プリキュア戦記 正義のプリキュアvs終界   作:MIXEVOL

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変貌したアナザーマーチに苦戦するメサイア達。そのメサイア達の前に新たなる英雄のプリキュアが君臨する

その戦いの裏で見知らぬプリキュア達や意外な人物達が姿を現す!


猛攻!アナザーマーチ!そして新たなる英雄のプリキュア!

アナザープリキュアが現れたのを聞いた愛香と空は、アナザープリキュアが現れた場所に急行した。

 

そのアナザープリキュアが居る場所には、セッビィと南部とローズマリーが呼んだ助っ人、ブラックペッパーがアナザープリキュアの一人であるアナザーマーチを足止めしていた。

 

そのアナザーマーチを見てましろは恐慌状態に陥り、身動きが取れなくなった事で友美達も身動きが取れなくなってしまう。

 

そんなましろを助けようとしたセッビィを見てアナザーマーチは怒りを発し、セッビィと纏めてましろにむけて空気弾を放つ。

 

ましろ達を護ろうと南部は己の体を使って防ごうとしたが空気弾は一旦地面に落ちた後に跳ねて分裂してましろ達へと迫ったが、ルフィの代名詞の技の一つ、ゴムゴムの銃弾(ピストル)を放ったメサイアによって阻止される。

 

まさかのゴムゴムの銃弾(ピストル)を使ったメサイアに対し、アナザーマーチが驚く中でスカイの必殺パンチが炸裂する。

 

その後に南部はどうしてメサイアがルフィの技を使えたのを問うとキュアブレスレットによってルフィの技を使う事が出来たと説明される。

 

その後にメサイアはルフィだけでなくうずまきナルトの力を使ってアナザーマーチを翻弄するがアナザーマーチはアナザーブラック同様黒いオーラを纏い、自身の姿を変え始める。

 

メサイアがアナザーマーチを足止めしてる隙にスカイはましろ達が居る場所に向かい、コスモスとグリッドマンの力を合わせたフィクサーヒールに変身してましろの恐慌状態を治療し、治療を済ませたましろは友美と共に安全な場所へと避難する。

 

その様子をトゥモローが見ており、トゥモローはメサイアが現れたせいで怪物が現れたと思い込み、これ以上プリキュアが復活したら世界は破滅すると見なし、友美達と一緒に避難しているましろを、空達や愛香達から引き離し、自身が創った街、小泉町へ移住しようと目論む。

 

トゥモローがメサイア達の様子を見てる中でアナザーマーチは鎌鼬の要素を持ったモンスター娘の姿に変身した。

 

だが変身しただけでなく三体に増殖し、ましろの治療を済ませた後に合流したスカイを加えたメサイア達へと襲い掛かる。

 

そんな時、アナザーマーチの所に向かう加藤、斎藤達は、加藤はツバサ達と、斎藤達はのぞみに接触するのであった。

 

────

 

黒いオーラによって変貌した上に三体に分裂して襲い掛かるアナザーマーチに対し、メサイア達は応戦する。

 

連続蹴りを放つアナザーマーチに対し、メサイアはピーカブースタイルで防御する。

 

スカイは向かって来るアナザーマーチの攻撃を受け流したりしつつ、隙が出来た所を掌底を叩き込んだりして対処している。

 

ブラックペッパーは変貌前のアナザーマーチにしていた様にマントで受け流したりしていた。

 

その中で掠ったりした場所の服が切られたり、肌に切り傷が出来るのに顔を顰める。

 

スカイ(っ、掠っただけで傷が出来るなんて……)

 

ブラックペッパー(厄介過ぎるだろ……くそ、防戦しかできねえ!)

 

メサイア(鎌鼬だけに掠っただけでこれとは、ブラックペッパーの事も考えて早めに数を減らさないと!)

 

早めに数を減らすと距離を取ったメサイアはまだ使えるナルトの力で影分身を作り出してアナザーマーチ達の動きを止めようとするが……

 

「「「そんな分身で私達を止められるか!」」」

 

腕の袖を光らせたアナザーマーチ達は腕を振るうと袖から風の刃が影分身達を切り裂き、消えて行く影分身の合間をアナザーマーチの1体が迫る。

 

メサイア「さっきより強くなったからか分身では止まらないか……ならば!」

 

影分身を倒しながら突破するアナザーマーチを見たメサイアはまだ無事な分身と共に手に光の球を生成する

 

メサイア「放て!メサイアレイボール!」

 

光の光球を複数生成して放ち、迫ろうとしていたアナザーマーチの動きを阻害する。

 

「「「そんな球、撃ち落としてやる!」」」

 

弾には弾とばかりにアナザーマーチはメサイア達に向けて空気弾を放った。

 

メサイア「そうはいかないわ!」

 

迫る空気弾に対し、分身を消したメサイアはその手に新体操に使われるクラブのような物を召喚した

 

メサイア「召喚せよ!メサイアレイクラブ!」

 

棍棒型の武器、メサイアレイクラブを出した後、メサイアはキュアブレスレットに装填しているうずまきナルトのメダルを外して、別のメダルを装填する。

 

メサイア「ボールはこいつで撃ち返す!セットアップ!ヒーローパワー!」

 

『メリオダス』

 

装填したのは七つの大罪の団長、メリオダスのファイターパワーメダルで、メリオダスのシルエットがメサイアに重なった後、メサイアはメサイアレイクラブにメリオダスの自分に向けられた魔力を倍以上の威力でもって跳ね返す魔力「全反撃(フルカウンター)」を付与する。

 

メサイア「全部纏めて撃ち返してやるわ!」

 

メサイアレイクラブを握り、メサイアは自身にアナザーマーチの空気弾が迫って来た所で……

 

メサイア「ピッチャー返しよ!自分のを受けて見なさい!全反撃(フルカウンター)!」

 

踊る様に舞ってメサイアレイクラブを振るい、空気弾をアナザーマーチ達へと撃ち返して行き、アナザーマーチは防御する暇もなく空気弾を受け、ダメージを受けて地面に倒れる。

 

上記にも書いた様に本来ならば魔力を跳ね返すのだが、どうやらアナザーマーチの空気弾には魔力が込められていた様だ。

 

ブラックペッパー「ナイスだ!!」

 

メサイア「アナザーマーチは一時的に動けないわ。今の内にライザーによる変身をするよ!」

 

スカイ「はい!」

 

倒れて怯んで動けないアナザーマーチに対し、メサイアとスカイはクロスライザーを召喚して構える。

 

メサイアはキューティーハニーのメダルとセーラームーンのメダルとナックルを構え、スカイはウルトラマンゼロとアキレスD9のメダルとナックルを構える。

 

メサイア「二つの力!」 

 

スカイ「ゼロさん!」

 

まず最初にメサイアはセーラームーンのメダルを、スカイはウルトラマンゼロのメダルを黒いナックルに装填する

 

メサイア「今一つに!」 

 

スカイ「アキレスD9さん!」

 

次にメサイアはキューティーハニーのメダルを黒いナックルに装填し、スカイはアキレスD9のメダルを黒いナックルに装填した。

 

メダルを装填したメサイアとスカイはライザーでそれぞれ黒いナックルに装填したセーラームーンとキューティーハニーとウルトラマンゼロとアキレスD9のメダルをスキャンする。

 

ークロスフュージョン!ー

 

2つのメダルの力を引き出したライザーから電子音が鳴り響き……

 

メサイア「煌めけ!月光!はっ!

 

スカイ「限界を、超えさせて貰います!!

 

咆哮と共にライザーを掲げてトリガーを押す。

 

―キューティーハニー!セーラームーン!―

 

―ウルトラマンゼロ!アキレスD9!―

 

―デヤッ!―

 

―ヒーローの出番です!―

 

電子音が響き渡ると同時にメサイアの両隣にセーラームーンとキューティーハニーのビジョンが、スカイの両隣にウルトラマンゼロとアキレスD9のビジョンが現れ、それぞれキュアメサイアとキュアスカイと重なる。

 

―キュアメサイア!セレネスキューティー!!―

 

―キュアスカイ!コスモブレイザー!!―

 

ビジョンが重なったメサイアの姿は髪の前部分が赤髪になったツインテールで頭部にはティアラが装備し、服も上半身がセーラー服、下半身がキューティーハニー同様のロングパンツとブーツで首にはチョーカー、腰のサイドにセーラームーンのスカートの装飾が付いた姿になる。

 

スカイは、胸にゼロのカラータイマーを模したブローチが付いたアキレスD9の体部分を模したカラーリングとなったリリカルなのはのシグナムのBJを身に纏い、ウルトラゼロマントを模したマントを羽織った衣装になり、スカイの頭部にはウルトラマンゼロのゼロスラッガーをイメージした髪飾りがついた姿になる

 

ブラックペッパー「これが、2人の戦士の力を合わせたクロスフュージョン!」

 

クロスライザーによって変身したメサイアとスカイの姿を見てブラックペッパーは驚嘆の声を漏らす。

 

そんな時、メサイアのバックル内にあるメダルが光っていた。

 

─驚くの無理ないよね~~あたしだって驚きだもん─

 

─ホントにねセーラームーン。もしかすると私の力を使った姿にもなれるのかしら?─

 

うんうんとブラックペッパーの驚きに共感するセーラームーンのにセーラーマーキュリーが疑問を呟く。

 

─その場合どういう感じになるんだろうね~ところでマーキュリー……─

 

─何かしら?─

 

うーむと唸る感じのセーラームーンにセーラーマーキュリーは不思議そうに聞く。

 

─いやぁ、なんと言うかメサイアの声ってどことなく聞き覚えある気がするよね~って─

 

─確かに言われてみるとどことなく誰かを思い出させる感じがするわね……─

 

出てきた言葉にセーラーマーキュリーはああと共感する。

 

─ほんとに誰だったかしら?─

 

─あたしよりマーキュリーが結構聞いてる感じがするのは気のせいかな?─

 

はて?と首を傾げてそうな2人のを聞きながらメサイアはあんまり緊張感無くす会話しないで欲しいなと微妙な顔になる。

 

その間にアナザーマーチ達は呻きながら起き上がる。

 

「「「ぐっ、妙な返しをして!!」」」

 

憎々し気にメサイアを睨んでから自身の周囲に風を噴き荒らせる。

 

それにメサイアは気を引き締める。

 

メサイア「さらに風が強くなっているわね」

 

ブラックペッパー「奴の感情に連動して強くなるみたいだな」

 

吹き荒れている風を見ながら呟くメサイアにブラックペッパーも警戒しながら呟く。

 

スカイ「ならやるべき事は!」

 

メサイア「ええ、一気に数を減らすわよ!」

 

頷きあった後にメサイアは二の腕部分に装備しているリングに付いているハートの装飾に触れるとハートの装飾は、メサイアの牽制武器、ハートブーメランに変化した。

 

メサイア「斬り刻め!ハートブーメラン、乱れ撃ち!」

 

手に取ったハートブーメランを投擲すると途中で輪郭がブレると無数のブーメランとなってアナザーマーチへと向かう。

 

「「「そんなブーメラン如き!!」」」

 

向かって来る無数のハートブーメランに対し、アナザーマーチ3体は避けようとして、動きが鈍る。

 

どうやら先ほど打ち返された空気弾がアナザーマーチ達の足に当たっていた様だ。 

 

それにより硬直した事でハートブーメランがアナザーマーチ達の体を切り裂く。

 

「「「がっ!?」」」

 

スカイ「追撃させて貰います!!」

 

スカイが言うと背面部分のマントからアキレスD9のウィングパーツが展開される。

 

スカイ「ブレーザーソードビット!」

 

スカイが言うと展開したウィングパーツ内からアキレスD9の装備の一つ、ソードビットを元にした技、ブレーザーソードビットが放たれ、アナザーマーチ達へとさらにダメージを与えていく。

 

「「「ちょこざいな!!」」」

 

メサイア「続いて、トワイライトメーザー!」

 

スカイ「ブレーザースラッシュ!」

 

ブーメランとソードビットに苦しむアナザーマーチ達に、メサイアはティアラから銀色のレーザーを、スカイは頭部の髪飾りにある宝石から光線を放つ。

 

「「「調子に乗るな!!」」」

 

それ以上は食らわんとアナザーマーチ達は迫る2つの光線に避けようと散開を試みるが……

 

ブラックペッパー「逃すか!!」

 

避けさせはしないとブラックペッパーがアナザーマーチ達の周囲に複数の光弾を放ち、アナザーマーチ達の進路を阻む。

 

それにより2体のアナザーマーチへとトワイライトメーザーとブレーザースラッシュが炸裂する。

 

「「があぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」」

 

2つの光線を受けた2体のアナザーマーチは断末魔をあげながら光となって消滅する。

 

メサイア「良し!」

 

スカイ「後1人!」 

 

それにメサイア達は喜んだ直後、驚愕する。

 

「「「図に乗るな!プリキュア!!」」」

 

残ったアナザーマーチが体を光らせると再び3人になり、驚いているメサイア達に向けて。腕の袖から無数の風の刃を放った。

 

驚いていた事でメサイア達は風の刃に切られながら吹き飛び、倒れる。

 

スカイ「っ!お2人とも大丈夫ですか!?」

 

メサイア「なんとかね……どうやら今回の変貌したアナザープリキュアはお互いに補完しあっているタイプで同時に倒さないと復活するみたいね……」

 

ブラックペッパー「だが、そうなると今の状況では……奴等を倒すにはプリキュアの数が足りない!」

 

メサイア達は何とか立ち上がる中、今のアナザーマーチに対し、今の人数では倒せない事に呻く。

 

「「「フハハハハハ!。私達は最強にして無敵の存在、いくらプリキュアでも二人だけでは今の私を倒すことなど出来ん!」」」

 

そんなメサイア達を嘲笑っていたアナザーマーチはトドメをさそうと風の刃を振るおうとした時、3台の車が走って来る。

 

「「「何だあの車は?」」」

 

メサイア「あの車は……加藤さんの、他の車はもしかして……」

 

訝しむアナザーマーチの後に見たメサイアは1台が自分達が乗って来た加藤の車だと気づくと南部とローズマリーの後ろで停車する。

 

斎藤「おおい!メサイア、スカイ、ブラックペッパー!!頼もしい助っ人を連れて来たぜ!!」

 

太田「この子達と一緒に戦うんだ!!」

 

車から降りた斎藤と太田が3人に向けて叫ぶ。

 

スカイ「斎藤さん、太田さん!」

 

メサイア「助っ人ってまさか……」

 

そんな2人の言った事にメサイアは出る前の事を思い出し……

 

???「そう、私達の事よ!」

 

斎藤の車からそう言って降りて来たのは六華で、続いて明輝が降り、太田の方は翔子、英美、レイが降りて来る。

 

スカイ「赤城会長!?それに明輝先輩!」

 

メサイア「風森さんに早光さんに勝矢さんも……そう言う事なのね」

 

駆け寄って来た5人にメサイアは彼女達は戦う覚悟を決めたのを理解する。

 

翔子「はい。私達、プリキュアとしてあなた達と共に戦うと決めました」

 

六華「後輩が頑張ってるのに、先輩としてじっとしてられないもの」

 

代表で言う翔子に六華もそう言ってからウィンクする。

 

メサイア「会長……なら早速その力を借りても良いですか?あのアナザープリキュアは同時に倒さないと残った奴が再び3人に戻して来るんです」

 

六華「成程ね……確かにそれは厄介過ぎるわね」

 

警戒するアナザーマーチを見て簡略に伝えるメサイアに六華はすぐさま察して納得する。

 

スカイ「私達2人だけでは無理でしたが、今なら!」

 

英美「そうね。()()()()()()()!」

 

ブラックペッパー「そう言うからにはあんた達はもう……」

 

レイ「ああ!あたしらも戦う力を持ってる!」

 

明輝「その為の道具を受け取ってます!」

 

戦意を滾らせるスカイやブラックペッパーにレイと明輝は左腕に装着したブレスレットを見せる。

 

「「「何人来ようが私に勝てると思っているのか!!」」」

 

六華「思うわ!」

 

翔子「それを見せてやるわ」

 

威圧するアナザーマーチに六華は断言し、翔子の言葉の後に5人はメダルを取り出す。

 

メサイア「そのメダルは!?」

 

スカイ「メサイアが使うのに似たメダル!」

 

加藤「そうだ!彼女達の装着したブレスレットと手に持ったメダルが東堂博士と真田さんが開発したプリキュアの変身アイテムだ!」

 

驚くメサイアとスカイに車を降りていた加藤が嬉しそうに説明する

 

「「「まさか、人間如きが我々に対抗出来るアイテムを作っただと!?」」」

 

六華「これが私達の初陣!!皆、変身よ!!」

 

「「「「了解!!」」」」

 

驚愕するアナザーマーチを前に六華の号令と共に翔子達は左腕を突き出し、メダルを構える。

 

 

───

 

真田先生の軽い解説講座

 

 

真田「説明しよう!東堂さんと一緒に彼女達に授けた変身アイテムはHSPウォッチと言い、アルファベットはヒーロー・スペシャル・パワーを略したものだ。その名の通り、ヒーローの特別な力を引き出させる事を可能とする妖怪学園Yに出たYSPウォッチのヒーロー版と考えて貰えば良い!ただし、それぞれ対応したヒーローでないと発動できないと言うのがネックである」

 

 

真田先生の軽い解説講座・終

 

───

 

 

左腕に装着した変身アイテム、HSPウォッチのカバーを開き、メダルをHSPウォッチの内部にセットし……

 

「「「「「プリキュア・チェンジスタンバイ!」」」」」

 

変身コードを六華達は叫んだ後、HSPウォッチのサイドにあるハンドルを回し、左腕を上に掲げる。

 

それによりウォッチから光りが迸り、迸った光は翔子達の周りに変身フィールドを展開する。

 

変身しようとする翔子達にアナザーマーチ達はそうはさせないと駆け出す。

 

「「「変身などさせん!!」」」

 

メサイア「変身中の攻撃はルール違反よ!!」

 

変身を阻止すべく自身の腕の袖から無数の風の刃を放つアナザーマーチに対し、翔子達を護ろうとメサイア達が立つ。

 

メサイア「ムーン・シャイニー!」

 

自身の前に六つの銀の盾を生成してアナザーマーチの鎌鼬を防ぐメサイアにアナザーマーチは苛立つ。

 

「「「おのれ!!」」」

 

斎藤「おっと!悪いが大人しくして貰うぜ!」

 

太田「これからメサイアやスカイの力になる為の力を披露するんだ!邪魔すんじゃないよ!」

 

そんなアナザーマーチへと斎藤はスタングレネードを投げ飛ばし、太田は閃光弾でアナザーマーチ達の耳と目を封じて動きを封じる。

 

それによりアナザーマーチ達の動きが封じられてる間、変身フィールドに入った翔子達はまず自身の服が消失し、首より下が光に覆われた状態になった後、胴体部分はノースリーブのワンピース、腕部分はロンググローブ、脚部分はブーツ状と言う簡易な衣装になった翔子達は簡易な衣装からそれぞれの衣装に変化していく。

 

翔子の胴体部に緑の風が纏うと翔子が纏っている緑の光のノースリーブのワンピースはインナー部分が緑のスポーツブラとショーツとスパッツでその上に緑のワンピースが形成され、腰部分には後ろに緑のリボン、サイドには銀色のバイクの車輪を模した装飾が付いたライダーベルトを模したバックルが装着され、胸部分はクウガ、1号、ゼロワンの意匠が入ったトップスで、首に赤いマフラーを巻かれて肩部分にクウガマイティフォーム時の生体鎧を模した装飾が装着される。

 

胴体部分が変化すると翔子の脚に緑の風が纏い、風が消えると緑の光のブーツは足首にアンクル、膝にハートの宝石が付いたニーパッドが付き、ハートの宝石がある赤と銀のラインが付いた緑のブーツに変化する

 

脚部分が形成すると翔子の腕に緑の風が纏い、風が消えると緑の光のグローブは手首に宝石が付いた腕輪とHSPウォッチが装着され、緑の光のグローブは赤と銀のラインが入った緑のグローブになる

 

翔子の衣装が形成されると翔子の髪が風に包まれ、風が消えると翔子の髪は緑のポニーテールに変化し、ポニーテールの根元に風車を模した装飾が付き、更に緑の宝石のイヤリングとサークレットが形成され、最後に頭の上に仮面ライダーガッチャードのゴーグルを模したパーツが装着されると翔子の変身は完了する。

 

六華の胴体部を赤い炎が覆うと六華が纏っている赤の光のノースリーブのワンピースはインナー部分が赤系のブラとショーツとスパッツで赤いタイトスカートとカンフースーツを模したトップスがに変化し、その上に腰部分には赤、青、黄色、ピンク、緑の宝石が付いた白い星のバックルが付いたベルトを装着、肩はゼンカイザーを模したデザインになっており、胸部分はゼンカイザーのマークを模したブローチが付いた赤いプロテクターが装着され、左肩部分にマントが付いている。

 

胴体部分が変化すると六華の脚に赤い炎が纏い、炎が消えると赤い光のブーツは赤のソックスと金色のリングの装飾がついた白いブーツに変化する。

 

脚部分が形成すると六華の腕に赤い炎が纏い、炎が消えると赤い光のグローブは手首に宝石が付いた腕輪とHSPウォッチが装着され、赤い光のグローブは肘まで覆う赤いアームカバーの上に手首まで覆う白いグローブになる

 

衣装が形成されると六華の髪が炎に包まれ、炎が弾け飛ぶと髪は赤いショートヘアに変化し、耳に白い星のイヤリング、頭に青いゴーグルと鳥の羽の装飾とキラメイジャー見たく宝石が付いたサークレットが装着されて六華の変身は完了する。

 

英美の胴体部に青い光が纏うと英美が纏っている青の光のノースリーブのワンピースはインナー部分が青のブラカップとショーツでその上に腹部が空いていて銀と赤のラインが入った青いレオタードに変化し、更に腰には赤と青のラインが入った青いミニスカート、胸部分にはウルトラマンのカラータイマーを模したブローチが装着される。

 

胴体部分が変化すると英美の脚に青い光が纏い、光が消えると青い光のブーツは赤いラインが入った銀色のニーソと青のシューズに変化する。

 

脚部分が形成すると英美の腕に青い光が纏い、光が消えると青い光のグローブは手首にHSPウォッチが装着され、青い光のグローブは赤いラインが入った銀色のロンググローブと青のオープングローブになる

 

衣装が形成されると英美の髪が青い光に包まれ、光が弾け飛ぶと英美の髪は青髪のロングヘアになり、英美の頭に白い宝石のイヤリングとウルトラマンゼロとウルトラマンティガの装飾が入った銀色のサークレットが装着されると英美の変身は完了する。

 

レイの胴体部に白い光が纏うとレイが纏っている白い光のノースリーブのワンピースはインナー部分が白のブラパッドとアンダーショーツとレオタードでその上に青のノースリーブとプリーツスカートに変化し、その衣装の上に胸元にV字を模したブローチが付き、胸元が開いたスリットを展開する機構を持つ胸甲とスリットを展開する機構を持つタセットが装着され、背面に飛行ブースターのパーツが装着される

 

胴体部分が変化するとレイの脚に青い光が纏い、光が消えると白い光のブーツは脛まで覆う白いブーツとスリットを展開する機構を持つ脚甲に変化する

 

脚部分が形成するとレイの腕に白い光が纏い、光が消えると白い光のグローブは手首にHSPウォッチが装着され、白い光のグローブは肘まで覆う白いグローブとスリットを展開する機構を持つ手甲に変化する

 

衣装が形成されるとレイの髪が白い光に包まれ、光が弾け飛ぶと髪は黄緑のツインテールになり、ツインテールが伸び、頭に黄緑の丸のイヤリングとガンダムのアンテナを模したサークレットが装着されるとレイの変身は完了する

 

明輝の胴体部に銀色の光が纏うと明輝が纏っている銀色の光のノースリーブのワンピースはインナー部分が銀色のスポーツブラとショーツでその上に白のノースリーブブラウスとショートパンツに変化し、その上に腰には銀色のサイドアーマーとガンベルト、胸には肩に銀色のショルダーガードが装着された後にSF感のあるデジタルな模様が付いたジャケットが装着され、更に胸の真ん中に銀色の星のブローチが装着する

 

胴体部分が変化すると明輝の脚に銀色光が纏い、光が消えると銀色の光のブーツは向う脛まで覆う銀色の装甲板が付いたブーツに変化する

 

脚部分が形成すると明輝の腕に銀色光が纏い、光が消えると銀色の光のグローブは手首にHSPウォッチが装着され、銀色の光のグローブは肘まで覆う白のグローブとグローブを覆う銀色の装甲板が付いたアームカバーに変化する

 

衣装が形成されると明輝の髪が銀色の光に包まれ、光が弾け飛ぶと髪は膝まで来る銀髪ロングになり、明輝の頭に黒いサイバーグラスを付け、前面部を覆う銀色のバイザーが装着されると明輝の変身は完了する

 

翔子達の変身が終わると変身フィールドが解除されて変身フィールドの光が払われると、メサイア達やアナザーマーチ達の前に変身した姿を曝け出す。

 

「「「プリキュアに変身しただと!?……貴様等何者だ!?」」」

 

翔子?「ならば教えるわ!」

 

驚いて問うアナザーマーチに対し、翔子の言葉を皮切りに5人は自身の名を告げる。

 

「風を纏いし者、キュアシュトルム」

 

「絆を纏いし者!キュアトループ!」

 

「光を纏いし者、キュアタイタン!」

 

「戦士を纏いし者!キュアミューティア!」

 

「鋼鉄を纏いし者、キュアフォトン!」

 

力強く名乗り上げた5人にスカイは目を輝かせ、メサイアも心強さに微笑む。

 

遂にスカイやメサイア以外に新たなプリキュアが誕生した。

 

アナザーマーチに対する反撃が始まる

 

―――

 

そんなキュアシュトルム達に様子を見ていたトゥモローは憎々し気にメサイアを睨む。

 

トゥモロー(メサイアのせいでまた別のプリキュアが現れてしまった。これ以上プリキュアを増やしてはいけないと言うのに!プリキュアが増えれば、全ての世界は破滅しちゃうのに!早く元凶であるキュアメサイアを倒さないと……!!)

 

更なるプリキュアが現れた事でさらに苛立ちが増すトゥモローが決意をする中、そんなトゥモローを感づかれない様に見ている者がいた。

 

それはどことなく聖女が着る様なシスター服を動きやすいバトルドレスにした様な感じの青い衣装を纏った金髪の女性であった。

 

???「プリキュアが生まれれば世界が滅ぶか……まぁ、プリキュアが生まれたせいで世界が滅んだ話は確かに存在する……だが、プリキュアが世界を滅ぼすと言うのは普通は出来るかな?大体のプリキュアは正義側だから世界を滅ぼす事はしないと思うがね……」

 

まぁ、私達と言う例外がいるがと女性はフッと笑う。

 

???「普通は無理でしょうねディヴァイン。貴女の言う様に私や貴女のような悪のプリキュアが居るのだから世界を滅ぼす事をしていてもおかしくない」

 

後ろからの声にディヴァインと呼ばれた女性は振り返ると各所に龍の意匠が刻まれている金色のチャイナドレスをモチーフとした様な衣装を纏った女性が立っていた。

 

ディヴァイン「シェンロンか。どうして此処に居る?」

 

シェンロン「貴女が新たな仲間をスカウトしたとトレギアから聞いたの。どういう奴か気になって此処に来たんだけど、何処に居るのかしら?」

 

珍しそうに聞くディヴァインへシェンロンは理由を述べてからそう聞く。

 

???「正確には私達がスカウトしたのよシェンロン」

 

その言葉と共に シェンロンとディヴァインの前に二人の少女が現れる。

 

一人は腰に拳銃を模したバックルを付けた赤とピンクの衣装を纏ったロングヘアの少女、もう一人は腰にカードのバックルを付けた白と青のへそ出し衣装を纏ったショートヘアの少女であった。

 

シェンロン「ほう、キュアバレットにキュアデュエラーか。お前達も来ていたのか」

 

そんな2人、腰に拳銃の意匠が入ったバックルを付けている少女をキュアバレット、腰にカードの意匠が入ったバックルを付けている少女をキュアデュエラーと呼んでからシェンロンはまた珍しそうに呟く。

 

なおこの二人は姉妹でバレットの方が姉、デュエラーは妹である。

 

バレット「私達が見つけた2人はディヴァイン曰く変わった連中なのよね」

 

デュエラー「本人達曰く星の意思によって生まれたって言ってたけど、星の意思から生まれたって何言ってるかわからないよね~」

 

実際僕は今も分かってないし~と肩を竦めるデュエラーにディヴァインも苦笑する。

 

ディヴァイン「無理もないだろう。世界はひとつだけでなく色んな世界がある。お前達2人がいた世界だとデスゲームを繰り広げているのだからな……そう言う感じのプリキュアなんて見た事もないだろう」

 

バレット「まぁ、私達が居た外武市や私達の邪魔をするキュアジェラシールが居る竜樹市やもっとも勝利者に近いあいつが居る実行市以外に、プリティーサバイバーがばら撒かれた街があるらしいから、そのなかに人外がもしかしたら居て参加してたかもね」

 

デュエラー「所謂エクストラプレイヤー的な奴って言えば良いの?もし現れたら、僕とお姉ちゃんの糧にしようかな~~~」

 

興味なさげに言うバレットにデュエラーは右手に持った銃を回転させながら楽し気に笑っていると……

 

???「ずいぶん呑気だなバレットにデュエラー?」

 

???「そろそろ私達を紹介してくれないかしら」

 

その言葉と共に2人の女性が現れる。

 

どちらともキュアアースのコスチュームの下半身部分をミニスカとスパッツに変えた様なのを纏っており、違いは1人は赤、もう1人は青と言う感じだ。

 

ディヴァイン「バレット、デュエラー。この二人がそうか」

 

デュエラー「そうだよ~~。この二人がディヴァインの言う変わったプリキュアだよ~~ほらほら~名前を聞かせて上げなよ~~」

 

確認するディヴァインにデュエラーが代表で答えてから名前を言う様に促す。

 

少し呆れた顔で最初に赤の女性、次に青の女性が名乗る。

 

ガイア「私はキュアガイア。地球より生み出された聖なる大地の守護者だ」

 

アグル「私はキュアアグル。地球より生み出された聖なる海の守護者よ」

 

名を告げた2人を見てシェンロンはふむと2人を観察する。

 

シェンロン「キュアガイアとキュアアグル……地球より生み出されたものか……(そう言えば、昔ある世界にてとある組織によって復活させられ、手駒として使役される予定だった五人のプリキュアが居たが、そいつらはどれもこれも規格外な闇を抱えており、復活させた組織を壊滅させた後、ある組織に参加したと聞いたな……この2人を見ていると、その組織が使役しようとしたプリキュア達の様な感じに見えて来る……確か、名はキュアエルビス。あの二人もキュアエルビスと同じタイプのプリキュアだろうな……)」

 

観察しながらある世界のプリキュアを思い出しながらシェンロンはキュアガイアとキュアアグルの第一印象からそう思った。

 

シェンロン「キュアガイアにキュアアグル、貴方達の目的は何かしら?」

 

ガイア「私達の目的は……地球にとって害意となる存在を排除する為よ」

 

告げられた事にシェンロンは眉を潜める。

 

シェンロン「地球に害意をもたらす存在を排除するか……貴方達は人類の味方では無いのか?」

 

アグル「ええ、私達はあくまで害意を与える存在を排除するのが目的であって人類の味方では無い。それに人類もまた害意を与える存在ならば排除するだけよ」

 

確認するシェンロンにアグルは淡々と答える。

 

シェンロン「人類も害意を与える存在か……もしそうであったらどうする?」

 

アグル「人類が害意を与えるなら、排除するだけよ」

 

それを聞いたシェンロンは内心、少し呆れ果てる。

 

彼女達の目的が、片方と名が同じ海の光で誕生した光りの巨人の初期に細工された事による誤情報で抱いた事に近いのだ。

 

つまり、彼女達は無意識に認識を歪めさせられていると言う事だ。

 

シェンロン「(道化の人形だな……)まあ、実際に害意をあたえる輩は世の中には居るからな……では、ガイアとアグルよ。お前達に会わせる者が居るので移動したいが良いだろうか?」

 

ガイア「こちらは構わない」

 

アグル「その会わせる者とは?」

 

内心冷めながら確認するシェンロンにガイアは了承し、アグルが確認する。

 

シェンロン「我らにとっての中心人物。名はキュアトレギアだ」

 

ガイア「キュアトレギア……」

 

アグル「何処かで聞いたような名前だが……どんな奴だ?」

 

名を告げたシェンロンにアグルは問う。

 

シェンロン「悪いが、私でもそいつの事はあまり知らないのだ。ただ、あやつはかなりの強さを持ったプリキュアなのは確かだ(まあ、話したくない過去があるようだが……)、とにかくトレギアの所に案内しよう」

 

肩を竦めてからこっちによれいと呼びかけるシェンロンにガイアとアグルは警戒する様に近寄る。

 

そんな2人を見てから近寄らないディヴァイン、バレット、デュエラーに顔を向ける。

 

シェンロン「ディヴァイン、バレット、デュエラー。貴方達は来ないのか?」

 

バレット「見て見たいのがあるから、そっちを見てから行くわ。だから先に行っといて頂戴」

 

ディヴァイン「私も似た様な感じで気になるものがあるのでな……後で合流するとトレギアに言って貰いたい」

 

残る理由を答える2人にシェンロンは分かったわと了承する。

 

シェンロン「ただ、できる限り早めに来なさい。出ないと意外な輩に遭遇するわよ」

 

そう言い残して、シェンロンは床に手を触れると触れた所を中心に太極図の様なのが描かれ、ガイアとアグルを含めて包み込むとトレギアの所にテレポートし、その場から消える。

 

シェンロン達が居なくなったのを確認したバレットとデュエラーははある方向に視線を向ける中、ディヴァインは別の方向へと視線を向けていた。

 

バレット「ディヴァイン、あんた何処の方に視線向けてるの?」

 

ディヴァイン「私の気になる奴がこっちの方角ですぐ近くに居るからだよ」

 

気づいて問うバレットにディヴァインは視線をその方向に固定したまま返す。

 

デュエラー「ディヴァインが気になる人って、僕達が見ようとしている人達とは違うの?」

 

ディヴァイン「ああ」

 

同じ様に聞いたデュエラーはへぇ~と呟く。

 

バレット「そう言う事ならデュエラー、早速連中の様子を見ておきましょう」

 

デュエラー「分かったよお姉ちゃん、僕達が知らないプリキュアなんだから見ておかないとね~」

 

バレットとデュエラーは、アナザーマーチと対峙しているキュアシュトルム達を見る。

 

デュエラー「あのプリキュア達、特撮やアニメで出て来そうな格好をしてるね~~」

 

バレット「そうね……5人とも視察がてらにDVDショップで見た仮面ライダーやスーパー戦隊、ウルトラマンやガンダムやメタルヒーローの要素が入ってるわね……(明らかに外武市や竜樹市や実行市に居るプリキュアとは別物ね……)」

 

シュトルム達の見た目を見てバレットは思いだしてデュエラーのに同意してから隣に立つメサイアとスカイを見る。

 

バレット「あの2人のプリキュア、何やら違う力を感じるわね……」

 

デュエラー「後、男の人が居るね~。もしかしてあいつもプリキュア……にしては見た目キザすぎるし、かけ離れてるから違うか~」

 

目を細めるバレットの隣でブラックペッパーを見たデュエラーは一瞬考えて否定する。

 

バレット「どっちにしろ。あいつ等を私達の糧にさせて貰う事には変わらないわ……ん?」

 

ニヤッと笑ってから、バレットはふと、視線を逸らした所、メサイア達には見えてない死角である二人組がいる事に気づくと共に顔を強張らせる。

 

一人は頭にプテラノドンの翼の装飾とティラノサウルスの尻尾の装飾が付いたピンクの衣装を纏うピンクのロングヘアの少女、もう一人は紫の軍人系の衣装を纏う紫の髪の少女だ。

 

その2人はバレットもそうだが、デュエラーとも因縁があった。

 

デュエラー「どうしたのお姉ちゃん……!?あいつ等!」

 

バレット「ジェラシール!コマンディア!!奴等も来ていたというの!!」

 

様子がおかしいバレットに気づいて同じ様に見たデュエラーは苦々しい顔になり、バレットは銃を握り締める。

 

2人の少女はバレットとデュエラーが元々いた世界にいる筈のプリキュアで、前者がキュアジェラシール、後者はキュアコマンディアと言う。

 

この2人と後1人のプリキュアに(バレットとデュエラー的に)屈辱を味合わされたのだ。

 

バレット「別の世界に来ても私達の前に立ち塞がるつもりなの!(流石に陰険女のシェードは居ないみたいだけど、別の場所にいる可能性を否定しきれないわ!)」

 

デュエラー「もしかして誰かが僕達がこの世界に来ると予見して、ジェラシール達をこっちの呼び寄せたのかな?」

 

ありえそうねと苦々しい顔で自分達と同じ様にメサイア達を見ている2人に銃を握る力を強める。

 

バレット「例え別世界であろうと、今回こそ叩き潰せば良いだけよ!!」

 

デュエラー「だね!」

 

気合いを入れるバレットとデュエラーは気を取り直してメサイア達を見る。

 

一方、ディヴァインはそんなバレットデュエラーのを感じ取りながら視線をある人物へと向けていた。

 

ディヴァイン(バレットとデュエラーの苛立っている感じだな……どうやらこの世界に2人にとっての因縁のプリキュアが来ている様だな……まぁ、そんなの我には関係ない。それよりもこちらだ……目の前の我が求める手駒……そう!自らを()()()()()()()()だと偽る、キュアトゥモローよ!!)

 

自身の目に映る者、メサイアに憎しみの目を向けているキュアトゥモローに内心歓喜していた。

 

ディヴァイン(キュアトゥモローこと野乃はなと野乃丈二の娘、野乃育美。()()()()()によってプリキュアが最初から存在など無かった黒歴史にされた事で自身の両親が非業の死を迎える悲劇を体験し、プリキュアが居る限り全ての世界は破滅すると誤認させられ、プリキュアの復活や新たなプリキュアの誕生を阻止して二度とプリキュアを生まれないよう、プリキュアだった者達の記憶や力を消し、普通の人間に転生させ、自身が創った街、小   泉   町(ご都合主義塗れの箱庭)に封印してきたが、ホントの最後のプリキュア、キュアスカイを復活させたキュアメサイアに目論見を崩された事で奴に憎悪を向けている)

 

面白いとトゥモローがメサイアを目の敵にしている事にディヴァインは笑みを浮かばせる。

 

ディヴァイン(キュアメサイアがプリキュア達は復活させる事でいずれ全ての世界は破滅すると思い込んでいるキュアトゥモロー……そうだ!その目だ!感情だ!それこそ私がお前(トゥモロー)に魅かれるもの!!最後のプリキュア(世界の殺戮者)キュアトゥモロー!!お前こそ私にとっての()()()()()にして()()()()()()()()()()()()()だ!その憎悪を利用させて貰うぞ!)

 

くくくくと抑えきれぬ歓喜の笑い声を口から漏らしながら、ディヴァインはトゥモローを見る。

 

メサイアに対する憎悪を抱くトゥモローを利用して良からぬ事を目論むディヴァイン。

 

そんな彼女により弄ばれ、取り返しのつかない過ちを犯すことになる事をメサイアへと憎悪を向けていたトゥモローは後に知る事となる。

 

そんなディヴァインがトゥモローを利用しようと目論んでる時、ガイアとアグルを連れてトレギアの所に向かうシェンロンが転移する様子を誰にも知られない様に隠れながら見ていた1体の存在がいた。

 

その存在の姿は無機物で異形な姿をしていた。

 

金の一画角が生えたドラゴンの顔、黒、金、紫を基調とした全身に無数の砲門を備えた重装甲、重武装の非常に禍々しい魔獣のようなその存在はシェンロンとアグル、ガイアがいた地点を静かに見ていた。

 

???(地球の意思によって生み出されたプリキュア、キュアガイアとキュアアグル。愚かな小娘達だ。自分達が今持っている認識は我が主、アルマ様によって与えられた力によって強化された我のハッキング能力によって歪まされたものだと気づかず……)

 

先程まで2人がディヴァイン達へと語っていた事を思い出しながらその存在は冷めた様子で見ていた。

 

そんな存在の近くに赤いジャケットを羽織り、腹巻きをつけた一匹の猿が現れた。

 

???2「ここにいたかギルバリスよ」

 

???→ギルバリス「む?サルローか、何故お前が居るんだ?」

 

言葉を発したサルに特に驚きもせずに存在、ギルバリスは問う。

 

サルローと呼ばれた猿、彼はヒーリングっどプリキュアを生み出した妖精の世界、ヒーリングガーデンに住むヒーリングアニマルの一匹である。

 

サルロー「なに、おまえさんがスカウトしようとしてるプリキュアの様子を見に行ったのが気になってな」

 

ギルバリス「そうか……しかし、アルマ様に誘われたとはいえ、知的生命体の一種である妖精でありながら、我の知的生命体の抹殺に賛同するなどもの好きなサルであるな」

 

その事かとサルローは嫌悪感を出しながら空を見上げ、目を鋭くさせる。

 

サルロー「あの時、キングビョーゲンを浄化し、ビョーゲンズも一先ず消滅した事で地球とヒーリングガーデンに平和が戻ったと思われた矢先、ビョーゲンズを倒したヒーリングっど!!プリキュアはビョーゲンズの様に地球に災いをもたらす者へと変貌した。オレがいた地球を滅茶苦茶にし、更には故郷であるヒーリングガーデンも滅ぼした。オレはテアティーヌ様に人間は地球を汚すある意味ビョーゲンズと同じ存在、人間を浄化すべきじゃと具申した。しかし、テアティーヌ様はいざと言う時は人間を浄化する覚悟はあるとは言え、人間の可能性を最後まで信じたいと考え、人間の浄化に反対した」

 

ギルバリス「人間を浄化する。そう言う考えを抱く妖精がいるのだな……」

 

想定外だなと呟くギルバリスにサルローは続ける。

 

サルロー「そうやってオレの意見を退けた結果、ヒーリングガーデンはプリキュアによって滅ぼされ、殆どの同胞達は根絶やしにされた。テアティーヌ様がオレの意見を受け入れていれば、あんな惨劇など起こらずに済んだ!!ヒーリングガーデンが滅んだ光景を見て絶望にうちひしがれていた俺をアルマ様は救ってくれた。アルマ様に救われたのはオレだけじゃない、プリキュア(世界の殺戮者)の一人、キュアフォーチュンの姉であるキュアテンダー、氷川まりあも同じ様にアルマ様に拾われた。嫌悪する人間とはいえ、プリキュアのせいで妹が不幸になり、プリキュア(世界の殺戮者)を生み出す元凶である地球の神ブルーに憎悪を抱いて今も怨んでいる!」

 

ギルバリス(……こいつ等は消さない方が良いか……)ところでサルロー、もしアルマ様の目的が達成された時、お前はどうする?」

 

グッと手を握り締めて怒りに燃える目でプリキュアへの恨みを語るサルローにギルバリスは問う。

 

サルロー「いうまでもない。オレと同じ様に生き残ったヒーリングアニマル達と共に人間達を浄化する。それ以外の目的はないぞギルバリス」

 

ギルバリス「……そうか……(我の下した宇宙の平和に知的生命体は不要と似た様な結論だな……)では、我もまたトレギアが居る場所に向かう」

 

目的を聞いてからそう言ってから付いて来るか?とサルローを誘うとついて行くと返って来たので、サルローを連れてギルバリスもまたシェンロンと同じ様にトレギアの元に転移する。

 

ギルバリスとサルローは気づかなかった。

 

自分達もまた別の人物に見られていたと言う事を……

 

その人物は腰に蛇を模したバックルを付けた黒の衣装を纏い、赤いハートの装飾を付けた黒いサイドテールの少女で、その手には柄に蛇の装飾が付いた片刃剣が握られていた

 

この少女は、バレット姉妹やジュラシール達の世界にて、デスゲームで最も優勝に近い人物、キュアシュバルツであった。

 

シュバルツ(私が住んでいた竜樹市、その近隣の街である外武市や実行市に居る連中とは違うようね……それにしても、この墨村市にはプリキュアは居なかった筈なのに、プリキュアがあちこちで目撃されている……さっきジュラシールやコマンディアが見えたし、シェードもいるかもしれないわね……後小悪党コンビもいる)」

 

先程まで見ていたのを思い出しながらシュバルツは片手剣を前に突き出す。

 

シュバルツ「まぁ、別の世界でも私がするべき事は変わらない。まずはここがどんな所か調べないと(後は余計な連中であるシュバリエ達が現れない事を祈るわ)」

 

今後の活動を決めたシュバルツが言うとその場から姿を消す。

 

後にシュバルツがメサイア達に前に姿を現し、いろんな所でひっかきまわして行く。

 

彼女の行動により愛香が憎悪を爆発しかねない存在だと他のメンバーも知る事になるのは暫く先である。

 

 




次回、新たなる英雄のプリキュアと共にアナザーマーチを撃破に向かう

今回の話に登場したマスターKUさん発案のキャラであるジェラシール、シェード、コマンディア、バレット、デュエラー、シュバルツ等のプリキュアの詳細はこちらから閲覧出来ます。
https://www.pixiv.net/artworks/66287022#manga
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