の髪を持つ魔王が言った。彼は、常に彼を探していた一人であった。

「遂にですか、神以上の力を持つ、ドラゴンに見えてドラゴンではない生命体、古龍の王を」

天界の天使長が言った。

「ああ、殺すことができない古龍、その王が目覚めた、いや、目覚めたというよりか、常に存在してきたが、どこか俺たちが知らない場所にいたというだけか」

堕天使の長が自身の考察を話した。

「となると、かの存在の住み処はあそこというわけになるな」

「ああ、古龍達が放つ災害、それが島全体を覆い隠すようになっているせいで、誰一人入ることができない未知の島」

「古龍渡りが、数年に一度発生し、古龍達が一斉に向かうあの島」

冥界にある巨大な湖、その中心にある突如としてできた大陸並みの大きさがある巨島。

「古龍島に、かの存在はいる」

 

 

 

 

 

 

 

「それで、かの存在の能力は?」

「赤龍帝との戦いを見る限り、圧倒的な防御力と、あらゆる生物を凌駕する戦闘能力、そして、吐き出される重油による熱線、地面が一つ消滅するほどの威力を持っているようですね」

「無限や夢幻よりも強い可能性は?」

「余裕で強いだろうな、無限は無限を体現した存在ではあるが死ぬからな、古龍の場合は寿命が来ない場合は死なねぇんだぞ?」

「それもそうですね」

天使長は顎に手をやり、頷いた。

「そういや、あの龍が人間を救ったって聞いたんだが」

「ええ、覇龍、ジャガーノートドライブとなった赤龍帝を止め、なんと、赤龍帝の籠手から引き抜いたのです」

「おい、どういう意味だ?」

「かの龍は、人間から、セイクリッドギアを抜き出す、もしくはセイクリッドギアから人間を抜き出すことができるのです」

「マジで言ってんのかミカエル」

「ええ、その場にいたエクソシストが言っておりました、覇龍となった赤龍帝に腕を突っ込み、宿主を引き抜いていたと」

「そうなりゃこれまでの前提がくつがえっちまうぞ」

頭に手をやり、堕天使の長は首をふった。

ため息を一つ吐き、腕を組む紅髪の魔王。

「かの龍は、何がしたいんでしょうね?」

「さぁな、無限と夢幻は話そうと思えば話せるが、黒龍の場合は言葉が通じねぇ、何を考え何をしようとしているのかわからん」

「一つわかることは、かの黒龍がこの世界の自浄作用の働きをしているのは明らかです、地脈の異常も、かの龍が解決したと思われますし」

「ほう、聞こうじゃねぇか」

「地脈の異常の発生地点を見つけた我々は、独自に調査を行いました。すると、なにかが争った後と、黒い重油が大量にありました。この状況証拠から二つの考えが出ました、一つはかの龍が地脈に干渉し、異常を発生させていた、二つ目は地脈の異常を発生させていた存在をかの龍が倒し、元の流れに戻した、です」

天使長が話すと、堕天使の長は顎に手をやり、紅髪の魔王は腕を組み、それぞれの考えを話した。

「もし前者の場合は、今もやるはずじゃねぇか?黒龍が何を考えてるかは知らねぇが、これだけはわかるぞ」

「そうですよね、では後者の場合のほうが確率は」

「高いだろうなぁ」

「ですよね」

「それで、他にかの龍についての情報は?」

「悪魔側は一切ありません」

「こちらも先ほど話した内容のみです」

「本当か?」

「もちろんですとも、あの龍は本当になぞの部分が多すぎる、調査しようにも住み処があそこです、なにも調べようがないですし、そこらに情報があるとは思えません」

「こちらも同じくです」

「ならこの話しは終わりだな、次へ行こうか」

と、彼の話しは終了した。彼の存在が世間にしれわたったいま、どのような存在として見られていくのでしょうね?

 

どれと戦わせる?

  • ダラ・アマデュラ
  • バルファルク
  • 666
  • 北欧神話の海に潜む謎モンス
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