プリキュア戦記 正義のプリキュアvs終界   作:MIXEVOL

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愛香はあるおかしな夢を見る。それはプリキュアが悪しき者になった夢を


月影愛香は奇妙な夢を見る(前編)

その日、私はあるおかしな夢を見ていた

 

愛香「平穏な街ね……ここは確か、若葉台駅だっけ?」

 

愛香は若葉台と言う街に居た

 

愛香「休日を機に遠くの街に出かけてみたけど、この街は平穏ね」

 

愛香は若葉台の街を散策していた。すると

 

ザケンナー「ザケンナー!」

 

愛香「今の声は一体?」

 

愛香は大声がした場所に視線を向けた。そこにはザケンナーと言う怪物が現れた

 

愛香「こんな所に怪物が出てくるなんて……私じゃ戦うのは無謀ね」

 

愛香はザケンナーを相手にするのは無謀と見なし、ザケンナーから離れた。しかし

 

ザケンナー「ザケンナー!」

 

ザケンナーは愛香の存在に気づき、追跡した

 

愛香「お約束とは言えキツいわ」

 

愛香はザケンナーから逃げるがザケンナーの身体能力の前に追いつかれてしまう。すると

 

???「其処までよ!」

 

ザケンナー 「ザケンナ!?」

 

ザケンナーの前に黒いゴシックドレスモチーフの少女と白いツーピースの少女が現れた

 

???「貴女、大丈夫?」

 

愛香「ええ」

 

???「あの怪物はあたしが倒すから、早く逃げて」

 

愛香「分かったわ」

 

少女は愛香に早く逃げるよう言った。そして少女の言うとおりにザケンナーから逃げげようとした。だが愛香は少女達を見てあるものを見てしまう

 

愛香「何かしら?少女の身体から黒いオーラが見える」

 

それは黒いオーラである。それを見て愛香はある不安を抱いた

 

愛香「普通なら少女達の言うとおり逃げるのが正しいけど、何か嫌な予感がする」

 

愛香は少女達に気づかないよう、こっそり追跡した。そしてザケンナーと少女達は駅前に移動した

 

愛香(何で駅前に居るの?此処には通勤帰りの人が居るのに)

 

愛香は人がたくさん居る駅前に移動した少女達の行動に疑問を抱いた。そんな愛香の不安を尻目にザケンナーと少女達は激しい戦いを繰り広げていた

 

???「ブラック、相手はかなりのタフネスよ」

 

ブラック「分かってる。あのザケンナー、並大抵の攻撃ではビクともしないみたいよ」

 

ブラックとホワイトと名乗る少女はザケンナーの耐久力が高いせいで普通の攻撃ではビクともしないと感じた。するとザケンナーはブラック達に向けて拳を振り下ろした

 

ホワイト「私達を倒すために本気の攻撃を出してきたようね。回避するよ」

 

ブラック達はザケンナーの振り下ろしを回避した。そして

 

ブラック「隙だらけだ!吹っ飛べ!」

 

振り下ろしの隙を突いてブラックはザケンナーに強烈なパンチを繰り出し、硬直しているザケンナーをぶっ飛ばした。だがそれを見て愛香は気づいた

 

愛香(何やってるの!貴女がぶっ飛ばした先には建物があるのよ!)

 

それはブラックによってぶっ飛ばされたザケンナーが向かう先に建物があることである。間が悪い事に建物の中には人がたくさん居た。そして建物にザケンナーが激突した時

 

「うわあああああああああ!」

 

建物から悲鳴が聞こえた

 

愛香「何をしてるの!?近くの建物には人が居るのよ!」

 

人が居るにも関わらず建物を破壊したブラック達に対し愛香は怒った。だがブラック達は愛香の言葉を無視して戦いを続けた

 

ザケンナー「ザケンナー!」

 

ザケンナーはダッシュからのパンチを繰り出した。しかしホワイトは

 

ホワイト「こういうのは足元がお留守よ!」

 

ザケンナーの足元に攻撃して、ザケンナーを転倒した。だが転倒した先には

 

市民「まずい!何かが倒れてくるぞ!」

 

駅前に向かう車が居た。そして

 

市民「うわあああああああああ!」

 

車はザケンナーの下敷きにされた。ザケンナーは巨体なので潰れたらひとたまりも無い

 

愛香「あいつら、周りを見ていないの!」

 

車が近くに居たにも関わらず、車がある場所に転倒させたホワイトを見て愛香は怒った。そして

 

ブラック「これで決めるよ!」

 

ブラックとホワイトはレインボーブレスを装着した後、ザケンナーに向けて必殺技を放った。周りに建物や人が居るにも関わらずにだ

 

ブラック「希望の力よ! 光の意志よ!」

 

ホワイト「未来へ向かって、突き進め!」

 

「「プリキュア・レインボー・ストーム!!」」

 

そして虹色の光線を食らったザケンナーは爆発した。だがその爆発は

 

市民「うわあああああああああ!」

 

市民を巻き込み、駅前の建物が破壊される事態を招いてしまった

 

愛香「何てことするの。人が居る所で戦うなんて有り得ない……」

 

愛香はブラックとホワイトの戦いを見て唖然とした。そんなブラックとホワイトは

 

ホワイト「私達プリキュアを相手に喧嘩を売るなんて無謀にも程があるわ」

 

ブラック「プリキュアは最強にして無敵のヒロイン。あたし達が負けるなんて有り得ないよ」

 

まるで他人事のようにヘラヘラ笑っていた。それを見て愛香は怒った

 

愛香「あんな風にヘラヘラ笑って何考えているの!建物が破壊されて廃墟化し、更に死傷者が出ているのよ」

 

愛香はブラックとホワイトに説教に向かった。ところが

 

愛香「何が起きるの!?」

 

愛香の周りの空間が歪みだした。そして空間の歪みが直ると愛香はある場所に転移された。

 

────

 

愛香「いきなり空間が歪むなんて……此処は一体?」

 

愛香は突如別の場所に飛ばされた。そして周りを見渡した。そこは

 

愛香「街が廃墟にされてる!?さっきのブラックとホワイトが暴れたせいなの!?」

 

建物が破壊され、廃墟と化した街の光景が広がっていた。愛香はブラックとホワイトが街で暴れたせいなのか疑問を抱いた。すると

 

軍人「そこの君、こんな所で何をしている」

 

愛香の前に軍人が現れた

 

愛香「何で軍人が出てくるの!?」

 

軍人「今街中には怪物が暴れているんだ。だから早く避難場所に行くんだ」

 

愛香は軍人にいわれて、避難場所である学校の体育館へ移動した。そして愛香が避難したのを確認すると

 

軍人「俺の家族を殺した怪物め!お前らは此処で終わらせてやる!」

 

アサルトライフルを手にしてある場所に移動した。そして体育館に着いた愛香は

 

愛香「体育館の近くに軍用ジープや戦車が配備しているのかしら」

 

体育館の近くに軍用ジープや戦車が配備している事が気になっていた。そして体育館に入ろうとしたその時

 

愛香「あの軍人、通信機片手に何を話しているのかしら?」

 

一人の軍人が通信機を手に何かを話していた。その内容は

 

軍人(通信)「防衛ラインが突破された!大至急増援を………うわあああああああああ!」

 

軍人「防衛ラインが突破されただと……レーダーによると怪物はこっちに向かっているのか……」

 

防衛ラインが突破され、怪物が体育館に向かっていると言う会話である

 

愛香「妙に焦っている……時間はあまり経っていないのに……」

 

愛香は軍人が焦っている事に違和感を感じた。すると

 

軍人「大変です!例の怪物が体育館に近づいてます!」

 

体育館の外から二つの人影らしきものが来ていた

 

軍人「くっ、動きが早すぎる!」

 

軍人「直ぐさま迎撃態勢をとるんだ!」

 

軍人達は怪物達を迎え撃つ準備をした。そして別の軍人は愛香に話しかけた

 

軍人「此処は俺達が何とかする。あんたは体育館の中に居る避難民達を安全な場所に移動させて欲しい」

 

軍人は愛香に避難民達を安全な場所に避難して欲しいと言う

 

愛香「けど私は一般人よ。私の言うこと聞けるの?」

 

軍人「それなら大丈夫だ。このファイルを体育館に居る責任者に渡せば、応じてくれる」

 

愛香「ファイルを渡せば何とかなるのね。分かったわ」

 

軍人は愛香に連絡用のファイルを渡した。そして愛香はファイルを手に体育館に入った

 

愛香(軍人さん、無事で居てね)

 

愛香は軍人達が無事で居られるよう願ったそして軍人達の前に怪物が現れた

 

軍人「此が俺達の街で暴れている怪物達だな」

 

其処に現れたのは二人の少女である

 

軍人「だが怪物達の勢いも其処までだ!お前達には鉛玉をプレゼントしてやる!」

 

すると軍人の背後からガトリング砲を持った軍人が現れた

 

軍人「先手必勝!蜂の巣になれ!」

 

軍人の号令でガトリング砲から無数の弾丸が放たれた。その弾丸は怪物達に当たった。その攻撃の激しさに怪物達の周りには噴煙が発生した

 

軍人「避ける気は無いのか?」

 

軍人はガトリング砲の弾丸を避けようとしない怪物達の行動に違和感を感じた。すると

 

軍人「噴煙が収まるぞ」

 

ガトリング砲の弾丸による攻撃で発生した噴煙が収まってきた。すると怪物達の姿が現れた。其処には

 

軍人「馬鹿な!あれだけの弾丸を食らって無事で居られるのか!?」

 

軍人「10000発くらいの攻撃を食らったにも関わらず、原形が留まるなんて……普通ならミンチにされてる筈なのに?」

 

ガトリング砲の弾丸をまともに食らったにも関わらず無傷になっている怪物達が居た

 

????「その程度か?」

 

????「私達は無敵の存在。何人たりとも傷つけることは出来ない」

 

そして怪物達は目に見えない早さで、軍人達に襲いかかった

 

軍人「くそ!ガトリング砲程度では通じないのか!」

 

軍人達はアサルトライフルやショットガンを手に怪物達に抵抗するが

 

????「無駄だ。お前達の攻撃など通じない」

 

怪物達は軍人達の攻撃を受けたにも関わらず、怯まずに軍人達に攻撃した。その軍人達は

 

軍人「ぐわああああああああああああ!」

 

怪物達の攻撃によって次々と殺害された。その様子を見ていた戦車乗り達は

 

砲手「怪物め!図に乗るな!」

 

怪物達に向けて砲弾を放った。更に体育館の上空に待機していた戦闘ヘリからミサイルが放たれた

 

戦闘ヘリ操縦士「怪物言えどもミサイルを食らえばひとたまりも無い!」

 

そして砲弾とミサイルは怪物達に当たり、爆発が発生した

 

砲手「此だけの爆発ならひとたまりも無いな」

 

戦車乗りは大爆発が起きたのを見て怪物達も無事では居られないだろと思われた。だが

 

戦闘ヘリ操縦士「何だ?爆発が起きた場所から何か飛び出してきたぞ!」

 

爆発した場所から何かが現れたのを戦闘ヘリ操縦士が目撃した。戦闘ヘリ操縦士は迎撃に向かうが

 

戦闘ヘリ操縦士「早い!……うわあああああああああ!」

 

迎撃より先に戦闘ヘリが攻撃された後、そのまま墜落された

 

砲手「おのれ!調子に乗りやがって!」

 

戦闘ヘリが撃墜されたのを見た砲手は直ぐさま怪物達に向けて砲弾を放った。だが砲弾が怪物達の近くに来たその時

 

????「無駄な事だ」

 

何と怪物は砲弾を弾き返した。その弾き返した砲弾は

 

砲手「戦車の砲弾が弾き返すなんて……うわあああああああああ!」

 

このまま戦車の方に返され、砲弾を受けた戦車は破壊された。そして数分後

 

愛香「何なのこの惨状は?」

 

軍人にファイルを渡した後、外の様子を見に来た愛香が現れた

 

(なお、愛香は軍人にファイルを渡した後、外の様子を見に現れた。そしてファイルを渡した軍人は体育館にいる避難民を別の場所に行かせるべく行動していた)

 

愛香「酷い。人々が殺されるなんて」

 

愛香は怪物達に殺された軍人や怪物達によって破壊された兵器を見て唖然とした。すると愛香はある者に気づいた

 

愛香「あれはブラックにホワイト!?どうして此処に?」

 

それは先程街に暴れたブラックとホワイトである。だが愛香はある違和感に気づいた

 

愛香「あのブラックとホワイト。さっきとは衣装が違う」

 

それはブラックとホワイトの衣装である

 

愛香「衣装が黒く、ハートが骸骨の装飾になってて、髪も黒くなってる。まるで悪魔を連想するわ」

 

そう、ブラックとホワイトの衣装は黒く、まるで邪悪さを連想するデザインをしていた。髪も黒くなっていた

 

愛香(見つかったらまずい。気づかない内に逃げないと)

 

愛香はブラック達に気づかないよう、避難した。だがブラック達は何故か愛香を見ていなかった。そうブラック達は相手を見ていないのだ。そして体育館の近くに来たその時

 

????「逃げても無駄よ」

 

軍人「何だあれは?」

 

愛香「今の声は、避難民を誘導する軍人の声ね。何が起きたの」

 

体育館の外から軍人の声が聞こえた。その軍人はと言うと

 

軍人「こんな所にも怪物達の仲間が居るなんて……」

 

其処にはエプロンが付いた衣装を纏う四人の少女が軍人と避難民を包囲していた。その少女もまた衣装や髪の色が黒く、悪魔を連想する衣装を着ていた

 

軍人「くっ、包囲の穴が見つからない」

 

軍人はたった四人しか居ないにも関わらず包囲が抜けられないと感じていた。そして軍人の危機を察した愛香はある行動をする

 

愛香「相手の気を逸らさないと」

 

愛香は近くにあった石を拾った

 

愛香「離れなさい化物!」

 

愛香は石をエプロンが付いた怪物に向けて放った。だが愛香は知らなかった。自身に白いオーラが纏っていた事を。そして石が怪物の一体に当たったその時

 

????「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」

 

怪物の一体が悲鳴を挙げながらのたうち回った

 

愛香「軍人さん、今の内に逃げて」

 

軍人「ああ……(それにしても何故石をぶつけただけでのたうち回るんだ?)」

 

愛香に言われた軍人は怪物の一体が倒れた事で包囲に穴が空いた場所から離脱した

 

愛香「軍人さんが逃げたみたいね。私も離脱しよう」

 

愛香もブラック達から離脱しようとした。だがブラック達は愛香に視線を向けた

 

ホワイト「ブラック、石をぶつけただけでプレシャスが苦しむと思う?」

 

ブラック「有り得ないわ。プリキュアは何人たりとも倒す事が出来ない存在よ」

 

ホワイト「にも関わらず、最強にして無敵の存在であるプリキュアにダメージを与えた人間が居る」

 

ブラック「放置すれば私達を駆逐しかねないな」

 

ホワイト「災いになる前に始末しましょ」

 

ホワイトはプリキュアに傷をつけた愛香の存在がプリキュアを滅ぼすと見なした。そしてブラックと共に愛香に襲いかかった

 

ブラック「私達を滅ぼす者よ。此処で死ぬがいい!プリキュア・レインボーストーム!」

 

愛香「くっ、襲撃が早すぎる」

 

そしてブラックとホワイトが放ったレインボーストームは愛香に向けられた。だがその時

 

軍人「危ない!」

 

先程愛香に体育館に避難するように言った軍人が愛香とブラック達の間に割り込んだ

 

愛香「あの時の軍人さん!」

 

軍人「君はこんな所で死んではいけない」

 

そして軍人は愛香を庇った。そしてレインボーストームは軍人に当たり

 

軍人「うわあああああああああ!」

 

レインボーストームによる爆発が起きた。爆発に巻き込まれた軍人は無事では済まない。そして

 

愛香「きゃあ!?」

 

爆発による衝撃波が愛香に襲いかかった。愛香は衝撃波によって吹き飛ばされた後気絶をした

 

だが愛香は知らなかった。知らない内に白いオーラに護られた事で無事にいられた事を

 

────

 

ブラック達のレインボーストームで発生した衝撃波によって気絶された愛香だったが

 

愛香「うっ、うーん」

 

愛香は目を覚ました

 

愛香「此処は一体?さっきブラック達のレインボーストームの衝撃波で気絶してから私はどうなったのかしら?」

 

愛香は自分が居る部屋を見回した

 

愛香「外にいた筈が何で部屋に居るのかしら?」

 

愛香は外にいた筈が部屋に居ることに疑問を抱いた。すると

 

レジスタンス「気がついたか」

 

部屋の中にレジスタンスが入ってきた。レジスタンスが入ったのを見て愛香はレジスタンスに話しかけた

 

愛香「ねえ、此処は何処なの?」

 

レジスタンス「此処か?此処は『世界の殺戮者』(プリキュア)に反抗するレジスタンスのアジトの部屋だ」

 

愛香「レジスタンス?それに『世界の殺戮者』って何なの?」

 

愛香はレジスタンスに『世界の殺戮者』は何か質問した

 

レジスタンス「『世界の殺戮者』。それはプリキュアの事だ」

 

レジスタンスは『世界の殺戮者』とはプリキュアの事だと答えた

 

愛香「プリキュアが『世界の殺戮者』?どういう事なの?」

 

それに対し愛香は何故プリキュアを『世界の殺戮者』と言うのか疑問を抱いた

 

レジスタンス「知らないのも無理ないか。なら理由を話そう」

 

レジスタンスは愛香にプリキュアが『世界の殺戮者』になったのかを話した

 

レジスタンス「本来プリキュアは、妖精の国に伝わる『光の使者』だった。だが実際は邪悪なる創造主によって生みだされた『暗黒の使者』なんだ」

 

愛香「プリキュアが『暗黒の使者』?」

 

レジスタンス「ああ。そして創造主に利用されてる事を知らない妖精達は、少女達に邪悪なる力を与えてしまった。そして邪悪なる力に気づかない少女達はプリキュアとして悪に立ち向かった。そして」

 

愛香「そして?」

 

レジスタンス「プリキュアとして活躍する少女達は、創造主の邪悪なる力に気づかないまま力を振るい、やがて少女達は邪悪な力に呑まれていった。そして悪を倒したプリキュア達は創造主の邪悪なる力によって『光の使者』は本来の姿である『暗黒の使者』に変わってしまったんだ」

 

愛香「もしかしてプリキュアが黒い衣装になったのは?」

 

レジスタンス「そう。プリキュアは黒い衣装を纏った姿こそが本来の姿なんだ。そして本来の姿に戻ったプリキュアはその力で街を破壊し、市民を殺し、世界を破壊したんだ。そしてその行為によってプリキュアは『世界の殺戮者』に変わってしまったんだ」

 

愛香(それじゃ私が見たプリキュアは力に呑まれて、『世界の殺戮者』に墜ちた存在……人々を護る存在が怪物と同じになるなんて可哀想にも程がある)

 

愛香はプリキュアは邪悪なる力のせいで怪物になってしまった事に心を痛めた

 

愛香「それじゃその『世界の殺戮者』を止めようとした者は居なかったの?」

 

愛香はレジスタンスにプリキュアを止める者は居なかったのか質問した

 

レジスタンス「居たよ。だが、警察や軍は『世界の殺戮者』(プリキュア)に呆気なく敗れた。そして『世界の殺戮者』(プリキュア)を止めるべく、仮面ライダーもスーパー戦隊もウルトラマンと言ったあらゆるヒーローやヒロイン戦ったが『世界の殺戮者』(プリキュア)の圧倒的な力の前に敗れ去ってしまった」

 

レジスタンスは愛香にあらゆるヒーローやヒロインや軍や警察等は『世界の殺戮者』(プリキュア)を止めようとしたが逆に強大な力の前に敗れたと言う

 

愛香「あらゆるヒーローやヒロインすらも敗れるなんて、それじゃ打つ手は無いの?」

 

レジスタンス「打つ手は無かった……事実、人々は『世界の殺戮者』(プリキュア)には勝てないと絶望した。だが」

 

愛香「だが?」

 

レジスタンス「そんな人々の絶望の声を聞いたのか、異世界から光の勇者とその一行が俺達の前に降臨した」

 

レジスタンスは人々が絶望したその時、異世界から勇者とその一行が現れた事を話した

 

愛香「やはり、世界の危機にはヒーローが現れるのね」

 

レジスタンス「ああ。そして勇者一行が現れた事をきっかけに『世界の殺戮者』(プリキュア)は窮地に立たされた。勇者が振るう技や武器には俺達の武器では傷つけ無かった『世界の殺戮者』(プリキュア)にダメージを与えた。それによって『世界の殺戮者』(プリキュア)は敗走し、世界は勇者一行の活躍で救われたんだ」

 

愛香「その勇者一行のおかげで『世界の殺戮者』(プリキュア)は潰走したのね」

 

レジスタンス「ああ。その際に勇者一行のメンバーの一人が、『世界の殺戮者』(プリキュア)にダメージを与える武器を俺達レジスタンスを始めとするあらゆる組織に提供したのが大きい。そして勇者一行は今、『世界の殺戮者』(プリキュア)を生みだした創造主が居る城に居る。今の状況だと創造主と勇者が一騎打ちをしているんだ」

 

レジスタンスは勇者一行のおかげで『世界の殺戮者』(プリキュア)は壊滅状態になった事を愛香に話した

 

愛香「その話からして、創造主との決着も近いの?」

 

レジスタンス「そろそろ決着も近い。創造主も相当追い詰められているからな……」

 

レジスタンスがそろそろ決着が着くと言ったその時

 

レジスタンス「大変です!アジトの近くに『世界の殺戮者』(プリキュア)が現れました」

 

一人のレジスタンスが慌てた様子で愛香が居る部屋に入ってきた。そして『世界の殺戮者』(プリキュア)が現れた事を知らせた。それを聞いたレジスタンスは

 

レジスタンス「最早完全敗北が決まったにも関わらず、まだ抵抗するか……分かった、他のレジスタンスにも知らせておく」

 

直ぐさま他のレジスタンスに連絡した。そしてレジスタンスは愛香に話しかけた

 

レジスタンス「休んでいるところ済まないが、今アジトの近くに『世界の殺戮者』(プリキュア)が来ている。『世界の殺戮者』(プリキュア)を撃退するため協力をお願いしたいがいいか?」

 

レジスタンスは愛香に『世界の殺戮者』(プリキュア)の撃退に協力しないかと話した

 

愛香(プリキュアが怪物と同じ扱いになるなんて見ていられないわ……)

 

愛香「協力するわ。これ以上怪物を好きにするわけにはいかないから」

 

愛香はレジスタンスの協力要請に了承した

 

レジスタンス「ありがとう。幸い此方には勇者一行の一人が開発した対『世界の殺戮者』(プリキュア)武器がある。協力すれば撃退出来る。その武器庫に案内しよう」

 

レジスタンスが言うと、愛香は武器庫へ向かい対『世界の殺戮者』(プリキュア)用武器を手にした。そして武器を持った状態で外に出ると

 

プレシャス「此処に我らを刃向かう連中が居る。此処を壊滅し、勇者共の士気を挫いてやる!」

 

プレシャスがレジスタンスのアジトの外に待ち構えていた

 

レジスタンス「勇者一行の士気を挫くためにアジトに強襲してきたか!だが、簡単にやられる訳にはいかない」

 

レジスタンス達は長銃の銃口をプレシャスに向けた

 

レジスタンス「放て!」

 

レジスタンスの号令で銃口から銃弾が放たれた

 

プレシャス「そんな攻撃でプリキュアを倒せるか!」

 

プレシャスは銃弾を回避し、直ぐさまレジスタンスに攻撃をするが

 

プレシャス「くっ、あの銃弾は勇者一行が作った武器か。回避しても当たるか」

 

レジスタンスが持つ銃は勇者一行が作った武器である為、プレシャスに命中した。回避したとは言えそれでも当たる以上、ダメージを受けてしまう

 

レジスタンス「よし、通用してるぞ!」

 

レジスタンス「あの怪物を自由にするな!」

 

ダメージを受けてるプレシャスを見て、レジスタンス達は包囲陣形をとり、一斉射した。そして遅れて愛香もプレシャスの前に現れた

 

愛香「怪物にダメージを与えている。レジスタンスに与えた武器には怪物に有効な力があるのね。なら私も怪物を止めないと」

 

愛香は長銃の引き金に指をかけ、プレシャスに向けて銃口を向けた。その時、愛香に白いオーラが纏っていた。そしてそのプレシャスは

 

プレシャス「プリキュアは何人たりとも倒すことなど出来ない無敵にして最強の存在。人間如きに倒されてたまるか!」

 

デリシャスパーティプリキュアの変身アイテム、ハートキュアウォッチに手をかざした後、ピンク色の三角形を無数に作り出し

 

プレシャス「此で一掃だ!プリキュア・プレシャストライアングル!」

 

両手からプレシャスの技であるプレシャストライアングルを放つ。だが放つ直前に愛香が放った銃弾が当たった。すると

 

プレシャス「ぐあっ!」

 

銃弾のダメージで体勢が崩された。そして一斉射がプレシャスに当たった

 

プレシャス「おのれ、ふざけた真似を!」

 

プレシャスは一斉射によるダメージを受けながらも何とか立ち上がった。そしてハートジューシーミキサーを召喚し、ミキサーの銃口からプリキュア・デリシャスプレシャスビートを放とうとした。だが

 

───

 

プレシャスがレジスタンスの攻撃を受けてる頃、城の中では

 

勇者「『世界の殺戮者』(プリキュア)の創造主よ。そろそろ終わりにしてやるぜ」

 

聖剣を持った勇者が『世界の殺戮者』(プリキュア)の創造主と対峙していた

 

創造主「終わりとは戯けた事を言うな。終わらせんよ。全ての世界はプリキュアのものになるのだ」

 

勇者「いいや終わらせる!お前を倒し、創造主に利用された少女達を解放し、全てを救ってみせる!」

 

勇者が言うと聖剣の刀身に光が纏った

 

勇者「此が最後の一撃だ!!」

 

そして勇者は跳躍し、創造主に向けて斬りつけようとした。それに対し創造主は

 

創造主「最後になるのはお前だ!」

 

掌から暗黒の光を放った。その暗黒の光は勇者に当たっているが

 

勇者「そんな攻撃!人々の苦しみに比べれば大した事は無い!」

 

勇者が持つ聖剣の光によって暗黒の光は受け流されていた。そして

 

勇者「覚悟!」

 

勇者は聖剣で創造主を袈裟斬りで斬り裂いた。すると

 

創造主「グアアアアアアアア!我は此処で滅びるのか…………」

 

聖剣の一撃で創造主の身体から大量の血が噴出した

 

勇者「ああ、お前は滅びる。そしてお前に弄ばれた少女達はこれで解放される。地獄でお前に弄ばれた者達に詫びるがいい!」

 

創造主「グアアアアアアアア!」

 

勇者が言うと創造主は黒い粒子になって霧散した。そう『世界の殺戮者』(プリキュア)の創造主は消滅したのだ

 

勇者「これで世界は救われる」

 

勇者は創造主を倒した事で全て救われると思った。だが

 

────

 

勇者が創造主を倒した同時刻、レジスタンスのアジトの外ではプレシャスがレジスタンス達に向けて、ハートジューシーミキサーを手にプリキュア・デリシャスプレシャスビートを放とうとしていた

 

プレシャス「人間共よ。この一撃で葬るがいい!デリシャスプレシャスビート!」

 

そして、ハートジューシーミキサーの引き金を引こうとしたその時

 

プレシャス「うわっ!」

 

突如、ハートジューシーミキサーが爆発し、ハートジューシーミキサーが粉々になった

 

プレシャス「ハートジューシーミキサーが壊れるなんて……」

 

プレシャスはハートジューシーミキサーが前触れも無く破壊された事に唖然とした

 

愛香「アイテムが前触れも無く壊れるなんて、何が起きたの」

 

愛香もまた突如アイテムが壊れた事に戸惑っていた。すると

 

プレシャス「何だ!力が抜けていく!」

 

プレシャスは突如へたり込んだ。そしてプレシャスの衣装が黒く光りだし

 

プレシャス「あっ!」

 

プレシャスの衣装が光になって霧散した。さらにプレシャスの頭の装飾も光になって霧散し、プレシャスの髪は少し短くなった後、髪の色はピンクから小豆色に変化した

 

愛香「まさか、こんな所で変身が解除されるシーンを見るなんて……」

 

愛香はこんな所でプリキュアの変身解除シーンを見た事に戸惑っていた。すると

 

????「コ、コメ~~~」

 

愛香「あれって白い子狐?何でこんな所に居るの?」

 

愛香の前に白い子狐が居た。子狐はプレシャスの近くに居た。そして、愛香は子狐に近寄ろうとするが

 

????「コメ~~~~」

 

近づく前に白い子狐は白い粒子になって消滅した

 

愛香「子狐が消えるなんて……あっ、プレシャスに付いていた腕時計が黒く変色している」

 

子狐が消えた事に戸惑う愛香。すると愛香はプレシャスの腕時計が黒く変色した様子を見た。そして

 

愛香「腕時計が砂のように崩れた!?」

 

プレシャスの腕時計が砂のように崩れていった。するとレジスタンスの一人は少女の正体に気づく

 

レジスタンス「あれは和実ゆい!?何でこんな所に居る?」

 

そう、先程レジスタンスのアジトに襲撃したプレシャスの正体は和実ゆいと言う少女である。そしてゆいは立ち上がるが、そのゆいの様子は少しおかしかった

 

ゆい「わたし、確か洋食屋に向かったのに何で山の中に居るの?道を間違えたの?」

 

そうゆいは洋食屋に行くはずが何故か山の中に居る事に戸惑っていた。すると愛香はある事に気づく

 

愛香(今の様子からして、ゆいはプレシャスに変身した事を忘れたのかしら?まるでゼットンに敗北した後、ゾフィーによって蘇生された後、ウルトラマンから分離した事で、ウルトラマンに融合されて以降の記憶を無くしたハヤタ・シンと同じ状態になったのかしら?)

 

そう、愛香はゆいはキュアプレシャスに変身して以降の記憶を無くした事を

 

 




次回、愛香は目撃する。プリキュアが受けた地獄を
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