仮面ライダー電王 incompletesong 作:火野ミライ
とある教室
「席に座れ!ホームルームを始めるぞ。」
教員の一言で生徒たちは静かになり、それぞれの席に座る。
「今日、このクラスに転校生が入ってくる。みんな仲良くしてやってくれ!」
その一言で生徒たちは、思い思いに言葉をこぼす。そんな中、一人の少女が教室に入って来た。
同年代に比べ小さくて細く、これから何色にも染まりそうな無色を思わす少女。異常なのは、頭に巻かれた包帯や頬のガーゼ。袖口からも包帯が見え隠れしてる。自身に向けられる視線を気にせず自身の名を黒板に書き、腰から曲げ礼をした。
「見ての通り彼女、野上めいさんは喋るが無いのが出来ないが、みんな仲良くしてやってくれ!それじゃ、野上さんは立花さんの横の席に座ってくれ。」
教員の言葉に首を縦に振り歩き始めた次の瞬間、机の横にかかり切っていなかった鞄の持ち手部分に足をひかっけて頭から転ぶ。
「だ、大丈夫?」
近くの生徒が声をかける。起き上がった野上は只々笑顔を浮かべるだけだった。
時間は過ぎ、休み時間
「「「クスクスwww」」」
立花と呼ばれていた生徒が涙目になりながら机の上に書かれた文字を消しゴムで消していた。書かれている内容はは[人殺し][お前がなぜ生き残った]など、心無い事が書かれており周りの生徒がそれを見て笑っていた。
「そう言えばさ、小日向さんが引っ越したのもやっぱ、人殺しの友達って言われたくなかったんでしょうね。」
「ッツ!」
隠す気もない悪口が立花を襲う。
立花Side
私、立花響。現在私はイジメにあっている。事の発端は[ツヴァイウィング]と呼ばれる二人組アイドルのライブを見に行った時だった。会場はノイズによって数多の人が死んでいく光景が広がる。私も無事って訳じゃないけど何とか生き残って、地獄のようなリハビリを終えた。でも本当の地獄は学校に復帰してからだった。
親友だった子はリハビリしている間に引っ越し、学校や近所では覚えのない言葉を言われる。毎日のように嫌がらせされ、私や家族は肉体的にも精神的にもまいっていた。そんな生活が始まって一ヶ月が経った頃だった、彼女との出会いは・・・・
「な、なに?」
転校して間もない彼女が私の席の前に立つ。
周りの生徒達と同じで、不思議そうな顔で彼女を見つめる。その視線を気にもせず彼女はポケットから取り出したメモ帳に何かを書いて、私にだけ見えるように差し出す。
[何があったのか放課後、人がいない所で教えて欲しいな?]
最初に思った事は・・・やっぱりこの子、字が汚い。
そして私は少し悩んだ後、首を縦に振った。
次回か次々回に電王要素を出せしたい作者であった。
おまけ:主人公視点。
(転校初日から、クラスの雰囲気悪い…)