ロックマンX二次創作 作:クリスチカ・マリビエ・ダンセルジオ
(2021年1月24日)
エイリア、レイヤー、パレット:
イレギュラーハンターの皆さん、お疲れ様です!
我ら、花のナビゲーター三人娘!
ハンターベースに、癒やしと彩りを!
戦場には、的確な情報を!
そう、いつもそうして、遠くから皆さんをサポートしている私たちですが……
やはり、座ってばかりの仕事では、身体機能が衰える恐れもありますし……
たまには、実戦に出てみるのもいいかも、なんて思う今日このごろ……
(美容のためにも、運動は必要よ!)
もちろん、遊びなんかじゃありません。
いたって真剣そのものよ。
多少なら、腕に覚えだってあるの。
同じ状況に身を置いて、
直接的にサポートしてあげたいの。
(それぞれの胸に秘めた思いと共に、)
私を任務に連れてって!
エイリア:
ね、私たちって、もうずいぶん長く一緒に居るわよね。
……あ、仕事でって意味よ。もちろん。
あなたは戦場、私はオペレーションルーム。
居場所は離れていても、ずっとあなたを見守ってきたわ。
……でも、どうしてかしら。
最近、私の目は、いつもひとりでにあなたを追ってる気がするの。
そう、任務じゃない時でさえも。
いつまでも、どこまでも続くような、長く深い暗闇の中を、
決してあきらめず、希望へと向かって突き進む、青い稲妻のようなあなたを。
優しさゆえに心に傷を負っていても、それを見せることなく、
痛みに耐えて微笑む強さを持つあなたを。
……そんなあなたの、もっと近くに居たい。
私にだって、バスターは扱えるのよ。
今度は、一緒に戦わせて。
ね、ダメかしら……?
レイヤー:
あの……いつも、お疲れ様です。
あ、あの……本当に、お疲れではありませんか?
……いえ、ハンターチームの状況を確認したかっただけです。
……いつも気にかけていますなんて、とても言えません……
常に冷静沈着、迅速に事件を解決。
情け無用の剣さばき、まるで赤い閃光。
思わず、惚れ惚れしてしまいます……いえ、戦闘能力の高さに、です。
……でも、そんな強いあなただからこそ、気になってしまいます。
多くを語らないあなたのその心に、暗い影を落とすのは、いったい何なのでしょう?
……ああ、知りたいけれど、訊くことなんてとてもできません。
その代わり……一緒に出撃させてもらえませんか?
私にも剣があります。決して、お邪魔はしません。
そうすることで、少しでも支えになれればと思っています。
あ、いえ……少しでも、戦力になれればという意味ですから。
パレット:
あらら、キミってば、また怒られてる。
なんか、失敗しちゃった? それとも、イタズラでもしたのかな。
全く……! なんか、見てるとハラハラしちゃうよ。
スゴ腕ハンターには違いないのに、お子ちゃまだし、お調子者なんだもん。
……確かに、任務の時のキミは、すごくかっこいいよ。
見事なガンアクションで、あっという間に敵をやっつけちゃう。
アタシね、思わず、うっとり見とれちゃうんだ。
……その後で、コケてケガとかしなければ、本当に完ペキなんだけど。
だから、アタシが余計にしっかり見てなきゃいけないじゃん。
だいたいキミってさ、人の気持ち、わかってんの?
……たいがいのことは笑って済ませてるけど、本当はさ。
誰にも見せない悩みもあるんだってこと、アタシは知ってるよ。
だから、いろいろと心配だよ……あー、こんなにキミのこと思ってるのに、たぶん気づいてないよね?
じゃあ、今度は二人で戦おう! いざって時は、アタシが自分の銃で守ってあげるから!
絶対、最強コンビになれるって! ね、そう思わない?
(完)