お久しぶりです。今まで使ってたスマホがぶっ壊れて5年くらい前のボロボロスマホで執筆してます。
ちょっと性能が悪いので短めです。
書くだけで重いってどゆこと。
△月@日
滝行に行ってきている間に何故か知らないが妖刀【酒呑童子・紫】が消えたらしい。
同時に桜咲刹那、彼女も失踪したらしい
……確実に魅入られている。
恐らく今回の一件はとんでもないことになり、見つかった場合あの刀も未来永劫封印されるか、破壊されるかされるだろう。
だがそれは認められない。俺が作った
たかだか魅了する程度、
守ろうか。
いや、愛する人の為に。
大江山その山頂にて、オレは立っていた。
「久しぶりだな、酒呑童子」
その手にはつい先程作られた彼女の姉妹刀がある。
「久しぶりやんなぁ、マスター」
そして眼前に立ち尽くすのは桜咲刹那の体を一時的に借り受けている酒呑童子。
「なぁ」
久しぶりに会った知り合いとの会話のように、自然に浮かべてしまう微笑みを向けて彼女と向かい合う。
「なんや?」
同様に愛しいものを見つめる様にこちらを見やる酒呑童子。
「こっちに、来ないか?」
彼女を見た時から決意していたこと。
今世からではなく、前世から想い続けた。
「無理やなぁ」
落胆はしない。なぜならその答えは知っていた、いや、分かっていた。
確かに見た目は借り受けているとはいえ本当の姿も少女だ。だが、それでもその本質は鬼なのだ。
人から奪うことを悦楽とし、人を誑かすのを必然とし、人を殺すのを生き甲斐とする。本来鬼とはそういった存在だ。
「残念やろか?」
「知ってたからな、特に残念とも思わないさ。ただやるべきことが決まっただけだからな」
そして鬼とは徹底的な実力至上主義。敗者は勝者に従う、それにどんな遺恨があろうとも鬼という存在は従うのだ。
「だからこそオレはこれからお前と戦うことになる」
「ふふ、やっぱし旦那はええなぁ。鬼というもんを理解しとる」
「ははは、それも踏まえてお前に惚れてるんだ」
「あら、そないな事言われると照れてまうわ」
「だからよォ……今は
顔に満面の笑みが浮かぶのを感じ、もう堪らないと言わんばかりに足に力を込める。
村正なんぞ知らん、今だけは俺の時間だ。この愛おしい時間を味わうのは俺だ、
「ふふふ」
「ははは」
それを見た酒呑童子もまた足に力を込め、自身の本体とも言える【酒呑童子・紫】を構える。
「ほな」
「いざ尋常に」
「やりましょか」
「参る!!」
大江山、山頂にて2人の修羅がぶつかる。
なお、その様子を見て近衛詠春は顔を青ざめていたという。隠蔽、防御諸々の結界が破られそうで。
※主人公はロリコンじゃありません