プリキュア戦記 正義のプリキュアvs終界 作:MIXEVOL
その裏では第三の敵と別の異界のプリキュアが姿を現す
アナザーマーチを倒した愛香達は、翔子達と共に公園に避難した友美達の元へ向かう。
翔子達が自己紹介した後、アナザーマーチが現れた場所で拓也やのぞみの事を話し、話をしてる内に時刻は8時近くになっていた愛香達はスマホで家族に連絡した後加藤達と共に帰路についた
そんな愛香達を見て憎悪するトゥモローだが、自分を見ているプリキュア達が居た事に気づかなかった。
今日の日付に変わった深夜にお腹が減ったなぎちゃんにミルクを飲ませようとするがなぎちゃんがミルクを飲むのを拒否して困っていたあげはは変わったメダルがある事に気づき、メダルに触れた瞬間に胸が突如大きくなり、そんな胸から出たのをなぎちゃんが飲んでくれた事をあげはは律子に話してから必要になった物を買って貰う。
愛香達が帰路に着く位と同時刻、間クリニックに居たあげはは保護した赤ちゃんであるなぎちゃんに授乳していたあげはと見ていた律子の目の前に緑の光球が現れ、光球が強く光るとなぎちゃんの身体か少し成長する現象が起きる
光球が消えた後に拓也が部屋に駆け付けた所、胸が大きくなったあげはに思わず目を逸らしてしまう
その後、拓也は産婦人科に来るのが遅くなった理由、産婦人科に向かう途中でのぞみと出会い、のぞみがアナザーマーチが居る所に走ったのを見て自身もアナザーマーチが居る場所に向かった事、そこで昨日会ったプリキュアやテイルズディフェンドと会った後、メサイアが手に入れたマーチのメダルから突如飛び出した緑の光球が産婦人科に飛んで行くのを見て慌てて追いかけた事をあげはと律子に話した
その後、拓也と律子が部屋を出た後、授乳を再開したあげはの近くに新たなメダルが数枚出現していた。
その頃、とある空き倉庫ではなぎさとほのかと同じ学院に通っていた明子と夏子がアークソロモンと言う人物からプリキュアの事を聞いた後、プリキュアを倒したいとアークソロモンに強く願っていた。
そんな3人の様子をジェルマと名乗る妖精が見ており、何かを企んでいた
愛香達が帰宅する前後の時刻で、彼女達が知らない事態が起きていた。
────
愛香達が帰宅するのとほぼ同時刻、墨村市にある豪邸の一室では喜楽女が黄昏れていた。
彼女がいる豪邸は詩嶋家の邸宅なのだ。
彼女が黄昏れている理由は自身のこれまでの人生や先ほどの親からの否定であった。
喜楽女(……外では昨日現れた怪物の同類が現れたと言うニュースが流れたのに、お父様とお母様はそんなのはフェイクニュースだとバッサリ切り捨てた……そんな事に構う暇があるなら確実に名門大学に進学出来るよう勉強しろだなんて……)
今まで親の言う通りに生活を送っていた喜楽女だったが、アナザーブラックの一件により今までの生活や家の家訓に疑問と嘆きを抱く様になった。
喜楽女(……こうやって自分の人生を振り返ってみれば、大した青春時代は過ごしていなかったな……
ここから抜け出したい、もう人形の様に親に動かされるのは嫌だと嘆いて顔を伏せる。
ふと、気分直しに外の景色を見ようと部屋の窓に近寄った喜楽女は外にある使用人や警備員が休む為に設けられた休憩所のベンチに座る見知らぬ人間を目にする。
時たま休憩ので人間観察の様な感じをしていた喜楽女にとって、色んな人を見ていたが、なぜかその人物から目が離せなかった。
喜楽女「あの人、誰かしら?」
見知らぬ人間に喜楽女は、少しの好奇心から気になって部屋を出て、近くで見ようと足を進める。
そんな人物に気を取られていた喜楽女はある事が頭から抜けていた。
詩嶋家は徹底した管理体制を強いており、その為、喜楽女は本来は自由に出歩く事が出来ないようにされていた。
だが、今回に限っては違っていたのを考えず、喜楽女は好奇心に導かれるまま向かっていた。
────
一方の廊下では、ヌーベル学園で喜楽女の様子を見ていたトレギア達の仲間であるアークは拍子抜けとばかりに歩いていた。
アーク「この家のセキュリティは雑過ぎるな……軽く調べて見てそれなりの家柄のようだが、呆れたものだ」
自分の様なのならあっさりと侵入できてしまうなと言うアークだが、本来は詩嶋家のセキュリティはプロのスパイでも潜入するには難しい厳重なセキュリティである。
だが、それに対峙した相手がアークだった故に彼女の前では詩嶋家のセキュリティは赤子をひねる様な扱いであった。
アーク(トレギアはあの時見た女を気にしていたからな。ならば我々が接触しやすくする意味でも警備システムを弄っておくか)
片手間に自分達は無条件に入れる様にセキュリティを弄りながらアークは目的の人物、喜楽女を探す。
が、その目的の喜楽女がすれ違う形で外に出ている事など、アークは知らなかった。
────
邸宅を飛び出し、外に出た喜楽女は目的の人物を探す。
喜楽女(この休憩所に確かいた筈……)
どこに、と喜楽女は探しながら歩いていると一人の女性がベンチに座っているのを視認する。
思わず隠れながら喜楽女は誰だろうかと様子を見る。
女性はダークブルーのワンピースで身を包んでおり、藍色の長髪に顔に顔の上半分にを覆う黒い仮面を付けていた。
その容姿に喜楽女は思わず見惚れていると……
???「そこのキミ、何を隠れているのかな」
喜楽女「えっ?」
声をかけられて喜楽女はドキッとなる。
いるのは分かっていると喜楽女の方へと顔を向けたのを見て喜楽女はおずおずと女の前に姿を現して近寄る。
喜楽女「貴女、誰ですか?」
???「私の事が気になるのか?ならば教えよう」
問う喜楽女に女性は楽し気に笑って立ち上がる。
???→トレギア「私の名はキュアトレギア。宜しくね詩嶋喜楽女さん」
名乗った女性、トレギアに喜楽女は驚く。
喜楽女「キュア……つまりプリキュア?それよりも、どうして私の事を?」
トレギア「君が悩みを抱いているのに気づいて調べたのさ」
戸惑う喜楽女の目と自分のを合わせながらトレギアは微笑む。
その笑みと仮面から除く紅い瞳に喜楽女は目を逸らせなかった。
トレギア「話してみるといい。幸い此処には人は居ない。君が溜めている事を吐き出しなよ」
優しく囁く様にかけられた言葉に喜楽女は自身の中に溜まった鬱屈をトレギアへと吐き出して行く。
自分の言った事を信じてくれなかった事、詩嶋家の徹底した管理体制を強いられている事、自身は両親に決められた道しか選べない事、このままでは両親の二週目として終わってしまう事……
全てを吐き出し、息を整えている喜楽女を見ながらトレギアは呆れる。
トレギア「なんて試行錯誤的な家なんだ………人を人形としか見ていないとは………(なるほど、昼間に見た時、かなりの負の感情を抱いていたのはそういう事か)」
好都合だなと内心ほくそ笑みながらトレギアは喜楽女にある提案をする。
トレギア「喜楽女よ。君は自由になりたいか?」
自由になれる、その提案に喜楽女の瞳は揺れ動く。
差し出された手とトレギアを見て、喜楽女はその手を取っていた。
後に、愛香達にとっての災厄の一手となる誕生の切っ掛けであった。
この時の喜楽女はまたある事が頭から抜けていた。
詩嶋邸は中はセキュリティ、外は警備員を見廻っているのだが、この時、警備員が来なかったのだ
────
喜楽女がトレギアと接触した頃、アークはトレギアが居る場所へと向かっていた。
出会ったと言うのを念話で聞かされたアークは後から伝えて来るなとぼやきながら目的の場所へと向かっていた所、あるものを目撃する。
それは、倒れ伏した警備員達であった。
アーク「こいつ等は……この家の警備員か?」
気になったアークは倒れた警備員へ近づき、彼らの体に
アーク「これは、普通にやられた様な傷ではないな……私やトレギア以外に誰か侵入していたのか、悲鳴を出させずに鎮圧したとでも言うのか?」
気になりながらアークはとりあえずトレギアと合流するべきかと考え……バッと振り返る。
振り返った先の邸宅の屋根に、アークを見下ろす
アーク「何者だ貴様等は?」
問うアークだが少女は答えず、狼犬と共に背を向けて屋根から飛び降りて夜の中へと消えて行く。
アーク(さっきの女と犬、この警備員どもの様子を見るからに、やったのは奴等に違いないな……何が目的でここに来ていたのやら)
とりあえず報告すべきと考えてアークはトレギアの元へ向かう。
そんなアークであったが、その場を去ったと思われた少女と狼犬がまだおり、自分を見ている事に気づいていなかった。
???「あれがアルマ様の言う異界の悪のプリキュアの一人であるキュアアーク。同じ異界の悪のプリキュア、キュアトレギアやキュアシェンロン、キュアディヴァインと関わっているそうね……(それにしても……
そんなアークを見ながら少女は自分が所属するボスの考えが理解できず、疑問を感じながら自分を見ているブラックフェーズの狼犬の方に視線を向けて肩を竦める。
???「まあ、やまとにはこの話は解らないか。とりあえずキュアアークを追いましょ」
やまとと呼んだ犬に声をかける少女に犬は頷くとアークの後を追う。
そのフードを被った銀に近い灰色のおかっぱ髪の少女、
この一人の少女と犬はプリキュアを悪と看做す悪のプリキュアとして、後に愛香達の前に立ち塞がる事となる
────
アークがトレギアの所に向かう途上で見知らぬ少女と犬を目撃していた頃、喜楽女がトレギアの手を取った所であった。
トレギア(ほう、余程鬱屈した感情を相当抱いてたようだ。こうもあっさりと私の誘いに乗るとは)
自らの誘いにあっさりと乗った喜楽女にトレギアは内心笑みを浮かべていると、2人の目の前に太極図に似た魔方陣が現れ、魔方陣が消えるとチャイナドレスの女性と二人の少女が姿を現す。
それはシェンロンとアグル、ガイアであった。
シェンロン「此処に居たかトレギア」
トレギア「おやシェンロン、そちらの新顔さんは後で聞くとして、他のみんなはどうしたのかな?」
現れたシェンロンに対し、軽く聞くトレギアに問われたシェンロンは簡略に答える。
シェンロン「ディヴァインとバレット、デュエラーなら件のアナザープリキュアとそのアナザープリキュアに交戦したキュアメサイアとスカイ以外に現れた見知らぬプリキュアの様子を見に行っている」
トレギア「見知らぬプリキュア?」
また増えたのかい?と言動に含んで問うトレギアにシェンロンは頷く。
シェンロン「うむ。様子からしてメサイアともども、私達の前に立ち塞がる障害となりうるだろう」
トレギア「そうか。それで、隣にいる新顔のお二人さんは誰かな?」
アグルとガイアを見て問うトレギアに2人は前に出る。
ガイア「私はキュアガイア。地球より生み出された聖なる大地の守護者」
アグル「キュアアグルよ。地球より生み出された聖なる海の守護者」
シェンロン「2人共、自らを地球より生み出されしプリキュアだそうだ」
トレギア「地球より生み出されたか……変わったプリキュアだね」
名乗る2人と付け加えたシェンロンにトレギアは己の印象を述べる。
シェンロン「ああ、こういうタイプのプリキュアは滅多に居ないからな」
ガイア「変わっているかしらね」
トレギア「初めまして2人共、私はキュアトレギア。以後宜しく」
首を傾げたガイアとアグルは名乗ったトレギアの顔を見る。
トレギア「どうしたのかな?私の顔を見て何か気になる事でもあるのかな?」
ガイア「いえ、何でも無いわ」
少し戸惑いを見せるガイアとアグルにはて?とトレギアは首を傾げる。
そんなトレギアへと喜楽女がおずおずと質問をかける。
喜楽女「この人達も仲間ですか?」
トレギア「ああ、先ほどのを見て貰った通り、新たに2人加わったばかりだけどね。仲良くしてくれると嬉しいね」
微笑んで言うトレギアに喜楽女はおずおずと頷いた所、別の存在が近づいて来ているのに気づく。
それが見知った気配だと知った後にアークが姿を現す。
トレギア「やあアーク、遅かったね」
アーク「遅くなって済まない。この家のセキュリティを弄って時間がかかった……が、お前こそ、こっちが家の中を探ろうとしていた所だったんだがな」
ジト目で見るアークにそれはすまなかったねとトレギアは軽く返す。
喜楽女「あの、ロボットみたいな恰好をした人も仲間ですか?」
トレギア「そうだよ。彼女はキュアアーク。ある世界に存在する人工衛星にあるデータを元に創られたプリキュアさ」
左目が大きい赤い義眼のアークを見ながら、おずおずと質問した喜楽女はトレギアが答えた事に驚く。
喜楽女「この人、人間ではなく、ロボットなのですか?プリキュア、なんですよね?」
トレギア「世の中にはね、人ではない存在が変身したプリキュアもいたりするんだよ。それにしてもアーク。少し来るのが遅かったのはどうしてかな?」
驚いている喜楽女にトレギアは笑った後にアークに遅れた理由を問う。
アーク「私達が出入りできる様にこの家のセキュリティを弄ってこっちに向かっている途中、ある事を目撃した」
ある事?と呟くトレギアにアークは頷いて話を進める。
アーク「此方に向かう途中で倒れた警備員達を目撃したのだが、その警備員達は体中に
喜楽女(嘘、家の警備員は、SPに関わった人達よ。その人達が呆気なく……!?)
報告を聞いて喜楽女は今更ながらここまで警備員に遭遇しなかった事に気づくと同時にその者達が鎮圧された事に驚く。
そんな喜楽女を余所にアークはしかし、と呟いてからシェンロンに視線を向ける。
アーク「シェンロン、珍しくしくじったな」
シェンロン「私がしくじった?どういう事だ?」
しくじったと突然言われて眉を潜めてシェンロンは問う。
アーク「どうやら君達を尾行した奴が居る」
シェンロン「何?ここには転移で来た私達を尾行だと!?」
告げられた事にシェンロンは目を見開く。
トレギアも彼女が尾行された事が驚きだったのか、ほうと声を漏らす。
アーク「ああ、故に、そこに姿を隠してる者達よ。隠れてないで出てこい」
シェンロンの背後にある木に向けてアークは声をかける。
その言葉に隠れてるのは無駄と判断したのか、トレギア達の前の空間が歪んだように揺らめいた後、多数の砲門を付けた怪獣、ギルバリスと赤いチョッキを来た猿、サルローが姿を現した。
トレギア(ギルバリスに、ヒーリングアニマルのサルローと言う奴か)
ギルバリス「姿を誤魔化していた私達の存在に気づくとはな」
アーク「私の解析機能を嘗めないで貰おうか。貴様等、我々に何の用だ?」
感心する様なギルバリスにアークはそう返した後、目的を問う。
ギルバリス「目的は極めてシンプルだ。キュアトレギアにキュアアーク、キュアシェンロンにキュアガイアにキュアアグルよ。我らの組織に参加して貰いたい」
要求にトレギアはほう、と声を漏らす。
トレギア「我々を君が所属する組織に加われと言うことかい?」
ギルバリス「その通りだ。そして我らと共に
勧誘するギルバリスに対し、質問良いだろうかとアークが問う。
アーク「お前達の言うことに一つ矛盾点があるのだが気づいているのか?」
ギルバリス「矛盾点?」
そうだ、と頷いてアークは自分達を指さす。
アーク「プリキュアを抹殺したいのは解るが、何故、その抹殺対象になるプリキュアである私達をスカウトしようとした?おかしいんじゃないか?」
サルロー「はん、俺だって、本当なら人間もそうだがプリキュアなんかを仲間になんて、ごめんこうむりたいもんだ。けどな、俺が今身を寄せている組織の主であるアルマ様は考えがあってお前等の様な奴等も迎え入れようとしてるんだよ」
そう指摘するアークにサルローは心底イヤそうな顔でそう返す。
トレギア「アルマ様?どんな方なのかな?」
サルロー「オレらを救ってくれたお方だよ」
シェンロン(救ったね……)
問うトレギアに返された事にシェンロンは呟く。
サルロー「アルマ様の下には様々な配下がいる。こいつの提案を受け入れて行動していたら会えるんじゃないか?」
トレギア「それは興味深いね……ただ、肝心な事を聞いても良いかな?」
ギルバリス「肝心な事だと?」
そうそう、と頷いてトレギアは1体と1匹に問う。
トレギア「そのアルマが統べる組織は何かな?その名前とかね」
確かに言っていなかったな、とトレギアの問いにギルバリスはうっかりしていたと謝罪して自分達が所属している組織の名を告げる。
ギルバリス「その組織の名はキュアイレイズ。目的は諸悪の元凶であるキュアマイティによって生み出された
トレギア「全ての世界を救うとは、大きいね」
名と目的を話したギルバリスにトレギアはヒューと口笛を吹く。
そんなトレギア達に近くに魔法陣が現れ、ディヴァインとバレットとデュエラーが姿を現す
ディヴァイン「目的が世界の救済とは、トレギアの言う通り大きく出るじゃないか」
トレギア「来るのが遅かったねディヴァイン」
歩み寄って来たディヴァインにトレギアは声をかける。
ディヴァイン「ああ、目的の様子を見に行って遅れたからな」
トレギア「それでその目的のを見てどうだった?」
確認するトレギアにそれはもうとディヴァインは楽し気に笑う。
ディヴァイン「期待できる程の人材だよ。それにこの世界に現れたプリキュアもまた面白い存在だ」
トレギア「そうか、それは良かったね……ところで、バレットにデュエラーは何やら不機嫌な顔をしてるけどどうかしたのかな?」
ふん、と問われた事でさらに不機嫌な様子で吐き捨てる。
バレット「あたし達に屈辱を味合わせた三人組の内の二人、ジュラシールとコマンディアが何らかの方法でこの世界に来ていたのよ!」
デュエラー「もしかしたら、あの二人以外にも僕達が居た世界に居た連中が来てるかも知れないよ(もしそうだったらあの警備隊長のキュアサージェントや王様なキュアファラオ……下手したらあのヤバいキュアシュヴァルツもこの世界に来てるかもしれないってうんざりだよ…………)」
不機嫌マックスで苛立ちを隠さない2人にそれはまた、とトレギアは肩を竦める。
トレギア「君達に縁がある連中がこの世界に来ているとはね……(何者かの意志が、別の世界のプリキュアをこの世界に呼び寄せたのかね……)」
ギルバリス「このプリキュア達もお前達の仲間か?」
現れたディヴァイン達を見て問うギルバリスに、おっと失礼、とトレギアは謝罪する。
トレギア「ディヴァインがそうで、そこの2人はバレットとデュエラー。プリキュアがバトルロイヤルを繰り広げている世界からスカウトした姉妹さ」
ギルバリス「バトルロイヤルしている世界。そういう所もあるのか……」
サルロー「はん、化け物どもには丁度良いってか」
ディヴァインやバレットやデュエラーを紹介するトレギアにギルバリスは呟き、サルローはさらに不機嫌そうに悪態を付く。
トレギア「どうしたんだい?さっきよりも不機嫌そうだけど」
サルロー「不機嫌になるのも当然だろう。俺はさっきも言ったがプリキュアなんかを仲間にするのは大反対だ。だけどな、アルマ様に救って貰った借りもあるからしょうがなく受け入れてはいるが、ふえりゃあ機嫌が悪くなるもんだ」
ふんっと背を向けるサルローに態度わるっとデュエラーは呟く。
悪くて結構と吐き返すサルローにギルバリスはやれやれと肩を竦める。
ギルバリス「すまない、トレギアよ。彼はプリキュアによって不幸な目にあったのでな……」
トレギア「気にしてないから良いよ(これは、
代わって謝罪するギルバリスに対し、キュアイレイズへのスカウトを受けるとトレギアは返事する。
ギルバリス「そうか、歓迎しようキュアトレギアにその仲間達よ」
サルロー「ちっ……
トレギア「また?今の発言からして私達以外に他にもプリキュアが加わっているのかな?」
不愉快そうに舌打ちして毒づいたサルローのにトレギアはギルバリスに問う。
ギルバリス「その通りだ。中にはプリキュアのせいで全てを失い、復讐する為にプリキュアになった者が居る」
トレギア「復讐の為にプリキュアになった者か……それは気になるね……」
興味深そうにしていたトレギアはアークが何か考え込んでいる事に気づく。
トレギア「どうしたのかなアーク?」
アーク「……聞きたい事がある。お前達以外にここに来た者はいるか?」
ギルバリス「?何故そんな事を聞く?」
問われた事に疑問を感じながらギルバリスは聞き返す。
アーク「私がここに来る途中で、負傷し気絶した警備員が倒れていた。その警備員達の身体には
問いに対し、思い当たる人物に心当たりがあったのかサルローはケッと吐き捨て、ギルバリスは肯定する。
ギルバリス「ああ、心当たりはある。サルローの態度で察しただろうが、
シェンロン「既に我々以外のプリキュアもそちらの組織に迎え入れているのだな」
腕を組んで呟くシェンロンはギルバリスの次の言葉に他のメンバーと共に少し驚く。
ギルバリス「そのプリキュアの片割れは人間だが、もう一方は
バレット「はあ?片方が人間でもう片方が犬?どう言う事?」
サルロー「なんて事はねえ、そいつらはな、飼い主と飼い犬が変身するプリキュアだからだよ」
デュエラー「えぇ!?犬がプリキュア!?想像出来ないんだけど!?」
事実だと驚いているバレットやデュエラーにギルバリスは言う。
ギルバリス「本来、プリキュアは女がなる存在だ。妖精がプリキュアに変身した事例もある事が、普通の動物がプリキュアになるのは基本的に不可能だ。だが、とある世界では
サルロー「ギルバリス!これ以上プリキュアの事を喋るんじゃねえ!どうでも良いだろう!!」
トレギア達へと解説していたギルバリスにサルローは怒鳴る。
苛立っているサルローにギルバリスはすまないと謝罪する。
ギルバリス「不愉快にして申し訳ない」
サルロー「ふん……」
アーク「……最後に、そのプリキュア達の名を教えてくれないか?」
不機嫌最高潮なサルローに冷やかに思いながらアークは問う。
ギルバリス「そのプリキュア達の名はキュアクラッシュとキュアハウル。先ほど連絡したら二人は既に我々の本拠地に帰還しているそうだ」
成程とアークは納得する。
アーク「(あの時見えた女と犬か確かめておきたいな……)それならば一度会ってみたいな。今挙げたキュアクラッシュとキュアハウル以外にもプリキュアは居るのか?」
ギルバリス「勿論いる。それと注意しておくことがある」
トレギア「何かな?」
確認するアークに頷いてからそう前置きするギルバリスにトレギアは話を促す。
ギルバリス「あまり力をひけらかさないようにしておく事だ」
バレット「力をひけらすなって、どうしてよ?」
少し不満げながら聞くバレットにギルバリスはサルローを指さしながら問う。
ギルバリス「キュアイレイズにはサルローの様にプリキュアを嫌っている者達がいる。アルマ様の側近も同じ様にな」
トレギア「アルマ様の側近もね……どんな人物か教えて貰っても良いかな?」
気になるのは当然だなとギルバリスは教える。
ギルバリス「アルマ様の側近は星座を模した
デュエラー(それなのにプリキュアを迎え入れるって酔狂なボスだね)
ディヴァイン「プリキュアを滅ぼすのにプリキュアをスカウトするとは……酔狂な奴であるな」
詳細を聞いてうへぇとなるデュエラーの隣でディヴァインはそう評する。
トレギア「ちなみに、そこのサルローさん以外にアルマ様に救われた者は他にもいるのかな?」
ギルバリス「……プリキュアに関わる者で氷川まりあが救われた者だな。最近になって
ディヴァイン「ほう、氷川まりあに、相楽誠司か……(氷川まりあはともかく、相楽誠司、そやつは我の手駒として使えそうだな)」
気になって聞くトレギアにギルバリスはそう返して付け加えた事にディヴァインは内心ほくそ笑む。
ギルバリス「……そろそろこの場を離れよう。これ以上此処に居れば、異変に気付いた人間が来るだろう」
トレギア「そうだね。そろそろ倒れた警備員の事で気づく者が出るだろうし……あっ、そうそう。一人連れて行きたい者が居るけど良いかな?」
周りを見てそう言うギルバリスにトレギアは同意してからお願いする。
ギルバリス「む?その言い方からして、この屋敷の住人か」
トレギア「その通りだよ」
肯定して、トレギアは喜楽女へと顔を向けて、喜楽女はおずおずと前に出る。
喜楽女「こ、こんにちわ」
トレギア「彼女は詩嶋喜楽女、この家に住む令嬢だ。聞いた話では彼女は箱入り娘として育てられていてね、この家では自由が無く、決められた事しかやらせてくれないと嘆いていた所をスカウトしたのさ」
挨拶する喜楽女の隣でトレギアが簡略に紹介する。
サルロー「その嬢ちゃんをどうするつもりだ?まさか自分達と同じプリキュアにでもするつもりか?」
トレギア「まぁ、彼女に戦う力を与えようとおもうんだけど、そこらへんはそちらの拠点に行ってから追々だね」
不機嫌なまま聞くサルローにトレギアは肩を竦めて返す。
サルロー「ふん、
トレギア「その通りだね。手札はたくさん用意した方が都合が良いもんだよ」
やはりプリキュアの仲間なのと人間を入れるのに抵抗があるのか微妙な顔をしているサルローにトレギアは重症だねぇ、と内心呟く。
ギルバリス「承知した。その少女も我々の所に連れて行こう」
トレギア「助かるよ。それじゃあ喜楽女、一緒に行こうじゃないか」
喜楽女「良いのですか?私、何の取り柄もありませんが……」
本当に連れて行ってもらえると思ってなかったのか、戸惑う喜楽女に構わないさ、とトレギアは微笑む、
トレギア「君は自由になれるチャンスを得たんだ。なら素直に受け取るべきだよ」
喜楽女「……ありがとうございます」
そのチャンスを不意にするなと言うトレギアに対し、喜楽女は頭を下げる。
ギルバリス「では行くぞ」
ディヴァイン「あ、少し待ってくれたまえ」
それを見て転移を開始しようとしたギルバリスにディヴァインが待ったをかける。
サルロー「なんだよ」
ディヴァイン「このまま行けば彼女がいない事に気づいた彼女の両親が騒がしくなりそうだからね。下手に大騒ぎにならない様にね」
まだあるのかよとジト目で見るサルローにそう言ってディヴァインは喜楽女に少し失礼、と言って喜楽女の手を握る。
ディヴァイン「ふむ、君はこういう風に生きていたのか……」
ギルバリス(ほう、握った所から記憶などを見ているのか)
なるほどなるほど、と納得した後にディヴァインは喜楽女の手を放してから、ある方向に向けて光球を放った。
すると放たれた光球は地面に着弾すると変化していく。
暫くすると光球のあった所には喜楽女と瓜二つの存在が立っていた。
喜楽女「私がもう1人……!?」
ディヴァイン「身代わりのようなものだよ。この身代わりで屋敷の人間を欺かせて貰おうじゃないか」
アーク「ここまで再現するとは大したやつだ」
幻体の喜楽女を見てくくく、と笑うディヴァインにアークは感心する。
ディヴァイン「これで自由を阻む要素は無くなった。これで君は自由だ」
ゆけ、とディヴァインは幻体の喜楽女へと命令し、幻体の喜楽女は頷いて部屋へと戻る。
それを見届けてからギルバリスは行くぞ、とトレギア達をアルマ達が居るキュアイレイズの本拠地に転移する。
暫くして喜楽女が詩嶋家に戻る時、詩嶋家いや……墨城市に災いをもたらす事になる
───
トレギア達が居なくなり、喜楽女の幻体が喜楽女の自室に戻った数分後、詩嶋家の敷地を古代エジプトの女王をイメージした衣装を纏い、腰に隼を模したバックルとスマホケースが吊るした銀髪の褐色肌の少女が戸惑った様子で歩いていた。
???「ここは何処なんだ?私はさっきまで
困惑した様子で少女は辺りを見渡す。
途方に暮れて歩いているこの少女の名はキュアファラオ。
トレギア達と行動しているバレットとデュエラーと同じ世界の住人である。
ファラオ(……見える範囲の建物を見ても竜樹市でも外武市のどこかとは思えない……拠点にしていた実行市でもない……私に一体、何があったと言うんだ……)
自分が意識を失うまでのを思い返そうとして途中で途切れている事に頭を抑えた後に手に持ったスマホへと目を向ける。
ファラオ(……とにかく、ここがどこなのか知る為にも、調べるしかないか……)
今度の行動を考えた後に、誰かに見つかる前にファラオは詩嶋邸を抜けるとこのままだと目立つので変身を解こうとして、ふと、
普通なら気にしないのだが、少女の格好に目が行ったのだ。
そんな少女の格好は
ファラオ(何だあの女……なんて恥ずかしい格好をしてるんだ……普通に通報されてもおかしくないぞあれは……)
不審者丸だしな恰好に、ファラオは今の自分の格好を棚上げにしつつ、呆れながらピンクのポニーテールの少女の事が気になり、変身を解除しないで見つからないようこっそり尾行する。
ピンクのポニーテールの少女は暫く歩いているとある公園の中に入ると歩き疲れたのか、設置されたベンチに座る。
そんな少女にファラオは隠れながら観察する。
改めて観察して見て、少女はグラビアアイドルでも通じる体型をし、Gカップはある程の爆乳をしていた。
ファラオ(……ここまで見ていて思ったが、その身からは普通の者じゃない力を感じる……いったい何者なのだ……)
このまま彼女を見過ごすのは自分の勘がしてはならないと囁いており、ファラオは彼女の拠点を見つけるまで尾行をし続けようとし……
???「!?そこにいるのは誰!?」
突如少女はファラオの隠れている方へと顔を向けて叫ぶ。
気づかれた事にファラオは驚きを隠せなかったが、ここは敢えて姿を晒し、相手の様子を伺う事に切り替えて少女の前に姿を現す。
ファラオ「済まんな。街に出た所、偶々お前を目撃して、あまりにも奇抜な恰好をしていたので気になってな……」
???「私の格好、そんなに目立つんだ」
謝罪したファラオの言った事に対し、無自覚なのか、不思議そうに呟いている少女にファラオは呆れる。
ファラオ「目立つ以前の問題だろ……あんな如何にも不審者だと思われる格好じゃ、私じゃなくても突っ込まれるぞ(ビキニアーマーで街中を彷徨いて平気なのか…………)」
???「あ、そっか普通だったらそうだよね……けど普段はこの格好で過ごしてるから(というのは嘘で、ほんとは恥ずかしいよぉー……いおなは平気だけど……///)それよりも貴女は誰なの?」
指摘するファラオに少女はそう返しつつ内心縮こまりそうになっているのを隠しながら訪ねる。
ファラオ「ぬ、確かに名乗ってないのは不躾だな……私はキュアファラオ、訳あってこの街に居る」
???「キュアファラオ……名前からしてプリキュアなんだね」
名前を聞き、少女はへぇと言葉を漏らす。
ファラオ「そうだけど、あなたもプリキュアなのか?」
???「ううん、私はかつてはプリキュアだったの。ある街で怪物に襲われていた一人のプリキュアを助ける為にプリキュアになった」
問うファラオに少女は悲し気にそう返す。
ファラオ「プリキュアだっただと?……何故過去形なのだ?」
返された事にファラオは気になって問う。
???「言った通りの意味だよ。私はプリキュアだった。けど気がついたら
ファラオ「化け物?どういう事だ?」
表現に続けて問うファラオに少女は空を見上げながら語りだす。
???「色んな人が私達は人々を殺したり、無差別に破壊行為をしたと非難したの。けど私達は何もしてないと言ったけど皆は実際にやったと非難して来る……当然だよね……そう言われた時の私や皆は、
ファラオ「プリキュアとして記憶が消えていただと?」
目を見開くファラオにこくり……と頷いて少女は続ける。
???「うん。当時、私や皆は何故あんな事をしたのか解らなかった。そんな人達の中には私の家族も入っていて……街の人達がみんな、私達を迫害した。どこへ行っても怒声と罵倒ばかりで……もう生きているのが嫌になって自分から消えようと思っていた時、そんな私を救ってくれた人が居た」
ファラオ「命を救ったそいつの名は?」
気になるので問うファラオに少女は笑って言う。
???「その人物の名は、キュアデスバイア。プリキュアキングダムの女王よ」
ファラオ「キュアデスバイア?プリキュアキングダム?どういう所なんだ?」
不思議そうに呟くファラオに笑っていた少女は忘れていた、と思いだした様に立ち上がる。
???→めぐみ「そう言えばわたし、聞いてばかりで自分の名前を名乗ってなかったね。私は愛乃めぐみ。かつてプリキュアだったけど
ファラオ「愛乃めぐみか……」
改めて名乗る少女もといめぐみにファラオは呟く。
めぐみ「あ、そうだ。ファラオ、あなた、もしかして住む場所ない感じかな?」
そんなファラオに対し、めぐみは何か妙案が思いついた様に確認してきた事に面を食らう。
ファラオ「(私が気にしてる事を指摘したか……)ああ、訳あってな」
めぐみ「何かあったの?」
肯定した後、ファラオは暫し顎に手を当てて考える。
ファラオ「(この女を尾行してる間に見えた地域名、覚えのない名だったからにはここは……)」
めぐみ「どうしたの?何か言い辛い感じなの?」
考えを纏めたファラオは正直に話す事にして口を開く。
ファラオ「信じられないかもしれないが、私はこことは違う世界から来たプリキュアだ」
めぐみ「え?そうなの?」
告げられた事に目を丸くするめぐみにファラオは頷く。
ファラオ「気が付けばこの世界に来ていてな……右も左も分からぬ状態になっている。」
めぐみ「そうなんだ……色々と困りものじゃない?」
そう聞くめぐみにファラオは首を横に振る。
ファラオ「いや、私が居た世界はこの世界とはほぼ大差は無いから困る事はないだろう。ただ、差異が二つあるな」
めぐみ「どういう風に差異があるの?」
そう聞かれて、ファラオは少し考えて言葉を選んで質問に答える。
ファラオ「(ここ墨村市は私が居た世界には存在しないがこれは些細だな……)その差異については、一つはジャンクードと呼ばれる怪物が存在する事……もう一つは私と同じプリキュアが存在する事だな」
めぐみ「へぇ、ファラオが居た世界にもプリキュアや怪物がいるんだ」
感心しためぐみは次に彼女から出てきた言葉に目を見開く。
ファラオ「それと、私が居る世界では
めぐみ「プリキュア同士が殺し合っている!?」
信じられないと目を見開くめぐみにファラオはそれだけビックリするか、と印象を抱いていた。
ファラオ「そっちの知るのでは起こってないだろうが、私のいる世界ではプリキュア同士が殺し合う事は普通に起きている事だ。私を含むプリキュアはそれぞれの目的を持って戦っているからな。だが、中には目的など持たずにただプリキュアを殺す者も存在する。私がこの世界に来てしまう前、その人殺しのプリキュアと戦っていた」
めぐみ「人殺しのプリキュアなんているなんて……」
ショックを受けているめぐみにファラオは眉間を揉む。
ファラオ「ただ、不思議な事に私はその戦っていた所から記憶がないのだ……どうしてかその部分の記憶が霞みががって思いだせないでいる……(ホントにどうしてだろうか……そして、戦っている最中に何か
顔を顰めて考え込んでいるファラオにめぐみは彼女のいた世界の異常さに驚きを隠せなかった。
めぐみ「プリキュアが殺し合う世界があるなんて……」
ファラオ(……この様子からして、殺し合いや戦争とは無縁の日常を過ごしていた様だな……。それ故に人の死に慣れてないであろうな……)
そんなめぐみの様子からファラオはそう印象を持った後に唸る。
ファラオ(もし万が一
シュヴァルツに対する不安を一旦しまったファラオはめぐみに改めて本題である住む場所の当てに付いて尋ねる。
ファラオ「話を脱線させてすまなかった。それで、めぐみが言ったプリキュアキングダムと言う所には住める場所はあるのか?」
めぐみ「住める場所?普通に住めるよ。城の中には個室が沢山あるんだよ」
キングダムと言っていたから城とは分かっていたが、個室が沢山あると言う事はそれだけとても広い城なのだなとファラオは感嘆する。
ファラオ「因みに一軒家的なのは無いのか?」
めぐみ「うーーん。流石に一軒家とかは今の所は無いよ。私や他の皆は基本的には城の中で暮らしてるから」
次に一軒家みたいなのは無いのか質問するファラオに対し、めぐみはそう返す。
ファラオ「城の中に暮らしてるか………(そうなると、目の前のこやつ同様、不審者丸出しの格好で過ごしている者が居る可能性がありえそうだな*1……)……まぁ、どっちにしろ、今の私には当てもないからな………めぐみ、そのプリキュアキングダムとやらはどうやって行ける?」
めぐみ「プリキュアキングダムの行き方?それなら、人に見つからない様に人目付かない場所に転移魔法陣が用意されたんだよ。その場所まで案内しようか?」
プリキュアキングダムへ行く事を決めて確認するファラオに、めぐみは提案する。
ファラオ「お願いする。そのプリキュアキングダムが気になるのでな」
めぐみ「分かった私達のプリキュアキングダムへ案内するよ(それにしても……
了承しながらめぐみは本来ここに来ていた理由の人物を思い浮かばせながら、はぁとファラオに気づかれない様にため息を吐きだしながら、密かに作ったプリキュアキングダムに通じる魔法陣が設置された場所に案内する。
後に、ファラオはプリキュアキングダムこと終界の一員として参加し、バレットやデュエラーだけでなく、ジュラシールとシェードやコマンディア、更にブレイザンやサージェントやシュヴァルツと交戦する事になり、メサイア達にも立ちはだかる者として対峙する事になる。
そしてめぐみもまた、誠司がプリキュア抹殺を目的とするキュアイレイズの一員となっている事を暫くして知る事となる。
次回 もう一組のアナザーマーチの戦いに関わらなかった者の話
そして意外な者が姿を現す