とりあえず休みが出来たので1話書いておこうと思いました
天気の変化がキツくて体調不良気味です。皆さんはどうでしょうか、ゴールデンウィークなのでお休みの人はのんびり過ごすのが吉かもしれませんね。
理事長からの依頼の話も終わって教室に戻る
皆がなぜ呼ばれたのか聞きに詰め寄ってくる
「響夜君、なんで呼ばれたん?なんか悪いことでもしたんか?」「もしかして私達のことでなにかあったんですか?」茜さんは少しからかい気味で葵さんは心配そうに聞いてくる
「特に悪い話はなかったよ、少しボランティアを頼まれてね」簡単に理事長にお願いされた内容を皆に話して共有する
「そうですか、きりたんを編入してもらう条件なんですね、私に出来ることあれば相談してください!最大限の協力をします!」「ずんちゃん、張り切ってるねー私も手伝えることあるなら手伝うから気楽に相談してねー」ずん子さんは凄く張り切ってる、マキさんは気楽な雰囲気で笑っている
「とりあえず連絡先は貰ってるから今日から少しづつ連絡していこうと思う、何かあれば皆に相談するね」
皆と会話を終えて授業に戻る
学校も終わり帰路につく
「俺は今日、店開きながらセイカさんや音街さんに連絡取ろうと思うけど皆はどうする?」
「授業で疲れちゃったし一旦家に帰ってから考えるー」咲夜は珍しく疲れている、やはり昨日しっかり眠れていないみたいだ
「私達は少し買い物したいので終わり次第お店に顔を出しますね」ゆかりさん達は買い物してから合流するらしい
「分かった、じゃあ咲夜連れて一緒に帰るね、また何かあれば連絡ちょうだい」咲夜を連れて皆と別れた
家に帰り咲夜を部屋まで送ったあと店を開く
程なくしてお客さんが2人来店する
「いらっしゃいませ、こんにちは、いつもありがとうございます、今日は何にしますか?」1人は最近よく来店してくれるお姉さんだ、夕方から夜にかけてお店を開くとよく来てくれる、いつもコーヒーと何かデザートを注文してくれる人だ
もう1人は
「いらっしゃいませ、きりたん、今日は手伝い?それともご飯かな?」きりたんも最近はよく遊びに来てくれる
「こんにちは、響夜さん今日は少しお話とおやつ食べに来ました」
「俺も少し話したいことあったしちょうどいいタイミングだったかな、とりあえずココアでいいかな?」
「はい、ミルクと砂糖多めでお願いします!」
「あはは、了解」
甘めに作ったココアをきりたんの前に置く
「マスター、私はブレンドとショートケーキお願いしていい?」
「かしこまりました、今用意しますね」常連のお姉さんはシンプルにケーキセットを注文する
「はい、お待たせ致しました、ブレンドとショートケーキです」お姉さんの前に置く
「ありがとう、マスター」
「そう言えば響夜さん、私に話とはなんでしょう?」
「きりたんの編入の話なんだけどね、依頼を完了出来たら編入させて貰えるみたいだよ」
「本当ですか!?それで依頼というのは?」
「きりたんと同じ学校に音街ウナさんって女の子いなかった?音街さんも一緒に編入させたいらしくてきりたんと一緒にうちの学校来ないか説得して欲しいって言われたんだ」
「音街…ですか…」きりたんの表情が曇る
「どうしたの?きりたん、もしかして仲があまり良くないとか?」
「いえ…そうではなく…音街は最後まで私と友達でいようとしてくれたいい子です。でも私は友達を置いて逃げてしまったんです…その私がまた音街に会っていいのか分からなくて…」きりたんは少し泣きそうになる
「そっか、でも大事な友達なら今からでも仲直りは出来ると思うよ?音街さん、アイドルも辞めちゃったみたいだし」
「え?…音街がアイドルを辞めたんですか?」
「うん、理事長が言うにはある時期を境に活動が減って最近辞めるってテレビで発表されたみたいだよ」
「そんな…私がちゃんと説明しなかったから?」
「きりたん、グルグル考えてると辛いだけだから少し休憩しようか、とりあえず甘いもの食べて一旦落ち着こう。ほらケーキ食べて」きりたんの前にショートケーキを置く
「はい、ありがとうございます」
「また5分後に話を再開しよっか、過去は変えられないけど未来なら変えられるからね」
少し休憩していると常連のお姉さんから声をかけられる
「マスターって人とお話するのとっても上手ですね、私も前の仕事は人と話をするのが多かったけど上手くいかなくてね…その時にマスターと知り合えていたらなんて考えちゃいました。」
「今は何か仕事とかしていないんですか?」
「そうですね、前の職場の同僚はいつでも復職してくれていいと言ってはくれていますけど私自身が人と関わるのが怖くてね…」
「お姉さんの同僚の人はきっといい人なんですね、私の担任の先生もとてもいい人で生徒のことを真剣に悩んで考えてくれる人ですからね、お姉さんも1度同僚の人と話し合うのもいいかもしれないですよ?」
「そうね…いつまでも考えているだけじゃ解決にならないものね、近いうちに話してみるわ、そろそろ帰るわねお会計お願いします。」
「はい、お会計はコチラの金額です、あと勇気を後押しするケーキセットつけますからケーキ食べてお話してみてくださいね」6種類の小さいケーキの入った箱を渡す
「そんな、悪いですよ」
「お気になさらず、私と友人達で考えたケーキです、ここは1つお試しにどうぞ、また同僚の方に話せた時に感想聞かせてくださいね」笑顔でケーキを渡す
「分かりました。明日連絡して感想伝えに来ますね、マスターありがとうございます」お姉さんは笑顔でお店を後にする。
「きりたん、少しは落ち着いたかな?」
「はい、響夜さんのおかげで」
「1つ提案があるのだけど、音街さんに連絡してここに来てもらうことって出来る?お店貸切にして3人で話し合ってみない?」
「…今音街に連絡が着くかどうかは分からないですけど1人で話すよりは気楽かもしれませんね…連絡してみます。」
「音街、久しぶりですね。音街が嫌じゃなければ、喫茶店ノワールというお店で少しお話しませんか?嫌なら断ってくれても大丈夫です。」メールで文章を作って音街に送信する
しばらくして返事が返ってくる
「とーほく、久しぶりだな、今ちょうどそのお店の近くにいるから今から向かうね、まだその喫茶店閉まらないよな?」響夜さんに伝えて返事を送る
「まだ営業時間だから大丈夫だそうです。」
「了解!あと5分くらいで着くからな、まってて」
「分かりました。」
「あ、あと5分で音街がここに…心の準備が…」
「ありがとう、きりたん大丈夫。音街さんはきりたんの友達だろ?気楽に待とう」きりたんの頭を撫でる
「あ、ありがとう…ございます…」顔が赤くなる
そんな話をしていると店のドアが開く
「いらっしゃいませ、お好きな席にどうぞ」
「こんにちは、ここに友達がいるんですけど」
「貴方が音街さんですね、きりたんから聞いてますあちらのテーブル席にどうぞ」
音街さんを席に案内してから店の入口に本日貸切と看板を置いておく
「とーほく、久しぶりだな、最近はちゃんと外に出てるんだな、エラいぞ」
「音街も久しぶりですね。相変わらず元気そうでよかった」
「あまり元気じゃないんだけどな今日は気分転換に散歩してたら連絡がきたから来れただけだ…」少し表情が暗くなる
「いらっしゃいませ、きりたんのお友達と聞いてるから好きな物頼んでいいですよ?」音街さんに声をかける
「すげー!とーほく、店の主人と知り合いなのか!じゃあオレンジジュースとチョコレートパフェください!」
「かしこまりました、今用意しますね」一礼して厨房に向かう
「なあなあ、とーほく、なんで学校来ないんだ?はんこうきか?」
「そういう訳じゃないですけど、回りと上手く話せなくなって、音街とも時間が合わなくて…そういう音街もアイドル辞めたと聞きましたが本当に辞めたのですか?」
少しの沈黙の後
「そうだな、アイドルやってて楽しかったこともあったけど、とーほくが学校来なくなって、アイドルの仕事も何か辛いことが増えてきてよく分からなくなったから一旦お休みを貰ったんだ、そのまま辞めるか復帰するかどうかはまだ決めてない…ウナも学校しばらく行ってないんだ」そこまで話したあと響夜さんがパフェを持ってくる
「お待たせしました、オレンジジュースとチョコレートパフェです」
「おー!凄い!めっちゃ豪華なパフェだ!本当にウナが1人で食べていいの?」
「もちろんですよ、おかわりも出来ますのでゆっくりお召し上がりください。はい、きりたんの分もあるからゆっくり食べてね」
「ありがとうございます、音街、私の事はパフェ食べてから話しますね。」
「わかった!じゃあ、いただきます!」
「ん!ジュースも美味しいしパフェも美味しい!これって市販のクリームとか使ってるの?」音街さんが聞いてくる
「いえ、全て手作りで作ってますよ、たまにきりたんも手伝ってくれますからね」
「すげー!とーほく、いつの間にかお菓子も作れるようになってたんだな、これもご主人のおかげかな?」
ごふっ!きりたんがジュースを吹き出してむせている
「ゲホッゲホッ…そんなんじゃないです。」苦しいのか恥ずかしいのか分からないが顔が真っ赤だ
「んー?ちがうのか、とーほくがずん姉ちゃんやイタコ姉ちゃん以外と笑いながら話してるのは珍しいから、引きこもりから出してくれたのがご主人かと思ったんだけど」流石きりたんの友達だ、きりたんの事をよく見てるしよく知ってる、他愛もない話をしながら2人がパフェを完食する
「ご馳走さまでした!とっても美味しかった!」
「お口にあったなら光栄です、パフェの器下げますね」
響夜さんは厨房に戻っていく
「音街、最近学校に行っていないと言っていましたが本当ですか?」
「そうだよ、とーほくも居ないし勉強したいこともあまりなくてつい休みがちになってしまう」
「私は、音街が私のことを気にかけてくれていたのに学校から逃げました、そして最近まで音街からも逃げていました、でも響夜さんやずん姉様、咲夜さん達のおかげでまた学校に行けそうになってきました、だから音街に聞いてほしいです。あの日音街から逃げた私ですけど音街とまた学校に行きたいです、だから私と一緒に桜乃高校に編入しませんか?」音街の目を真っ直ぐに見て伝える
「高校に?ウナ達小学生だけど通えるの?」
「今、そのための手続きを響夜さん達がしてくれています、その結果がどうなるか分かりませんが音街さえ良ければまた一緒に学校に行きませんか?」
「とーほくとまた学校行けるなら期待して待ってていいんだね?なら一緒にいこう!これからもよろしくな!とーほく!」
「音街…ありがとうございます、これからもよろしくお願いしますね」
きりたんは泣きながら、音街さんは少し照れながらしばらくテーブル席で話をしていた
時間も幾らか過ぎて午後7時
「そう言えば音街さんもきりたんもご飯食べた?」
ぐぅー…誰かのお腹の虫がなる
きりたんと音街さんは顔を赤くしている
「おっと失礼俺の腹の虫が鳴いてしまった、ご飯作るから一緒に食べようか」厨房にむかう
「とーほく、ご主人いい人だな、とーほくが好きになるのもわかるよ」「っ!ち、違います!好きとかそういうのではなく…」「にひひっ、ご主人には黙っといてあげるから」「音街っ!…もう…」
その後きりたんと音街さんとご飯時だからとお店にきたいつものメンバーでご飯を食べた
あかりさんの食べっぷりに音街さんは絶句していた
後書きです。
構想の段階だともう少し暗かったんですが
今のご時世暗い話ばかりだとテンションも下がりますからね、明るい雰囲気で話を繋げる事が出来たらいいなと思いました。
後書きまで読んでいただきありがとうございました。