プリキュア戦記 正義のプリキュアvs終界   作:MIXEVOL

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アナザーマーチを止めるべく、ブラックペッパーが立ち向かう


開戦!アナザーマーチ

放課後、メダルを持った翔子を東堂と会わせる事にした愛香と空は斎藤と太田に待っていると友人の英美とレイを連れて一緒に現れ、愛香達に自分達が手にしたメダルの事を話す。

 

翔子達がメダルの事を話している裏では、近くに居た六華と明輝が翔子達の話を盗み聞きをしていた。

 

そんな2人に会話が聞かれているのを知らない愛香は翔子達と共に東堂達が居る東堂研究所へと向かう。

 

研究所に入った愛香達は、自身の世界の技術では再現できない施設の中に驚きを抱いていた所で後ろで尾行していた六華と明輝と合流、そこに真田も来て東堂が居る所長室に向かう。

 

所長室に着いた翔子達は東堂から翔子達にプリキュアになってほしいと頼まれるが、迷いを抱く。

 

そんな5人を愛香と空が見守っていると相原からアナザープリキュアが現れた事が知らされる。

 

其を聞いた愛香と空はすぐにアナザープリキュアが居る場所へ急行する。

 

其を見て六華は愛香と空がプリキュアであると確信し、東堂と真田に自身もプリキュアとして戦うと宣言し、真田からテイルズディフェンドが開発した変身アイテムとメダルを手にし、それに続く様に明輝、翔子、英美、レイも続き、愛香達の後を追う。

 

一方、アナザープリキュアの一人、アナザーマーチに対し、ローズマリーが呼んだ助っ人、ブラックペッパーが対処していた。

 

その近くにはアナザーマーチを見て怯えて動けなくなったましろを必死に避難させようとする友美達を守る南部がおり、予断を許せない状況となっていた。

 

果たして愛香達はブラックペッパーが倒れる前にましろ達を助ける事が出来るのか……

 

───

 

 

アナザーマーチに襲われている友美達やましろを助けるべく加藤が乗る車に乗っている愛香と空。

 

着くまでの間、じれったそうに愛香と空はソワソワしていた。

 

愛香「こんなタイミングで敵が襲撃するなんて、友美達やましろは大丈夫かしら?」

 

空「確かに……(ましろさん、大丈夫でしょうか……)」

 

友人が巻き込まれていないかを心配する愛香と空をルームミラーで見た加藤はうーむとなる。

 

2人が来る前、加藤にも南部から連絡があった。

 

ましろ達が巻き込まれているので救援を求められたのだ。

 

加藤「(2人の心配が当たってるんだよな……)まぁ、2人共安心して欲しい」

 

空「どういう事ですか?」

 

告げた事に空と愛香の視線が集まったのを見て加藤は言う。

 

加藤「今朝マリちゃんに会った時に助っ人の事を聞いただろ?そいつはプリキュアの様に浄化技を持ってはいないがそんじゃそこらの奴に負けない実力の持ち主だ。アナザープリキュアの相手なら俺達よりも上手く立ち回れる筈だ」

 

愛香「はい……現場には彼がいるんですね」

 

紹介して貰った少年を思い出して愛香は呟く。

 

加藤「そう言えば愛香ちゃん、セッビィは一緒じゃないんだな」

 

愛香「あー……連れていないと言うより、学園に動物を連れて行ったらトラブルが起きると思ってセッビィに留守番をお願いしたんですよ」

 

いきなりの確認に愛香は目を泳がせてからいない理由を告げる。

 

理由を聞いて加藤はあーとなる。

 

加藤「……そんな事だと思って、マリちゃんが朝の内に学園長にある事を頼んでおいたんだよ」

 

空「ある事とは?」

 

気になったので聞く空に加藤は答える。

 

加藤「そのセッビィが学園に来ても良いように動物を連れて行っても良い様に表向きはアニマルセラピーの為に学園に来ていると言う感じにして貰ったのさ。勿論、セッビィ以外にも違和感ない様に実際に動物を連れて行く感じさ。アナザープリキュアを対抗する鍵の一つであるセッビィは愛香ちゃん達と一緒に居た方が良いからな」

 

愛香「アニマルセラピーの為なら学園に来ても違和感を抱かずに済みますね」

 

成程と納得する愛香に加藤は笑う。

 

加藤「んで、そんなセッビィが学園に来ても大丈夫なのを伝える為に南部がセッビィを迎えに来て、合流しようとしていたら……友美ちゃん達やましろちゃんと出くわしちゃって、その数分後にアナザープリキュアと遭遇しちゃったそうだ」

 

愛香「それを早く伝えてくれません!?」

 

空「と言うか友美さんとましろさんまた遭遇しちゃったんですか!?」

 

困った顔になって告げた加藤に愛香は叫び、空も驚く。

 

加藤「ああ、どうやらアナザープリキュアは妖精にも憎しみを抱いているみたいなんだ……もしかしたら南部と一緒にいたセッビィを妖精と気づいて南部達の前に姿を現したんじゃないかな」

 

空「?どうしてアナザープリキュアは妖精を憎むのですか?」

 

それがこっちにも分からないんだよな……と空の問いに加藤はぼやく。

 

愛香「……妖精の中には相手を騙して、相手を利用する輩が世の中には居るわね。分かり易い例はまどか☆マギカのキュウベエや魔法少女育成計画のファブが該当する……って空は分からないわよね;」

 

推測を述べながら例えを述べた所ではてなマークを浮かべてる空に愛香は肩を落とす。

 

空「すいません。ゼロ師匠達に色々と教えて貰いましたが、そこらへんのは……け、けどそんな妖精もいるからアナザープリキュアは妖精を敵視しているんじゃないかって事ですね!」

 

愛香「その可能性はあるわね」

 

謝ってから自分なりの自論を述べる空に愛香は一理あると呟く。

 

空「それじゃあ急がないと!加藤さん!急いでください!!」

 

加藤「分かってるさ、けど安心して欲しい。さっき言った様に現場には助っ人君が先に行ってアナザープリキュアを抑えてくれている。彼がやられる前に着いてやるさ!」

 

そう言って加藤はアクセルをさらに踏んでスピードを上げると共にハンドルに付いているボタンを押すと車の上にパトランプが現れてサイレンを鳴らす。

 

愛香「用意周到ですね。後何分で場所に着きますか?」

 

加藤「このペースなら現場には5分後に到着出来る筈だが、今もアナザーマーチが暴れまくった事で車が入りづらくなっている可能性も想定されるから、もしそうだったら近くにある駐車場に止めた後、愛香ちゃんと空ちゃんは変身して先に南部が居る場所に向かうんだ」

 

指示する加藤に2人ははいと答える。

 

 

暫くして、加藤が予想していた通り、アナザーマーチの攻撃によってか道路が使えない状態になっていたので途中の所で停車する。

 

加藤「半分は当たって欲しくなかったが……やはり使えない状態か……」

 

呻く加藤のを聞きながら愛香は周りを確認する。

 

愛香「怪物のもあって周りには人が居ないわね……今なら誰かに見られて正体バレする危険性は無い……空、今の内に変身するよ」

 

空「分かりました!!ヒーローの出番です!!

 

周りに人がいないのを確認した愛香は空と共に外に出ると自身の変身アイテム、メサイアレンスを取り出し、空もスカイトーンとスカイミラージュを取り出した。

 

愛香「プリキュア!メサイアアドヴェント!!

 

空「ひろがるチェンジ!スカイ♪

 

愛香と空が同時に変身コードを唱えると、愛香と空は光に包まれ、少しして光が弾け飛ぶとプリキュアに変身した愛香と空が現れる。

 

メサイア「それじゃあここかr「ゼロ師匠!アキレスD9さん!」」

 

言おうとしたメサイアに被せ気味にスカイはライザーとナックルを取り出し、ナックルにウルトラマンゼロとアキレスD9のメダルを装填し、ライザーでウルトラマンゼロとアキレスD9のメダルをスキャンする。

 

―クロスフュージョン!―

 

2つのメダルの力を引き出したライザーから電子音が鳴り響き……

 

スカイ「限界を、超えさせて貰います!!

 

咆哮と共にライザーを掲げてトリガーを押す。

 

―ウルトラマンゼロ!アキレスD9!―

 

―デヤッ!―

 

―ヒーローの出番です!―

 

電子音が響き渡ると同時にスカイの両隣にウルトラマンゼロとアキレスD9のビジョンが現れ、キュアスカイと重なる。

 

―キュアスカイ!コスモブレイザー!!―

 

スカイ「行きますよメサイア!」

 

メサイア「ちょ、スカイ!?」

 

コスモブレイザーに変身すると共にスカイはメサイアを後ろから抱きしめると飛び上がり、空を飛んで目的地に向かう。

 

加藤「スカイのあの姿は普通に空を飛べるのか……まぁ、どっちとも空を飛べるタイプだけども……」

 

飛び去っていたスカイとメサイアを見送りながら加藤は呟いた後にこっちも向かわないと……と思考を切り替えて走って追いかける。

 

スカイがメサイアを後ろから抱えて飛行し、加藤が南部とセッビィが居る場所に向かっていた同時刻、アナザーマーチが居る場所の近くにて、カフェでの仕事を終わらせて、あげはの所に向かおうとしていた拓也の姿があった

 

拓也「これからあげはの所に行こうとした矢先に怪物ってめんどくさい状況にしやがって!!と言うか昨日の今日で襲撃って止めてくれよ!こういうのってもうちょい間を空けるもんだろ!?」

 

???「うひゃあ!?」

 

思わず絶叫した拓也は悲鳴にん?と顔を向けると驚いた顔で自分を見てるのぞみがいた。

 

拓也「あ、あんたは夢原先生……なんでここに?この時間帯ならまだ学校の方にいる筈じゃあ?」

 

のぞみ「いや~あはは、長引きそうだから一言言って夕飯代わり小腹を満たすのを買いに来たら巻き込まれちゃって;」

 

戸惑いながら聞く拓也にのぞみは恥ずかしそうに返す。

 

拓也「俺も交通整理に引っかかって、いろいろ遠回りする羽目になったんですよ……」

 

のぞみ「うわぁ、災難だね……確か君はOBの拓也君だったよね?拓也君は帰り道こっちなの?」

 

げんなりする拓也にのぞみは同情してからそう聞く。

 

拓也「いえ、ちょいと産婦人科に向かおうとしてまして、知り合いがそこにいるんですよ」

 

のぞみ「え?もしかして奥さんいるの!?若いのに赤ちゃんって早いね!」

 

いえ、違いますと驚いているのぞみに拓也は否定してから赤ちゃんを拾った経緯などを話して誤解を解く。

 

のぞみ「そうだったんだ~ごめんね勝手に盛り上がって……」

 

拓也「いえ……とりあえず、怪物がこの近くにいるそうですから急いで避難しましょう」

 

そうだねと拓也のにのぞみは同意して一緒に離れようとする。

 

学校は良いんですかと聞かれたのぞみは後で電話するからと返す。

 

のぞみ(そう言えば、拓也君って聞いた限りじゃあ昨日怪物を倒したって言うプリキュアの事を間近で見ているのかな?そこの所聞いても良いかな?)

 

前を歩く拓也を見ながらのぞみはふとそう考える。

 

のぞみ「あ、この道、私が住んでるマンションにも続いてるんだ~うわぁ~まだ仕事じゃなかったら帰れたのに~」

 

暫くして見えて来た交差点に凄く残念がるのぞみに拓也はちょいと呑気過ぎやしないかと呆れた時……

 

―助けて…………―

 

のぞみ「えっ?」

 

拓也「?夢原先生、どうしたんだ?」

 

立ち止まったのぞみに拓也は振り返る。

 

だが、のぞみは先ほど自分の脳裏に響いた声が気になって仕方がなかった。

 

のぞみ(誰、誰が助けを呼んでいるの?)

 

当たりをキョロキョロ見渡した後、ある方向を見てこっちだと無意識に感じながらのぞみは走る。

 

拓也「ちょ!?先生!!そっちは例の怪物が居るんだぞ!!?」

 

のぞみが走る方向を見てギョッとして慌てて呼び止めようとする拓也だが、のぞみは我関せずで走って行く。

 

なぜ走っているかはのぞみも分からなかった。

 

だが、声を聞いた瞬間、行かなければとのぞみは動かずにはいられなかったのだ。

 

ああ、もう!とほっておけない拓也は律子に『怪物が現れた。もしかしたら避難勧告出されるかもしれないから気を付けろ』と言うメールを即興で作って送信した後にのぞみの後を追う。

 

そんなのぞみを追った拓也は、向かった先でのぞみと共に新たなプリキュアに遭遇する事になる

 

声を聞いたのぞみを拓也が追う中、未だにブラックペッパーとアナザーマーチの戦いは均衡していた。

 

「我の邪魔をするな!!」

 

ブラックペッパー「それは無理だな。お前が誰かの日常を壊そうとするのならば邪魔させて貰う!」

 

苛立ちながら叫ぶアナザーマーチにブラックペッパーは冷静に攻撃を捌きながら返す。

 

見た目だけなら互角に見えるだろうがブラックペッパーは内心焦っていた。

 

ブラックペッパー(くそ、攻撃自体はあたっているが、全然ダメージを与えられてない!)

 

先程からカウンター気味に攻撃を叩き込んでいるのだが、怯みはするもののアナザーマーチはダメージを受けている様子は無かった。

 

南部「くそ、やっぱりアナザープリキュアにはプリキュアの力でないとダメージを与えられないか……(愛香ちゃんと空ちゃん、ホントに早く来てくれ!)」

 

呻く南部の後ろではセッビィがましろにアナザーブラックの時にも使用したセラピー効果のある波動を浴びせていたのだが、あの時と違い、ましろは全然落ち着かないのだ。

 

セッビィ「ダメだビィ……効果が出てないビィ(どうしてだビィ、もしかしてアナザープリキュアが近くにいるからビィ?)」

 

瑞希「くそ、何がどうなってるんだ!」

 

戸惑っているセッビィに瑞希はましろに起きている事に毒づく。

 

「む?あの鳥、もしや妖精か!」

 

そんなセッビィに気づいたアナザーマーチは怒気をさらに高める。

 

ブラックペッパー(!?なんだアナザープリキュアのオーラが濃くなった!?)

 

そんなアナザーマーチにブラックペッパーは驚く中、セッビィに向かおうとしてるのに気づいて立ち塞がる。

 

「邪魔をするな!!」

 

ブラックペッパー「ぬっ!」

 

連撃を仕掛けるアナザーマーチにブラックペッパーは呻きながら防いでいく。

 

瑞希「くそぉ、逃げたいのにましろちゃんが全然動かせない!!」

 

勇佳「植物が根を張ってる様に足が上がらない!!」

 

友美「ましろさんしっかりして!!」

 

避難したくてもましろを動かせれずに途方に暮れる瑞希達に南部もアナザーマーチから目を離さない様にする。

 

「しゃらくさいわ!!」

 

ブラックペッパー「ぐぅ!!?」

 

今まで組み合っていたブラックペッパーを強引に吹き飛ばすと黒い空気の球を生成し……

 

「これで消えろ!!」

 

勢い良く振り上げた右足を振り下ろして空気の球を蹴り飛ばす。

 

南部「ヤバい!!」

 

咄嗟に南部は自分の体を使って止めようとするが空気の弾は南部の少し前の地面に着弾したと思ったら跳ね上がって南部を飛び越える。

 

南部「なっ!?飛び越えただと!?」

 

驚く南部を後目に、空気の弾は分裂してセッビィやましろ達に迫る。

 

南部「逃げろ!!!」

 

叫ぶ南部だが瑞希達はましろがいる事もあって動けず、空気の弾は彼女達に当たろうとした時……

 

???「ゴムゴムの!銃弾(ピストル)!!!」

 

咆哮と共に何かが空気の弾を貫いた。

 

誰もが驚いて何かが来た方を見ると……キュアメサイアがおり、空気の弾を貫いた何か……メサイアの右腕がまるでゴムの様に伸びているのが戻る所であった。

 

南部「ええ!?なんでメサイアがルフィのゴムゴムの銃弾を!?と言うかゴム人間の様になってるんだ!?」

 

まさかの現象に南部は驚きの声をあげ、瑞希達も驚いた顔でメサイアを見ている。

 

「今の攻撃はルフィのゴムゴムの銃弾(ピストル)?有り得ない。ルフィは確かフローラ達が始末した筈。なのに何故!?」

 

???「ヒーローガール!!

 

アナザーマーチもまた、何故ルフィの技であるゴムゴムの銃弾をメサイアが使えるかに驚きを隠せない中、響き渡った声に上を見上げ、右腕を光らせるキュアスカイが目に入り……

 

スカイ「ビッグバン!パーンチ!!

 

無防備な顔面にパンチを叩き込まれ、吹き飛ぶ。

 

何回かバウンドして転がってからげはっと息を吐き出した後にアナザーマーチはよろめきながら起き上がるとブラックペッパーと並び立つメサイアとスカイを睨む。

 

「馬鹿な!?プリキュアは偽りの英雄によって全て消滅した筈!?なのに何故プリキュアが此処に居る!?それにキュアスカイ、なぜ消された筈の奴が此処に!?」

 

メサイア「貴女、アナザーブラックの仲間ね」

 

自分の前に立ちふさがるメサイアとスカイを見て戸惑うアナザーマーチにメサイアは前に出て問う。

 

「アナザーブラックの名前を知ってる?まさか、アナザーブラックの繋がりが切れたのはお前達の仕業か!?」

 

メサイア「ええ、皆を傷付けかねないから倒させて貰ったわ」

 

驚きの声をあげるアナザーマーチにメサイアはそう返す。

 

貴様とオーラを濃くさせるアナザーマーチにメサイアとスカイ、ブラックペッパーは身構える。

 

南部「お、おいメサイア!なんで君がルフィのゴムゴムの銃弾(ピストル)を使う事が出来たんだ?」

 

そんなメサイアへと南部は何故ルフィの技を使えるのかを問う。

 

メサイア「南部さん、ルフィの技が使えるのはこのアイテムとメダルを使ったのよ」

 

そんな南部に対し、メサイアは右手首に付けているブレスレットを見せる様に腕を真横に突き出す。

 

南部「形状的に妖怪ウォッチ、いやYSPウォッチに近いアイテムだと思ったけど……」

 

メサイア「ええ、あの後、このブレスレットはどういう物か調べたの」

 

自分の知る知識から呟く南部にメサイアも似た考えか頷いてそう返す。

 

スカイ(YSPウォッチ?妖怪ウォッチ?また知らない奴ですか)

 

―んじゃあ終わった後にまた勉強会な―

 

ちなみにスカイはまたもチンプンカンプンでゼロにそう言われていたのは些細である。

 

メサイア「これを私はキュアブレスレットと名付けたわ。これにファイターパワーメダルをブレスレットに装填する事でヒーローの技を使えるようにしたり、武器を召喚出来るようになるの」

 

メサイアはスカイと南部に自身のアイテムであるキュアブレスレットの事を説明する。

 

─昨日、お前に教えたギンガが使っていたストリウムブレスやタイガ達が使っていたウルトラアクセサリー系のアイテムって事だ。あのブレスレットを作り上げた奴等はすげぇな─

 

スカイ(な、成程!)

 

軽くそう言うゼロのにスカイは納得する。

 

そんな時、メサイアが装填しているルフィのメダル以外に反応してるのがあった。

 

そう、ルフィの仲間麦わら海賊団で、真っ先に反応したのはナミとゾロであった。

 

─何であの子がルフィの技を使えるのよ!?─

 

─しかも威力はルフィが使っていた時と同じくらい出してやがる……あのブレスレットで再現された感じか?─

 

─クソマリモに同意なのは癪だが、メサイアちゃんに関してはアニメや漫画を通じて得た知識もあるんじゃねえか?それにしても俺達の活躍がアニメや漫画になっているのはすげぇな─

 

─それはどうでも良いだろ!?ってか、一度使っただけなのに、ルフィと同等の威力を出すってあの嬢ちゃん凄すぎだろ……─

 

そんなメサイアに対し、冷静に推察してから後半は感嘆しながら述べるサンジにウソップはツッコミを入れてから驚きの声をあげる。

 

─いやぁ、ホントすげぇな~~そういや、メサイアって奴の声、ヤマトに似てるよな~~─

 

─どうでも良いだろ声に関しては!?─

 

にっししと笑っているルフィの感想にウソップは思わずツッコミを入れる。

 

─しかし、ルフィ君のゴムゴムの銃弾(ピストル)を寸法違わず再現できるとは、改めて凄いメダルじゃな、驚いたわい─

 

─あのメダルはルフィだけじゃなくもし私達が死亡したり、敵に力を奪われるか私達が力を失う事を想定して創られたかもしれないわね……パワーだけじゃなくこうやってソウルも含んでいるならパワーソウルとも言えちゃうわね─

 

ジンベエもまた驚嘆しており、ロビンはロビンでメダルについて推察して己の感想を述べる。

 

─魂か……─

 

─それにしてもフォームチェンジは興味あるわね─

 

─なんだよナミ、お前、もしかしてやってみたいのか?─

 

ロビンの言った事にふうむと思案するジンベエだがナミはナミでクロスライザーでのフォームチェンジの方に興味を持っており、ウソップが聞く。

 

─そりゃあ気になるじゃない!もしも私が使われるなら誰と組むか気になるじゃない♪─

 

─俺も俺も!!─

 

―その時は俺がナミすぁんとなってみたいです♥―

 

―いや、昨日の組み合わせ的に一緒は無理だろ!?―

 

笑って言ってるだろうナミにルフィも食いつき、ハートマークを浮かべてるだろうサンジにウソップはツッコミを入れる。

 

メサイア「何で、ルフィ達の会話が聞こえるのかしら?それとルフィ、誰かと間違えてない?」

 

スカイ「それだけ声が似てるんでしょうか?」

 

ブラックペッパー「?」

 

そんなルフィ達の呑気な会話に目元を抑えるメサイアにスカイは首を傾げて、ブラックペッパーはなんのこっちゃと思いながらもそう言う時じゃないとアナザーマーチに警戒しながらスカイに話しかける。

 

ブラックペッパー「スカイ!虹ヶ丘さんが大変なんだ!怯えて動けなくなっている!」

 

スカイ「ましろさんが!?」

 

それにスカイはメサイアとブラックペッパーに少しお願いしますと断ってましろの方へと向かう。

 

「貴様、逃げる気か!」

 

ましろの元へと向かうスカイを見て憤慨しながら追おうとするアナザーマーチに対し、メサイアが阻む。

 

メサイア「ここから先は行かせないわよアナザーマーチ!!」

 

メサイアはキュアブレスレットにセットしているルフィのファイターパワーメダルを取り出すと、別のファイターパワーメダルを装填する。

 

メサイア「セットアップ!ヒーローパワー!」

 

『うずまきナルト!』

 

音声が鳴り響いた後、メサイアの身体にうずまきナルトのシルエットが重なるとメサイアは印を結ぶ。

 

メサイア「サッカーにはディフェンダーが付きものよ!多重影分身の術!」

 

そう言うと共にメサイアはナルトの技である多重影分身の術を発動し、多数の影分身がスカイを追おうとしたアナザーマーチを包囲する。

 

「ぬぅ、分身とはちょこざいな!!」

 

自分を包囲しているメサイア達にアナザーマーチが呻く中、先ほどのルフィ達の様にナルトに関連する者達が驚いていた。

 

─今度はナルトの多重影分身!?どうなっているの!?─

 

─あのメダル、どうもただフォームチェンジ以外にもこうやって技を再現する感じにも出来てる様だな……こうなると俺達の術や技もあっさりと顕現出来ちまうかもな─

 

─おいおい、そうなると写輪眼系の術や仙人モードのような術を顕現できちゃう可能性もありえるって事だろう……カグヤの様な輩に使われたらと思うぞゾッとするな……─

 

春野サクラが驚きの声をあげる中、うちはサスケはロビンの様に冷静に推察し、はたけカカシはその危険性を考えて戦慄する。

 

─うひゃあ!アニメや漫画で得た知識だけで俺の多重影分身をここまで再現するとは驚いたってばよ!!ある意味メサイアはサスケみたいな奴かも知れないな~─

 

―あんたね、ルフィさんの様に呑気過ぎでしょ;―

 

使われたナルトはナルトで、メサイアが見せた多重影分身の再現度に呑気そうに驚嘆しており、サクラは呆れた様にツッコミを入れる。

 

─ま、あちらさんの会話が聞こえてるならメサイアも早々変な事はしないだろうし、もしかしたらあちらさんの言う通り、俺等の中からフォームチェンジに使われる可能性もありえそうだな─

 

カカシは忠告も兼ねてなのか釘を刺す様に述べて、聞こえていたメサイアはホント下手に使えないわと内心冷や汗を掻く。

 

その間もアナザーマーチを逃がさない様に多数の分身が攻撃を仕掛けていた。

 

「ぬぐ、があ!?ごほ!?」

 

四方八方から放たれるのにアナザーマーチはなすがままに攻撃を受ける。

 

メサイア「続けてこれを受けなさい!!」

 

その言葉と共に5人のメサイアがアナザーマーチへと突撃。

 

メサイア「う!」

 

1人目がアナザーマーチを殴り倒し……

 

メサイア「ず!ま!き!」

 

地面をバウンドして浮き上がった所を続けざまに2人目、3人目、4人目が上空へと蹴り飛ばす。

 

「このままお手玉にされて!!」

 

強引にも態勢を立て直そうとするアナザーマーチだが、それよりも早くブラックペッパーと共に5人目のメサイアがかかと落としの態勢に入っていた。

 

ブラックペッパー&メサイア「ナルト連弾!!」

 

同時に繰り出した踵落としはアナザーマーチの脳天に炸裂し、アナザーマーチは地面に叩きつけられる。

 

「ぬぐあ!?」

 

着地するメサイアとブラックペッパーを前にアナザーマーチは呻きながら起き上がる。

 

「おのれ……私を再び地に伏せさせるとは……」

 

ふらつきながらもアナザーマーチの戦意は抜けておらず、それ処か逆に増幅していた。

 

「このままで済むと思うなよプリキュア!!」

 

怨嗟の咆哮と共にアナザーマーチは自身の体から迸った黒いオーラに飲み込まれる。

 

なんだ!?とブラックペッパーや避難を終えたローズマリーが驚く中、メサイアと南部はその現象に覚えがあった。

 

それはアナザーブラックが怪物の見た目からモンスター娘の様な見た目に変貌した時のであった。

 

ローズマリー「これは、報告聞いたアナザープリキュアが変貌ずる現象!?」

 

南部「アナザーブラックに続いてアナザーマーチも姿が変わるのか!」

 

報告にあった現象を目撃して驚くローズマリーの隣で南部は呻く。

 

メサイア「えっと「ブラックペッパーだ」、そ、そうブラックペッパーね……気を付けて、此処からがアナザープリキュアの本番とも言えるわ。警戒して」

 

ブラックペッパー「分かった」

 

名前をまだ聞いていなかったので聞いたメサイアは戸惑いつつ注意し、ブラックペッパーは真剣な顔で頷いてオーラの中で変貌しているアナザーマーチに警戒する。

 

───

 

メサイア達がアナザーマーチの変貌を目撃する数分前、スカイはましろ達の元へと駆け付けた。

 

スカイ「ましろさん、大丈夫ですか!?」

 

声をかけるスカイだが、ましろは恐慌状態になっているからか、気づいていない。

 

友美「状況は良くないよ。ましろさんは恐慌状態になっている上に身体が動けないの」

 

瑞希「まるで植物に根が張ってるかのようでここから動かせない有様だ」

 

勇佳「そのせいで私達身動きがとれなくて」

 

セッビィ「前はセラピーを受けて治せたけど、今度はどういう訳か効果が無いビィ。直接アナザープリキュアを見たせいで、パニック状態になってるビィ」

 

そんなスカイへと友美達が各々に述べる。

 

ましろ「いや、殺さないで……」

 

スカイ「ましろさん……どうすれば……」

 

酷く怯えたましろにスカイは悲痛な顔で彼女をどう救えばと考え……昨日聞いたコスモスとグリッドマンの言葉を思い出す。

 

───

 

―私とグリッドマンの力は物を修復する以外に興奮した者を落ち着かせたり、取り憑いた者を追い出す事が出来る―

 

―人を救う時にも私達の力が役に立てる。その時が来たら遠慮なく使ってくれ―

 

───

 

スカイ「そうだ。コスモスさんとグリッドマンさんの力なら、ましろさんを助けれる筈!」

 

すぐさまスカイは自身のメダルホルダーからウルトラマンコスモスとグリッドマンのファイターパワーメダルを取り出した

 

セッビィ「スカイ、何を始めるビィか?」

 

スカイ「これからましろさんを治します!」

 

答えた後にスカイはクロスライザーとナックルを取り出す。

 

「コスモスさん!」

 

まず最初にウルトラマンコスモスのメダルを黒いナックルに装填。

 

「グリッドマンさん!」

 

次にグリッドマンのメダルを黒いナックルに装填し、スカイはライザーで黒いナックルに装填したウルトラマンコスモスとグリッドマンのメダルをスキャンする。

 

ークロスフュージョン!ー

 

2つのメダルの力を引き出したライザーから電子音が鳴り響き……

 

スカイ「癒しの力、使わせて貰います!!!

 

咆哮と共にライザーを掲げてトリガーを押す。

 

―ウルトラマンコスモス!グリッドマン!―

 

―シェア!―

 

―ハッ!―

 

電子音が響き渡ると同時にスカイの両隣にウルトラマンコスモスとグリッドマンのビジョンが現れ、キュアスカイと重なる。

 

ーキュアスカイ!フィクサーヒール!!ー

 

ビジョンが重なったスカイの姿は、ドレスがサイバーチックなボディスーツに法衣(イメージ的に闘士ウルトラマンコスモスの装鉄鋼の胸と腕の法衣部分)を纏った感じの姿に変化する。

 

その衣装にはウルトラマンコスモスとグリッドマンの特徴が入っていた

 

勇佳「服が変わった!?」

 

瑞希「なんだかサイバーチックな感じになったな……」

 

瑞希達が驚く中、スカイは両腕を光らせる。

 

スカイ「ましろさん、今助けます!プリキュア!フィクサーレクト!!」

 

スカイの光る両腕から浄化の光が放たれ、光はましろを包み込み……光が収まった後には恐怖から解放されたましろが現れる。

 

ましろ「……あれ、私……」

 

不思議そうにキョロキョロと周りを見渡したましろはスカイを見る。

 

ましろ「あなたは……」 

 

スカイ「あなたの身体を蝕んでいた悪しき力を浄化しました。もう大丈夫ですよ」

 

目を見開くましろにスカイは微笑んで安心させる。

 

友美「よかった……ましろさん。今の内に安全な場所に移動しよう!」

 

瑞希「そうだな、虹ヶ丘さんが動けるようになればこっちのものだ。怪物がこっちを攻撃する前に此処から離れるぞ!」

 

何かを言おうとしたましろだったがそれよりも早く友美に手を引かれて勇佳と瑞希と共に安全な場所に避難する為にその場から離れる。

 

それを見送ってからスカイはメサイアとブラックペッパーの元へと向かう。

 

そんなスカイを近くのビルの屋上に立つ人物が見ていた。

 

その人物は、キュアトゥモローであった。

 

トゥモロー「この世界は怪物は存在せず、変身ヒロインやヒーロー達は漫画やテレビしか存在しない平穏な世界だった筈……なのに、どうしてこの世界に怪物が現れるのよ!?」

 

苦々しい顔でスカイを見ていたトゥモローは視線を変貌しているアナザーマーチに警戒しているメサイアとブラックペッパーに目を向ける。

 

トゥモロー「キュアメサイア……彼女が現れてから怪物がこの世界に現れ出した……元凶に間違いない……小泉町から姿を見えなかった品田巧海がなんでクックファイター、ブラックペッパーになってプリキュアと共に戦っているのもキュアメサイアが原因に違いない……」

 

ありえないと……メサイアとブラックペッパーを見てトゥモローは苛立ちを抱く。

 

ブラックペッパーはローズマリーが助け出したからなのだがそんなのはトゥモローに知らないし、関係なかった。

 

メサイアが悪いともうトゥモローの中ではその認識で固まっていた。

 

トゥモロー「これ以上プリキュアが復活し続ければ何れ世界は破滅する」

 

そうなる前に……とトゥモローは友美達と一緒に避難しているましろに視線を向ける

 

トゥモロー「この世界にいるプリキュアの素質を持つ子をこの世界から引き離し、私が創った理想の街、小泉町に移住させないと……」

 

そう呟き、ましろが1人になる機会を伺うトゥモローは知らなかった。

 

彼女に気づかれない様に見ている人物がいる事を……

 

その人物はお姫様が着る様なドレスを纏い、傘を手にした一人の少女で、トゥモローを冷めた目で見ていた。 

 

少女(哀れですね……そんなご都合主義でまみれた偽りの世界に無理やり移住させようとした所で、もう貴女が創った偽りの世界には既にプリキュアを殺そうとしている者が侵入しているのであそこはもう安全でもない……ホント哀れな人ね……)

 

少女はトゥモローから目を離すと違う方向に視線を向ける。

 

少女「その為には私達の手で、プリキュアの素質を持った少女を護らないと」

 

赤ちゃんと共に産婦人科にいるあげは、走るのぞみ、そして、アナザーマーチには遭遇せずに帰路についている()()()()()と歩いているツバサをその目に映してからトゥモローを一瞥して背を向ける。

 

少女(故にプリキュアを抹殺しようとする者から守る為の戦力を呼ばなければ……それが将悟さんや戦さん、ひいては優巳さんや愛香さんの為になるから……)

 

そう考えてからトゥモローが居る場所から少女は離れる。

 

そんな事が起きているのを知らないメサイアとブラックペッパーは姿が変わろうとしているアナザーマーチに警戒し続けていた。

 

ブラックペッパー「これがローズマリーさんが聞いたって言う変貌……けど、なんでモンスター娘みたいな見た目になるんだ?」

 

南部「なんでモンスター娘みたいな感じは分からないけど、真田さんはアナザープリキュアがアナザーライダーの様な存在だからこそ、力が増す事で元のプリキュアの見た目に歪んだ形で戻ろうとしてる感じではないかと推察してたな……」

 

シルエットであるが変わって行くアナザーマーチを見ながら呟いたブラックペッパーに南部が聞いた事を話す。

 

メサイア「そうか……だからあの時のモンスター娘となったアナザーブラックは力が増していたのね……とにかくブラックペッパー、これからは一緒に攻撃しましょう。さっきのを見るからに、私か他のプリキュアと同時に攻撃すればアナザープリキュアにもダメージを与えられる筈よ」

 

ブラックペッパー「だからさっきのナルト連弾で一緒に攻撃した時、通った感触があったのか……了解した。ならば奴が姿を現した時、連携して行こう」

 

納得した後にそう言うメサイアにブラックペッパーも同意した時……

 

「「「無駄話は終わったか?ならば私の本気を見せてやろう」」」

 

黒いオーラの中から()()()()()()()()後に黒いオーラが弾け飛ぶ。

 

弾け飛んだ際の衝撃にメサイア達は耐えた後に姿を変えたアナザーマーチを見ようとして……目を見開く。

 

その容姿は見た目はほぼキュアマーチであるが、頭や腰にイタチの耳や尻尾が生えており、マーチングバンド系の衣装がボロボロになりつつもどことなく着物の様な見た目になっており、両腕に刃の様な見た目の袖を身につけており、胸元に2012の数字とMARCHの文字が刻まれていた。

 

それだけなら良かったのだが……アナザーマーチはなんと……3人に分裂していた。

 

南部「おいおいおい……変貌するだけじゃなく分裂って……見た目的に鎌鼬だろうけども、元ネタの様に3人になるなんてありかよ……」

 

そんなアナザーマーチに対し、南部がメンバーを代表して言葉を漏らす。

 

ブラックペッパー「アナザープリキュアが三体だと!?」

 

メサイア「同じのが三体に増えたのは想定外過ぎるわ」

 

驚きの声をあげるブラックペッパーにメサイアも冷や汗を掻く。

 

1人だけならばブラックペッパーと共に連携できたが、3人になってしまってはブラックペッパーに1人を任せなければならない状況になってしまったのだ。

 

そこにセッビィと共にスカイが合流する。

 

スカイ「お待たせしましたメサイア!」

 

セッビィ「ましろが動けるようになったから友美達と一緒に避難出来たビィ」

 

メサイア「そう、無事に避難してくれて良かったわ。後はこいつ等ね……」

 

合流したスカイはメサイアの言葉にアナザーマーチを見る。

 

メサイア「みんな、アナザーマーチの動きには注意して。3人になった以上、敵の動きが読み難いわ」

 

スカイ「はい!」

 

ブラックペッパー「ああ」

 

注意するメサイアにスカイとブラックペッパーが頷いた後、3人のアナザーマーチは襲い掛かって来る

 

南部「マリーちゃん。避難は?」

 

マリー「この辺りの避難は大体は終わっているわ。一応逃げ遅れた人はいない筈よ」

 

セッビィ「それなら良いけど油断はしちゃ駄目ビィ。もしかしたらどこかで隠れた事で逃げ遅れてる人がいるかもしれないビィ」

 

戦う3人を見ながら確認する南部にマリーはそう返し、セッビィのに確認をしとこうと2人は分かれて捜索を始める。

 

 

────

 

メサイア達が変貌したアナザーマーチ達に立ち向かう頃、アナザーマーチが居る場所に向かっている加藤は、途中で騒ぎに気づいて混乱してる人々を目撃し、安全な場所へ行くように避難指示をしていた。

 

加藤「ふう、ちょっと時間ロスをしちまったな……あっちは大丈夫だろうか……ん?」

 

メサイア達を心配しながら加藤はアナザーマーチが暴れている場所に向かおうとして、ある一組の少年と少女を目撃する。

 

加藤「あの少年は……夕凪ツバサか?もう1人の女の子は同級生か……とにかく避難させないとな……」

 

加藤は少年を見て誰かに気づいた後に傍にいる少女と共にこの場から避難させようと近寄る。

 

後に、加藤だけでなく愛香達や空を知る事になる。

 

中等部に通うツバサとツバサと一緒に居る()()()()()が、空と同じ()()()()()だと言う事を……

 

───

 

加藤がツバサ達と出くわした同時刻、翔子達が乗る二台の車がアナザーマーチが居る場所に向かっていた

 

ちなみに二台の車はオン・オフロード問わず走破する事ができる他、低高度だがホバー飛行出来ると言う代物である。

 

なんで加藤の乗ってたのにホバー飛行が搭載していないのかは……普通の車もあった方が良いだろうとの事(パフ)

 

太田「3人とも、そろそろアナザープリキュアが居る場所に着くけど大丈夫かい?」

 

翔子「大丈夫です。覚悟が決まってますので」

 

レイ「此処まで関わった以上、あたし達は逃げねえよ」

 

英美「ええ、プリキュアとして戦うと決めたからにはね」

 

太田は翔子達にアナザープリキュアと戦う事に関して心配するが、翔子達は大丈夫だと答えた。

 

六華「2人共大丈夫かしら」

 

斎藤が運転する方の来るまでは緊張した様子で六華はスカイとメサイアの事を心配する。

 

同じ様に緊張していた明輝は気を紛らわす為に車の外を見ていた所、前方で()()()()()()()()が自分達が向かう方向、アナザープリキュアの方へと走っているのを目撃する。

 

明輝「会長!誰かがアナザープリキュアの方へと向かっています!!」

 

六華「えっ!?」

 

斎藤「なんだと!?パパラッチか!?」

 

無茶をと慌てて明輝の指さした方を六華と斎藤は見る。

 

走っている女性を見て六華は驚きの声をあげる。

 

六華「あの人!?今年新任して来た()()()()()先生!?なんでこんな所に!?」

 

斎藤(あの女性が夢原のぞみ?確かに名前は先生の所に書いてはあったがこう改めて見ると……プリキュアに関する報告書の中にあった写真の女の子に面影があるな……ホントにどういう事だ?)

 

驚いている六華と明輝のを聞きながら斎藤は報告にあった少女と目の前を走っている女性は同一人物なのかそれとも名が同じ別人なのかと考えながら車を走らせる。

 

暫く先になるが、斎藤だけでなく六華達、更に愛香達や空も知る事になる。

 

夢原のぞみもまた、()()()()()なのだと言う事を……

 

 




次回

強大化したアナザーマーチの前に苦戦するメサイア達

だが新たなプリキュアがメサイア達を救う!
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