プリキュア戦記 正義のプリキュアvs終界   作:MIXEVOL

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復活したスカイと共にアナザーブラックに立ち向かうメサイア

スカイとメサイアに二つの力を交わりし力が発現する


決着!アナザーブラック!

 

キュアメサイアに覚醒した愛香はアナザーブラックに対し優勢に進んでいた。

だがキュアメサイアによってプライドを酷く傷つけられたアナザーブラックは怒りによって鬼の特徴を持った少女の姿になり、キュアメサイアを窮地に陥らされた。

そんな中、空はキュアメサイアの戦いを見て失った記憶を思い出しキュアスカイとして復活を遂げた。

キュアスカイを加えてキュアメサイアはアナザーブラックに立ち向かう

 

────

 

「気に入らん!何故あいつらが許されて私達は許されないのかを」

 

メサイアだけでなくスカイが現れた事でアナザーブラックの怒りは更に増していた。

 

メサイア(?私達は許されない?どういう意味かしら……)」

 

「死ねいプリキュア!」

 

そんなアナザーブラックが言った事にメサイアは疑問に思ったが豪腕を振るって襲い掛かって来たのでスカイと共に豪腕をジャンプで回避する。

 

メサイア(さっきの勢いがスカイが出た事で失っているのもあって読みやすい!)

 

そのままメサイアとスカイはアナザーブラックに向けて同時に飛び蹴りを浴びせる。

 

「がはっ!?」

 

踏ん張ろうとしたアナザーブラックだったが2人の同時攻撃に耐え切れずに吹き飛ばされ、途中体勢を整える。

 

「ぐぅぅぅ!このぉぉぉぉぉ!!」

 

先程と打って変わって怒りに身を任せてアナザーブラックはメサイア達に駆け出す。

 

スカイ「ふっ!」

 

そんなアナザーブラックに対しスカイは独特の構えを取ってから……

 

スカイ「はっ!」

 

正拳突きを繰り出した

 

「うぉぉぉぉぉぉ!!!」

 

繰り出された正拳突きに対し、アナザーブラックも力任せのパンチで迎え撃ち、スカイの正拳突きとアナザーブラックのパンチが激突する。

 

「ぬぅぅぅぅぅ!!!」

 

スカイ「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

お互いに押し返そうと咆哮し……

 

スカイ「はぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

「ガアアアアアアアアア!?」

 

スカイの正拳突きがアナザーブラックのパンチを押し返し、吹き飛ばす。

 

「わ、私の腕が……!?」

 

それによりアナザーブラックは右腕がダランと力が抜けた様に垂れ下がる。

 

「ぐぅよくも我が右腕を……」

 

だらりと下がった右腕を抑えながらアナザーブラックはスカイを睨む。

 

メサイア「私がいる事も忘れないで欲しいわね」

 

そんなアナザーブラックへ右手に光を纏わせたメサイアが攻撃を仕掛ける。

 

メサイア「はっ!」

 

「させるか!」

 

殴りかかるメサイアのに対し、アナザーブラックは自由に動ける左手でメサイアの拳をガードする。

 

「ぬぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!?」

 

が、攻撃を受け止めた左手から痛みが迸り、慌てて振り払うとガードした左手から火傷した様に煙を放つ。

 

「このぉ!ブラックサンダー!!」

 

一度体勢を立て直す為に後ろに下がってから火傷を負った左手でブラックサンダーを放つアナザーブラックへとスカイは放たれたブラックサンダーを潜り抜けて接近し……

 

スカイ「たぁ!!」

 

アナザーブラックの足元にローキックを放って転倒させる。

 

「なっ!?」

 

ローキックを受けたアナザーブラックは転倒し、倒れたアナザーブラックの足首をスカイは掴む。

 

「貴様!何をする気だ!?」

 

スカイ「答えはこれです!大回転プリキュア返し!!」

 

驚くアナザーブラックをスカイは勢い良く回転し、ジャイアンツスイングで勢い良く上空に飛ばす。

 

それにより出来た隙をメサイアは逃さない。

 

メサイア「プリキュア!メサイアレイボール!」

 

光の球、レイボールを生成してアナザーブラックに向けて投げ飛ばし、無防備なアナザーブラックの左腕に炸裂させる。

 

「ギャアアアアアアアアア!」

 

アナザーブラックは激痛に悲鳴を上げながら地面に落下する。

 

セッビィ「メサイア!奴に何か起こる前に決めるビィ!

 

メサイア「確かにそうだけど、必殺技がちゃんと決まるか……」

 

満身創痍なアナザーブラックを見てそう言うセッビィだが、メサイアは先ほどの必殺技を防がれた事で不安を抱いてしまう。そんなメサイアに東堂もまた同じであった。

 

東堂(彼女が不安を抱くのは無理も無い……先ほどの彼女の必殺技は本来なら間違いなく決まっていた……だがアナザーブラックの更なるパワーアップの余波で防がれてしまった故に同じ事が起きるのではないのかと不安が出来てしまっている)

 

今のままではメサイアの必殺技はまた失敗すると感じた東堂は思案する。

 

兵士A「東堂さんどうしますか?今の我々ではアナザーブラックの行動を阻害する事さえも出来ません」

 

兵士B「くそぉ、何か手は無いのか……!?」

 

兵士達も不安そうに東堂へと何か打開策は無いのか問う。

 

暫し無言だった東堂は口を開く。

 

東堂「それなら一つ手はある」

 

兵士C「あるのですか東堂さん!」

 

おお!と声をあげる兵士達だが東堂は渋い顔をする。 

 

東堂「そのアイテムなら既に制作している。だが実戦にはまだ出せれない。まだテストしてないからな」

 

兵士A「ですが、テストをせずに実戦に投入するケースはいくつかあります!今の状況を打開するためにも出すべきです!」

 

兵士B「それに、アナザーブラックが再びあのオーラに包まれて変貌してしまい、さらに強くなってしまったら勝機もありません!」

 

手に持っていたトランクを地面に置きながら言った東堂に対し、兵士達はやるべきだと進言する。

 

目を瞑り、意を決したのかすぐさま開けた東堂は頷く。

 

東堂「そうだな。状況が何時変わるか分からないからな」

 

置いたトランクを開くと東堂はトランクからある物を2つ取り出す。

 

二つのツールは同じでそれを見た拓也や律子は気づく。

 

拓也「あれ、確かウルトラマンジードに出て来たジードライザーに似てるな……」

 

律子「そうね……あの人達はヒーローが使う様なアイテムを独自に開発しているのかしら?」

 

取り出したそれを東堂は動ける兵士に渡す。

 

東堂「此をメサイアとスカイに渡してくれ」

 

兵士C「わかりました」

 

了承した兵士はアイテムを手にメサイアとスカイの元に向かう。

 

「雑魚共が良からぬ企みを抱いているな。そうはさせんぞ!」

 

そんな兵士にさせないとアナザーブラックは突撃し、噛み付かんばかりに口を開く。

 

メサイア「助けるよスカイ!」

 

スカイ「はい!!」

 

そうはさせないとメサイアとスカイは直ぐさま兵士の前に出て、アナザーブラックの前に立ち塞がる。

 

「ぬっ!?」

 

メサイア「ここからは立ち入り禁止よ!!」

 

向かって来たアナザーブラックをメサイアは蹴りで、スカイはパンチで吹き飛ばして追い払うと兵士に話しかける。

 

メサイア「あなた、どうしてここに?」

 

兵士C「メサイアにスカイ。君達に渡したい物があります」

 

そう言って兵士はメサイアとスカイに東堂から渡されたアイテムを手渡す。

 

スカイ「え、このアイテムは何でしょうか?」

 

メサイア「スカイ、この形状からしてウルトラマンジードに登場したジードライザー系のアイテムよ」

 

手渡されたアイテムを見て戸惑うスカイにメサイアはすぐさま理解して教える。

 

スカイ「じ、ジード、ライザー……?すみません、これ、どういうアイテムなんですか……?」

 

が、スカイはチンプンカンプンな様子でアイテムを見ている。

 

メサイア「(あー……そうか、スカイは見てない子か……)と、とにかく、このアイテムは私達を強くする為のアイテムって認識すれば良いわ!!」

 

スカイ「な、成程!」

 

それにメサイアはすぐさま簡略に答え、スカイは納得する。

 

メサイア「それで、どう使えば良いの?」

 

メサイアは兵士にアイテムをどう使えば良いのか問う。

 

兵士C「東堂さんから聞いたのを手短に説明します。最初にこのナックル部分にヒーローの力が宿ったアイテムをセットして下さい」

 

そう言って兵士はメサイアに黒いナックルを渡す。

 

メサイア「ヒーローの力が宿ったアイテムをって、そのアイテムは何処にあるの?形的に複数入れる感じっぽいけど……」

 

告げられた事にメサイアは渡されたナックルから先ほど出て来たキュアスカイの力が出た彼女の顔が描かれたメダルを見てこれ1枚だけで無理じゃないと呻く。

 

同じ様に戸惑っていたスカイはメサイアのバックルが光っているのに気づく。

 

スカイ「あの……メサイア、あなたのバックルが光ってますよ?」

 

メサイア「え、バックル?}

 

なんでとメサイアは戸惑いながらバックルを見る。

 

そんなメサイアへと拓也達の傍にいたセッビィが近寄る。

 

セッビィ「メサイア、どうしたビィか?」

 

メサイア「セッビィ、このバックルに起きてる事って何か分かる?」

 

そう聞かれてセッビィはメサイアのバックルを見る。 

 

セッビィ「これは……もしかしたら、メサイアスパークレンスが変身者のメサイアの意思に反応して今メサイアが望むのを発現した可能性があるビィ!!」

 

とにかく、そのバックルを調べるビィ!と促すセッビィにわ、分かったと返してメサイアは光を放っているバックルを触り、前後に開く開閉式になっているのに気づいてバックルを前に開けると中に様々なメダルが入っていた。

 

メサイア「これは……見るからにウルトラマンZに出たウルトラメダルに似たような物ね。それにこのバックルはゼンカイジャーやドンブラザーズのバックルにウルトラマンZのゼットホルダーのような機能があるっぽいわね」

 

スカイ「ゼンカイジャー?ドンブラザーズ?ウルトラマンZ?なんと言うかこう!そう言うヒーローがいるんですね!!」

 

推察するメサイアの隣でスカイははわわとなっているとメサイアのバックルから6枚のメダルが飛び出してスカイの前に浮かぶ。

 

それと共にスカイの右腰に青いホルダーが装着される。

 

スカイ「ほえ!?」

 

いきなり自分の前に来たのにスカイが戸惑う中、メサイアは6枚のメダルの絵柄を見る。

 

メサイア「これは、ウルトラマンゼロ、ウルトラマンコスモス、ウルトラマンダイナ……後の3枚はダンボール戦機に出るLBXのアキレスD9、電光超人グリッドマン、それに……キン肉マン?なんで?」

 

場違い過ぎじゃないと思わず呟いたメサイアにキン肉マンの顔が描かれたメダルが激しく光る。

 

まるで、場違いって何よ!!?と抗議している様だ。

 

その間に体力を回復し、腕も動く様になったのか、アナザーブラックは立ち上がって来る。

 

「呑気に話しおって!!」

 

怒ったアナザーブラックは再度襲いかかって来る。

 

スカイ「そうはさせません!!」

 

すぐさま6枚のメダルを掴んで右腰に現れたホルダーへと入れたスカイがアナザーブラックの足止めに入る。

 

その間にメサイアは兵士に確認する。

 

メサイア「ねえ、このナックルにはメダルが入れるスペースはあるのかしら?」 

 

兵士C「ある。幾つかの試作品の制作の際には、カプセル装填型やチップ挿入タイプのを開発「それは良いから装填したら次はどうするの?」……これの場合はメダルを装填したら、ライザーでナックルに装填したメダルをスキャンするんだ。スキャンした後にライザーにあるトリガーを押せばパワーアップ出来る」

 

やり方を聞き、分かったわと返してからメサイアはスカイに叫ぶ。

 

メサイア「早速使わせて貰うわ。スカイ!時間を稼いで!!」

 

スカイ「時間をですか!?」

 

攻撃を捌きながら問い返すスカイにそうよと答える。

 

メサイア「だからアナザーブラックの足止めをお願い!」

 

スカイ「分かりました!!」

 

お願いに力強く答えたスカイはアナザーブラックの足止めを行う。

 

その間にメサイアはバックル内にあるメダルを何枚か取り出す。

 

メサイア(ライザーのモチーフになったウルトラマンジードの基本形態のプリミティブは始まりとなった初代ウルトラマンと初めての悪のウルトラマンとなったベリアルの力を使った形態……なら、私も始まりに関係する物で、変身ヒロインの始まりを告げたこの2人で!!)

 

取り出したメダルの中でメサイアはキューティーハニーのメダルとセーラームーンのメダルを手に取り、後のを戻してナックルと共に構える。

 

メサイア「2つの力!」

 

まず最初にキューティーハニーのメダルを黒いナックルに装填。

 

メサイア「今一つに!」

 

次にセーラームーンのメダルを黒いナックルに装填し、メサイアはライザーで黒いナックルに装填したキューティーハニーとセーラームーンのメダルをスキャンする。

 

ークロスフュージョン!ー

 

2つのメダルの力を引き出したライザーから電子音が鳴り響き……

 

メサイア「煌めけ!月光!はっ!

 

咆哮と共にライザーのトリガーを押す。

 

ーキューティーハニー!セーラームーン!ー

 

電子音が響き渡ると同時にメサイアの両隣にキューティーハニーとセーラームーンのビジョンが現れ、キュアメサイアと重なる。

 

ーキュアメサイア!セレネスキューティー!!ー

 

するとメサイアの髪が金髪の前部分が赤髪に染まってからセーラームーンと同じツインテールを結ばれると共に頭部にはティアラが出現し、服も上半身がセーラー服、下半身がキューティーハニー同様のロングパンツとブーツで首にはチョーカー、腰のサイドにセーラームーンのスカートの装飾が付いた姿に変わる。

 

メサイア「これがキューティーハニーとセーラームーンの力が合わさった姿!行くわよ!!」

 

自分の姿を見てからメサイアはは気合の声を上げると右手に出現した銀色のレイピア、ムーンレイピアを構える。

 

「姿を変えた所でなんだと言うのだ!!」

 

姿を変えたメサイアを見たアナザーブラックは黒いオーラを放ちながらスカイから離れて、メサイアの方へと襲い掛かる。

 

メサイア「姿を変えたのは伊達じゃないのよ。それを今から見せてやるわ」

 

向かって来るアナザーブラックにメサイアは手に握ったムーンレイピアでカウンター気味にアナザーブラックの攻撃を避けると共に胸元を斬り付ける。

 

「くっ?」

 

アナザーブラックはムーンレイピアの斬撃を受けた胸を抑えて距離を取ると受けた箇所の肌が曝け出され、火傷の痕が出来ていた。

 

変貌する前に受けていた火傷よりもその火傷は強く焼かれていた。

 

メサイア(さっきに比べてアナザーブラックのダメージが増えてる……そうか!プリキュアの力を持った攻撃を受ければ受けるほどダメージが増えて、回復速度も遅くなってる。このまま弱らせれば今度こそ浄化が出来る!)

 

アナザーブラックの火傷を見てメサイアは今度こそアナザーブラックを倒せると確信し、スカイに声をかける

 

メサイア「スカイ、私はそのまま攻撃を続ける。その隙にスカイもライザーを用いた変身をして!」

 

スカイ「え、えぇ!?け、けど、これの使い方、私は知りませんよ!!?」

 

指示された事に慌てるスカイに、あ、そう言えば戦っていたから聞こえてなかったのねとメサイアはしまったとなった後にアナザーブラックの攻撃を避ける。

 

ーしょうがねぇな……ー

 

するとスカイの頭に声が響いた後に右腰のホルダーから2枚のメダルが飛び出す。

 

慌てて飛び出したメダルをスカイはキャッチするとメダルはウルトラマンゼロとアキレスD9のであった。

 

ー俺がフォローしてやる!しっかり覚えて置け!!-

 

スカイ「は、はい!誰か知りませんがありがとうございます!!」

 

メサイア(誰と話してるの?)

 

ゼロのメダルが光ると共にまたも響いた声にスカイは慌てて礼を述べてるのにメサイアは疑問に感じたがアナザーブラックにこっちに集中しないとと攻撃を避けて距離を取ってから二の腕部分に装備しているリングに付いているハートの装飾に触れる。

 

メサイア「いきなさい、ハートブーメラン!」

 

外して投げられたハート装飾はブーメラン、ハートブーメランへと変わるとアナザーブラックへと向かって来る。

 

「小賢しい!」

 

アナザーブラックはしゃがんでハートブーメランを回避するが戻って来たのに慌てて避け、再び来たのに必死に避ける。

 

そんな身動きが取れないアナザーブラックへとメサイアは追撃を仕掛ける。

 

メサイア「受けなさい!トワイライトメーザー!」

 

メサイアはティアラの宝石部分から銀色のレーザー、トワイライトメーザーを放ち、それによりハートブーメランに目が行っていたアナザーブラックのムーンレイピアの斬撃で出来た傷跡に炸裂させる。

 

「ぐっ!?」

 

直撃を受けた事でアナザーブラックは苦しみに顔を歪めながら胸を押さえる。

 

スカイ「す、凄い!」

 

ーおい!夢中になってないぜ!さっさと使いやがれ!-

 

押しているメサイアにスカイは感嘆したが声に怒られてすいません!と慌てて謝る。

 

ー改めて言うぞ!ナックルに俺達のメダルを装填して、ライザーでスキャンしろ!んでもってライザーを掲げてからトリガーを引け!それで限界を超えてみやがれ!-

 

スカイ「分かりました!限界を、超えます!!」

 

声に答えてからスカイはウルトラマンゼロとアキレスD9のメダルとナックルを構える。

 

「ゼロさん!」

 

まず最初にウルトラマンゼロのメダルを黒いナックルに装填。

 

「アキレスD9さん!」

 

次にアキレスD9のメダルを黒いナックルに装填し、スカイはライザーで黒いナックルに装填したウルトラマンゼロとアキレスD9のメダルをスキャンする。

 

ークロスフュージョン!ー

 

2つのメダルの力を引き出したライザーから電子音が鳴り響き……

 

スカイ「限界を、超えさせて貰います!!

 

咆哮と共にライザーを掲げてトリガーを押す。

 

ーウルトラマンゼロ!アキレスD9!ー

 

ーデヤッ!-

 

ーヒーローの出番です!ー

 

電子音が響き渡ると同時にスカイの両隣にウルトラマンゼロとアキレスD9のビジョンが現れ、キュアスカイと重なる。

 

ーキュアスカイ!コスモブレイザー!!ー

 

ビジョンが重なったスカイの姿は、胸にゼロのカラータイマーを模したブローチが付いたアキレスD9の体部分を模したカラーリングとなったリリカルなのはのシグナムのBJを身に纏い、ウルトラゼロマントを模したマントを羽織った衣装になり、スカイの頭部にはウルトラマンゼロのゼロスラッガーをイメージした髪飾りがついた姿になる

 

スカイ「これが、パワーアップした姿!」

 

ーボサッとすんな!とっとと決めちまえ!ー

 

スカイは自身の姿が変わった事に戸惑いを抱くが声のに我に返って、は、はい!と返してからメサイアと合流する。

 

スカイ「メサイア、待たせてすいません」

 

メサイア「気にしてないわ。あいつをさらに弱らせるわよ」

 

そう言うメサイアに、はい!と元気よく答えたスカイは2つの剣を出し、アナザーブラックに攻撃を仕掛けて行く

 

余談だが、メサイアのバックル内に入っているウルトラマンZのメダルが光っていたがメサイアはそれに気づく暇は無かった

 

ーゼロ師匠、密かに助けてくれますか?ー

 

「ぐっ!このぉ!」

 

 

切りつけられたアナザーブラックはトワイライトメーザーを受けたダメージで動きが鈍っていた。

 

メサイア「このままあいつの手足を重点的に攻撃して行くわよ」

 

スカイ「手足を攻撃する理由は何ですか?」

 

指示するメサイアにどうして手足を重点的に狙うかをスカイは問う

 

メサイア「アナザーブラックの攻撃手段は肉弾戦。その要である手足にダメージを与えれば、攻撃力や機動力を落とせるからよ」

 

理由に成程!と納得したスカイに最初に行かせて貰うわと言ってメサイアはムーンレイピアの刀身に銀色の光を纏わせながらアナザーブラックに接近し……

 

メサイア「まずはこれ!ムーンライトフレッシュ!」

 

メサイアは銀色の光を纏った連続突きを放ち、アナザーブラックは避ける間もなく直撃して体を仰け反らせる。

 

メサイア「斬り裂け!ムーンライトブーメラン!」

 

続けざまにハートブーメランに銀色の光を纏わせた攻撃、ムーンライトブーメランでアナザーブラックの身体を斬り裂いて行く。

 

スカイ「連続突きにブーメラン!私も……で技どうしましょう;」

 

凄いと感嘆してからスカイは今の自分の状態でどんな技が出せるかで困る。

 

前の状態ではパンチやキックなどの格闘重視だけだったので他にも出来るかと聞かれると少し困るのだ。

 

ー安心しろ。お前の頭の中に俺やアキレスD9の技と知識が入っている筈だー

 

スカイ「え?そうなんですか!?」

 

再び聞こえた謎の声にスカイは問う。

 

ーああ、そしてこの姿になっている時の技はオーブやジード、ゼットと同じ二人の力を合わせた技になっている。まぁ、ゼットの場合は三人だが……とりあえず、まずは頭部の装飾に触れるんだー

 

謎の声に促されてスカイは言われた通りに頭部の装飾に手を触れる。

 

するとスカイの手に頭部の装飾を模した光の刃が現れる。

 

ーその光の刃を投げるんだ!ー

 

スカイ「了解!行きます!ブレイザースラッガー!」

 

言われた通りにスカイは勢い良くブレイザースラッガーをアナザーブラックに向けて投げた。

 

メサイアのムーンライトフレッシュとムーンライトブーメランによる攻撃で鈍っていた所にさらに攻撃を受けてアナザーブラックは後ずさる。

 

「ぐぅぅぅ!?小癪な!!」

 

スカイ「すごい。これがパワーアップした姿の技……あれ?」

 

技に驚嘆していたスカイは自身の左手に持っているレイピアタイプの剣の刀身に光が帯びている事に気づく。

 

ースカイ、そのレイピアを化物の方に向けて……ー

 

ー突き出してください!!ー

 

スカイ「はい!コスモゼロスラスト!!」

 

ーちょ、俺のセリフ!?ー

 

最初に喋っていたのとは別の声に答え、スカイはレイピアをアナザーブラックに向けて勢い良く突き出すと光を帯びたレイピアが伸び、アナザーブラックの腹部を貫く。

 

「がはっ!?馬鹿な……!?この私が、此処まで、やられるなど、ありえない……!?」

 

貫かれた腹部を抑えてアナザーブラックは膝をつきながら信じられない顔でスカイとメサイアを見る。

 

メサイア「観念しなさいアナザーブラック!」

 

「観念しろだと?……巫山戯るな!私はまだ終わらんぞ!」

 

怒りを発しながらアナザーブラックは両手に黒い光を纏わせた

 

「我が全身全霊の一撃で消し炭になれ!ブラックサンダー!」

 

自分の残った全てを込めてブラックサンダーを放ったアナザーブラックに対し、メサイアとスカイは避ける素振りを見せずに向かって来るブラックサンダーを迎え撃つ様にみつえる。

 

「馬鹿め!我が全身全霊を込めたブラックサンダーに立ち向かう気か!」

 

メサイア「ええ、その通りよ」

 

嘲笑おうとしたアナザーブラックに対し、そう返してメサイアは左脚のブーツに格納しているロッド型の武器、ムーンスタッフを出し、同時にスカイは胸のブローチ部分に光を集束させる。

 

メサイア「あなたの全力を、撃ち破ってあげるわ」

 

そう宣言したメサイアが持つムーンスタッフの装飾が光りを収束させ……

 

メサイア「受けなさい!シルバーハート・スパイラルアタック!」

 

スカイ「プリキュア・ビッグバンシュート!」

 

メサイアはムーンスタッフの光から生成された銀色のハートのエネルギー弾を回転しながら放ち、スカイはブローチから、浄化光線ビッグバンシュートを放った。

 

放たれたスパイラルアタックとビッグバンシュートがブラックサンダーに激突した

 

「最大出力のブラックサンダーをたかが2人で止められると思うな!」

 

メサイア「さっきまでなら出来なかったでしょうね……けど、今はどうかしら?」

 

何?と告げられた事にアナザーブラックは疑問に思った直後、目を見開く。

 

自分が最大出力で出したブラックサンダーが、メサイアとスカイの必殺技に押され始めているのだ。

 

「ど、どういう事だ?なぜ私のが押されているのだ!?」

 

戸惑いを隠しきれないアナザーブラックを前にブラックサンダーは段々と押されて行き……

 

「うわああああああああああああああ!」

 

ブラックサンダーがスパイラルアタックとビッグバンシュートによってかき消された後、スパイラルアタックとビッグバンシュートがアナザーブラックに直撃し、アナザーブラックは吹き飛んで地面を転がって行く。

 

止まった後、アナザーブラックはなぜ?と疑問を抱く。

 

「最大出力のブラックサンダーが……たかが2つの必殺技に、なぜかき消されたのだ?」

 

ふらつき、倒れそうになりながら起き上がる中で疑問を抱くアナザーブラックに対し、メサイアは告げる。

 

メサイア「理由は簡単よ。貴女は私やスカイの攻撃を受け続けた事で技を出すための力を失ったのよ」

 

「何だと!?たかが貴様達の攻撃だけで、私が力を失っていただと!?」

 

ふざけるな!!と怒鳴るアナザーブラックにメサイアは肩を竦める。

 

メサイア「私にもわからないけど、私とスカイの攻撃が当たる度にあなたから感じていた力が四散して行くのを感じたもの」

 

「巫山戯るな!私はまだ戦えるぞ!」

 

メサイアにアナザーブラックはブラックサンダーを放そうと手を翳すが……

 

パチン……

 

突き出した右腕から火花しか出なかった。

 

「馬鹿な?ブラックサンダーが不発だと!?」

 

ブラックサンダーが不発に終わった事にアナザーブラックは動揺する。

 

スカイ「これはどういう事でしょうか?」

 

メサイア「たぶんになるけど、プリキュアの力でアナザーブラックの悪しき力を消していた事で起きたんだと思う」

 

そんなアナザーブラックを見ながら問うスカイにメサイアはそう返す。

 

スカイ「それなら……!」

 

メサイア「ええ、後は浄化技を放つだけ!行くわよスカイ!」

 

はい!と答えたスカイはメサイアと一緒にアナザーブラックを浄化する為に力を収束させる。

 

メサイアが持つムーンレイピアの刀身に銀色の光が纏い始め、刀身が光で包まれるとメサイアはレイピアの刀身をアナザーブラックに向ける。

 

スカイはブレイザースラッガーを出し、繋げる様に2つのブレイザースラッガーを連結させるとブレイザースラッガーは元になったウルトラマンゼロが使うゼロツインソードと同じ形状の武器、ブレイザーツインソードへと変化し、ブレイザーツインソードに光が収束する。

 

「ぐぅぅぅ!!このまま消されてたまるか!!」

 

それにアナザーブラックはメサイア達を迎え撃とうとして、今までの攻撃や先ほどの2人からの必殺技で体に限界が来たのか、動けなくなる。

 

そんなアナザーブラックに向けて2人は必殺技を放つ。

 

メサイア「プリキュア・ムーンライトフレア!

 

瞬時にアナザーブラックへと接近したメサイアはムーンレイピアをアナザーブラックの腹部に当て、貫くと同時に剣先で三日月の軌跡を描く

 

スカイ「ヒーローガール!!ビッグバン!スパークスラッーシュ!!

 

続けざまにスカイが青い光を纏ったブレイザーツインソードを手に跳躍した後、アナザーブラックを十文字に斬り裂く。

 

ぐああああああ!?

 

ムーンライトフレアとビッグバンスパークスラッシュを同時に喰らったアナザーブラックは地面に倒れる。

 

「バカな……この私が……あ、あ、ありえなーい!!?

 

背を向けた2人に自分が負けた事を信じられずに断末魔を上げた後、アナザーブラックは光となって行く。

 

 

光となったアナザーブラックを見てプリキュア達が勝ったのを感じ取った隊員達は歓声を上げる!

 

隊員A「俺達では歯が立たなかったアナザーブラックをたった二人で倒すとは……!」

 

隊員B「凄いぞプリキュア!!」

 

隊員C「ライザーによる強化変身も難なく使いこなすとは……凄いですね東堂さん!」

 

東堂「ああ……(これが歪まされていない本来のプリキュアの力……俺達テイルズディフェンドが遭遇したプリキュアの力とは別物だな……)」

 

喜びの声をあげる隊員達のを聞きながら東堂は元に戻ったメサイアとスカイに感嘆する。 

 

東堂達がメサイア達の戦いを見て各々に述べている中、拓也と律子は詩嶋と共にメサイア達を見ていた。

 

律子「まさか晴渡さんがプリキュアになるなんて驚いたわ……拓也どうしたの?」

 

スカイを見ながら驚嘆していた律子は腕を組んで何か考えている拓也に気づいて問う。

 

拓也「なあ律子に詩嶋、晴渡がプリキュアになったのは驚いたが、もう一つ気になる事があるだろう?」

 

詩嶋「気になる事、ですか?」

 

律子「何かしら?」

 

首を傾げる2人にあいつだよ、あ・い・つ!とメサイアを指さしながら続ける。

 

拓也「メサイアに変身してる奴。髪の色が変わってて、バイザーマスクを着けて正体を隠しているが、状況と動きで誰なのか分かったんだよ」

 

律子「状況と動きで?あ……!?」

 

詩嶋「そう言えば、愛香さんの姿が見えませんね……もしや」

 

その言葉で律子と詩嶋が拓也が言いたい事を理解して、拓也も頷いてズバっと切り出す。

 

拓也「メサイアの変身者はズバリ愛香だ。正体を隠してはいたがさっきまでの動き、あいつの新体操ので鍛えた動きや独特の癖があった」

 

律子「確かに姿が変わった後の動き方、どこかで見た事あると思えば……」

 

詩嶋「会った際の愛香さんの性格的に隠れて見てるなどはないと思いますから、そうなんでしょうか……」

 

拓也と律子、詩嶋がメサイアの正体ので話してる間、メサイアにセッビィが近づく。

 

セッビィ「やったビィねメサイア!」

 

メサイア「ええ、スカイもお疲れ様」

 

スカイ「はい!お疲れ様です!」

 

ーお疲れさまです!スカイさん!-

 

ーまぁ、戦士と言う意味では落第点だな。これからも精進しないとなー

 

労いの言葉に元気よく返してから頭に響いた声にスカイはそちらこそお疲れ様です!と返す。

 

メサイア「あのさスカイ……誰と話してるの?」

 

スカイ「分かりません!先程から声が頭に聞こえてくるんです!それも複数の人の声が!」

 

えぇ……とメサイアが何とも言えない顔をする中でメサイアのバックルがガタガタ震え出し、勝手に開くと共に1枚のメダルがスカイに向けて飛び出し、スカイは出て来たメダルを慌ててキャッチする。

 

ーちょっとゼロ師匠!俺も出してくださいよ!-

 

ーだってゼット、お前、相手まだ見つけてねえじゃん。出せるわけねえだろー

 

スカイ「おお!今までの声のお方はさっき私が使っていたメダルのゼロさんだったんですね!それで先ほど言ってたゼットさんがこの方なんですね!」

 

メサイア「え?ウルトラマンゼロと話してるの?後ウルトラマンゼットとも……」

 

抗議する様に手の中で光るメダルを見て感嘆するスカイが言った事にメサイアは驚いた後にふと、アナザーブラックが居た場所を見る。

 

そこに何かがあるのに気づく。

 

メサイア「あれは、何かしら?」

 

セッビィ「ビィ?」

 

スカイ「ほえ?」

 

近づいてみようとするメサイアにセッビィも続き、スカイもメダルを仕舞いながら続く。

 

その時、メサイア達は知らなかった……アナザーブラックが光りとなって四散していたのに紛れて、ごく小さい光球がどこかへ飛んでいったのを……

 




次回

それぞれの後始末

━私も話絡みたかった……━

━無理だなセーラームーン。相手はそのセーラームーンの事を知ってるからな……━
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