超絶金持ちの幼馴染と付き合った俺は最強なのでとりあえず悪を粛清しまくりたいと思います   作:_あかさたな_

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小作戦会議

俺が襲われてから一週間が経ち、完全に回復した。

本当は四日程度で大丈夫だったんだが、千聖がどうしてもの聞かなかったのだ。

そして今、俺は──────。

 

「では、これより作戦会議を始めます」

 

「は、はい」

 

会議に参加している。

 

────白石親衛隊。

白石親衛隊とは、孤児や虐待に合っていた子供などを集め、17歳以上の者たちで構成された組織である。

あくまで、この組織の者は()()ではなく()()でのものだ。

志願しない者は、社会に送り出している。

現在、白石親衛隊は142人おり、その中にもいくつかの組織で分かれている。

俺の担当護衛官もこの親衛隊から配属されている。

俺に12人、千聖に15人、千聖の両親に40人、他は作戦行動班や偵察班など、さまざまな部類に分けられている。

 

そして今、白石親衛隊による作戦会議中だ。

 

「今回は明日実行される、先週蒼太様を襲撃した暴力団の殲滅である。矢崎」

 

今作戦会議を仕切っている東山さんがそう言うと、一歩後ろにいた女性が前に出てくる。

 

「はい。暴力団、通称檜山会は構成員が約120人、総長の檜山を中心に強姦や強奪を繰り返している指定暴力団です」

 

「拠点はエンジェルタイムというラブホテルです。三階建てのもので、三階が檜山会の拠点となっています」

 

矢崎さんは地図を指さしながら拠点の位置を知らせる。

ら、ラブホ!?

普通そんなところ拠点にするか!?

普通はバレそうだが、案外バレにくいのか?

 

「ご苦労。では()()()、作戦行動の詳細をお願いいたします」

 

矢崎さんの話を聞き終えた東山さんは、俺の方を向きそう言った。

東山さんの言葉にここにいる全員が俺に注目する。

そう、俺はなぜか大隊長という立場になっている。

千聖が父親に頼んでそうしたようだ。

なぜか作戦は全て俺が指揮することになっており、他者の口出しは絶対禁止となっている。

 

「大隊長…?」

 

東山さんが眉を下げて呼びかけてくる。

いやどう考えてもむりだろ!

俺前までは普通の高校生だったんだよ!?

まいったなと言った様子で制服の襟腰を触る。

俺は深呼吸をし、作戦を口にした。

 

「え、えっととりあえず、ここの裏道を10人くらいでいいかな……で!えっと、奇襲できるようにします!」

 

「了解しました。奇襲部隊として親衛隊の精鋭を派遣します」

 

俺のカミカミの作戦内容に顔色一つ変えずに東山さんは応答してくれた。

 

「残り55人をどう致しましょう」

 

「あ、え、それはですね……。えー、左右に道があるので、残りは二手に別れて内部に侵入します。あ、でも、やっぱり三人くらいは正面から陽動として入ってもらいます!」

 

「了解しました。作戦は以上ですか?」

 

「あ、はい!」

 

「作戦は以上だ!部隊構成は追って私が説明する!」

 

「「「「了解!!」」」」

 

どうしよう。かなりやばい気がする。

これで大丈夫かな……。

なんでこんなこと許可したんだよおおおおお!!

千聖のお父さああああん!!!

俺は心の中で悲鳴をあげた。

 

 

 

 

 

 

「ぷははははっ!!こりゃ傑作だ!!今回の相手はそこまで大したことなさそうだぞ!」

 

「ガキに指揮をさせるってどうかしてますね」

 

「総長、明日はどうしますか?」

 

「そうだなあ。テキトーにしとけばいいだろ。奇襲部隊だっけ?そいつらはお前らに任せる」

 

「了解です!」

 

「明日は飲むぞ!お前ら体力残しとけよ!」

 

「「「「はい!」」」」

 

「さすが檜山総長っ!!!」

 

それを聞いた檜山は、先程より一層大きく笑った。




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