VOICEROIDの子達と友達になるお話   作:キョウヤ

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前書きです。
仕事の準備などで書く時間か取れませんでした。
とりあえず2、3話書き起こして投稿しようと思います。
番外編寄りの書き方を少し試してみます。
読みにくいなどありましたらコメントで教えて頂けると助かります。


第8話 響夜side依頼と出会い

「さてと、車の運転手は任せたしあとは今後の仕事関係の話か·····子どもの俺じゃあ手続きにも限界があるだろうから、いつもお世話になってる人に相談するか。」

 

運転手とボディガードは手配できたので、俺は電話帳から、子どものチカラではどうしても限界があるため社会的な相談をいつもしている知人、ケイさんに連絡をすることにした。

 

ケイさんは俺の爺さん 暁 夏夜に返しきれない大恩があるということで、俺や咲夜のことをとても気にかけてくれる大人の人だ

世界の情勢や社会の法律など俺の知らないことや難しくて理解しにくい事からなんでも知ってる凄い人だ

社会的な相談はいつもケイさんに話を聞いてもらっている。さっそく聞いてみようかな

〜♪

 

「もしもし、ケイです。こんにちは響夜君、今日はどうしたの?」

ワンコール鳴る前にケイさんが電話に出る

 

「こんにちは、今日も相談したいことがあるんですけど、今お時間大丈夫ですか?」

 

「うん、大丈夫だよ、ちょうど仕事が一段落ついて少し休憩していた所さ、それよりも今日は新しい学校へ転校した初日だったよね?友達は出来たかい?」

ケイさんは明るい声で尋ねてくる。

 

「はい!友達が4人も出来ました!咲夜も同世代の女の子の友達が出来てとても楽しそうでした。それで相談の内容なんですが、今日出来た友人の事情が少し訳ありでその手助けをするための助言が欲しいなと思って電話しました。」

 

「なるほど、詳しく話を聞きたいから今からお店向かうよ、お店で詳しく聞かせて欲しいな。」

ケイさんは落ち着いた声で返事をくれる。

 

「わかりました、ありがとうございます、簡単な飲みものでも準備して待ってますね。」

 

「ありがとう、10分もあれば着くと思うから少しまっててね、それじゃあまた後で」プツッ

 

「10分か今日はとりあえずお店を閉める支度をしようか」

俺は簡単な片付けと掃除をすることにした

 

「とりあえず看板をCLOSEにしてっと·····ん?道で誰か寝てる?」

店の玄関から出て看板をCLOSEに裏返して振り向いた場所にその子はいた。

銀色っぽい様な髪の毛で長い髪を三つ編みに結んでいる子だ·····

怪我とかしてたら大変だし近付いて声をかけてみる。

 

「もしもし?大丈夫ですか?どこか具合でも悪いですか?辛いようなら救急車呼びますけど·····」

とりあえず声をかけながら返事をまつ

 

すると女の子が声を出す

「お·····お腹が·····って·····動けないです·····どこか横になれる所はありますか?」

か細い声で返事が返ってくる。

 

「すぐそこに、横になれそうな場所があるから案内しますよ、動けそうですか?無理そうなら手を貸しますよ」

俺はそう答える。

 

「ありがとう·····ございます·····恥ずかしながら動くのも辛くて·····手を貸してください。」

見ていて凄く辛そうだ。とにかく早く落ち着いた場所で休んでもらいたいのでその子を運ぶことにする。

 

「少し身体に触りますね、訴えるなら元気になってからお願いします。」

そういうと俺はその子をお姫様抱っこのような形で店まで運ぶ、女の子は凄くびっくりしていたけど疲れていたのか、緊張の糸が切れたのかストンっと眠ってしまった

 

「とりあえず長椅子に横になってもらって、ブランケットをかけてそっとしとくか、体調悪いみたいだしお粥でも作っておくか」

その子にブランケットをかけて俺はお粥を作るために厨房に向かう。

 

「よし、卵粥完成!我ながら手早く作った割に上手くできたな、とりあえず持って行ってみるか。っと、そろそろケイさんが来る頃か、お粥はあの子が目覚めたら食べてもらうか。」

ケイさんを迎える準備をしに店に戻る。

 

カランカランっと店の入口の鐘がなる

「やぁ響夜君待たせてしまったかな?」

入口からケイさんが声をかける

 

「ん?その子は?」椅子で寝ている女の子に視線が向く

 

「さっきお店の前で倒れていて、動けないからということで長椅子で横になってもらっています」俺は事情を説明する。

 

「なるほど、やっぱり響夜君は優しいね」ケイさんは笑っている

 

「茶化さないで下さいよ、結局は偽善なのかもしれないですし」少し顔が暗くなる

 

「それよりも相談したいことってなんだい?今日新しくできた友達のことかな?」

 

「ケイさんはなんでもお見通しですね、そうです今日できた友人が生きるために夜中に仕事をしているんですけど、仕事の環境が最悪で助けて欲しいと頼まれました、だから俺の店の従業員として雇う事が出来たら少しは手助けになれるかと思いまして。」

 

「そういう考え方が出来るのは響夜君が良い奴だからだよ、そういうことならお手伝いしよう、友人達の職場の住所は聞いているかい?」ケイさんは真剣な顔で聞いてくる。

 

「はい、ここに住所と従業員あと仕事の種類と今まで受けてきた暴力や暴言、嫌がらせなどをまとめた書類があります」俺はゆかりさん達から聞いたことを纏めた書類を渡す

 

「ありがとう、ここまで纏めてあるなら明日からでも職場をここ、ノワールに移すこともできるよ、明日にでも移すかい?」

 

「それは友人達と相談してからにします、本人達の了承もナシに勝手には決めたくないですから、ただ職場の退職は今日からでも出来ますか?友人達は今日帰りたくないくらいには職場から逃げたい意志を感じました」

 

「んー、少し待ってね、職場仲間に連絡するから」ケイさんはそういうと電話をかける

〜♪「あー、もしもしナツ?今時間大丈夫かい?ありがとう、今から送る書類の職場に4人退職希望の職員がいるんだ、4人の代わりに退職手続きをお願いしていいかな?·····職員の名前がいるんだね、じゃあ依頼主に変わるねー」そういうとケイさんは携帯を俺に渡す

 

「もしもし、依頼主の暁 響夜といいます、退職希望の友人の名前は、結月ゆかり、弦巻マキ、琴葉茜、琴葉葵です、はい、本人達の意見を尊重して助けてあげたいから依頼させていただきます。よろしくお願いします、ケイさんに変わります」ケイさんに携帯を渡す、ナツと呼ばれた人の声·····何処かで聞いたことあるような、懐かしい様な気がした·····

 

「じゃあ、ナツ!よろしくねー依頼料はまた·····え?了解ー依頼主に伝えておくね、それじゃあまた結果の連絡を待ってるからね」ピッ

 

「お待たせー、依頼として受けてくれるって、依頼料は結果を聞いてから本人達の意見が決まって全部終わってから請求するってさ、ひとまずこれで大丈夫そうかい?」

 

「ありがとうございます!今日また、皆と相談します!」

 

「うんうん、チカラになれたのなら良かったよ、それじゃあコーヒーでも貰って帰ろうかな」ケイさんは笑顔でコーヒーを注文する

 

「かしこまりました、少々お待ちくださいませ」

俺はカウンターでコーヒーを淹れてお茶菓子と一緒にコーヒーを準備する。

 

「お待たせしましたコーヒーです、今日はありがとうございました」

 

「うん、とっても美味しいよ、後でそこで横になっている子にもご馳走してあげるといいよ」コーヒーを飲みながら雑談をする

 

「ご馳走さまでした、また連絡するね、あまり気負い過ぎないようにね」ケイさんはそういうと店を後にする。

 

「ん·····?こ、こは?」私は知らない場所で目を覚ました

さっきまで何してたんだっけ·····?

そうだ、ずん子さんに迷惑をかけてばかりだから仕事を探しに外へ出たけど1日仕事を探したけど見つからなくて、お腹も減って動けなくなってたんだ·····それで意識が切れる前に誰かに助けを求めた気が·····っていうことは·····

 

「さっきのは夢じゃないの!?」私は慌てて起き上がる

 

「おー?おはよう、目が覚めたみたいだね、身体の調子はどうですか?」知らない男の人が声をかけてくる

 

「私の身体になにしたんですか?警察よびますよ!?」私は強い口調で男に話す

 

「誤解だって、確かに店に運ぶ時に身体には触ったけど、何もしてないって、とりあえず声がハッキリ出るくらいには回復したみたいだね、よかったよかった」

どうやらこの人が私をここまで運んだみたい、身体には特に変わったとこもないし大丈夫なのかな?

 

「貴方がここまで運んでくれたんですか?」私は尋ねる

 

「君が店の前で倒れていてね、動けないって言うからお店の長椅子に運ばせてもらったよ」男の人はそう答える。悪い人にはみえない、とりあえずお礼を言うことにする

 

「あ、ありが·····」グゥ〜お礼を言う前にお腹がなる

私は恥ずかしくて顔が真っ赤になる

 

「ハハハッ!お腹が空いてたんだね、今ご飯を準備するよ、食べながらでいいから倒れてた理由を聞かせてね?」男は笑いながら厨房に向かって行った

 

私は恥ずかしくてしばらく顔が真っ赤だった。

 

「体調悪そうだったからお粥を作ったんだけど食べられそうかい?」男はお粥と簡単な付け合せと飲み物を持ってきてくれた

 

「たべられますけど、私今、お金持っていなくて·····」

 

「気にしないで、お金はいらないからとにかくご飯食べて1回気持ちを落ち着かせようぜ?お腹空いてたら纏まる考えも纏まらないからね、俺は響夜。暁 響夜だ、よろしく」目の前の男の人はそう自己紹介をしてご飯をくれた

私は安心感と疑ってかかった罪悪感で泣いてしまう

けれど目の前の男の人は怒ったりせず優しい雰囲気で泣き止むまで待ってくれた。

 

「落ち着いたかい?とりあえずご飯を食べよう、話はそれからにしよう。」

 

「ありがとうございます、ご飯いただきます。」とりあえずご飯をいただく、パクっ 「っ!とっても美味しいです!」お粥も付け合せの料理もとても美味しくて一心不乱にご飯を食べた。響夜さんは食べ終わるまで口を挟まず待ってくれた。

 

「ごちそうさまでした!とっても美味しかったです!」

 

「お粗末さまでした、とても美味しそうに食べてくれて俺も嬉しいよ、ひとまず落ち着いた所で名前と簡単な経緯を教えて欲しいな」

 

「ハッ!そうでした、改めまして私は紲星あかりといいます、友人のずん子さんの家でお世話になっていましたけど、ずん子さんに迷惑や負担をかけてばかりの自分が嫌になって、仕事を探しに出かけたのですがどこにも雇って貰えずに、1日何も口にしてなかったせいで貴方のお店の前で倒れてしまいました。」

 

「そうなんだ、それは大変だったね、ん?あかりさんってもしかして桜乃高校の生徒だったりします?」

名前に聞き覚えがあったから尋ねてみる。

 

「はい、そうですけど、なんで私の通ってる高校知ってるのですか?」

 

「俺もそこの生徒なんです、今日転校してきました。」

 

「そうなんですか!?てっきりもっと大人の人だと思ってました!」あかりさんはびっくりしている。

 

「俺ってそんなに老けて見えます?·····ショックだ·····」

 

「っ!ちがいます!私より何倍も落ち着いた雰囲気でしたからつい·····」他愛もない話しをしていると緊張が解れたのかあかりさんが尋ねてくる

 

「そう言えば、私どれくらい寝ていましたか?確か16時過ぎくらいにこのお店の前に着いた記憶が」

 

「今は17時30分なんで1時間と少しですね、帰るなら車の手配をしますよ?」

俺がそう尋ねると、あかりさんは少し俯いて考え事をしている。

 

「今の私に帰る場所なんて·····」小さな声で呟いた

 

「ん?あかりさんなにか困ってることでもあるんですか?」呟きが聞こえた俺はあかりさんに尋ねる

 

「響夜さんに、相談したいことがあるんですけどいいですか?」考えが纏まったのかあかりさんは俺の目を見て言う。

 

「私をここで働かせてください!雑用でも皿洗いでも私に出来ることならできる限りお役にたちます!お願いします!」

 

「働くのは構わないけど、あかりさん何か隠してないですか?さっき帰る場所なんて·····って聞こえましたけどまずもう少しあかりさんのことを聞かせてください···チカラになれる所があれば協力しますから。」俺は泣きそうなるあかりさんを、なだめながら話しをする

 

「もう少ししたら俺の家族の咲夜も帰ってきますし、今日はゆかりさん達とお泊まり会を開くので良かったらあかりさんも一緒にどうですか?ゆかりさんやマキさんが会いたがってましたよ」

 

「え·····?私も一緒に泊まってもいいんですか?皆さんにご迷惑なんじゃ·····」

 

「大丈夫ですよ、1人2人増えても部屋は余ってますから、それに泣きそうで辛そうな女の子に帰れなんて言えるはずがないですからね」

 

「·····っ!ありが·····とう·····ございます·····」あかりさんはまた泣いてしまった

 

「気分が落ち着くコーヒーでもいれますね、皆が帰ってくるまでお菓子でも食べながら待ちましょうか」

 

「·····っ!はい·····」

 

あかりさんとコーヒーとお菓子を食べながら咲夜達を待つことにする。お泊まり会ということでテンション上がりすぎてすごい量の買い物にならないといいなぁ·····

コーヒーを飲みながらそんなことを思っていた

 

 

 




後書きです。
文字数が半端ないことに
そんであかりちゃんの可愛さが伝わりにくい!
次は買い物sideのお話です書き方など分かりにくいところがあればまた指摘していただけたら嬉しいです。
今日登場したケイさんandナツの設定を少し書いておきます。

ケイさん 本名不明 響夜が頼りにしている大人の1人優しく穏やかな雰囲気の青年
仕事関係の相談や社会的な相談に乗ってもらっている
咲夜の淹れるコーヒーと紅茶が好物

ナツ 本名不明 仕事上ナツと呼ばれていて基本的に姿を見せない 響夜はこの人の声に聞き覚えがあるみたい。

ケイやナツはまた登場する度に補足を足していく感じにします。
後書きまで読んでいただきありがとうございました。
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