プリキュア戦記 正義のプリキュアvs終界 作:MIXEVOL
メサイアはローズマリーに関わりを持つレジーナに出会う
後半、メサイアやシュトルム達を立ち直る鍵達が次々と登場
黒い空間の中でウォズは開いた本を見ながら語り始める。
ウォズ「この本によると青龍偃月刀を出したのをキッカケにアレテープリキュアは窮地に立たされてしまい、新たに戦いに加わったベリアルもまたアナザーヤムヤムに苦戦してしまう」
「そんなアナザーヤムヤムを止めるべく勇佳はキュアセイヴァーに変身し、動物の力を持つ武器やモンスター召喚を使うなどの奇想天外な動きによりアナザーヤムヤムを翻弄する事でミカエル達が戦線復帰する」
「その最中、キュアセイヴァーはオニジャから受け取ったメダルの1枚を使い、アナザーヤムヤムの動きを封じたのは良かったがアレテープリキュアの必殺技が決まり、あわやと思われたが、アナザーヤムヤムは浄化されなかった」
「そんなアナザーヤムヤムの腰にあったマークをキュアセイヴァーが攻撃した所、アナザーヤムヤムに取り込まれた恋姫無双の恋姫の一部が救出された」
「救出の目途が立ち、恋姫達の救出をしようとした時、新手のアナザープリキュア、アナザーハニーとアナザーパルフェが現れ、アナザーヤムヤムを救助されてしまう」
「アナザーハニーとアナザーパルフェが現れたのを見たガブリエル達は3体の死角から攻撃するが、新手のアナザープリキュア、アナザーアムールの念話によってガブリエル達の攻撃が殆どかわされてしまうが攻撃の一部が掠ってまた2人恋姫を救出する」
「その後、アナザーアムールの置き土産のミサイルを対処している間にアナザープリキュア達に離脱されてしまう」
「その後、意識を失っていた陳宮が目を覚まし、警戒した陳宮にセイヴァー達はアナザーヤムヤムの仲間じゃないと説明する」
「アナザープリキュアの更なる能力を知った加藤は真田に報告し、各々が話をしてる中、加藤からアナザールージュが浄化された事を伝えられて加藤と共にセイヴァーと友美とベリアルが真田達のいる場所へ、太田と司と百合香と奈央は目を覚まさない劉備達を病院に移動すべく救急車に同乗し、忍と瞳はツバサとエルの護衛に付き、残る相原とブラックペッパーとサンダルフォンとメタトロンはアナザーヤムヤムが暴れた場所の片付けに取り掛かった」
「そんなメンバーをゴジュウジャーと戦ったブライダンのファイアキャンドルが見ており、彼の手にはメダルがゴジュウジャーのメダルが握られていた」
「同時期、ライトニアは協力者である安心院なじみと接触し、愛香の助けになるエモルギアとギャバン・インフィニティ達とプリンセス・ヴィオラとプリンセス・ネージュのメダルを見せる」
「なじみはライトニアに白永神社に新たな来訪者が来てる事を話し、ライトニアは白永神社に移動した。そんななじみに接触した者を知らず……」
「その一方で、一人の少女、明智あんなが本来進む筈だった運命を歪められて、迷い込んでいた」
一通り語り終えた後にウォズは前を見る。
ウォズ「さて、今回は幕間、様々な者達の視点を見る事になる。どの様な交差があるかをお楽しみに……」
そう締め括り、ウォズの姿は見えなくなる
────
アナザーヤムヤム達アナザープリキュアが撤退した後、セイヴァー達は真田達が居る場所に移動していた
セイヴァー「あっちではマフティーとスカイが連携してアナザールージュを倒したと言う事ですね」
加藤「ああ、真田さんからの報告ではそうだ」
歩いている間にあちら側の状況を伝えた加藤にセイヴァーは納得する。
セッビィ「あっちでは悪いプリキュアとも遭遇したなんて……大丈夫ビィかね……」
セイヴァー「そうだね……」
心配そうに呟くセッビィにセイヴァーも心配そうに呟く。
その後ろで歩いていたベリアルは普通について来ていた友美へ問う。
ベリアル「ところで、何故お主も普通に付いて来てるのだ?こちらへ来る理由もないと思うのだが?」
友美「あーー……実は………」
指摘されて友美はベリアルの疑問にそりゃ、そうだと呟いてからこれから行く先にいるメサイアが自分の姉だと説明する。
ベリアル「なんと、お主の姉がプリキュアで話に聞いていたメサイアと言うのか?」
友美「そうだよ。その事は私のお父さんとお母さんも知ってるよ」
肯定されてベリアルはプリキュアとして知られていると言うのに戸惑う。
ベリアル(普通なら正体は隠すのに、既にプリキュアの事を知られて、それを受け入れてるとは……)
今までにないパターンだったのでベリアルはううむと唸る。
ベリアル(この世界はわらわ達が居る世界と違って
ううむ……とベリアルが考えている内に加藤が走り出す。
走る先には真田がいた。
加藤「真田さん!」
真田「来たか加藤、それに友美くんとセッビィ、キュアベリアルに……君がキュアセイヴァーか」
加藤を見てから後ろにいる友美やベリアルを見てからセイヴァーを見る。
セイヴァー「は、はい!宜しくお願いします!」
真田「ああ、これからよろしく頼むよ」
ベリアル「ふむ、あ奴らがこの世界のプリキュアか」
挨拶するセイヴァーと真田を横目にベリアルは複数の少女を見る。
ベリアル「(それぞれ仮面ライダー、スーパー戦隊、ウルトラマン、ガンダム、メタルヒーローをモチーフにしてるか……しかし、何れも落ち込んでいるな)」
ベリアルは視線の先に居る少女、キュアシュトルム、キュアトループ、キュアタイタン、キュアミーティア、キュアフォトンが落ち込んでいる様子が気になっていた。
加藤「真田さん、もしや……」
真田「さっき報告した通りだよ。その事でな……」
そんなメンバーの様子を見て察する加藤に真田は少し困った様子で肯定する。
その一方でセイヴァーはセッビィと友美と共にメサイアとマフティーを探していた
セイヴァー「えっと、先輩達は……あ、いた」
見渡し、南部と斎藤が撮影の準備をしているのを見てるメサイアとマフティーとスカイを見つける。
セイヴァー「あれ?何か撮影でも始まるのかな?……おーい!先輩方!!」
気になったセイヴァーはすぐさまメサイアとマフティーの元へ駆け寄る。
メサイア「え、誰?それに友美?」
マフティー「ああ、来たのか、勇佳もといキュアセイヴァー」
セイヴァーに気づいて顔を向けたメサイアはマフティーの言葉にえ!?と驚く。
メサイア「ホントに勇佳が変身してるの?」
マフティー「そうだメサイア。私達はなメサイアやスカイと一緒に戦うと決意したんだ」
慌てて確認するメサイアにマフティーは肯定する。
メサイア「……(マフティーとセイヴァーは自分の意思で戦う事を決意してるのに、それに比べて私は……)」
そんなマフティーとセイヴァー、瑞希や勇佳が自らの意思で戦う事を決意した反面、メサイアは自分が何のためにプリキュアになったのかに自信を失っていた。
先程シュトルム達の様子を見ていたベリアルはメサイアの様子を見てマフティー達に話しかける
ベリアル「少し良いか?あの者は友美の姉が変身したプリキュアだそうだが、何やら自信を失っておるようであるが……マフティー、現場におったお主なら何か知っておらんか?」
マフティー「メサイアに何かあったのか気になるか……準備があるので手短で話すぞ」
メサイアに何かあったかを問うベリアルに対し、マフティーはそう前置きして語りだす。
マフティー「まずメサイア達は、サッカー選手に憎悪するプリキュアに似たサッカー選手の様な女怪人、キュアストライカーと交戦した」
ベリアル「キュアストライカー………わらわ達が遭遇したサッカー選手の様な怪人はそういう名前であったか……」
出て来た名前と特徴からベリアルは自分達がここに来るまでに対峙した存在を思い出して呟く。
ベリアル「そのキュアストライカーに苦戦したのかえ?」
マフティー「いや、その時、キュアストライカーは一人ではなく複数で来たことや戦闘員に当たるものがけしかけた事や戦闘中に何らかのアシストがあってそれなりに手こずったが其処まで酷くなかった」
そう気化されてふうむとベリアルは顎を摩る。
ベリアル「(怪人に当たる者が複数、しかも戦闘員に当たる者を呼び出しておるのか……)そのキュアストライカーはどうやって倒したのだ?」
マフティー「キュアストライカーはスカイが新たな形態ディレクティブストライカーに変身してから連携でキュアストライカーを浄化した。その後、メサイアがキュアストライカーの素体にされていた女性達をフィクサーレイで治療した」
なるほど……とベリアルは納得してから話を促す。
ベリアル「(この時点だとメサイアやシュトルム達は自信を失う要素は無いが……)浄化した後にアナザールージュが来たのかえ?」
マフティー「いや、その前に新手の悪のプリキュアが2人現れたんだ」
悪のプリキュアと聞いてベリアルは眉を顰める。
ベリアル「マフティー、その悪のプリキュアは何者であった?」
マフティー「そいつ等はキュアゾンマーとキュアコキュートスと名乗っていた。戦っているのを見ていたが……状況からして、キュアストライカーをアシストしたのはゾンマーと名乗っていた奴の仕業で、先程浄化したキュアストライカーを生み出したのはそいつ等じゃないかと私は推測してる」
推測を聞いてベリアルは実際に見てはいないが状況的にありえそうじゃな、とマフティーの推測に同意する。
ベリアル「キュアゾンマーにキュアコキュートスか………(ゾンマーは知らんが、コキュートスなら聞いたことがある……玲央や聖奈、司が交戦し、尚且つ光に関わりがあるマガオロチ陣営に加担した悪のプリキュアの一人……あやつはキュアジャグラーに加担するプリキュア、キュアインフェルノに倒されたと聞いておったが……どうやら話からして、コキュートスは何者かに助けられたようじゃな……)………そのゾンマーとコキュートスはどんな戦い方をしておった?」
ベリアルはマフティーにゾンマーとコキュートスはどう言う戦い方をしていたのか問う。
マフティー「ゾンマーは炎と水を使うパワー系のプリキュアで、コキュートスはゾンマーとは正反対のテクニック型のプリキュアだ。コキュートスの特徴は右腕を様々な武器に変えていた。メサイアの知識で例えるならライダーマン*1やバレット・ウォーレス*2のような戦い方をしていたな……」
ベリアル「右腕を様々な武器に変えるか……(様々な武器に換装出来るプリキュア等あまり見ないからな)」
話を聞いてベリアルは顎を摩る、
マフティー「キュアゾンマーはメサイアとスカイ。コキュートスはシュトルム達が対峙した。ゾンマーとの戦いでは相手がパワー系だったから、2人も対抗してパワー系のフォームに変身し、スカイが主体で戦っていた。ただ、あの様子じゃあスカイとメサイアの戦いを見る為かゾンマー自身、手加減していた。本気になったら、スカイとメサイアはゾンマーに敗れた可能性があった」
ベリアル「ふむ……」
マフティーの推察を聞いてベリアルは否定できないなと思った。
ベリアル「それで、コキュートスとの戦闘はどうであった?」
マフティー「……結果は言うまでもなく大敗だ。スカイに教えて貰ったがシュトルム達もプリキュアになってからメサイアと同じ位にあまり経って無いのと、コキュートスとのレベル差がかなり開いていた以上、負けるのは当然だ。ゾンマーと違ってコキュートスは様子見なんてしてなかったからな……」
その時のコキュートスの戦い、否蹂躙を思い出してマフティーはその頬に冷たい汗が伝う。
素早く攻撃を入れようとしたシュトルムをカウンターで吹き飛ばし、投げ飛ばそうとしたタイタンは投げ飛ばされる直前で体勢を変えて逆に投げ返し、連携で来たトループとフォトンのを涼し気に受け流したり、かわしたり、はじき返してから銃で援護しようとしていたミーティアへと投げ飛ばしていた・
ベリアル「そうであったか……戦闘経験の差であれば負けるのは仕方ない……(コキュートスとの大敗がシュトルム達の自信を失った原因で間違いないな……)」
気落ちしているシュトルム達の理由に納得したベリアルは続きを聞く。
マフティー「そんなメサイア側が不利に近い状況でゾンマーとコキュートスはその場を去った。あの様子からしてゾンマーとコキュートスはアナザープリキュアに気づいて、戦うべき相手では無いと判断して去ったんじゃないかと思う。そんな2人が去った後に現れたアナザールージュがメサイアが自信を無くしてる原因になった」
ベリアル「アナザールージュの戦いではどんな感じだったのじゃ?」
思い出しているのかマフティーは顔を顰めながら話し出す。
マフティー「……その事だが、メサイアが自信を無くしてるのはアナザールージュと言うより、自分自身の行いのが大きいな……」
ベリアル「む?どういう事だ?」
出てきた言葉にベリアルは戸惑う。
マフティー「……あいつは責任感が強くてな……それ故に年下にはなるべく負担をかけさせない様にして自分に背負わせる悪い癖があってな……スカイにアナザールージュの相手を任せて、シュトルム達の回復に専念すると言うのも手ではあったんだが……自分がアナザールージュの相手をして、不慣れなスカイに回復を任せたんだよ」
ベリアル「むぅ、それは……采配ミスであるな」
出てきた言葉にベリアルは唸る。
実際、ベリアルからすれば実力的な意味ではスカイの方が高く、メサイアは発展途上の真っ最中な存在に見えるからだ。
もしこの場にいた場合、メサイアに回復を任せて、スカイには足止めをして貰った方がまだ良い方だとベリアルは思った。
マフティー「次にキュアブレスレット、腕に付けている腕輪でのメダルの力運用とグレイシャルエグゼキューター、氷属性の形態に変身してアナザールージュを一度は封じたんだが……」
ベリアル「いや、確かにゲーム的に言えば氷で炎を鎮火したりしてるが、それはあくまで力の差があってこそで出来る事でもあるのだが……」
続けて告げられた事にベリアルは属性のチョイスが違うのでは?と言動に含んで指摘する。
そうなんだよな……とマフティーは呻く。
マフティー「結果としてはアナザールージュはそれでも止められなかったどころか怒りを増幅させる結果となった。強化形態なモンスター娘な姿になっていたから仕方がない所もあるがな……」
ベリアル「なんと、既にモンスタープリキュアの状態であったのか!」
驚きの声を漏らしたベリアルのにモンスタープリキュア、確かにあの姿にピッタリだな、とマフティーは呟く。
ベリアル「マフティー、状況からしてモンスタープリキュア化したアナザールージュに対し、お主が対処した様であるが、どうやって浄化したのだ?」
マフティー「あー……メサイアの攻撃がそれなりに通じていたのと、スカイとの連携もあって初めて変身だったのと加藤さんから受け取ったクロスライザーとファイターマシンメダルを使ってフォームチェンジして浄化に至れたのさ」
確認するベリアルにマフティーはそう返す。
ベリアル「成る程、のう……そうなるとメサイアが落ち込んでいるのはどうしてなのじゃ?」
マフティー「その、実はメダルにはそのメダルに描かれた奴の意志が宿ってて、メサイアはその中の一人、はたけカカシから注意ではなく叱責を受けたんだよ」
疑問を感じるベリアルにマフティーはメダルを見せながら教える。
教えられた中で叱責を受けたと言うのにベリアルは怪訝となる。
ベリアル「叱責を受けた?しかし、話を聞く限り、メサイアは特にミスを仕出かしている様には思えんのだが……」
マフティー「その、声は一部の奴が聞こえたり聞こえなかったりするそうだけど、カカシとは私話せてさ……本人から聞いた感じ、さっき言ったスカイに回復を任せて自分が戦った事、後は属性のチョイス、そこは私もあーってなったからな……」
叱責の理由にベリアルはそこか……と唸る。
マフティー「それと……プリキュアだった子に自分達を救う救世主と言われた事もあって、ここで負けたらいけないだって言う焦りも見えたから敢えて戦士として戦う事を辞めて貰うときつく言ったそうだ……」
ベリアル「それは……止める為だろうが、言われた本人からすれば………」
良くないのは当然だよな……と気落ちしているメサイアを見てマフティーは頬を掻く。
マフティー「まぁ、言った本人だって自分の過去に起きた経験*3を踏まえてなのもあるしな……」
ベリアル「……そう言われたらはたけカカシを責められんな………(そうなるとメサイアをほっとく訳にはいかんな……)そう言えば、プリキュアだった者に自分達を救う救世主と言われたとは一体どういう意味じゃ?」
今のメサイアを見てベリアルはとある決意をしてからマフティーの言った救世主の部分が気になって聞こうとし……
斎藤「おーい撮影の準備出来たからこっちに来てくれ」
そこに斎藤が準備を終わらせた事を言い、メサイア達は斎藤の元へと向かう。
メサイア「マフティー、キュアルージュのメダルをキュアブレスレットにセットして」
マフティー「解った」
マフティーはメサイアに言われた通り、キュアルージュのメダルをキュアブレスレットに装填する。
その後にキュアブレスレットから映像が映し出される。
映し出された映像には本来のキュアルージュが映し出される。
タイタン「この子がキュアルージュね。属性的に炎を使うようね」
シュトルム「前のキュアマーチ同様、彼女もサッカーをやってるのかしら?」
ミーティア「技を見ればそれっぽいな」
フォトン「それにキュアルージュの近くに居る子だけど、何か何処かで見た容姿がしてるよね」
トループ「確かに……(何処となく夢原先生に似てる気がするわ)」
映し出された映像を見ていて、メンバーはキュアルージュの戦うスタイルに述べた後に隣に並ぶキュアドリームを見て不思議そうに呟く。
そんなキュアルージュの映像を見るメサイア達と映像を撮っている斎藤達は知らなかった。
自分達の上空でとあるドローンと
そんな時、外から
セイヴァー「うわ、とんでもなくデカい走行音だな」
スカイ「何があったでしょうか?」
とんでもない音の大きさに誰もがそっちに意識を向ける。
南部(……揚羽がましろちゃんを見つけた後、協力者であるあの人が偶然近くを通ったから拓也とレジーナちゃんと一緒に車でヌーベル学園に向かっていると言うのを聞いたけど、もしかして……)
そんな中、南部はセイヴァー達が来るまでに来た太田の連絡を思い返し、なんとなく察する。
───
場所は変わり、ヌーベル学園にある駐車場に勢いよく走ってきた車が滑り込む様に急停車した
運転席に座っていた青年はふう……と息を吐いた後に助手席や後部座席を見る。
助手席では拓也が青ざめた顔で息を整えており、後部座席では金髪の少女がましろを撫でていた。
拓也「す、すいませんジョーさん。もうちょい安全運転して欲しかったッス;」
金髪少女「ホントよ。女の子も乗ってるんだからもう少し優しく運転してよね」
青年「ああ、うん。3人ともごめんね;」
文句を言う2人に青年は謝罪する。
なお、なんで拓也がましろと会ったのかは、バイトの帰りだったからだ。
で、怯えてるましろを見て1人で帰らせる訳にはいかないと送ろうとした所で青年と金髪の少女と出会ったのだ。
ちなみにジョーと呼ばれたこの青年、彼はジョナサン・クロンダイク。
ドキドキプリキュアに関わりを持つ国、トランプ王国の人間で、ジョー岡田と名乗って活動しており、テイルズディフェンドの協力者でもある。
一緒にいる金髪の少女はレジーナ。
彼女もまたドキドキプリキュアに関わる人物である(そのレジーナの存在が、あるアナザープリキュアに影響を与えている)
偶然にも表の顔での商売をしていた所に2人と金髪の少女と共に目撃し、ましろから事情を聴いてこの場を離れると共に様子を見に来たのだ。
拓也「しかし、なんであんなに急いで走らせたんです?ジョーさん?」
ジョー岡田「……そうだね。あの時いた
レジーナ「ああ、ましろと話してた
訝しんで聞く拓也にジョー岡田は真剣な顔でましろを見ながら言い、レジーナも思い出して呟く。
レジーナ(そう言えば、なんだかあの女の人の髪が気になったな……なんでだろう)
拓也「そういや、ましろちゃんの様子を見ていた
ふと、呟いた拓也のにレジーナはああ、と同じ様に思い出す。
レジーナ「確かに、気になるよね……(もしかしてあたしやジョーさんやパパを助けてくれたロイアスさんの仲間かな……?)。チラッと顔が見えたけど、その女の人もましろちゃんを心配してそうだったし」
拓也「だな、その人のおかげでましろちゃんが見つかったようなもんだもんなましろちゃん、もう大丈夫か?」
ましろ「は、はい……何とか行けます……」
話してる間もレジーナに宥められていたましろは拓也のに不安そうであるが頷く。
拓也「それじゃあ行くか」
ジョー岡田「僕はここで待ってるから3人とも気を付けてね」
はいと頷いて拓也はレジーナとましろを連れてスカイがいるだろう所に移動するのであった。
それを見送ってからジョー岡田は通信機を取り出し、東堂や真田へと報告をしながら移動販売車の運転席で待つのであった。
───
駐車場でそんな会話がされていた頃、メサイア達はキュアルージュの映像を見ており、丁度終わった所であった。
なお真田は、連絡が来たので一時その場を離れている。
加藤「これが本来のキュアルージュか……これで映像のは終わりのようだな」
南部「前のキュアマーチの映像が終わった後に緑の光球みたいなやつが現れたけど、今回も出るのかねぇ……」
斎藤「……あの光球は何の理由で出てくるんだろうな……そこらへんさえ分かる良いんだがな……」
キュアルージュの映像を撮り終えた加藤達は、いつ光球みたいなやつが出るのか気になっていた。
スカイ「あの人がキュアルージュ……前のキュアマーチと同じ様にサッカーをやっているのでしょうか?」
マフティー「運転神経は高そうだから他にもスポーツをやってそうだな……」
動きを見てそう言う印象を持ったスカイにマフティーも同意しながらそう述べる。
─あのキュアルージュ、性別が違うのに、なんだろうな……他人とは思えない親近感を感じるのは俺の気のせいか?─
ーあ、そっちも思ったか、俺も同じだってばよー
因みにスカイの手にある円堂が親近感を感じてて。メサイアが持つナルトが同意していた。*4
するとマフティーのキュアブレスレットに収められていたキュアルージュのメダルが赤い光が放ち始める。
マフティー「なんだ?」
セイヴァー「メダルが光り出した!?」
メサイア「またあの光が放出するのね……」
セイヴァーとマフティーが驚いている間、ブレスレットにあるメダルから放たれた赤い光は光球になって上空に飛んだあと、ある方向へ飛んで行く。
スカイ「あの光、前のもそうでしたが、何処へ向かったでしょうか?」
メサイア「解らないわね。それにこの前のように一部のメダルが消える現象が起こらなければ良いけど………あら?」
スカイは光球は何処へ向かったのかが気になり、メサイアが不安を抱いていた時、前の時と違う現象を目撃する。
赤い光は2つに分かれると、それぞれ別々の方向に飛んで行ったのだ。
初めて見た現象に戸惑うメサイアはその間にも一部のメダルがある人物の元へ転移された事を知る由も無かった。
真田「皆!ここに拓也君たちが来る!変身を解くんだ」
そんな見ていたメサイア達は言われた事に慌てて変身を解いて少しすると、拓也達がやって来た。
拓也「お、愛香達、ここにいたのか」
勇佳「あ、井上先輩」
瑞希(このタイミングで来るとは……この人、タイミングが早かったらまた巻き込まれていたから良かったな……)
気づいて声かける拓也へと勇佳は気づき、その隣で瑞希はうーむと唸る。
拓也「ああ、ましろちゃんを送ろうとして偶然知り合ったお兄さんに案内してもらってここにな。そういうお前達はどうしてここに?」
勇佳「あー、あたし達も避難活動を手伝ったんですよ」
瑞希「六華会長から、避難活動する際に気付いていない者達がいないかで探して欲しいとそちらのフォローに回っていたんだ」
問いに対し、勇佳と瑞希は拓也にそう答える。
拓也「そうだったのか」
空「拓也先輩、ましろさんを見つけてくださりありがとうございます!」
納得している拓也に空は頭を下げる。
そんな空にましろは抱きついてて密かに彼女に匂いを嗅いで落ち着いていた。
拓也「ああ、バイトの帰り道に、
空「レディーススーツのOLの女の人ですか?」
そうそうと拓也は頷く。
拓也「
空「そうだったんですか?それならお礼を一言述べたかったんですけどね……」
レジーナ「どうかしら。もしかすると何か目的があってそこのましろに近づいた可能性もありえるわよ」
少し残念そうにする空に見守っていたレジーナが話に加わって来る。
空「貴女は?」
レジーナ「あたしはレジーナ。この人とましろを連れて来たジョーさんが経営する移動販売車の手伝いをしてるの」
空「レジーナさんですか。晴渡空です!そういう事ならありがとうございます!」
頭を下げる空にレジーナはこそばゆそうに頬を掻く。
その後にレジーナは愛香に視線を向ける
レジーナ(あの人がマリちゃん経由でジョーさんから聞いた月影愛香か……今の彼女は六花から聞いたアタシがキングジコチューの力で完全にジコチューの一員になった事で心が折れた時のマナと雰囲気が似てるわね。その時のアタシが見たマナはまるで戦闘狂みたいな感じで歪んでいたな………)」
愛香を見てレジーナは、自身に関わりを持つ相田マナがキングジコチューによって完全にジコチューになった嘗ての自分のせいで落ち込んでいた時のを思い出した
レジーナ(今の彼女はほっとけないな……)
そんな落ち込んでいる愛香を見てレジーナは話しかける
レジーナ「あのさお姉さん。何か悩んでない?そう言うのは誰かに話した方が気が楽になると思うよ」
愛香「!え、えっと、貴女は、確かレジーナって言っていたわね?」
ましろのもあるので少し離れてから聞く愛香にレジーナは頷く。
レジーナ「そうだよ。貴女の事はジョーさん経由でマリちゃんって人から聞いているわ」
愛香「貴女もマリちゃんの関係者ね」
少し違うかな~とレジーナは否定する。
レジーナ「テイルズディフェンドの関係者だけど、私はそのマリちゃんとは直接会ってないからそう言う意味では関係者じゃないんだよね。それで?何で落ち込むでいたの?」
納得してから愛香は少し顔を伏せた後に手に持っていたメサイアレンスに目を向ける。
愛香「私はプリキュアとして戦っていた。けど実力もなく、舐めきった態度でプリキュアをやっていた。そのせいで戦士として戦うのを辞めろと言われたの」
レジーナ「んーー……あたしはそう思えないかな。戦士として戦うのを辞めろって言うのもさ、愛香を心配してのもあるんじゃない?」
落ち込んでいる様子の愛香に対し、レジーナはそう返す。
愛香「なんでそう言い切れるの?」
レジーナ「あたしは、ジョーさんのスマホ経由で貴女の戦いを見ているからさ、あなたが誰かの為に頑張ってるの映像越しでもわかったよ。けど、どことなく自分がやらなきゃって他の人より前に出過ぎてる感じが見えたんだ。辞めろって言った人もさ、そう言う先行し過ぎてるのを止める為に言ったのもあると思うんだ」
それにさ……とレジーナは友美や勇佳に瑞希を見て言う。
レジーナ「妹さんの様にあなたを心配してくれる人や助けようとしてる人が居る。アタシから言えるのはさ、
戦いの事を舐めていない事と自分なりに励ますレジーナに愛香はありがとう……と返す。
愛香「私は一人では無い、か………」
まだ、1人で前に出ようとするのを止められないのか、煮え切らない様子の愛香にレジーナはある物を差し出す。
それは水色の石であった。
愛香「キレイ……この石は?」
レジーナ「ジョーさんとアクセサリーの材料を探していた時に見つけた石なんだ。これは私からのお守りとして貰ってくれないかな?」
差し出された水色の石に込められたレジーナの善意に愛香はありがとうと素直に受け取った。
レジーナが愛香に石を渡した時、瑞希が持つマフティーレンスに入っているファイターマシンメダルに反応するものがあった
それはグレートマジンガーとイチナナ式のファイターマシンメダルで、そのパイロットの剣鉄也*5と兜シロー*6であった。
─今の彼女を見ていると、嘗て甲児に嫉妬を抱いた事で所長を失ってしまった時や巴武蔵を死なせてしまった時の俺を思い出させるな……─
─鉄也さん、不安を感じているのか?─
心配してる鉄也はシローの問いにああ、と頷く。
─……何か、彼女の戦う原点を思い出させる切欠が起きれば良いんだがな……それともう一つ気になる点がある─
─気になる点?─
いまだ責任感から迷走しかけている愛香に鉄也が呟いた事にシローはなんです?と聞く。
─……愛香達この世界出身のプリキュアの実力についてだ。やはり戦士となってまだ数日、まだまだ未熟な所が多い─
─あ、成程、スカイは戦闘経験がある上に、メサイアの様にメダルの力を使いこなしているからメサイアも同じ感じに見ていたよ─
指摘する鉄也にシローはスカイを思い返し、納得する。
─そうだ。メサイアは持ち前の知識からであるが、スカイの場合は教えられてる事もあって特徴を把握し、使っている─
─あー……そう言えばあっち、ウルトラマンゼロ達が指導してましたね─
後は直感で使いこなしてもいるよな……とディレクティブストライカーとプルスファイターになった時のを思い返してシローは呟く。
─下級怪人に当たるキュアストライカー相手には戦えたが、その後に現れたキュアゾンマーとキュアコキュートスはスカイとメサイア以外は戦えなかった─
─まあ、相手が格上で幹部級だったのもあるからな……後、ゾンマーはメサイアやスカイの実力を見るために手加減していたみたいだけど─
現段階では下級怪人に当たるのは大丈夫であるが幹部級にはスカイとメサイア以外は通じないと言動に含む鉄也にシローは唸る。
─アナザープリキュアに関してもそうだ、セイヴァー側のメダルにいる話せる奴から聞いたが、現状ではスカイとメサイア、マフティー、それと同系統の変身アイテムを使っているセイヴァー以外にアナザープリキュアは浄化できないと言うのが判明した─
─それって、シュトルム達じゃあ浄化出来ないって事か!?もしも4人がいない時にシュトルム達が対面したら!?─
ああ、ヤバいな……と鉄也は重苦しく頷く。
─しかも、実質人質を取ってる存在もいる……囚われてる数も相当多いのもいるらしいからな……─
─うげぇ、さらにモンスター娘の様な姿になったらさらにヤバいと─
そうだな、とげんなりしてるシローに同意しながら鉄也は続ける。
─最初からモンスター娘の姿になったアナザープリキュアは現状ではスカイ以外に対処できるプリキュアは少ないであろう─
─戦えても浄化も出来ないんじゃあ追い払うしか出来ないのがネックだよな─
難しいな……とシローは唸る。
─そうなると浄化できそうなスカイを抑えられたら、モンスター娘化したアナザープリキュアを対処しつつ浄化できる子がいなくなっちゃうよな……─
─うむ、今のメサイア達には経験も実力が足りない。今の彼女達に必要なのは、その経験と実力を揚げる為の教官やコーチに当たる人物が来る事だな─
─教官やコーチに当たる人物か……─
悩ましいものだと鉄也は唸る。
そんな鉄也の2つの懸念であるが、とある少女との出会いが愛香を立ち直らせた事で払拭される事となり、メサイア達を鍛え上げる為の人物も後に見つかる事も……
そんな所にアナザーヤムヤムの戦闘後の後処理を行っていた相原達が来る。
拓海「お~い!」」
相原「そっちも大丈夫の様ですね~」
空「あ、拓海先輩に相原さん達に……そちらのお二方は?」
近寄ってきた2人に空は隣にいる二人の少女について問う。
聖歌「初めまして、あたしは双天寺聖歌。マリちゃんにスカウトされたプリキュア、アレテープリキュアのメンバーでキュアサンダルフォンだ」
文奈「私は双天寺文奈。聖歌お姉ちゃんと同じアレテープリキュアのメンバーでキュアメタトロンだよ。よろしくね」
そんな空達へと聖歌と文奈は自己紹介する。
名前を聞いて勇佳はああ、と納得する。
空「あなた方が!マリちゃんさんが呼んだプリキュアなんですね。私は晴渡空です!!」
愛香「月影愛香よ。助っ人に来てくれてありがとう」
瑞希「あんた等が愛香から聞いたマリちゃんが呼んだプリキュアか。星守瑞希だ」
翔子「風森翔子よ。助っ人ありがとうね」
六華「私は赤城六華」
英美「早光英美よ」
レイ「勝矢レイだ。それにしてもプリキュアが他にも居るとは思わなかったな」
明輝「全くね。あたしは銀条明輝よ」
同じ様に自己紹介する空と愛香に瑞希や翔子達も自己紹介する。
空「アレテープリキュアと言いましたが、メンバーは二人だけですか?」
文奈「二人じゃないよ。アレテープリキュアは7人のチームだよ」
アレクシア「文奈、わらわを忘れてるぞ」
これこれと訂正したが訂正できてない文奈にアレクシアが指摘する。
文奈「そうだったね。ただアレクシアは2つのチームに属してるからね……」
六華「七人組のチームか……(走輔さん*7やライトさん*8のチームが該当するわね)」
うっかりしてたと頭を掻く文奈のを聞いて六華はそう思った。
明輝「(甲平さんのチームもそうね*9………)それで聖歌と文奈以外のメンバーは誰が居るの?」
聖歌「メンバーについては、リーダーに当たるのが天神司、サブリーダーに当たる人は天城百合香だ。他のメンバーは天賀忍と天月瞳と天羽奈央だ」
文奈「司はキュアミカエル、百合香はキュアガブリエル、忍がキュアウリエル、瞳がキュアサリエル、奈央がキュアラファエルだよ」
アレクシア「後、わらわはアマルティアプリキュアと言うチームだけでなく、アレテープリキュアにも属しており、アレテープリキュアの時はキュアラグエルに変身するのじゃ」
質問した明輝のに対し、聖歌が答え、文奈がアレテープリキュアのプリキュア達を教え、勇佳に対してかアレクシアが補足する。
翔子「それで、その他のメンバーは今どうしてるの?」
文奈「忍と瞳はツバサとエルの護衛に行ってて、司と百合香と奈央は太田さんと一緒に恋姫無双のヒロインの付き添いで病院に行ったよ」
聖歌「まだ3人しか意識を取り戻してないから、事情を聴けるのは暫く先だけど」
レイ「?なんでここで恋姫無双?」
翔子の問いに答えた文奈のに当人だった勇佳や作品を知らない空を除いて誰もが訝しむ。
アレクシア「……その作品のヒロイン達がな、アナザープリキュアの中に取り込まれておるのじゃ。更に北郷一刀もまたアナザープリキュアに取り込まれておる」
英美「うそ!?アナザープリキュアの中に人が取り込まれているの!?」
文奈「しかも助け出す前にアナザープリキュアを浄化したらその人達も消えちゃうと言う罠付きよ」
愛香「なっ、それじゃあ下手に手を出せないじゃない」
誰もが告げられた事に驚く中、アレクシアが落ち着けいと宥める。
アレクシア「そのアナザープリキュアの体の何処かにあるマークを攻撃すれば、取り込まれた者達を助け出す事が可能であるのを勇佳が証明済みじゃ……ただのう……」
愛香「ただ?助ける方法が分かっているのなら大丈夫じゃあ?」
そうなんじゃがな……とアレクシアは困った顔で愛香を見る。
アレクシア「作品を知っとるならお主も分かろう?恋姫無双の場合だと名ありの登場人物が二桁は居るの……」
愛香「あ、あーーーーーーー……そう言う事ね……うーわーーーーー、なんて厄介な……」
分かってない空を除き、誰もが頭を抱えたり、眉間を揉んだり、と多種多様の反応をする。
空「どういう事ですか?」
相原「ああ、その、さっきアレクシアちゃんが言った様にその作品って名ありの人が多くてね……その人達が全員取り込まれちゃっていると言う事。事実、セイヴァーやアレテーの皆が助けられたのは10人にも満たさないほんの一部であって、まだまだ取り込まれた人が沢山いるんだよ;」
斎藤「勘弁してくれよ。ただでさえそう言う名ありの人物が沢山存在する世界は多いってのによ……」
質問する空に相原は困り果てた様子で答え、話を聞いていた斎藤もげんなりする。
愛香「アナザープリキュアを倒すだけでなく、救助しないとまずい……けど、一度に大勢を救い出すなんて現状厳しすぎでしょう……(これがバグスターならエグゼイドの力で分離出来たかもしれないのに……)」
課題が多いのに勘弁して……と愛香は嘆き、瑞希が肩をポンポンして同情する。
瑞希「アナザープリキュアを倒す前に救助しないとまずいか………何処かで救助向きの力を持つメダルがあれば良いんだがな……」
流石に都合が良すぎるか……と瑞希はアナザープリキュアに取り込まれたヒロインや主人公を救出するのに適したメダルがあればとぼやく。
真田「……そろそろこちらも撤収しよう。敵は居なくなったが、キュアゾンマー達の様に何処かで我々の様子を見てる者が居るかも知れん……」
加藤「そうですね。そろそろ彼女達を帰らないと親が心配するでしょうし、俺達が送ると言いたいが、俺も真田さんと一緒に報告しなければならない事があるからな……」
真田からそろそろこの場から撤収するよう愛香達に言った後、加藤の報告しなければならない事が気になって空が質問する。
空「あの、報告しなければならない事は何でしょうか?」
加藤「ああ、それは今回の戦いで新たに判明したアナザープリキュアの能力の事だ」
アナザープリキュアの能力と聞いて誰もが顔を見合わせる。
空「アナザープリキュアにまだ別の能力があったんですか?」
相原「ああ、その事は既に加藤さんや真田さんに伝えてるよ。皆もまたアナザープリキュアと交戦する際に知ったほうがいいね。真田さん、愛香ちゃん達にアナザープリキュアの能力の事を話しますが良いでしょうか」
真田「そうだな。これからの戦いで知る必要があるな。話しくれ」
代わりに肯定した相原は真田にアナザープリキュアの能力の事を話すべきかと確認し、真田は了承する。
アレクシアとアレテー組はあの事かと察する。
相原「解りました。じゃあみんな、これから話す事は覚えておいてね」
加藤「この話は重要だからな」
そう前置きしてから2人は語りだす。
相原「まず、アナザープリキュアの特徴として怒りによってモンスター娘のような形態、モンスタープリキュアに変身するのは知ってるね?これから話すのは新たに判明した能力……1つ目はアナザープリキュアは全員念話能力を持ってる事だよ」
相原はまずアナザープリキュアは念話能力を所持している事を話した
瑞希「念話能力を持っているのか?」
相原「推測だけど、確定だと思う。アナザープリキュア達の会話を聞いた限り、その念話能力によって、アナザーアムールが斎藤達が居た場所で先程まで愛香ちゃんや空ちゃんと交戦したアナザールージュが浄化した事を知ったんじゃないかな?」
勇佳「そうか、それで……(あれ?けど、あの時、アナザーヤムヤム達はアナザーアムールに伝えられて知った様な感じだった様な……)」
驚く瑞希に続けた相原のを聞いた勇佳は違和感を感じる。
相原「その念話能力でアナザープリキュアは何らかの対策をすぐに出来たんだと思う。アナザーマーチの時は浄化出来るプリキュアが2人しかいなかったのを見て3体に増やしたんだ」
拓海「そうか……だから俺と合流した時にアナザーマーチがモンスタープリキュアになった時に3体になったのか……」
愛香(あれ、ただ単純に混ざったモチーフがカマイタチだったから3人になってたんじゃないのかな……)
推測を述べる相原と納得する拓海だが、愛香はモチーフ元からじゃないだろうかと思ったが敢えて指摘しなかった。
相原「SOSを出せるからアナザーヤムヤムの所に新手のアナザープリキュアが
空「新手のアナザープリキュアが3人もですか!?」
告げられた事に空は驚く。
相原「うん。そのアナザープリキュアはアナザーハニーとアナザーパルフェとアナザーアムール。最後のアナザーアムールは僕達に気づかないよう潜伏していたんだ」
聖歌「アナザーヤムヤムを助けに来たアナザーハニーとアナザーパルフェに対し、あたし達は死角から攻撃を仕掛けたんだが、アナザーアムールが念話で攻撃が来るのを伝えてたから、殆どの攻撃を回避しやがったんだ」
文奈「念話能力による情報共有は厄介だよ。これがあると不意討ちを狙おうとしても阻止されかねないから」
愛香「情報共有か………(もしかしたら、ゾンマーとの戦いで使っていたオーラタイタンが通じにくくなったのも情報共有のせいかしら………)」
念話による情報共有は厄介だと愛香達へ述べる聖歌と文奈に愛香は思案する。
相原「念話もだけど、2つ目も厄介な能力なんだ。それは……自己成長だよ」
愛香「自己成長?」
2つ目に告げられた事に首を傾げる愛香へ相原は重々しく頷く。
相原「アナザーヤムヤムとの戦いでは最初はアレテープリキュアの皆が優勢だったんだけど、アナザーヤムヤムが青龍偃月刀を出してからはアレテープリキュアの皆が押され始めたんだ。その押された原因こそが自己成長しているからだと思うんだ。それは能力だけでなく戦い方すらも成長するんだ」
愛香「アナザープリキュアが成長する……(その能力のせいでグレイシャルエグゼキューターのアブソリュートエッジの拘束すら怯まずに反撃を許したのね………。それから此方がアナザープリキュアの攻撃による大ダメージを受けた事も………思えば、止められたのも自己成長による大ダメージを予見したから……)まるでドモンさんが倒したデビルガンダム*10の自己成長みたいね……」
自己成長の話を聞いて愛香はドモンが交戦したデビルガンダムを思い出してしまう。
聖歌「その自己成長のせいでアナザープリキュアはよくある特撮ドラマに出る幹部相当の敵に進化していると言うわけね」
文奈「何度も大ダメージを与えても何度も立ち上がって襲い掛かって来る。自己成長の際に体力も上がっていた可能性もある」
英美「自己成長に能力強化は厄介ね……」
誰もがアナザープリキュアの自己成長のに深刻な顔になる。
アレクシア「厄介と言うのも無理ないだろう。何せ、自己成長や能力強化は時間が経つ程強力になる。その能力の恐ろしさを身を持って知らされたからな……(事実、わらわ達も自己成長のせいで敗北寸前まで追い詰められたからな……)」
愛香「そんなに……」
腕を組んで深刻な顔で告げたアレクシアに能力強化の話を聞いて不安を抱く愛香達。
相原「それに、アナザープリキュアは他にもある能力を持っていたよ」
愛香「え?どんな能力を持っていたんですか?」
出てきた言葉に気になる愛香へと相原は告げる。
相原「アナザープリキュアは自分が取り込んだ人達の武器や技等を自らの力として使えるんだよ。今回はアナザーヤムヤムが恋姫達の技や武器を使っていたんだ」
愛香「取り込んだ人達の力を使う………(まるでボスキャラを倒してその武器を駆使する初代ロックマンやロックマンXみたいね……)」
真田「(島から原作男主人公の武器を使うアナザープリキュアが居る事は聞いてはいたが………それによって人々の力を悪用しかねない……)また一つ、所長に報告しなければならない事案が増えたな……」
話を聞いてそう言う印象を抱く愛香とは別に真田は唸る。
相原「けど、アナザープリキュアは身体の何処かにその取り込んだキャラに関連するマークがあって、そのマークを攻撃するとアナザープリキュアに取り込まれた人を救助する事が出来る事が分かりました。実際、キュアセイヴァーやアレテーの皆が攻撃した事で救助された人達がいるから、救助された子達の力はもう使えなく出来るって事さ」
愛香「けど、恋姫となると多いんですよね;」
そうなんだよね……言って置いてなんだが、大量の人を助け出すのにいちいち何回も攻撃しなければならないので言うは易く行うは難しと言うのに誰もが唸る。
相原「恋姫の人達を取り込んでいるアナザーヤムヤムはアレテーやセイヴァーによって再生能力があっても精神的に回復する為に当面は愛香ちゃん達の前には現れないと思うけど、何れ回復してまた現れるのは確かだね。だからこそ、此方も待ってるだけじゃなく、今回判明したアナザープリキュアの能力に対する対策を考えておかないとね」
真田「そうだな……そろそろここいらで撤収しよう。そろそろ親御さんの所に帰さんとな」
相原に相槌を打った真田は時間を見て愛香達にそう言う。
加藤「俺は真田さんと一緒に東堂さんに報告に行ってくる。相原は勇佳ちゃんを、斎藤は瑞希ちゃんを、南部は愛香ちゃん達を、拓海は翔子ちゃん達の送迎を頼む」
相原「了解です。後、勇佳ちゃんの家族に愛香ちゃんの様にプリキュアの事を伝えた方が良いですかね……」
斎藤「愛香ちゃんはな……親御さんが教えられていたのもあるからな……」
指示を出す加藤に了承した後の相原の疑問に斎藤は唸る。
聖歌「プリキュアの事を知らないなら同行したほうが良いな。あたしは相原さんの方に行くから、文奈は斎藤さんの方に行ってくれ」
文奈「分かったよお姉ちゃん」
アレクシア「ならわらわは愛香達の方に行ってくるぞ」
そんな斎藤達に聖歌も各々に同行する事にし、その後は解散となった。
一方、機密だからと言う事で離されていた拓也は終わったのを見て、こっちも行くかと呟く。
行くのはもちろんあげはとなぎちゃんの所だ
拓也(……さっき、ジョーさんの乱暴な運転で移動してる中で一瞬だけども、
移動してる最中に目撃したのを思い出しながら歩いて行こうとした時……
レジーナ「あれ、まだいたの?」
まだいたレジーナに呼び止められる。
拓也「ああ、うん。色々とカヤの外だったけどいましたよ。うん」
レジーナ「皆の様に帰る感じだったかな?」
だったら呼び止めるのまずかった?と首を傾げるレジーナに拓也は首を横に振る。
拓也「いや、家に帰る前にちょいと知り合いと知り合いが保護した赤ちゃんの様子を見に行こうと思ってな」
流石に赤い光で変化がないかを見に行くと素直に言っても何言ってんの?と思われるので拓也は真実をぼかしつつ答える。
レジーナ「ふうん……ねえ、あたしもその赤ちゃん見に行っても良い?」
拓也「ん-、別に良いけど、ホントに様子を見に行くだけだぜ」
良いの良いのとレジーナは笑う。
レジーナ「ついでにジョーさんに送って貰えば良いんだから得したって考えたら良いよ」
拓也「まぁ、そうだな。解ったよ」
レジーナ「ありがとう」
礼を言うのはこっちだけどな……と会話しながら拓也とレジーナはジョーが乗る車がある駐車場に向かった。
その後はジョーにあげはの所に寄るようレジーナが頼むと、ジョーの車はあげはの居る場所に移動した。
────
誰もがいなくなったグラウンド。
その場に
老人「アナザープリキュアに一撃を放った際のスカイの動き。混ざっておるがまさしくあれはドモンの動き……一度死んだわしが異世界*11で蘇り、こうして天国も地獄もお断り扱いにされて放浪していた所、偶然にも見たあの娘の修行、ふふ、まさか、ドモンの様にまた人を育ててみたいと気持ちが高まるとはな……」
先程まで起きていた戦いを思い返し、その中でスカイを思い浮かべ、老人は口元を吊り上げる。
老人「しかし、あやつら*12もこの世界に来ていたとはな………ふっ、これもまた繋がった縁と言う事か……むっ?」
老人は自身に縁を持つ者達がこの世界に来ていた事に笑っていた後、顔をある方向に向ける。
青年「あ、どうも」
老人「……ほう、そなた、その身から発する気配……光の巨人、ウルトラマンだな」
会釈した青年は老人の口から出てきた言葉に驚く。
青年「あんた、ウルトラマンを知ってるのか!?」
老人「ちょっとした事で知り合っておってな*13」
そうなのかぁ~と感心した様子で周辺を見る。
老人「ところで、お主、名前を聞いても良いだろうか?」
青年→ソラト「俺?俺はソラト。オオキダ・ソラト*14だ。あんたは?」
青年改めソラトは老人の名前を尋ねた
老人→東方不敗「わしか。わしは東方不敗*15!流派東方不敗の創始者なり!」
そんなソラトへと老人改め東方不敗は名乗り上げる。
ソラト「流派東方不敗…ようは宇宙拳法と同じ流派って事か」
東方不敗「まぁ、その宇宙拳法と言うのとはまた違うものであるが、拳法だけで見ればそうじゃな……所でお主の隣に浮かぶその亀のメカは一体?」
関心するソラトに東方不敗は彼の隣に浮かぶ緑の亀について聞く。
ソラト「こいつはガメドン*16。俺の仲間のメテオカイジュウの一体で、情報収集を担当してて、単独で時空を超えられるんだ。収集した情報をガメドン空間って言うフィールドで見せてくれるんだ」
東方不敗「ほう、収集した情報を見せるか………(もしかすると、わしやドモン達も記録してそうであるな………)してソラトよ。お主は何の目的でこの地に?」
ガメドンの話を聞いて興味を持ちながら東方不敗はソラトに彼がこの世界に来たのかを質問する
ソラト「あー、ガメドンが集めた情報の中にあったプリキュアが気になってさ、そのプリキュアを見にこの世界に来た(そういや、この世界に来る前にゼットから白永って苗字の顔が濃い人に出会ったらその人に様々な世界の情報を送ってあげて欲しいって頼まれたんだよな……特に
東方不敗「ほう、お主もまたプリキュアが気になってこの地に来たと?」
まぁ、そんなとこ、とソラトは東方不敗の問いに頷く。
ソラト「そういうあんたも何かプリキュアに用があるのか?」
東方不敗「無論ある。だが、ここでそれを話すのはまずい。いかんせん先程
逆に聞き返すソラトに対し、東方不敗は周囲を警戒する様にしながらそう返す。
ソラト「怪しいドローン?(それって、ガメドンがこの辺りを偵察していた時にこの近くを飛んでいた怪しいドローンの事か)」
東方不敗「そうだ。あのドローンは、お主のガメドン同様、情報収集を目的として放たれたのは間違いない。まだここいらを飛び回っている可能性もある」
近くに怪しいドローンが居るので此処で話すのはまずいと言う東方不敗に確かにとソラトは頷く。
ソラト「………そうだ!俺、この世界に来る時に
東方不敗「ふむ……この地で活動をし、隠れ場所に相応しい場所になりえそうではあるな……なら、そこへの案内を頼む」
了解と返し、ソラトは東方不敗を自分が住み込みで働いている倉庫会社へと案内する為、この場を離れるのであった。
───
東方不敗とソラトが倉庫の方へ移動する頃、学園の近くの建物の屋上ではメサイア達とアナザールージュの戦いを見ていたイングラム達がまだおり、今はガメドンのような情報収集を目的とするメカを見張ってないかをスカルが所持するアイテム、スタッグフォンが周りを監視している中で話し合いをしていた。
イングラム「さて、鳴海荘吉。お前はメサイアを立ち直らせる者を呼んだと聞くが、それは誰を呼んだんだ?」
スカル「俺が呼んだのは
イングラムはスカルにメサイアを立ち直らせる為の人物は誰か尋ね、スカルはそう返す。
イングラム「
セイヴァース「その玄武と言う人物が、メサイアを立ち直らせる鍵の一人か?」
スカル「そうだ。本当は他にも紹介したいが、俺の考えだと他のメンバーは別の奴が呼んでるだろうから、一人で大丈夫だろうと判断した」
カールレウム「一人と言うことは、既にメサイアを立ち直らせる為の人物は既に他にもいるって事か?」
確認するセイヴァースに返したスカルに対し、カールレウムは返された事からそう問う。
スカル「ああ、此処に来る前に下調べした際、気になる名前を聞いた」
イングラム「気になる名前?その名は?」
話を促すイングラムにスカルは帽子を直しながら答える。
スカル「その名前は
イングラム「気になる者?」
それは一体?とみるイングラム達にスカルは少し間をおいて言う。
スカル「……その者達は、
カールレウム「プリキュアに関わりを持つ者達がこの街で暮らしているって事かい?」
告げられた事に驚くカールレウムにそいつ等だけじゃないとスカルは続ける。
スカル「嘗て
セイヴァース「プリキュアと敵対した者までも暮らしているのか?」
戸惑っている様子のセイヴァースに驚くだろうなとスカルは呟く。
スカル「実はな、
イングラム「ある武器だと?」
それがこれだとある写真をスカルは取り出して3人に見せる。
そこには鍵型の剣が映し出されていた。
スカル「その武器はキーブレード。一部の者*19にしか持てない特殊な武器だ」
イングラム「ふむ、そのキーブレードにはどういう特徴があるんだ?」
見せられたのを見ながらイングラムはキーブレードの特徴は何か質問する
スカル「キーブレードはその名の通り、あらゆる鍵を開け閉めする力を持つ。更に【開ける】【解く】と言う概念さえあれば、解放も封印も自在に出来る(それ故に、あらゆる戦士の力が通じなかったキュアマイティが生み出した力を唯一、封印する事を可能な武器でもある)」
イングラム「鍵穴に関する物以外にも【開ける】【解く】と言う概念さえあれば、封印も解放も思いのままとは……下手な相手の手に渡ったらいけない武器でもあるな……」
カールレウム「鍵を模しているということは打撃には使えるが、ブレードの名を持つ以上切断は可能なのか?」
詳細を聞いて思案するイングラムの隣でカールレウムが別の質問をする。
スカル「切断は可能だ。見た目の形状的に切断には向かないように見えるが、所有者の意思で切断できるようになる。更にキーブレードは所有者の実力が高まると更なる能力を発現する」
カールレウム「所有者の意思で切断のオンオフができるのか。それで所有者の実力が高まるとどんな能力が発現出来るんだ?」
ほうと関心してからカールレウムは能力の発現について問う。
スカル「今見せているの以外にもキーブレードは数種類あってな、刀身を増やしたり、念力で操り、自由自在に飛ばしたり出来る他、一部のキーブレードは剣以外の武器の形態や乗り物そのものに変形したりする」
カールレウム「刀身を増やしたり、別の形態の武器に変えるとは……様々な能力があるようだなキーブレードと言うのは……」
様々な力を持ってるキーブレードにスーパーロボット以外でそこまで多種多様な事にカールレウムは関心交じりの戸惑いを抱く。
セイヴァース「キーブレードには色んな能力があるんだな。そう言えば先程のを聞いた限りではキーブレードはこの写真に写されている以外にもあるのか?」
スカル「ああ、分かり辛いのもあるが、共通してる点は刀身がスケルトンキー*20型になってる事と根元にキーチェーンが付いており、根元のキーチェーンを変える事で見た目が全く別のに変わるだけでなく、形態変化やスキルも変化する。ただ、キーブレードは強い心を持つ者のみが使え、基本的には一人一本しか持てない*21。そんなキーブレードには最大の特徴がある」
セイヴァースはスカルの言っていたキーブレードの種類について質問し、スカルは肯定した後に最後にそう言う。
セイヴァース「最大の特徴って?」
イングラム「それはなんなんだ?」
気になっている3人へとスカルは答える。
スカル「その最大の特徴は退魔の力を持ち、更に使用者の潜在能力を引き出す事。特にキーブレードが持つ退魔の力は人の心の闇に負けた事で変貌した心のみの存在ハートレス*22やハートレス化したにも関わらず、強い心や思いを持つことで生まれる存在ノーバディ*23のような闇や狭間の存在に対して高い威力を発揮する特効効果がある。ハートレスはキーブレードで倒される事で心を解放されて元に戻せるが、ノーバディだと一度消滅した後に人間として再生する事が出来る」
セイヴァース「退魔の力を持つって事は世界の殺戮者に対して特効効果があるのかこのキーブレードは?」
解説を聞いてセイヴァースは世界の殺戮者に対しキーブレードは有効なのか質問する
スカル「有効だ。又聞きになるが、様々な戦士達がその力を無効にされていく中、キーブレード使いは倒せずとも世界の殺戮者に大ダメージを与えたそうだ。更にキーブレード所有者が製作した武器はキーブレードよりダメージは低いものの、世界の殺戮者に対抗できたそうだ」
セイヴァース「キーブレードを所有し、尚且つ武具製作が出来る奴が居るのか……んじゃあそのキーブレード使いはこの世界に居るのか?」
協力を結べれば心強いと言うセイヴァースの問いにスカルは難しいだろうな……と返す。
スカル「現状、この世界に来てはいるそうだが、神出鬼没故に滅多に現れないから俺でもどんな見た目かどんな性別の持ち主かは分かっていない。だが、情報収集の結果、少なくとも
イングラム「確かに言ったが……その事で何かあるのか?」
嫌な予感を感じながらイングラムは確認するとスカルは頷く。
スカル「実はなキーブレードマスターと呼ばれるキーブレード使いの中でも達人のみが使える
カールレウム「逆に言えば、心に闇を抱く者なら心を奪えると言う事か……」
セイヴァース「おいおい。それって場合によってはまずい事態を引き起こさねえ?」
眉を顰めるカールレウムの隣でセイヴァースは想像して顔を引き攣らせる。
スカル「幸いではあるが、そのような能力を使う者は現段階では見つかっていない……が、万が一の事を考えた方が良い事は確かだ……」
イングラム「その言葉、覚えておこう」
カールレウム「くはぁ、まさかプリキュア達を立ち直らせようって話をしてて、とんでもねぇ話を聞くことになるとはな……ビールを飲んで気を紛らわせたい気分だぜ……」
げんなりするカールレウムにそれは後にしておいてくれとイングラムは言う。
セイヴァース「メサイア達だけでなく、共に戦うべき仲間であるシュトルム達を立ち直らさなければならないな……イングラム、そんな彼女達を立ち直らせるのに必要な人物も手筈は整えているのか?」
早急に急いだ方が良いのでは?と考えたらしいセイヴァースの問いにイングラムはあると答える。
イングラム「既に必要な人物は既にリストに書いてある。だが……」
スカル「だが?何か懸念点があるのか?」
言葉を切るイングラムにスカルは問う。
イングラム「そういう事じゃないが、俺達が呼ぼうとしてる者以外にも彼女達に力を貸してくれる者達がいてくれたら良いと良いんだがと言うのだ。カールレウム、セイヴァース。このリストに書いてある人物を此処に呼んでくれ」
そう言ってイングラムはカールレウムとセイヴァースにシュトルム達を立ち直らせる為に選んだ者達の顔写真付きのリストを手渡した。
そしてカールレウムとセイヴァースはリストを見る
カールレウム「ふうん。呼んでくるのは何れも何らかの形でヒーローに関わったって奴らか?」
セイヴァース「承知した。では早速呼びに向かう」
リストを見たカールレウムとセイヴァースはイングラムが呼ぶ者はただの人物では無いと感じながらに呼びに向かった
────
一方、とある場所にある研究所。
そこでは白いミリタリーロングコートとグラスコード付きサングラスを身につけた男性がパソコンである映像を見ていた。
その映像に映し出されていたのは水色の複眼が輝く白き仮面ライダーであった。
???「嘗て
そう呟き、彼は机に置いてあったアウトサイダーズに属する仮面ライダーのメダルを手にして明かりに照らして見る。
???「彼らは興味ないからと私に渡したメダル。これは一体なんだろうかね………」
興味深そうにメダルを見ていたそんな時、扉をノックをする音を耳にし、入って良いよと返す。
その後に入って来たのは女性であった。
???「ジョージ。ブルーバードの受付に来客が来てるぞ」
来客?と男性、ジョージ・狩崎*24は座っていたイスから立ち上がる。
ジョージ「誰か来てるのかな?客が来るとは聞いていないからアポなしっぽいけど」
女性「分からん。その人物はジョージに用があると言って待合室にいる」
成程ね……とジョージは軽く肩を竦める。
ジョージ「OKOK、分かった会いに行こうじゃない」
んじゃ、とジョージは手を振って待合室で待っている人物を会いに向かう。
そんなジョージが行ったのを見届けた女性はある事を振り返っていた
女性(コードナンバー:スリーによって粛清され、現実からも夢からも消された私が、何らかの理由で生き返った……その時に私の前に確かスリーによって爆死されたファイブも居た。スリーによって消された私に対し、何のミッションを与えようとしているのだ……)
スリーと言う人物によって始末された筈が何故此処に居るのか?と女性、宮本紅覇*25は未だその事を疑問に思いながら部屋を後にするのであった。
───
一方、ある公園
公園に一組の男女がいた。
男性「仕事の休みで公園に来たら、お前さんがここにいるとは予想もしなかったぞ」
女性「それはこっちの台詞だぞ。編集長の仕事は忙しいと聞いてるからなソノザ」
意外そうに言う男性、ソノザ*26に対し、女性がそう言う。
男性→ソノザ「ああ、最近、俺の仕事場じゃヒット作を出す作家が増え始めたからな。そう言うソノニこそ、相変わらず逃避行を続けているようだな」
翼はどうした?と女性、ソノニ*27に聞くソノザに本人は別行動中と返す。
ソノニ「突然現れたタロウが急用だって言って翼を連れて行った……今は逃亡してる場合じゃないって言って指名手配も撤廃されてるから来いってね」
ソノザ「そうか……ん?そう言えばこっちもはるか君がタロウに呼ばれたでので久々に公園でのんびりしたらどうだって言われたから来たんだが……こうやって偶然また会えたのは良い事だな」
不満をぼやいたソノニにソノザは苦笑してからしみじみと呟いたとき……
???「この再会が必然だと聞いたら、お前たちはどう思う?」
ソノニとソノザの耳に聞き覚えがある声が入って来た。
それにソノニとソノザはした方へと顔を向けると見覚えがある人物がやって来るのを目にする。
そこに現れたのは脳人三人衆のリーダー、ソノイ*28である
ソノニ「うそ……ホントにソノイなの?」
ソノザ「お前、死んだ筈じゃあ……」
ソノザから話を聞いていたのか、ソノニはソノザと共に驚いた様子でソノイを見る。
ソノイ「そうだ。ソノニにソノザ。俺はジロウの凶行を止めた後、ハーカバーカでおでん屋をやっていた。そんな時、俺は何らかの理由で生き返った後、現世に戻ってきた。そのおでん屋の屋台は今、喫茶どんぶらに預けている」
ソノザ「何らかって……そこは知らないのか」
自身もなぜ復活したか分かってないのにソノザはなんとも言えない顔をする。
ソノニ「無事に生き返ってくれたのね。それで喫茶ドンブラに行った事はドンムラサメにも会ったの?」
ソノイ「当然会った。喫茶ドンブラの従業員の仕事をしてるのを目撃したよ。そろそろマスターの仕事も任せた方が良いのではないかと思っているが………」
ドンムラサメの評価をするソノイにそうなんだとソノニは全然会ってなかったので楽し気に笑っているとソノイの後ろを見たソノザが指摘する。
ソノザ「ソノイ、その当人が来てるぞ」
指摘にソノイは振り返るとサメの要素を付加した忍者のような紫のカラーリングが特徴の戦士、ドンムラサメ*29が立っていた。
ソノイ「どうしたんだドンムラサメ?」
ドンムラサメ「はい。ソノイさん、忘れ物持ってきましたよ」
忘れ物?と首を傾げるソノイにドンムラサメはソノイの手に
ソノイ「ああ、これか。済まないな。この時間に2人がここに来ると言う手紙を貰っていたから慌てて出たものだから屋台に置きっぱなしにしてしまったようだ」
ドンムラサメ「いえ、そう言えば、どうしてこの公園にソノニとソノザが来るのが分かったんですか?」
ソノザ「いや、俺達は偶然来ただけだが……」
ソノニ「そうよね……どういう事ソノイ?」
顔を見合わせる二人と首を傾げるドンムラサメにソノイはこれさと1通の手紙を見せる。
ソノイ「この手紙にある人物から俺達の力が必要だと言うのが書かれていてね」
ドンムラサメ「ある人物?」
ソノザ「おいおい、どういう事だ?」
再び顔を見合わせる二人にドンムラサメも気になるのかソノイを見る。
ドンムラサメ「その人物、気になりますね。僕も同席させて貰っても良いですか?」
ソノイ「良いぞ。その人物は後数分で此処に来るらしい。本人が来るまで此処で待つとしよう」
いったい誰なんだろうか?とソノニとソノザは思う中、まさかこれから会う人物との出会いが重要な事になるとは、この時のソノニとソノザ、ドンムラサメは知る由もなかった
──
一方、ある喫茶店
其処には一人のトレジャーハンターがコーヒーを飲みながら、スマホである動画を見ていた
それは様々な世界で活躍するウルトラマンの様子であり、その中には
???「ほぉん。あいつ等と別れた後、色んなウルトラマンが現れてるんだな……」
そしてスマホの画面を閉じると、ポケットから水色の宝石を取り出した
???「俺がトレジャーハンティングしてる際に落ちていたこの
トレジャーハンター、イグニス*30はある遺跡で見つけた水色の宝石を見ながら呟く。
そこに
その後にイグニスを見てから彼の手にある水色の宝石に目が止まる。
メガネの青年「その宝石は……」
イグニス「ん?オタク、この宝石が気になるのかい?」
思わず近づいたメガネの青年にイグニスは手に持った水色の宝石を見せながら話しかける。
メガネの青年→シュウ「あ、失礼、自分は石堂シュウと言います。実は、SKIP星元市分所にて、ユピー、そこに所属してるロボが星元市の山であなたが持っているのと同じ
メガネの青年、石堂シュウ*31はイグニスに名乗ってから宝石が気になった事を答える。
イグニス「俺はトレジャーハンターをやっていてな。こいつはある遺跡で見つけたんだ」
シュウ「遺跡か………同じものが2つ見つかるとは偶然とは思えないな……(あの宝石に導かれた感じなのだろうか……)。そういえば、ここにいるのはどうして?」
シュウはイグニスに何故喫茶店に居るのか質問した。
その問いに対し、イグニスはズボンのポケットからある手紙を取り出した
イグニス「俺が遺跡でこの宝石を拾った後、遺跡の出口である人物がいてな、そいつから俺宛にプリキュアを助けてほしいと言う内容が書かれたこの手紙を受け取ってこの場所が待ち合わせ場所になっていたって訳(それにしても、あのフードの奴、何か見覚えがあった感じがするんだよな……)」
答えながらイグニスは手紙を渡した人物に内心疑問を抱く。
シュウ「プリキュア……ですか?」
イグニス「あー、ざっくばらんに言うとウルトラマンと同じ正義の味方みたいな感じの奴らみたいで、俺にそのプリキュアを助けるように言ってきてな……そいつ曰く、何者かによってそのプリキュアが
疑問を浮かべるシュウにイグニスはそう説明する。
シュウ「何者かによってウルトラマンと同じ様なプリキュアと言う存在が消えた……、気になりますね」
イグニス「(この反応からしてやっぱ
考え込むシュウを見てイグニスは教える。
シュウ「あの、だったら自分も立ち会って良いでしょうか?プリキュアと言うのが気になるので」
イグニス「ああ、それまで喫茶店で待てば良いんじゃね……シュウと言ったな。一つ聞きたい事があるんだが良いか?」
突然そう言われ何でしょうか?とシュウは戸惑いながら聞き返す。
イグニス「あんた、過去に
シュウ「……え?いや、私は……」
突然言われた事にシュウは戸惑ったが、自分が夢だと記憶していた事を思い出す。
シュウ「まさか、あの夢は……だが、そうなるとあの時、記憶がなかった事にも辻褄が合う……」
ブツブツと呟き始めたシュウに心当たりありかとイグニスは呟く。
シュウ「……今の話からするとあなたも
イグニス「ああ、俺も『闇の巨人』の一人、トリガーダークの力を手にしている。ま、最初は制御できずにぶつかりあった事あるがウルトラマンとは敵対していない」
話し方からそう聞くシュウにイグニスはそう返す。
シュウ「闇の力を手にしたにも関わらず……何故貴方は闇の力を手にしたにも関わらず、力を制御できたのだ?」
シュウは何故闇の力を手にしたにも関わらず、闇に溺れないイグニスに対し何故闇の力を制御できるのか質問した
イグニス「あー……恥ずかしい話、これは俺自身じゃなくて、ちょいと知り合った科学者さん*32が改良してくれたお陰で制御できるようになったって訳、まぁ、俺のさっきの指摘で悩ませちまったあんたにはこことは違う世界にあるストレイジって言う防衛隊に所属してる女の子*33に伝えたある言葉が良いかもな」
ある言葉?と呟いたシュウにイグニスは彼の胸を軽く叩く。
イグニス「大切なものを決めるのは最終的に自分次第。強大な力には使い方があるが最後に決めるのは自分の中の心って言葉さ」
シュウ「強大な力には使い方があるが、最後に決めるのは自分の中の心……」
自分の胸に手を置きながらシュウは呟いた後イグニスへと顔を向ける。
シュウ「良い言葉ですね」
イグニス「だろ?そんじゃあ待ち人が来るまでちょいと語り合いをして時間を潰しますか」
ええと頷き、シュウはイグニスと共にウルトラマンの事で語り合う。
その後、対面する者との出会いがシュウとイグニスをプリキュアと関わらせる事になるのは先の話である。
────
一方、とあるガンプラショップ
其処で黒髪の青年が並んでいるガンプラを見ていた
???「俺が退院して以降新しいガンプラが出ているな……このガンプラも、赤色だけど初代ガンダムと同じ名前のガンダムなのに、デザインは初代ガンダムとは別物だな」
手に取ったガンプラ*34を見ながら驚嘆の声を漏らしながら青年は他のガンプラも見ながら時間を潰そうとする。
そんな黒髪の青年の様子を
???「あの青年が、
青い髪の青年、シュウジ・イトウ*37はここに来る前に出会った平行世界の番人から頼まれた事を思い返した後、黒髪の青年、マサキへと話しかける。
シュウジ「ねえ、君」
マサキ「ん?……君は……」
呼ばれたマサキはシュウジを不思議そうに見ながら聞く。
シュウジ「僕はシュウジ。シュウジ・イトウだ」
マサキ「これはどうも、シドー・マサキだ」
お互いに挨拶した後、シュウジはマサキが手に持っていた赤いガンダムへと目を向ける。
シュウジ「僕が訪れた世界に存在した【赤いガンダム】が、ここではガンプラとして売られているんだ」
マサキ「訪れた世界?この赤いガンダムに何か思い入れがあるのか?」
訝しみながら聞くマサキにシュウジはまあねと返しながらマサキが持ったのとは別の赤いガンダムの箱を手に取って懐かしそうに表面を撫でる。
シュウジ「シャア・アズナブルが搭乗してて、シャアから僕に譲渡されたんだ。ただ、一般で知られているシャアとは別人だけどね」
マサキ「?(どういう事だ?話し方からして、まるでシャア本人に会った様な口ぶりだが……それに譲渡された?)それで、俺に何の用だろうか?」
内心戸惑いながらマサキは問うとシュウジは懐からある物を取り出し、マサキに手渡す。
マサキはそれが手紙だと認識してシュウジを見てこれは?と問う。
シュウジ「この手紙にはプリキュアを立ち直らせる為に必要な人物が書いてあるんだ」
マサキ「プ、プリキュア?」
出て来た名前に戸惑うマサキに流石に分からないかと呟く。
シュウジ「別の世界で伝説の戦士と呼ばれた女の子達、だけど、ある存在によって世界の殺戮者に変えられてしまった。そんなプリキュアを救う為の鍵として君は俺と同じ様に選ばれた。その証拠に、その手紙に書いてある名前の一つに君の名、シドー・マサキの名前も書いてあるんだ」
告げられた事にシュウジは試しに手紙の中身を取り出してみて、確かに見慣れない名前の中に自分の名前が書かれているのを見つける。
別の場所にシュウジの名もある。
マサキ「ホントに俺の名前が入っている………」
シュウジ「ただ名前があるだけじゃないよ。そこに名前が書かれた人達は何らかの形で敵対したが、後に和解した者で構成されているんだ。マサキ、君は過去に
驚いていたマサキはシュウジの問いに顔に暗い影を落とす。
マサキ「……ああ、君の言う通り、あったよ」
シュウジの問いに肯定してからマサキは懺悔する様に自身の過ちを語る。
自身が居た世界とは違う世界、惑星エルドラに召喚され、エルドラに居る山の民や山の民から聖獣として崇められてクアドルンと交流した事、クアドルンと共に古の民が生み出した人工生命体、アルスに立ち向かったが、アルスに捕らわれて洗脳され、クアドルンや山の民に牙を剥いてしまった事、クガ・ヒロト率いるBUILD_DiVERSと交戦しヒロト達によって洗脳が解かれて救われた事、アルスとの最終決戦でクアドルンと共にヒロト達に加勢した事等を話した
シュウジ「君も色々な事を経験したんだね」
マサキ「なぁ、シュウジ。先ほどの話し方からして、君はこことは違う世界の者なんだろ。君の居た世界の話を聞かせてくれないか?」
語り終えてから興味本位にマサキはシュウジにそう話を振る。
もしかしたら調べたら彼の事が分かるかもしれない。
だけど、実際に聞いてみるのとでは違うし、彼が実際に会ったと言うシャアも気になった。
シュウジ「良いよ。手紙を渡した人が来るまでの間、僕が訪れた世界、マチュ達の世界の事を話してあげる」
そんなマサキの頼みにシュウジは了承し、語りだす。
彼の話を終わった時、マサキとシュウジは手紙を渡した者の関係者と出会い、プリキュアに関わる事になる
────
一方、住宅街
住宅街には、ある一体のロボットが困った様にぼやいて居た
???「ビーファイターやブルースワットとの共闘してから、ジャンパーソンと一緒に行動してたが……視界が光で埋め尽くされたと思ったら見覚えのない住宅地でしかも通話も通じない……これって所謂異世界に来ちゃった系か?困ったもんだぜ……(しかし、光に包まれた瞬間に聞こえた女の子の声……何だったんだ?)」
これからどうするかを思案していたロボットは周りを見渡していて、
???「何だあのマスコットキャラみたいなロボットは?(あんなロボット、見た事ないな……)」
興味が惹かれたロボットはその鮫型のロボットに近づいて行く。
鮫型ロボ→シャークラー「全くコブランダー*38め、久々に会ったと思ったら、宛先にこのシャークラー様*39の名前が書かれてるとは言え、どこぞの誰ともしれない手紙を渡して住所を書いとけって付け加えてそのまま行っちまいやがって……だからって普通受け取るかねぇ……序でに貰ったこの新聞、何故かカブタック達の記事が書いてあったが、何をやってこうやって記事にされたのかねぇ……」
その鮫型ロボット、シャークラーはと言うと、同じビーロボのコブランダーから貰った手紙と新聞*40を手にぶつくさ言いながら歩いているとヘイ!と声を掛けられ、振り向いて驚きの顔を見せる。
声をかけたロボットはそんなシャークラーの反応に訝しむ。
シャークラー「あ、あんた、ガンギブソン*41!!ウソーン!!?」
ロボ→ガンギブソン「おいおい、俺の事を知ってるのかい?」
驚いたシャークラーの口から出てきた言葉にロボ、ガンギブソンは初対面で自分の名前を当てられた事に驚いた様子で問う。
シャークラー「そりゃあもう!あんたは有名人ッスよ!ジャンパーソンと共に玩具になる位の男ッスよ!」
ガンギブソン「ベイベー、まさかそこまで有名とはな……」
煽てられてかガンギブソンは少し照れ臭そうに鼻部分を擦る。
シャークラー「あ、自分、シャークラーと言いますッス(ってか、なんでガンギブソンがここに?)」
ガンギブソン「シャークラーか。改めて俺はガンギブソンだ。宜しくついでで済まんが聞きたい事がある。此処は何処なんだ?」
自己紹介したシャークラーに対し、改めて名乗ったガンギブソンは此処は何処か尋ねる。
シャークラー「此処ッスか?ここは朝日町ッス」
ガンギブソン「朝日町?」
シャークラー「そう、此処は
首を傾げるガンギブソンにシャークラーはそう返す。
ガンギブソン「成程ね……(シャークラーの様子からしてこの街には俺と同じロボットが居るのか……ただ、俺がいた世界と違って平和的な感じみたいだな……)ん?その手紙と新聞はなんだ?」
しみじみと感じたガンギブソンはシャークラーの手にある手紙と新聞に視線を向けて問う。
シャークラー「あ、これッスか?これね。自分宛だって事で同じ博士に作られた同期の奴が渡してきた奴で、手紙にこの場所に来てくれって言うので、どうせだし、顔を拝んでやりますかって行く所だったんっスよ」
ほら、と手紙を差し出すシャークラーにガンギブソンは手紙を早速拝見する。
ガンギブソン「確かに場所の指定があるな……ん?」
中身を見たガンギブソンは手紙が折り畳まれていたのだと気づき、開いてみる。
すると手紙には続きがあり、下部分には複数の名前が記載されており、その中に自分の名前とシャークラーの名前もある事に気づく。
ガンギブソン「こいつぁ、なんでお前さんの手紙なのに、俺の名前があるんだ?それに改めてお前の名前もあるぞ」
ええ!?と指摘されて、シャークラーは手紙を見せて貰う。
シャークラー「た、確かに、自分やガンギブソンの名前がある!?どういう事っスか?」
ガンギブソン「そりゃあ俺の方が聞きてぇよ……この複数の名前も気になるな……」
聞き覚えあるのあるか?と聞くガンギブソンにシャークラーはないないと否定する。
戸惑っていたガンギブソンはある仮説が頭脳に浮かぶ。
ガンギブソン「……なあシャークラー……1つ、聞きたい事があるんだが……」
シャークラー「聞きたい事って何ッスか?」
首を傾げるシャークラーにガンギブソンは問う。
ガンギブソン「
シャークラー「今のあいつ等と過去に敵対した事があるか……あ、あるッス」
問いに対し、シャークラーは肯定する。
ガンギブソン「あるのか……なあ、どう言う経緯で敵対したんだ?」
シャークラー「それは……自分は最強のビーロボとして高円寺博士に製作されたッス。ただ、当時の自分は性能テストの模擬戦闘で他のビーロボを必要以上に痛めつけた上で、破壊しそうになっちまったのを止められ、博士に封印されたッス」
ガンギブソン「……最強のロボとして生み出されたものの、何らかの理由で封印されたか………(ジャンパーソンもそうだな。話に聞いたあいつの前身であるMX-A1の頃、MX-A1の常軌を逸した勧善懲悪のプログラミング行動によって初試験の時に暴走したから廃棄処分にされた所をMX-A1開発プロジェクトの関係者であるかおるによってジャンパーソンとして再生された………)」
ふうむと相棒の事を思い出して顎を撫でるガンギブソンを横目にシャークラーは語りを続ける。
シャークラー「当時の自分はそりゃあもう怨んだッスね。封印は別のビーロボによって解かれた後は自分を封印した博士に復讐すべくカブタック達やコブランダー達に牙を剥いたッス。んで、当時、1つに付き1つの願いをかなえると言う13個のスターピースと言うアイテムを巡って戦って、最後の1つがキャプテントンボーグって言う審判ロボが作ったスピードスケート用の金メダルに取り付いて、その本人をアイススケート選手のような恰好にさせて、金メダリスト級のアイススケート選手並みに勝手に氷上、陸上を滑りまわって暴走するって言う騒動を起こしたんっスよ」
ガンギブソン「な、なんか効果は凄いが、はた迷惑な事をするアイテムだな;」
語りの中であったのにガンギブソンは呆れを含んだ声を漏らす。
シャークラー「で、その時の自分はキャプテントンボーグが変装した高円寺博士と勘違いして潰しそうになったのをカブタック達に阻止されたんスけど……カブタックの奴、最後のスターピースの願いを自分が博士によって付けられた額の傷を直して欲しいってお願いしてくれて……そういうこともあって博士への怨みを全て流して、カブタック達や博士と和解したッス……」
懐かしそうに語り終えた後、シャークラーはガンギブソンを見る。
シャークラー「んでガンギブソン。さっきの聞き方からして、この名前の一覧は
その問いにガンギブソンは頷いて肯定する。
ガンギブソン「その考えは間違ってないな。そう言う意味では俺もそう言う経験がある」
シャークラー「あー……確かにあんたはそうっスね……」
その言葉にシャークラーは彼の人生を思い返し、なんとも言えない顔をする。
ガンギブソン「おいおい、そこももしかして知られてる感じか?」
シャークラー「ええ、まぁ……自分、これでも社長をやっていた事あるんで、そこんとこの情報を掴んでいるッス」
それはまた、とガンギブソンは肩を竦めた。
歩きながら思い出してか、懐かしそうにガンギブソンは語りだす。
ガンギブソン「俺は元はジャンパーソンに敵対した組織の一つ、ネオギルドの暗殺ロボットだった……最初はネオギルド首領、ジョージ真壁の命令でジャンパーソンに戦いを挑んだが、ジャンパーソンと戦って行く事で段々とジョージ真壁に反抗心を抱くようになった。そんな反抗心を抱いた俺をジョージはジャンパーソン諸共始末しようとした。その出来事で俺は大切な恋人を失った」
黙って聞くシャークラーにガンギブソンは手を握り締めながら続ける。
ガンギブソン「恋人の名はキャロル。俺のパートナーを……ジョージは無情に破壊した。キャロルを殺された事をきっかけに俺はジョージに対する復讐心を抱いた後、ネオギルドから離反した」
シャークラー「味方諸共始末するとは……ホント人でなしに切り捨ても程があるッス!」
憤慨してるシャークラーにありがとなと礼を述べてからガンギブソンは思い出しながら語る。
ガンギブソン「ネオギルドから離反した俺はジョージの復讐心で元ネオギルドだったと言うだけでそいつ等を破壊した。そうやって復讐で動いていた俺は国際犯罪シンジケート、スーパーサイエンス・ネットワークが生み出したモンスター、麗麗虫に寄生されちまった。麗麗虫に寄生された俺は火が虫の弱点と教えて貰った後にジャンパーソンに俺事虫を焼く様に伝えて、火に耐えきれなくて出て来た虫を撃ち抜いた。事件が解決した後、俺はまだ無事だったロボ達に自分の部品をコピーしたのを提供した後、ジャンパーソンと一緒に戦う事を誓ったんだ」
シャークラー「そうだったんッスか……(改めて本人から聞くと重みが違うな……)」
語り終えたガンギブソンはふーと息を吐き出す様な動作をした後に手紙を見る。
ガンギブソン「この手紙を見ると、俺が此処に来たのは偶然じゃない。何らかの理由で呼び出されたんだと思う。この手紙の人物と絶対に会いに行かなきゃならなくなったな」
シャークラー「手紙の主か……あ、ココっスね。後は待つだけっスね」
語ってる間に着いた様で、ここで座って待っときましょうと待ち合い場所にあるベンチを指して提案するシャークラーにそうだなとガンギブソンは同意して座った。
シャークラー「手紙によると、その人物が来るのは今から後10分ッスね」
ガンギブソン「成程な……そういや、その新聞は?」
シャークラーの手にある新聞を見て聞くガンギブソンにこれッスか?とシャークラーは新聞へ目を向ける。
シャークラー「コブランダーに渡されたんっスよ。カブタック達、仲間がなんか事件に巻き込まれたみたいだからお前も目を通しとけってね」
見して貰っても良いか?と聞くガンギブソンにシャークラーはほいと手渡す。
渡された記事の国際記事部分と言われてみて、ガンギブソンは内容を呟く。
ガンギブソン「……『ロンドンで
シャークラー「自分、記事の内容を見てなかったけどそう言う事だったんっスね……あ、そういや、もしかしてあの時の電話、そう言う事っスか」
記事の写真に写されていた存在を見てガンギブソンはそう言う印象を抱いているとシャークラーが思い出した様に両ヒレを合わせてポンと叩く。
ガンギブソン「どういう事だ?」
シャークラー「いやね。この新聞と手紙を渡される前の前日、この写真に写っているカブタックから珍妙な話を電話越しに聞いたんっスよ。そん時は自分、半信半疑だったんスよね……」
んん、と咳払いしてシャークラーは話を始める。
シャークラー「話によると、自分達を作った博士がある会合でロンドンへ行く事になったんっスけど、それに博士のお孫さんである譲もカブタックと一緒に観光に来ないかって誘われたから博士が会合してる間はロンドンで観光して回るって事になったそうッスよ。そんな譲はそこである少年と出会ったッス」
ガンギブソン「ある少年?」
頷いてシャークラーは続ける。
シャークラー「その少年の名は雪柳カケル。自分達とは違うワンダータイプロボットのロボタックとパートナーを組んでる少年で、また聞きによると、彼はしばらく前まで朝日町の近くにある夢が丘町でシャードッグ探偵事務所って言うオンボロ事務所に住んでいたんスけど、ロボタックの故郷ハラッパ国の滅亡の危機が回避された後、ロボタックとシャードッグ探偵事務所の所長で母方の叔父の杉薫や友達に見送られて両親が居るロンドンに移住したそうなんッスけど。その後、その叔父がロボタックがカケルが持つワンダーフルートって言う笛でどんなに遠くにいても呼び寄せられるのを利用してロボタックにしがみ付いてカケルにロンドンに呼び寄せて貰って2人とも移住したそうッス」
ガンギブソン「そりゃまた、その薫って探偵さんはアグレッシブだな……」
でしょうねと肩を竦めて呆れ混じりに感嘆してるガンギブソンにシャークラーも肩を竦める。
ガンギブソン「そういや、ロボタックって言うのはワンダータイプロボットと言っていたが、どう違うんだ?」
シャークラー「あっちはジシャックチェンジって言う自分らで言うスーパーチェンジに当たるシステムで、スペシャルモードになるそうっス。似た者同士だったからかすぐに友達になった譲はカケルと一緒にカブタックとロボタックと一緒にロンドンを散策していた所、ある公園に寄った時、
あ、この写真の奴っスとシャークラーはガンギブソンに廃屋が写っている記事を指す。
ガンギブソン「こいつがその廃屋か……廃屋にしてはデカいな。その建物、前からあったのか?」
シャークラー「いや、どうも2人も気になってカケルとロボタックに聞いた双っスけど、その建物、
ガンギブソン「最近になってから現れた?どう言う事だ?」
記事に写っている廃屋が突然現れたと聞いてガンギブソンは顎を摩る。
シャークラー「それについては自分もまた聞きですから解らないッス。あ、けど、そん時、カブタックは興味本位で廃屋の中を探検した際、仕掛けなどに苦戦しながら進んだら奇妙な宝箱を見つけたッス」
ガンギブソン「奇妙な宝箱?」
そうそうと頷いてからシャークラーは写真に写る存在を指さす。
シャークラー「んで、暫くしたらの怪盗モチーフの怪人が現れて奪おうとしたから交戦していた所にキャプテントンボーグとマスターランキングって言うロボタック達の方での象型の審判ロボが現れて、彼ら主導で怪人を交えた宝探しゲームをしたッス」」
ガンギブソン「よ、良くゲームに持ち込めたなこんな怪物みたいな奴と……ってか、此処ではこういう遊びで勝負するのか?」
顔が引き攣った様な感じで呟くガンギブソンにシャークラーはそうっスよと返す。
シャークラー「戦闘する場合もあるけど、ここでは基本的に様々なスポーツやゲーム、クイズ等で勝負して決着を着けるッス」
ガンギブソン「戦い以外のやり方で決着を着けるのか……それで宝探しゲームの決着はどうなったんだ?」
気になって聞くガンギブソンにシャークラーは頭をトントンしながら思い出しながら言う。
シャークラー「結果は記事のを読めば大体わかるけどもカブタック達の勝ちッスね。ああ言う勝負をカブタック達は何度もやって来たし、探偵であるロボタックやカケルがいたのも有利に働いたッスね。ただ、負けた怪人は納得できなかったのか、宝探しゲームの報酬である宝箱を手に入れたカブタック達に再び襲おうとしたからルール違反扱いで強くなった赤い姿になったキャプテントンボーグによって制裁された後、マスターランキングが出したゲートで別の所に退場させたって話ッス、そういや、その怪人が飛ばされる直前で
ガンギブソン「ん?宝箱は1つじゃなかったって事か?」
最後に出て来たのにガンギブソンは指摘すると、シャークラーがそういや数を言ってなかったスとうっかりうっかりと頭を掻く。
シャークラー「聞いた話によると宝探しゲームの為、一箇所に集まっていた宝箱を宝探しゲーム用の空間に持ち込んで、色んな所に置いたそうッス。その宝箱が少なくとも10個くらいはあったそうッス」
ガンギブソン「10個もあるのか?中身は何が入ってたんだ?」
決行多いなと思いながらガンギブソンは聞く。
シャークラー「入っていた物の大半は探偵には必須アイテムが入ってたそうっス、た、だ……それに混じって探偵には関係無いものがあったッス」
ガンギブソン「探偵には関係無い物?」
疑問詞を浮かべて首を傾げるガンギブソンにそうそうとシャークラーは頷いて続ける。
シャークラー「なんでも
ガンギブソン「ふうむ……その宝箱に入ってたって言うペンダントと宝石はその廃屋の元の持ち主が大事にしていた奴の可能性もあるな……それ等は今どうなっているんだ?」
顎を摩って推察したガンギブソンはペンダントと宝石について聞く。
シャークラー「それだったら今は博士が調べていて、帰国したらある研究機関に渡すと言ったッス。ただ、軽く調べて見た所、どちらともこの星に確認できる物質にはない未知の物だと言う事しか分からんそうっス。自分としては宝石がスターピースと同じタイプのアイテムと仮定して、下手したらスターマインドの同類が出る可能性を考えたら嫌になるッスね……」
ガンギブソン「スターマインド?言葉の雰囲気からして人なのか?」
げんなりしたシャークラーの口から出た単語にガンギブソンは気になって聞く。
シャークラー「スターピースが全て集まった時に現れるこの地球の神ッスよ。見た目は山伏のような格好をしながら、なんでか頭に子供用のゾウ型じょうろを乗せて名古屋弁で喋る変人ッスけどね」
ガンギブソン「……そんなおかしな格好をしてるのがこの星の神様なのか?」
疑いますよね~とガンギブソンの反応に分かると頷いたシャークラーは続ける。
シャークラー「当初、博士は持っていた古文書から『13個のスターピースを全てを集めた時、人類に素敵なことをもたらしてくれる』と解読したんっスけど、それは解読ミスで、ホントは『地球にとって素晴らしいことが起こる』と言うので、そのスターマインドは、スターピースと共に地球の歴史を見続けていた結果、人類が環境破壊をする様を見て人類を根絶やしにするって宣言して来たんっスよ」
ガンギブソン「神が人類に絶望し、人類を根絶やしにするか………(そんな奴がもし俺達の世界に現れたら、まずい事になりそうだな………何せスターマインドと同じ事をしかねん奴が居るしな………)」
話を聞いてガンギブソンはある存在を思い出して唸る。
シャークラー「そのスターマインドも、キャプテントンボーグが説得してゲームで自分達が勝ったら地球を破壊するのは止めて欲しいと言うのを聞いてくれて……その時雪上ラグビーで勝負したッス。最初はスターマインド側はに押されたッスけど、後半は意地とコンビネーションに譲とカブタックの友情パワーで逆転勝利したッス。そんな自分達を見てスターマインドも考えを改めて深い眠りにまた付いたッス」
ガンギブソン「神相手にゲームとはいえ勝負で決着をつけたのか………俺達の世界の人間には出来ないな………」
感慨深く述べるガンギブソンにシャークラーは少し照れ臭そうに頭を掻く。
シャークラー「ま、まあ自分が言いたのは、カブタック達が拾ったアイテムがそう言う輩を呼び出す様な奴じゃない事を祈りたいって事っス」
ガンギブソン「確かに、そんな前例があったなら警戒するのは当然だな……そろそろ待ち人が来る頃だな」
時間を確認したシャークラーはあ、ホントだと呟く。
シャークラー「意外と話してると時間が潰せるもんっスね……さて、待ち人はどんな人なのやら」
そう呟いたシャークラーとガンギブソンは気づかなかった。
記事に載っていた廃屋の壁に、時代の流れによる経年劣化で薄れた『キュアット探偵事務所』と言う文字が刻まれていた事を……
その建物がある少女が訪れなかった事で消えて行ってしまったプリキュアに関わる探偵事務所だと言うのを知らない。
───
暗い空間に再びウォズが現れる。
ウォズ「さて、色々と情報が錯綜しちゃって読者の諸君は困惑と混乱しちゃうだろうが、肝心のキュアメサイアやキュアシュトルム達は依然として自信を失ったままと言う状況、ローズマリーと同じ様にプリキュアと関わりを持つレジーナの出会いでメサイアは幾分かは立ち直っているが、まだ一手が足りない」
キュアセイヴァーとキュアマフティーのカードを弄りながらウォズは語りだす。
ウォズ「東方不敗とオオキダソラトの会合、愛香君達を立ち直らせる為に行動を開始するイングラム達。彼らの今後も気になるね」
続けざまに東方不敗とオオキダソラトのを出して更にイングラム、カールレウム、セイヴァース、仮面ライダースカルのカードを取り出して重ねる。
ウォズ「さて、そんな色んな出会いが語られる中、ましろ君が出会ったと言う
全てのカードを仕舞い、顔が隠れた
ウォズ「この人物との出会いが後のましろくんの運命を変える事になる。それについて、次の話で語るとしよう」
カードを仕舞い、一礼したウォズの姿は空間に溶けて消えていく。
次回、アナザールージュ撃破とアナザーヤムヤム撃退の後日談の敵サイド編