プリキュア戦記 正義のプリキュアvs終界   作:MIXEVOL

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奇妙な夢を見た愛香は家族に奇妙な夢の事を話す

なお、前半はセクシーなシーンあります


月影愛香は奇妙な夢を話す

プリキュア墓場に迷い込んだ愛香は、墓場の墓守と思われる少女と出会う。

愛香は何故墓場になぎさ達や妖精達が封印されたのかを少女へ問うが、少女の返答は愛香の望む答えが出る処か少女は愛香に激昂し、愛香を墓場から無理やり追い出す。

攻撃として放たれた光球を受けてプリキュア墓場から追い出された愛香は、そのまま意識を失うのであった……

 

 

────

 

愛香「はっ!?」

 

愛香は目を覚ました。

 

慌てて起き上がって周りを見ると、そこは勝手知ったる自身の部屋であり、愛香はベッドの中で寝ていた。

 

愛香「今までのは夢だったの………」

 

ベッドの縁に腰かけて愛香は今まで見た事が頭を過ってから顔を横に振る。

 

愛香「いや……夢にしてはリアル過ぎだった……感触も、あの時の肌で感じた事も……」

 

自身の手や体にへばり付いた汗に愛香は顔を顰める。

 

愛香「季節は春なのに汗をかくなんて……とりあえずシャワーを浴びて、頭を冷やそう」

 

ふうと息を吐いてから愛香は制服と下着を手に風呂場に向かう。

 

────

 

制服と下着を手に洗面所に向かった愛香は、寝間着、ナイトブラ、ショーツの順に脱ぎ、洗面所の鏡で自らの裸身を見せた

 

ちなみに鏡で見えてる範囲は上半身のみで見えるとまずい部分は手で隠している

 

愛香(また大きくなったかな……中学生の時も身長も男子高生なみに高かったから大人だと勘違いされそうになったし、胸も周囲よりGカップあるからって同性から羨ましがられて体育の時に揉まれたりしたな……ホント高校生離れしちゃってるよな……お母さんもかなりのプロポーション持ちだから遺伝したのかしら?)

 

自身の隠し切れない胸の大きさにうーむと悩んだ後にそれは今は良いかと思った後に二の腕や足を見る。

 

愛香「うわぁ、汗だらけだわ……へばり付いて気持ち悪くなるのは当然ね……」

 

ふうと息を吐いた後に愛香は風呂場に入り、早速シャワーを浴びて汗を流して行く。

 

そのシャワーを浴びてる最中に愛香は奇妙な夢の事を整理した

 

思い返すのはプリキュア達の戦いのであった。

 

愛香(どうしてプリキュアは周りを見ないで戦っていたのかしら?ヒーローの中には仮面ライダー王蛇のように人を巻き込むような戦いをする者も居るけど、私が見たプリキュアは明らかにおかしい)

 

自分の知る特撮の中の人物を思い浮かべながら愛香は一旦シャワーを止めて体を洗い始める。

 

愛香(私が最初に会ったプリキュアは敵を倒す事しか考えて無くて、周りを見ないで建物を破壊し、敵を倒す際にも街に被害を出る様な戦いをした)

 

体を洗いながら最初に見たキュアブラックとキュアホワイトの戦い方を思い返す。

 

愛香(次に会った時のプリキュアは、皆が黒の衣装と黒い髪になっていて、市民に危害を与えて罪の無い人達を殺して、街を破壊した。キュアブラックは確かに黒い衣装を着ていたけど、何で他のプリキュアもみんなが黒い衣装になっていたのかが気になる……)

 

次に愛香はあの時のプリキュアは周りを見ない戦いをした事やプリキュア達の衣装が黒くなっていた事に疑問を抱く。

 

愛香(そんなプリキュア達はなぜか自らを最強にして無敵の戦士だと言ってたけど、皆の雰囲気や喋り方からして、無理やり喋らされてる感じがして違和感しかなかったわね……そりゃあヒーローの中には慢心したり力に溺れていた者も居たけど、大体はヒーローに関わる者達によって止められた後、ヒーローは反省して心を改めている事が多いけど、あの時の皆にはそんな様子は無かった……まるで最初から力に飲み込まれてる感じで気味が悪いわね……)

 

その次にプリキュア達の言動の違和感を感じながら髪を洗う。

 

愛香(黒い衣装になったプリキュア達は罪の無い人々を襲い、街を破壊した。そしてプリキュアはあらゆる兵器を受けてなおダメージを受けなかった。ただ、私が投げた石を受けたプリキュアは何故か苦しみだした。どうして兵器の攻撃は利かなかったのに一般人の私の、それもその場に落ちていた石が当たったら苦しんだのか分からない……)

 

プリキュアの破壊行為の事や自分の攻撃でプリキュアが苦しみだした事が気にしながらシャワーを再び動かして泡を洗い流す。

 

愛香(そんなプリキュアに襲われた後、気絶しちゃった私はレジスタンスのアジトで目覚め、目覚めたのも束の間。今度はブラック達とは違うプリキュア、プレシャスに襲撃された。私も銃を手に迎え撃った。そしてプレシャスが技を放とうとした時に思いも寄らぬことが起きた……プレシャスの変身が勝手に溶けて、プレシャスの近くに居たコメコメが消滅して、プレシャスの腕にあった変身アイテムが壊れた。そして、変身を解けたゆいは何故かプレシャスに変身した時の記憶だけでなく、プレシャスに変身して以降の記憶を失っていた)

 

アジトに襲撃してきたプレシャスの事、変身を解除されたゆいのことを脳裏に思い浮かべる。

 

愛香(聞いてみたらゆいは洋食屋に行こうとしたその後の記憶が無いと言った。レジスタンスからアジトを襲ってきたのはゆいだと告げられるとゆいは自分はやった覚えは無いと言って逃げた。そして逃げたゆいを追って、街に戻った私は嫌なものを見てしまった)

 

街に戻った時に見た不快なものに愛香は顔を顰める。

 

愛香(プリキュアに被害を受けたからと言う理由でなぎさが迫害されていた。被害を受けたから怒るのは分かるけど、だからと言って記憶を無くした彼女を傷付けていた彼等に罪悪感がないように見えて怖さを感じずにはいられなかった。暫くして森の中を彷徨っていた私はなぎさと同じく迫害された少女達を目撃し、自ら死を選ぼうとした話を聞いて愕然とした)

 

なぎさを迫害した人達の事やなぎさと同じく迫害された少女達の事を思いだし気分がさらに悪くなる。

 

愛香(思わず飛び出しちゃったせいで逃げてしまった皆を追いかけようとした所でいきなり現れた穴に落ちゃったのよね……ホントあの穴はなんだったのかしら……そんな穴に落ちてる間に意識を失った私は目が覚めたら廃都で、どうしようか途方にくれていた私は光る物が気になって向かったら墓場で、そこで私とんでもないものを見てしまった)

 

墓場の事を思い出し、愛香は手を握り締める。

 

愛香(プリキュアだった皆や妖精達が鏡の墓標に封印された光景。そして墓守を務める少女にプリキュアが封印された理由を聞こうとしたけど、墓守の少女は質問に答える処かなぜか怒って私を墓場から追い出した。墓場から追い出された所で私は意識を失い……いや、夢から目が覚めたって所ね)

 

夢の出来事を整理し、シャワーを浴びて一息ついた愛香は、バスタオルで濡れた身体を拭いて行く。

 

身体を拭き終えると愛香は下着に手を出した

 

愛香「さてと……」

 

白のショーツを足首から通して履いていく

 

ショーツのデザインは前がノーマルで後ろがフルバックのビキニショーツで前にはリボンが付いているのだ。

 

ショーツを履いた愛香は、ショーツの後ろの上を掴んで上に引っ張って尻をショーツに収め、最後にショーツのフルバック部分の裾部分を掴んで調整する。

 

鏡でショーツのみの格好の姿を見た愛香は次に白いブラを取る。

 

ブラのデザインは愛香の豊満な胸を包むのに適したフルカップブラでストラップが付いていてホックは後ろにあり、カップの真ん中にはリボンが付いている。

 

???「お姉ちゃん、入るよ~」

 

そうして愛香がブラを着けようとした時に洗面所の戸が開き、少女が入って来る。

 

思わず固まる愛香に入って来た少女は……

 

???「お姉ちゃん、また大きくなった?」

 

愛香の曝け出されたままのお胸を見てそう述べる。

 

(なお、見えるとまずい部分はシャワーを浴びた時に出た湯気で隠れている)

 

それに固まっていた愛香の顔が真っ赤になり……

 

愛香「きゃあああああああああああああああああああああああ!何で此処で入るのよ友美////」

 

悲鳴と同時に思わずブラを放り投げて愛香は手で自身の胸を隠す。

 

それによりふにょりと変形する胸にホント同姓も見惚れる事をする……と友美と呼ばれた少女は内心そう思いながら答える。

 

友美「何って、洗面所なんだから洗顔や歯を磨きに来たに決まってるじゃん……それより、お姉ちゃんは何で朝早くから洗面所に居るの?」

 

愛香「あー……実は………」

 

自分が来た理由を答えてから友美は愛香が洗面所に居たのか問い返し、それに愛香は困った顔をしてから友美に変な夢を見てしまい、その際に全身に汗をかいてしまったので汗を流すために先ほどまでシャワーを浴びていて、それをつい先ほど終えて洗面所で着替えていた事を説明した

 

友美「それで洗面所に居たときのお姉ちゃんの格好がパンイチなんだ……」

 

愛香「身体を拭いて、着替えをしてたからね。というかあなたもなんでこんな朝早く洗面所に?」

 

納得する友美に愛香は問う。

 

友美「私、基本的に早起きだよ。読者モデルの仕事をしてる都合上、健康に気を遣ってるから」

 

忘れた?と聞き返す友美にそう言えばそうだったと愛香は思い出す。

 

愛香「友美が早起きなのは忘れてたわ……まあ、普段なら私はこの時間は自分の部屋で着替えをして、身だしなみを整えているからね。それより友美、私がいつまでもパンイチ姿にいるのは恥ずかしいから着替えが終わるまで外に出て////」

 

友美「別に同姓で姉妹なんだから気にしなくても良いのに、お姉ちゃんは恥ずかしがり屋さんだよね」

 

愛香にお願いされた友美はやれやれと肩を竦めながら素直に洗面所の外に出て行く。

 

愛香(同性なら良いけど、異性だったら確実にパンイチの格好でビンタしてた……)

 

それを見送った愛香は洗面所の戸を閉めた後、放り投げてしまったブラを拾い、鏡の前で前屈みになって肩にストラップをかけ、次に手にブラのサイドベルトを掴み、自分の胸をブラのカップに合わせ、背中のホックを留め、ストラップを調整しながら身体をさらに前に倒した。

 

それにより愛香の巨乳の谷間が目立つ中でストラップの付け根を少し浮かせた後、自身の胸をカップの中におさめて調整し、最後に身体を起こしてストラップを調整する。

 

鏡に映し出された下着姿の愛香は豊満な胸やくびれや尻が目立っており、グラビアアイドルの様な綺麗さを伺える。

 

愛香「これで良し……と」

 

ブラのストラップがずれてない事を確認した愛香はドライヤーで髪を乾かし、乾かし忘れがないのを確認して服を着始める。

 

最初に愛香は脚に靴下を履いて行く。

 

ちなみに妹の友美からすれば愛香の脚もグラビアアイドル並みに細長く、同性でも魅了してしまう程の美脚との事。

 

次に愛香はスリップに手を出し、下からスリップを通し、次に胸に通した後、スリップの肩紐を肩に通した。

 

スリップの肩紐の近くで愛香のブラのストラップが見えており、スリップの裾部分は屈めば愛香のショーツが見える程の短さがあった。

 

スリップを着終えた愛香はセーラー服を手に取り、頭から通してセーラー服の袖を腕に通す。

 

次にスカートを手に持って、スリップの上からスカートを履き、スカートの留め具を留めた後、ファスナーを上げる。

 

最後にセーラー服にリボンを通し、リボンを結んで着替えを終える。

 

愛香「友美、着替え終わったから入っても良いわ」

 

着替えを終えたので外に居る友美を呼んだ後、一緒に洗面所で他愛のない話をしながら愛香は身だしなみを整えるのであった。

 

 

────

 

着替えを終わらせると、友美と一緒にリビングへ向かうと其処には一組の男女が居た

 

愛香「おはよう、お父さん。お母さん」

 

友美「お父さん。お母さん、おはよう」

 

そんな男女へと愛香と友美は挨拶する。

 

愛香と友美が挨拶したこの2人こそ、愛香と友美の両親で、父の勇介と母の希美である。

 

希美「おはよう、愛香。友美」

 

勇介「おはよう、愛香、友美」

 

勇介は学生時代では美術大学に通ったイラストレーターで、漫画やアニメのキャラクターデザインの仕事を受けており、希美は専業主婦で、学生時代は体操部に所属し、アクションスター顔負けの身体能力を持つ女性で何よりも30代に関わらず、グラビアアイドル並みのプロポーションを持っていた

 

勇介「それにしても珍しいな。愛香と友美が一緒に来るとは」

 

希美「そうね、いつもはリビングに来てから合流するのに、何かあったのかしら?」

 

いつもと違う光景だったからかそう言う勇介に希美も同意だったのか愛香にそう聞く。

 

愛香「実は…………」

 

それに愛香は勇介と希美にどうしていつもと違ったかを説明する。

 

勇介「おかしな夢を見た?」

 

希美「それで体中に汗を掻いちゃったから、その汗を流すために洗面所に行ったの?」

 

うん……と愛香は頷く。

 

勇介「そうか……」

 

希美「愛香は普段、自分の部屋で身だしなみを整えてるもんね」

 

ううむと腕を組む勇介の隣で希美は呟く。

 

友美「普段はお姉ちゃんは朝にシャワーを浴びに行かないもんね」

 

希美「じゃあ、私が朝食の準備中に愛香の悲鳴が響いたのは?」

 

勇介「ああ、あれか、突然だったからビックリしたなホント」

 

思い出して聞く希美に勇介も思い出して呟いたのに愛香は恥ずかしそうに縮こまる。

 

愛香「そ、それはその……着替え中に、友美が入って来たからよ……普段来てるとは思いもしなかったもんで……」

 

友美「同性なら気にしなくても良いのに……」

 

勇介「そういう問題じゃないだろ友美。着がえ中にいきなり人が入って来たら異性でも悲鳴を上げちゃうもんだぞ」

 

あっけらかんにしている友美に勇介は注意する。

 

友美「はーい以後気を付けます」

 

勇介「全く、それで愛香。おかしな夢を見たそうだが、どんな夢を見たんだ?」

 

軽い感じに返す友美に勇介は息を吐いた後に愛香にどんな夢を見たのか質問する。

 

それに対し愛香は少し悩んだ後にその夢の事を3人に語りだす。

 

愛香「私が見たのは、プリキュアと言う女の子が変身した存在が人々に危害を与えたり、プリキュアの変身が突然解けて、人々がプリキュアだった女の子達を迫害する夢だったの」

 

勇介「プリキュア?女の子が変身すると言う事は変身ヒロイン系列か?」

 

告げられた中にあったので引っ掛かった単語に勇介は問う。

 

愛香「ええ、大体そんな感じよ」

 

勇介「ふうむプリキュアか……私が請け負った作品でプリキュアと言うのは聞いた事がないな……」

 

希美「そうね……仮面ライダーやスーパー戦隊やウルトラマンやガンダム等の作品はテレビで放映されてるけど、変身ヒロイン系の作品って最近だと深夜帯じゃないと見れない感じよね」

 

首を傾げる勇介の希美も不思議そうに呟く。

 

友美「確か、知ってる少女向けだとアイカツ!シリーズやプリパラシリーズやガールズ×戦士シリーズが放映してるけど、お姉ちゃんはそういう作品に対しては物足りないと言ってるね」

 

愛香「ええ、私は仮面ライダーやスーパー戦隊みたくアクションをする作品が好きだしね。だから、ガールズ×戦士シリーズのだと物足りなく感じるのよね……だって変身してもやってるのはパズルみたいなやつやダンスのだから……それにあの作品は実際は戦わない変身ヒロインものに近いし……」

 

思い出して言う友美に愛香は思い出してか物足りなさそうに言う。

 

勇介「まあ、ガールズ×戦士シリーズは小さい子なども見ている事を配慮してるからな……(愛香は幼稚園の頃からアクション系の作品が好きだったからな……)。ただ、愛香の反応から見て、プリキュアはアクションをする変身ヒロインのようなものかい?」

 

愛香「そうよ」

 

確認した勇介はふうむと顎を摩る。

 

勇介「愛香、嫌な気分になるだろうが、その女の子達はその後はどうなったのか覚えているか?」

 

勇介はプリキュアだった少女が迫害された後はどうなったのか質問する。

 

愛香「……自ら死を選ぼうとしていたわ。みんな体中に傷や痣がついていて、とても痛々しかったわ……さらに言えば自分の家族を始めとする人々からも迫害された可能性があるわ……」

 

苦々しい顔で告げた愛香のに勇介は呻き、想像した友美と希美は顔を青ざめる。

 

勇介「信じられん……自分の子供に対して酷い事をするとは……」

 

希美「自分のお腹を痛めて産んだ子に対して何て事するの……」

 

友美「酷いよ。最も身近にいる家族すら、掌返して迫害するなんて……」

 

強張った顔で腕を組む勇介は良いが、希美と友美は青ざめた顔で口を押さえる。

 

愛香「ええ、実際家族すら迫害されたと言ったわ……けどそれだけじゃない……」

 

希美「それだけじゃない?まさか家族だけじゃないの?」

 

悲痛な顔で言った愛香のに希美は驚いた顔で問う。

 

愛香「ええ、同じ学校に通う生徒や先生、更に少女達が住む住人も少女達の迫害に関与していたの」

 

勇介「学校の先生や生徒を始めとする街の住人が迫害に加担とは……異常が過ぎるな……」

 

告げられた事に勇介は渋い顔で呟く。

 

愛香「ホントにあの光景は異常よ。分かり易く当て嵌めるならザンボット3の神ファミリーやメガレンジャーの伊達健太達が受けた迫害より酷いわ……それどころか帰ってきたウルトラマンの世界の市民が佐久間良とメイツ星人である金山を迫害した行為に匹敵するくらいよ(その伊達健太達は恵理奈やジロウや大岩先生が助けてくれた。神ファミリーは香月真吾やブスペアに助けてくれた。Z-BLUEの世界では破嵐万丈に助けられ、地球艦隊天駆の世界ではテンカワ・アキトが所属するナデシコ隊に助けられたからまだいい……佐久間良は助けられたけど金山は誰も助けてくれずに射殺された事でムルチを呼び寄せられ、迫害した市民は因果応報を受けた。その迫害はウルトラマンジャックこと郷史郎が市民を見捨てる事を決断するくらいの酷さよ。けど、プリキュアに変身した少女達には助けようとした人はいなかったの?)

 

そんな勇介に同意しながら愛香はプリキュアを助けようとした者は居なかったのか疑問を抱く。

 

こうやって話していると改めて様々な疑問が沸き上がる。 

 

友美「それでお姉ちゃん、そのプリキュアだった少女達は悪いことしてないよね?」

 

愛香「本来はしてないわ……けど」

 

不安そうに友美は愛香に質問するが、問われた本人は困った様に返す。

 

友美「けど?」

 

愛香「……人々からはプリキュアは悪いことをしたと言った。しかも実際にやったのを見ている人も居たわ。けど本人はそんな事した覚えは無いと言ったの」

 

希美「どういう事?食い違いが起こるなんておかしくないかしら?」

 

勇介「……!まさか愛香、そのプリキュアになっていた少女たちは……」

 

疑問を浮かべる母と妹だが察した様子の勇介に愛香は頷く。

 

愛香「お父さんの想像している通りよ。プリキュアだった少女は、プリキュアに変身した時の記憶が無いの」

 

希美「それってプリキュアに変身していた皆はその時の記憶が無くなっているって事?」

 

肯定されたので唸る勇介を横目に希美は確認する。

 

愛香「うん。変身を解除された後、あの子はプリキュアに変身していたと言うのを覚えていなかった」

 

友美「ええ!?それじゃあ理不尽じゃん!迫害した人達はホントかどうか調べないでその子達に暴力を振るったの!?」

 

告げられた事に友美は驚いて叫ぶ。

 

愛香「さらに言えばね……記憶が無いのはプリキュアに変身してる時の記憶だけじゃない。プリキュアに変身して以降の記憶が無くなっているの」

 

友美「それって、プリキュアに変身していた女の子皆、プリキュアに変身するようになってからの記憶も無くしちゃったって事?」

 

疲れた顔で言う愛香に友美は驚いて問うと頷かれて友美は唸る。

 

愛香「一般の記憶喪失と違って、所轄部分健忘状態になっている。どれ位なっていたか分からないけども、期間によっては質の悪い部分健忘状態よ」

 

勇介「……なんとも気味の悪い部分的な記憶喪失だな……それで愛香、お前の事だから黙って見ているなんて出来なかったんだろ?」

 

勇介は愛香に少女達を見てそれからどうしたのかを問う。

 

愛香「勿論よ。そんな状況を放置するわけにはいかなかった。私は飛び出して女の子達に自害を止めるように説得しようとしたわ。けど、誰一人私の話を聞いてくれなかった」

 

勇介「……成程、それはちょっと悪手だったな」

 

友美「?なんで説得しようとしたのが悪手なの?」

 

話を聞いて困った顔をする勇介に友美は首を傾げて聞く。

 

勇介「言う前にもう少し詳しく聞かせてくれないか愛香」

 

愛香「……その女の子達は、家族を始めとする人々に迫害されて、居場所を失ってしまった後は生まれた世界から逃げて、いろんな世界に放浪したみたい。けど、逃げた先でも生まれた世界だけでなくあらゆる世界で酷い事をされたの」

 

希美「生まれた世界まで追い出され、別の世界でも迫害されたのね」

 

話を振られて言った愛香のに希美は痛々しく顔を歪める。

 

勇介「そうなると重度の人間不信になって初対面相手には疑心暗鬼になっても仕方ないな……実際そうだったんだな?」

 

愛香「うん。私も傷付ける存在だと思っちゃって皆は恐怖に怯えて逃げ出しちゃったの」

 

希美「無理も無いわ。酷い目に遭わされたらそうなっても仕方ないわね」

 

早計だったと落ち込む愛香に希美はそう言う。

 

愛香「逃げ出した皆を止めようと走り出そうとした所で私は突如現れた落とし穴に落ちちゃって、気がついたら私はある廃都に目覚めたの」

 

勇介「廃都とは、先ほどまでのと合わせてさらに穏やかじゃないな……」

 

友美「それでお姉ちゃんはどうしたの?」

 

呻く勇介の後に友美は聞く。

 

愛香「とりあえず私は廃都周辺を探索してたんだけど、途中で私は奇妙な墓場を見つけてしまったの」

 

友美「奇妙な墓場?どんなものなの?」

 

友美は愛香に奇妙な墓場は何か質問した

 

愛香「わかりやすく言うなら、墓標が鏡で出来ていた。そして、気になって墓標を覗き込んだらとんでもないものを見ちゃったわ」

 

希美「愛香、その墓標で何を見たの?」

 

恐る恐る聞く希美に愛香は深く呼吸してから口を開く。

 

愛香「私が見たのは……鏡の墓標に封印されたプリキュアだった女の子達と関係のある妖精達だった」

 

勇介「なんだって?」

 

告げられた事に勇介は驚く。

 

愛香「話を聞く限り、数日後に自害したそうなの」

 

勇介「酷いな……」

 

希美「そんなの悲し過ぎるわ……待って、愛香、あなたは誰に聞いたの?」

 

哀しい顔で言う愛香に勇介と希美も顔を伏せかけて気づいて問う。

 

愛香「それは後で言うわ。打ちひしがれていた時、私の頭に鏡の墓標の一つに封印された女の子の声が響いたの」

 

希美「女の子の声が?どんな感じだったの?」

 

希美は愛香にその時に何が聞こえたのか質問した

 

愛香「私に助けてと言ってから戸惑うような事を言ったのよ」

 

希美「戸惑う事?」

 

うんと愛香はなんとも言えない顔で頷く。

 

愛香「その子は、私をプリキュアを救う救世主と言ったの」

 

勇介「愛香が救世主?」

 

友美「お姉ちゃんって運動神経はそこらのアスリートに匹敵するレベルだけど、救世主ってそう言うピンチヒッターな感じので言ったのかな?」

 

希美「そうじゃないと思うわよ友美;」

 

困った様に言う愛香に勇介は訝しみ、友美のに希美はツッコミを入れる。

 

勇介「まあ、俺からすればいきなりヒーローに選ばれたと言われてすぐには理解できないからな。だけど、何故、その女の子は愛香が救世主と言ったんだろうな?」

 

愛香「私も分からないわ。けど何らかの理由があると思うけど……話を聞こうとしたら何の反応も来なくなったのよ。そんな戸惑っていた私は奇妙な女の子に出会ったの」

 

ふうむと腕を組んで唸る勇介は愛香の最後の言葉に反応する

 

勇介「奇妙な女の子?まさか先ほどの愛香に女の子達が自害したと伝えた女の子か?どんな特徴があった?」

 

愛香「その女の子は魔法少女の作品に出そうな衣装を着ていたわ。それで髪は金髪だったわ」

 

友美「お姉ちゃん、本物の魔法少女に会ったんだ」

 

目を輝かせて言う友美にそんな良い感じじゃなかったわよと愛香は渋い顔で返す。

 

友美「あれ?魔法少女に会えたのになんで渋い顔するの?」

 

愛香「渋い顔にはそうなるわよ。なんたってその魔法少女は訳分からない事を聞いて来たんだもの。こっちの質問に最初は答えずにね」

 

首を傾げる友美に愛香は魔法少女の事を思い出しながらげんなりしてそう返す。

 

友美「分からない事?」

 

愛香「そ、なんで人がここにいるんだ?とか人がいるなんてありえないってね」

 

勇介「ふむ、話を聞く限り、愛香が着いた場所は普通の人は立ち入れない場所と言う事なのだろうか?」

 

顎を摩って呟く勇介にこっちが知りたいわよと愛香は返してから続ける。

 

愛香「それでね。私はもう1回その魔法少女に対して、何故鏡の墓標にプリキュアだった女の子達や妖精達が封印されたのか質問したら、期待するような返事じゃなかったわ」

 

希美「どういう事?」

 

勇介「!もしかしてさっきの自害したと言う話云々か?」

 

うんと勇介の問いに愛香は頷く。

 

愛香「プリキュアだった女の子達は自害したって彼女は言ったの」

 

勇介「そう……か……」

 

希美「その、その女の子達の遺体はその墓地にはあったの?」

 

渋い顔をする勇介の後に希美は恐る恐る聞く。

 

愛香「その遺体についてはどうなったのかは分からない……魔法少女もそう言ってたわ」

 

勇介「ふうむ……そこは気がかりだな……墓標なら何かがあってもおかしくないのだがな……」

 

そこんとこはどうなんだ?と目で聞く勇介は愛香に頷く。

 

愛香「うん、私が見た鏡の墓標には女の子達の魂が自ら封印したって彼女は言った。そして、封印された魂は記憶を消されて普通の女の子として生まれ変わったとも言ってたわ」

 

勇介「……それは記憶を消して普通の女の子に変えたと言うことか?」

 

問う勇介に愛香はええと頷く。

 

愛香「そして墓場の女の子はその墓場をこう言ったの。プリキュアにとっては最後の安息の地だとね」

 

友美「墓場が安息の地?どういう事なの?」

 

えぇ……と凄い微妙な顔をする友美にそうよねと愛香は頷く。

 

愛香「魔法少女の話だと、その墓場の墓標に封印された女の子達は、邪悪な者達が現れない世界に封印されたと言ってたわ。そうね……例えるならグレンラガンの世界に出て来た多元宇宙迷宮みたいな世界かワンピースの世界でウタによって作られたウタワールドのような世界に閉じ込められた感じって言ったら分かる?」

 

勇介「多元世界や夢の世界?つまり色んな世界があってその世界の一つに女の子達が封印されたって事か……」

 

話を聞いて呟きながら勇介はスッキリしていない顔だ。

 

その気持ちは分かりつつ、愛香は続ける。

 

愛香「墓場の女の子はプリキュアを夢の世界に封印する事は正しいと言った。けど私は元プリキュアの女の子達が夢の世界に封印されて、夢の世界で普通の女の子として暮らすのは正しくないと墓場の女の子に言ったの」

 

勇介「ふむ、普通に考えれば戦いを終えて普通の女の子として暮らすと言うのなら分かるが……これはな……」

 

眉間に皴を寄せる勇介に愛香は頷く。

 

愛香「私も同じ気持ちよお父さん。辛い現実を背けて、夢の世界に逃げる事が許さないの。確かに辛い現実から逃げたいのは分かるわ」

 

そう言ってからけど……と愛香は真剣な顔で言う。

 

愛香「私はこんな都合の良い夢の世界に引きこもってそれで良いのか?って思う。私だったら夢の世界に引きこもったら寧ろ駄目になる」

 

希美「駄目になる?愛香は鏡の墓標に封印された魂が閉じ籠もった世界に居てはいけないと感じてるの?」

 

希美は愛香に鏡の墓標に封印された元プリキュアの女の子達が夢の世界に引きこもるのはいけない事なのかと質問する。

 

愛香「お母さん、私は記憶を捨てて、別人として閉ざされた世界で生きて引きこもるのはいけないと感じるの。皆は偽りの世界に閉じ籠るんじゃなくてちゃんとした世界で生きたいから私に助けを求めたんじゃないかってその事を魔法少女に言ったら、魔法少女は怒りの目で私を見てあることを言ったの」

 

希美「ある事?」

 

うんと愛香は頷いて言う。

 

愛香「『彼女達は取り返しのつかない大罪を犯した』と言って、私はそれがどんな大罪なのか知りたかったけど答えて貰えずに『貴女の存在は何れ、少女達に影響を与える。けど私はそれを許さない!』と言われて『帰れ!そして少女達に関わるな!』で魔法少女が光弾を放って来て、それを受けた私は墓地から吹き飛ばされてる途中で意識を失い……」

 

勇介「目が覚めたら家の中だった……と言う事か……しかし大罪か……情報が少なすぎて検討が付かないな……」

 

ううむと唸る勇介に愛香も思い出してホントになんだろうかとぼやくのであった。

 

愛香「……以上が私が見た奇妙な夢よ……夢の中でプリキュアの皆が酷い仕打ちを受けた原因は魔法少女が言った大罪にあると私は思う」

 

話を締め括る愛香に聴いていた3人は暫し無言になる。

 

それを破ったのは頭を掻いて息を吐いた勇介だ。

 

勇介「愛香の話を最後まで聞いたが、自分の娘でなければ出来過ぎた夢だなと言う感想しか出なかっただろうな……」

 

友美「普通なら夢の事は覚えてないのが普通だもんね……」

 

希美「逆に言えば、それだけ愛香からすれば現実に起きているように見えるのね」

 

愛香「ええ。そう言えば……今何時かしら?」

 

各々に述べた家族に愛香は頷いてから思い出して希美に質問した

 

希美「今は6時50分だけど」

 

ほらと時計を指さした希美のを追ってみると、確かに6時50分を指していた。

 

それに愛香は慌てる。

 

愛香「いけない!長話し過ぎた!このままでは遅刻になりかねない!」

 

友美「何言ってるのお姉ちゃん。今日は始業式だよ……何で慌てる必要あるの」

 

朝練の事をすっかり抜けていた事にやば!?と慌てて準備しようと部屋に戻ろうとした愛香に友美がそう指摘する。

 

希美「愛香、慌てる必要ないでしょ。普段は朝練の為に早く出る必要があるけど、始業式の日は朝練無いから早く出る必要無いじゃない」

 

え?となった愛香は続いての希美のに 言われてみればそうだったとはぁ~と安堵の息を吐く。

 

勇介「まぁ、先ほど聞いた夢をみたんだ。すっぽ抜けても仕方ないな。愛香、友美。今日は始業式だから慌てる必要は無い。今は落ち着いて朝食を食べておきなさい。朝食抜くと調子が悪くなるのはいうまでも無いぞ」

 

そんな愛香に苦笑しながら勇介はそう言う。

 

愛香「分かったわお父さん」

 

希美「さて、それじゃあ朝ごはん用意するわね」

 

勇介と希美に言われて愛香は落ち着いた後、友美と共に朝食を食べてからしっかり準備をした後、愛香と友美は玄関に向かう。

 

愛香「お父さん、お母さん。行ってきます」

 

友美「お父さん、お母さん、行ってきます」

 

希美「行ってらっしゃい愛香、友美。今日は始業式なら寄り道せずに早く帰ってね」

 

勇介「愛香、友美。近頃、この街に妙な生物が彷徨いているらしい。あんまりないかもしれないが、気をつけて行くんだぞ二人共」

 

礼儀良く言う愛香と元気良く言う友美に希美はそう言い、勇介が注意する。

 

愛香「分かったわ」

 

友美「大丈夫だって!お姉ちゃんがいるからね!」

 

そう言って愛香と友美は玄関から家を出て学校に向かった。

 

見送った勇介と希美はリビングに戻って一息ついてから勇介は真剣な顔をする。

 

勇介「さて、愛香から聞いた奇妙な夢だが……信じられないが現実に起きた可能性があるな……」

 

希美「あまりにも現実味があったから?」

 

夫の口から出た言葉に希美は問うと勇介はああ……と頷く。

 

勇介「そんな夢を愛香が見たと言う事は、様々なアニメや特撮を元に考えると近々、愛香に何かが起きる……」

 

希美「貴方、それって?」

 

不安げな希美に勇介は憂鬱な顔で顔の前で腕を組む。

 

勇介「もしかしたら愛香は、何らかの戦いに巻き込まれるかもしれない……それが夢で言われた救世主に繋がるんだと思う」

 

希美「そんな……」

 

口を押さえる希美に勇介はただの杞憂であって欲しいよと呟く。

 

だが、そんな2人の不安は的中する事となる。

 

────

 

勇介と希美が不安を抱く頃、愛香達が住む街の近くには複数の黒服を連れた一人の青年が居た

 

彼は東堂、とある目的の為、墨村市を訪れた男だ。

 

東堂「此処が墨村市か。雰囲気からして平和な街だな。だが、あの事を考えるといつ平穏が崩れるかわからないな……とりあえずここ最近の確認だな」

 

墨村市の風景を見てそう述べた後にスマホを取り出して、ある画面を出す。

 

それはニュースの記事であり、スライドしながら見て行き、あるニュースの記事が目に入ってスライドが止まる。

 

東堂「立川駐屯地に突如現れた黒い怪物による襲撃か………」

 

其処には立川駐屯地の敷地で暴れる黒い怪物の記事があった

 

東堂「黒い怪物の襲撃……何かあるな」

 

詳しく載ってないかさらに見ると東堂は最新情報の1つにあった映像を見て驚きの声をあげる。

 

先程よりもハッキリ映し出されたそれの外見に出てる特徴に見覚えがあったからだ

 

東堂「あの怪物、アナザープリキュアか!」

 

それはあらゆる創作物の世界を破壊する怪物、アナザープリキュアが映っていた。

 

そしてアナザープリキュアの身体に刻んでいるのは2004の数字とBLACKの文字があった

 

東堂「よりによってキュアブラックモチーフのアナザープリキュアか……。それにしてもアナザープリキュアは何故この世界に現れたんだ?」

 

呻いた後に東堂は疑問を抱く。

 

何故平穏な世界にアナザープリキュアが現れたのか、それがわからないのだ。

 

情報も少ないのもあって暫くニュースを見ながら更新していると……

 

東堂「?ニュースの最新情報に新しいのが追加されている」

 

なんだろうかと東堂はニュースの最新情報の記事の内容を見て……目を見開く。

 

東堂「黒い怪物、墨村市に向けて移動……!?」

 

アナザーブラックが墨村市に向けて移動している情報であった。

 

東堂「まさか、あの怪物。墨村市を破壊する気か!?くそぉ、墨村市は俺にとってはこれからの活動拠点にするつもりの場所だってのに……破壊させる訳にはいかないな」

 

墨村市の破壊を阻止すべく、東堂は自分ついて来たエージェント達に指示を言う

 

東堂「お前達、一部は俺に付いて来て、他はアナザープリキュアの進軍を何とか阻止するんだ!幾らテイルズディフェンドの装備が高性能とは言え、アナザープリキュアを倒すのは不可能に近い。せめてアナザープリキュアを追い払うんだ」

 

エージェント「了解しました東堂博士。博士はどうしますか?」

 

指示に了解してからエージェントの1人が問う。

 

東堂「俺はこれから活動拠点の設置場所に向かい、拠点の建設に向かう。拠点の建設が済んだら、お前達の様子を見に行く」 

 

エージェント「分かりました。もしアナザープリキュアが現れたら、何とか追い払って見せます。それより東堂博士は何故、墨村市に活動拠点を作るのですか?」

 

返してから先ほど返事をしたエージェントは東堂に何故墨村市に拠点を作るのか質問する。

 

東堂「その墨村市に俺がスカウトすべき少女達が居るからだ。彼女達にはアナザープリキュアに対抗出来る戦士として参加したい」

 

エージェント「それが東堂博士の言うアナザープリキュアの対抗策ですか」

 

そうだと東堂は頷いて続ける。

 

東堂「対抗策は出来ている以上、後は素質を持った人間をスカウトするだけだ」

 

エージェント「そうですか……分かりました。我々も微力ながら協力します」

 

気合を入れるエージェント達にありがとうと感謝を述べてから

 

東堂「まずは活動拠点の予定地に移動する」

 

はっ!と東堂に返した後、一部のエージェント達をアナザープリキュアの進軍阻止に向かい、東堂達は活動拠点の予定地に向けて移動を開始する。

 

この時の彼らは知らない。

 

この世界には既にアナザープリキュアに対抗出来るプリキュアが存在した事を……

 

 

 

────

 

 

 

東堂達が活動拠点の予定地に移動する頃、その予定地にある丘の洞窟。

 

???「…………」

 

そこには一匹の鳥が目を閉じた状態で眠っていた。

 

眠りに付いている鳥の首には三つのアクセサリーが入った袋が掛けられていた。

 

この眠れる鳥が愛香の道に変化を起こす事を今は誰も知らない……

 

 

 

 




次回、愛香に目覚めの時が……
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