お化け狩りの夜が廻る   作:甲乙

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ともだち  -Lost friend-

 ひとり、暗い鎮守の森を進む。

 山の麓ほどではないが、ここにもお化けがたくさんいた。

 今のユイは本当にひとりだ。狩人もいない。使者もいない。クロもいない。

 でも、武器ならあった。

 

「えいっ!」

 

 目の前に迫っていた白い人型に、赤い鋏を突き刺す。

 分解した片っぽだけの刃なのに、それだけでお化けは煙のように消えてしまった。別のお化けに囲まれる前に、すばやく走り抜ける。

 手ごたえなんて無いけど、それでも気分の良いものじゃない。

 コトワリさまの力で、切ってはいけないモノを無理やり切っている気がする。それに、お化けだって好きでお化けになったわけじゃない。あのダムにいた、かわいそうなネズミ達みたいに。

 だから、ユイは逃げた。逃げて、隠れて、小石を投げて、それでも無理な時だけ鋏を使った。

 こちらに走り寄ってきた、腕のないお化けの頭に鋏を振り下ろす。

 ズキン、と額の傷が痛んだ。傷つけられる痛さは、ユイもよく知っている。

 

 ――ごめんなさい、でも急がないといけないの。

 

 それでも、ユイには絶対に譲れないものがあったから。赤い鋏を手に、ユイは暗い森を駆け抜けていった。

 

 

 

 

 道が、だんだんと細くなっていた。懐中電灯を左右に振りながら注意深く進む。

 お化けもだんだんと少なくなって、ついには出てこなくなった。襲われないに越したことはないのに、何故かユイは胸騒ぎを覚える。

 ハルが近くにいる気がした。なのに、イヤな予感ばかりがぶくぶく膨らんでくる。

 辺りは異様に静かだった。虫の声も聞こえない。その中で、ユイの耳が音をとらえた。

 

 

 ドシュ……ズズ……

 ドシュ……ズズズ……

 

 

 とても、生々しい音だった。狩人がお化けに斧を振り下ろした時、こんな音がしていた。

 何かで、何かを叩いている音。

 

「ハル……っ!」

 

 頭に浮かんだ最悪の想像をふり払う。ふり払って、走り出した。もう、周りを見ている余裕なんて無かった。

 大きく振られる左手に合わせて、懐中電灯の光もあちこちを照らす。どこにもお化けはいなかった。まるで、お化けもナニカを怖がっているみたいに。

 生々しい音だけが、だんだんと大きくなっていく。ずっと、何かを叩いている。

 暗い細道を、ユイは走って、走って、そして開けた場所に出た。

 

 

 

 

 そこは、山の中にぽっかりと空いたような、広い草原だった。

 月明りに照らされた、その真ん中に。

 

「ハル!」

 

 ハルが、いた。

 草の上に座り込んだ小さな背中。月に照らされた三つ編み。ユイとおそろいの青いリボン。

 見まちがえなんてしない。やっと見つけた親友の姿に、ユイは駆け出した。

 

 まずはハルをギュッとしよう。無事を確かめて、ケガしてたら絆創膏を貼ってあげて。

 何があったのか聞いて、遅くなってゴメンって謝って。

 狩人のことも紹介しないと。きっと怖がるから、すごく変だけど悪い人じゃないって教えて。

 泣いたら背中をさすってあげて、手をつないで、いっしょにお家に帰って、

 それから、それから――。

 

 

 

 

 ハルが、鉈を振り上げた。

 

 

 

 

「え」

 

 ユイが足を止めて、頭の中はもっと止まってしまって。

 ハルが、鉈を振り下ろした。

 

 ドシュッ

 

 ユイに背中を向けたままのハルは、何かに鉈を振り下ろした。何度も、何度も。

 その度に生々しい音が響いて、ピタ、とユイの頬に冷たい感触があった。雨なんて降っていないのに。

 手で触ると、ぬるりとした。懐中電灯で照らす。赤い。

 手だけじゃない。

 光に照らされた草原は、ハルを中心に真っ赤に染まっていた。

 

「ハ、ル…………?」

 

 その声を聞いたのか、ひときわ大きな音と共に鉈を振り下ろしてから、ハルの動きが止まった。

 

「ユイ?」

 

 いつも通りのハルの声だった。こんな、血の海の中なのに。

 ハルが、ぐるりと首だけをユイに向ける。

 

「――――っ!?」

 

 悲鳴は、なんとか堪えられた。

 離してしまった懐中電灯が足元に転がる。

 その光が、血の海の中心に転がる、白いお化けの、バラバラになった残骸を照らし出した。

 

「ユイだ!」

 

 ハルが笑った。

 いつも通りの、満面の、きれいな笑顔だった。

 その色白の顔も、白いシャツも、返り血で染めながら、ハルは笑った。

 

 

 

 

 ――――【鐘を鳴らす少女、ハル】

 

 

 

 

   <●>

 

 

 

 

 簡易祭壇の前で、貴方は目覚めた。

 見上げた空は茫洋と色が定まらず、奈落の底から天上までをいくつもの石柱が貫いている。そして、いつまでも変わらない巨大な月。

 狩人の夢。

 

「お帰りなさい。狩人さま」

 

 涼やかな声が頭上からかけられ、逆さまになった人形の顔が見えた。頭の下には、柔らかくて固い感触。

 作り物の膝を枕にしながら、貴方は人形の顔に手を伸ばした。裁断者に断ち切られた四肢は、すべて元に戻っている。今更、遅いのだけれど。

 

「泣いているのですか?」

 

 人形の白く冷たい頬を撫でていると、同じように目元を撫でられる。人形の球体関節の指先は、赤く染まっていた。

 その手を取り、起き上がりざまに人形に抱きついた。その固い胸に顔を埋めても、何の温かさも感じはしない。それでも、すり減った貴方の心よりは、冷たくなかっただろう。

 傷から血が流れるように、貴方の口から懺悔の言葉が流れ出てくる。

 

 また、守れなかったのだと。

 この血塗れの手では、ただ狩り殺すことしかできないのだと。

 今までも、これからも、自分は誰も助けられないのだと。

 

 きっと人形は、その言葉に何も感じてはいない。何も感じることができないのだから。

 ただ貴方が泣いているから。ただ慰めとして、その背中をさすってくれた。

 時々、貴方はこうなる。だからいつものように、人形は小さなオルゴールを鳴らす。

 

 怖気がするほどに優しい音色だけが、狩人の夢に響いていた。

 

 

 

 

   ※

 

 

 

 

「まって、まってよー」

 

 後ろから、ハルの声が追いかけてくる。その声から逃げようと、ひたすらユイは草原を走りまわっていた。

 ハルとは毎日のように遊んでいた。鬼ごっこだって何度もやった。いつも、ユイの勝ちだった。

 それなのに。

 

「やめてよハル! どうしちゃったの!?」

 

 血塗れのハルが追いかけてくる。手には、やっぱり血塗れの鉈。ハルが持つには大きすぎるそれを、ガリガリと引きずりながら追いかけてくる。

 いっそ、お化けなら良かったのに。ハルの偽物だったら良かったのに。

 でもその声も、姿も、ヘタクソな走り方まで、ハルそのものだった。

 

「ユイ、なんで逃げるの?」

 

 血塗れの、困った顔でハルが追ってくる。その表情もユイがとても見慣れた顔で、ハルが本気で困っていることが分かる。

 何故ユイが逃げるのか、本当に分かっていないのだ。

 

「待って! 話をきいて!」

 

 だから、ユイは逃げるのをやめた。

 もしかしたら、ハルは混乱しているだけなんじゃないか。

 とても怖い目にあって、拾った武器を手放せないだけなんじゃないか。

 ハルには、ユイを傷つけるつもりなんて……。

 

「ユイ!」

 

 ハルの顔がパッと明るくなって、ユイに向かって両手を広げるように、鉈を振りあげた。

 鉈は、咄嗟にしゃがんだユイの頭上の木にめりこんだ。深々と埋まった刃にユイは総毛だつ。

 抜けそうな腰と、折れそうな心をなんとか動かして、転がるように距離をとった。

 本気だ。いま、本気でハルは……。

 当のハルは、木にめりこんだ鉈を抜こうと四苦八苦している。うんうん唸っている様子は、いつものハルにしか見えない。

 

「とれないよぉ……。ユイ、手伝ってくれない?」

 

 この状況で助けを求めてくるハルに、ユイの頭はもう限界だった。もしかして、おかしいのは自分の方なんじゃないか。そんな考えまで浮かんでくる。

 そんなはずはないと、頭を振るユイの耳に、鐘の音が聞こえた。

 

 カラ――――ン

 

 ひどく、不気味な音色だった。その音に反応したのか、ハルがまた鉈を握る。

 メリメリと音を立てて鉈が引き抜かれた。どう見ても、普段のハルの力じゃない。

 

「とれた!」

 

 振り返ったハルはまた笑っていて、全身が赤い光に包まれていた。元からそうだったのかもしれない。光が、強くなっているのだ。

 

「やめて……やめてよ、ハル……」

 

 鉈を引きずって歩いてくる親友に、ユイは懇願する。尻もちをつきながら、手足をばたつかせて後ずさる。

 心が錆びついてくる。もう、折れそうだった。

 なんで、どうしてこんなことになっているの。わたしは、ハルに何をされているの。

 

「いっしょに帰ろう、ユイ」

 

 ホッとしたような顔で、ハルが鉈を振り上げた。

 

 

 ……その姿が、ユイに手を振り上げるあの人の姿に、かさなって

 

 

 反射的に、手で頭をかばう。

 持ったままだった赤い鋏に、鉈が当たって、砕け散った。

 

「へ?」

 

 ハルの、気の抜けた声。

 ユイは、歯を食いしばって、ハルに飛びついた。

 

「ひゃあっ!?」

「しっかりしてハル! しっかりするのっ!」

 

 馬乗りになって、その顔を両手でつかむ。間近で怒鳴りつけても、ハルの様子は変わらない。

 いや、元々いつも通りのハルなのだ。いつも通りのハルのまま、ユイを傷つけようとする。

 痛い痛いともがくハルをなんとか押さえつけているユイの耳に、またあの鐘の音が聞こえた。

 

 ――アレのせいだ!

 

 草原の端に、人魂のような光を見つけた。赤い、ハルを覆う光と同じ色。さっきまで見えなかったけど、今は光が強くなってはっきりと見える。

 宙に浮かぶ、鐘。

 町でユイが鳴らした鐘に似ていたけど、あれよりずっと不気味な形をしている。まるで見えない誰かが振ったみたいに、また鐘が鳴った。

 

 

 する、と背中で何かが動いた。

 

 

 今までの比じゃない寒気を感じて、ユイは飛び起きる。

 その眼前を、赤い何かが通り過ぎて、ユイの亜麻色の髪が、パラパラと落ちた。

 ゆらりと起き上がったハルの手には、赤い鋏が握られていた。ナップサックに結びつけてあった物を抜きとられたのだ。

 

「怖い、よ」

 

 もう片方の鋏を握りしめて、ユイは親友と対峙する。

 

「怖いよぅ、ユイぃ……!」

 

 真っ赤なハルが、そこにいた。

 顔も服も返り血に染まって、全身を赤い光に覆われて、右手に赤い鋏を握って、その両目も真っ赤に輝かせて。

 

「怖いよぉ――ッ!」

 

 悲鳴をあげながら、ハルが突進してくる。両手で握った鋏が、ぎらぎら輝いている。

 ユイは、もう迷わなかった。

 ハルに背を向けて、全速力で走る。目指すは、あの不気味な鐘。

 あの鐘が、ハルをおかしくしているに違いない。アレを壊せば、きっとハルは正気にもどる。この鋏なら、きっと壊せる!

 運動の得意なユイと、苦手なハルでは走る速さが全然ちがう。だから、この命がけの鬼ごっこでユイが負けるはずはない。

 なのに、ユイのすぐ後ろまでハルは追いついてきた。

 

「っ!」

 

 転ぶように倒れこんだユイの頭上を鋏が通り過ぎる。すぐに起き上がると、もうハルはこちらに振り返っていた。

 運動音痴のハルとは思えない、鋭い動き。

 

 ――火事になったりすると、人は普段の倍以上の力で動くことがある。

 

 以前、そんな話を聞いた。きっと今のハルがそうなのだ。でも、強すぎる力は自分の体も壊してしまうのだと、そうも聞いていた。

 急がないといけない。このままでは、ユイもハルも共倒れだ。

 ユイは走って、避けて、時には戻って、少しずつ、着実に鐘へと近づいていった。

 

「痛いよぉ、痛いぃ!」

 

 足を痛めたのか、変な走り方でハルが追ってくる。それでもその速さはまったく変わらない。

 痛みに泣きながら、それでもユイを追うことをやめない。やめられないんだ、あの鐘のせいで。

 

「もうすこし……もうすこしだからっ!」

 

 自分に言い聞かせるように、ハルを励ますように叫ぶ。叫びながら、ユイはひたすら鐘を目指す。

 そして、ついに辿りついた。

 

「やあぁ――――ッ!」

 

 渾身の力で、鋏を振り下ろす。

 

 

 

 

 ガラ――――ン

 

 

 

 

 鐘は、壊れなかった。

 

「そんな……!」

 

 もう一度と、鋏を振り上げたユイの後ろで、ハルのうめき声が聞こえた。

 振り返れば、ハルは頭を抱えて苦しんでいる。その赤い光は、もうハルの姿を覆い隠すほどに強くなっていた。

 ハッと鐘を見て、ユイは青ざめる。

 この鐘が鳴るたびに光は強くなっていた。そして、今またユイが鳴らしてしまったのだ。

 

「怖い」

「怖いよ怖い」

「怖いよ怖いよユイ怖い怖い助けて怖いユイ怖いおいていかないでたすけてユイたすけて」

 

 ドロドロと血が流れるみたいに、助けを求める声が流れ出てくる。

 赤い光は強くなりすぎて、まるでハルが燃えているみたいだった。

 

「いやだ怖いよさみしいよいきたくないいきたくないずっとユイといたいのになんでどうして」

 

 ユイは、ぺたりと草の上に座り込んだ。

 鐘は壊せない。ハルも元に戻らない。もう、何もできない。

 

「ユイどこにいるのたすけて怖いよユイいきたくないひっこしたくないいっしょにいたいのに」

 

 真っ赤なお化けのようになったハルが、足と鋏を引きずりながら迫ってくる。

 ユイはもう、動かなかった。

 ただ、座り込んでいた。

 

「ユイたすけていっしょにいてずっといっしょずっとともだちだからずっとずっとユイずっと」

 

 ハルが、鋏を振り上げる。

 ユイは、首をさしだすように項垂れたまま。

 

 

 

 

 鮮血が、舞った。

 

 

 

 

 首筋に感じた温かい感触に、ユイは顔を上げる。痛みは無かった。

 見上げたハルの顔は、苦痛に歪んでいる。赤い光も、消えていた。

 ポタポタと、また温かいものがユイの頭を濡らす。

 見上げた先で、ハルの手が、赤い鋏の刃をつかんでいた。

 

「にげ……ユ……」

 

 鋏を振り下ろそうとする右手に、左手で逆らうようにして、ハルは刃をつかんでいる。

 その左手から、鮮血を流しながら。その両目から、涙を流しながら。

 ハルのその言葉が、その涙が、その血の温かさが。

 ユイに最後の力を与える。

 

「……ッあああぁぁっ!」

 

 再び赤い光に覆われたハルが、叫びと同時に、今度こそ鋏を振り下ろした。

 ユイは、目を見開いてそれを見る。

 極度の集中が、すべてをスローモーションのように見せていた。

 脳裏に、狩人とコトワリさまの戦いがよぎる。

 コトワリさまが持っていたのは何だった。

 あの時、狩人はどうした。

 ハルが、その鋏を振り。

 ユイは、その引き金を弾く。

 

 

 光がハルの目をつらぬいた。

 

 

 鋏が振り下ろされる瞬間、スイッチを入れられた懐中電灯がハルの目を照らす。

 

 暗闇に慣れていた目が光に焼かれ、ハルの体が硬直した。狩人が、散弾銃で鋏を弾いたように。

 

 懐中電灯を投げ捨て、ユイは立ち上がる。

 

 ハルの手を取り、その鋏と、ユイの持つ鋏をかさねた。

 

 カチリ。鋏が元の姿に戻る。

 

 ふたりで鋏を握り、倒れこむようにして。

 

 不吉な鐘を、その刃ではさみ。

 

 まっぷたつに、断ち切った。

 

 

 

 

 鐘の音が、やんだ。

 

 

 

 

   <●>

 

 

 

 

 オルゴールの音が、やんだ。

 再び人形の膝を枕にしていた貴方は、目を開けてオルゴールを片付ける人形を見る。

 

「狩人さま、お客さまがお見えです」

 

 客?

 この狩人の夢に、来客などあろうはずもない。貴方は不審に思ったが、人形がそんな冗談を口にするわけもない。

 気だるげに立ち上がると、ゆっくりと歩く人形の後に続き、鉄柵を開けて庭園に出た。

 

 

 そこに、貴方もはじめて見る怪異がいた。

 

 

 灰色の闇のような体色。

 その形はどの生物にも似ておらず、強いて近い物を挙げれば、蛞蝓(ナメクジ)に似ていた。

 つるりとした何も無い触手を何本も生やし、それで大きな袋を3つ抱えている。

 

 ソレと正面から対峙した瞬間。

 貴方の脳が、瞳を見開いた。

 

 そこにあったのは、白い円だった。

 純白の真円に、純黒の直線だけが引かれた、何か。

 それは顔だった。

 それは閉じた瞳だった。

 あるいは、それらを隠す仮面だった。

 そして何よりも。

 目の前のソレからは、何の意思も、感情も感じられなかった。

 

 上位者。否、それですらないナニカ。

 

 貴方は、何も語らずに武器を握った。

 千景。呪われた血族が用いた、呪われた刀剣。

 それに応えるように、怪異もまた姿を変えた。

 

 ぐるん

 怪異が、裏返る。

 

 ああ、それが貴公の本当の姿か。それとも逆か? あるいは、姿形に意味など無いか?

 まあ、どれでも良い。

 

 自身の血で満たされた鞘から、刀身を引き抜く。

 べっとりと血を纏った刃の呪いが貴方自身も蝕んでいくが、知ったことではない。

 今の貴方は気が立っているのだ。

 少女(ユイ)を助けられなかった自分自身に、少女を害そうとする何者かに。

 この怪異を狩れば、すこしは気休めになるかもしれない。

 自棄にも似た獣性のまま、貴方は刃を振り上げた。

 

 

 

 

 ――――【夜の廻送者】

 

 

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