〜もしもイリヤがアルトリアを召喚したら〜「Fate/Red parallel」   作:こっくん。

1 / 2
序章 英霊召喚

外 衛宮邸の前

 

「やめろセイバー!」

 声が響く。声の先には、()()()()()()()()()剣を突きつけた()()()()()()()()()()をした少女が。剣の先には、尻餅を着いた黒い長髪の人間が。

「──何故止めるのです、シロウ。遠坂凛はアーチャーのマスターです。ここで仕留めておかなければ」

 ──え、遠坂……? いや、なんでセイバーが遠坂の名を……

「だから待てって……! こっちはマスターだのなんだの言われてもてんで分からないんだ。人をそんな風に呼ぶんなら、少しは説明をするのが筋ってもんだろう……!」

「…………」

 セイバーは答えない。

「それに、女の子が剣を振りまわすもんじゃない。傷も治ってないなら尚更だ。」

 セイバーが毒気を抜かれたような顔でコッチを見てきた。すると、

「……それで、いつ剣を下ろしてもらえるのかしら?」

 その声は遠坂からの声だった。

 

    ✕    ✕

 

数時間前 アインツベルン城 城内

 

 目の前の召喚陣が光る。今回は触媒無しでの召喚。どんなサーヴァントが来るんだろう、と胸にワクワク感を込めて、その声を聞いた。

「サーヴァント・セイバー。召喚に従い参上した。……問おう、貴方が私のマスターか」

 見た目は金髪翠眼で青いドレスに白銀の甲冑をした少女。髪を後ろで纏めていて、アホ毛があるのが特徴的だった。

「うん、わたしがマスター。名前はイリヤスフィール・フォン・アインツベルン。イリヤで構わないわ」

 そこで何かに引っかかったのか、セイバーは顎に手を当て考え、思い出したかのように。

「……待ってください、貴方の母親の名前は?」

「え、アイリスフィール・フォン・アインツベルンだけど……」

「…………」

 ――沈黙。どうしよう、何か言っちゃいけない事いったかな!?

 そこで、全く別の方向から声がした。

「姉さん、お疲れ様です」

 サクラの声。いつの間にかに近くにいたんだろうか。

「そっちは終わったの?」

「はい、姉さん。呼べたのがライダーで……」

 言葉を続けていたその時、

「やっほー! ボク、アストルフォ! キミ達は?」

 ピンク髪のボーイッシュな美少女がどこからともなく、明るい雰囲気と共に現れた。

「わたしはイリヤ。こっちは……」

「……セイバー、真名は…………」

 セイバーがこちらを一瞥してきた。明かしていいですか? という合図かな。

「うん、構わないよ。まだ私も聞いてないから教えて欲しいし」

 そう言うとセイバーは頷き、

「アルトリア・ペンドラゴン、アーサー王と言った方が伝わりやすいでしょうか」

 そう口にした。──アーサー王!? わたしアーサー王呼べたの!? え、凄くないわたし!!

 

    ✕    ✕

 

言峰協会 内部

 

「……ついに7騎のサーヴァントが集まった。では始めよう、聖杯戦争を」

 神父が一人。此処に開始の宣言をした。




 はい、どうも! 初投稿のこっくんです!
最初に、他陣営は変更無しですので描写しておりません。
皆さんに疑問点が幾つか湧いたと思います。例えば「サクラがアインツベルンに?」とか、「士郎が呼んだの誰?」とかでしょうか。
 その辺もちゃんと、原作を無視する事が無いように、描写できたらいいなと思っております!
 それでは!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。