四季島皇国戦記   作:阿鬼羅

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はい冬戦争終結です


第12話

1939年12月20日バルト海上空

 

太田「落ちろソ連機」

 

ダダダダダダダ、ダダダダダダダ

 

ドカーン

 

太田「これで今日8機目か、小隊全機無事か」『味方が追われてるな、全機着いてこい』

 

四季島パイロット1、2、3『『『了解』』』

 

イタロスパイロット1『追われてる、助けてくれ』

 

太田『今行く』

 

ダダダダダダダ、ダダダダダダダ

 

パンパンパンパン、ドカーン

 

イタロスパイロット1『感謝する四季島の、帰ったら一杯奢らせてくれ』

 

太田『そいつは生き残らないとな、後で陸で会おう』

 

龍驤管制官『空母龍驤より各機、敵の新手が確認された高度3500m速度340キロ東から来ている、迎撃せよ』

 

太田『聴いたな、小隊、着いてこい』

 

四季島パイロット1、2、3『『『了解』』』

 

ソ連指揮官『資本主義のクソ共だ、各機掛かれ』

 

ダダダダダダダ、ダダダダダダダ

 

ソ連パイロット「火が火が」

 

ドカーン

 

四季島パイロット4『被弾した、帰還する』

 

四季島パイロット5『了解、無事につけよ』

 

ダダダダダダダ、ダダダダダダダ

 

ソ連パイロット1『後ろに着かれた、誰か助けてくれ』

 

ソ連パイロット2『今行く、待ってろ』

 

ソ連パイロット1『ダメだ翼を折られた、脱出できない、助けてくれ、誰か』

 

ドカーン

 

ソ連パイロット2「クソ、敵艦隊はまだ見えないのか、味方の爆撃機はどれだけのこってるのだ」

 

ダダダダダダダ、ダダダダダダダ

 

ソ連パイロット2「しまった、被弾した、アレは敵艦隊か、くそここまで来て」

 

ドカーン

 

ソ連指揮官「敵艦隊が見えたか、残ってるのは30機と言ったところか、くそ200機近い数が出撃したのに、全機あの戦艦(重巡洋艦高雄)をやるぞ」

 

『『『ザーザーザー』』』

 

ソ連指揮官「くそこのポンコツ無線機め、ええい、とにかく俺が突っ込めばついてくるだろ、行くぞ」

 

ダダダダダダダ、ダダダダダダダ

 

ドンドンドンドン、ドンドンドンドン

 

ドカーン、ドカーン

 

四季島海下士官「撃て撃て、近づけるな」

 

四季島海兵1「弾が無い」

 

四季島海兵2「弾持ってきたぞ」

 

四季島海中尉「あの敵機を狙え」

 

四季島海兵1「装填よし」

 

四季島海中尉「撃て」

 

ダダダダダダダ、ダダダダダダダ

 

各艦から12.7㎝砲弾40㎜25㎜13.2㎜弾がソ連機に浴びせられる

 

ソ連指揮官「くそ、舵が効かんか、アレはレンスキー中尉の機か、あの角度なら、行け」

 

パンパンパンパン

 

ソ連指揮官「しまった、だが行けレンスキー」

 

ドカーン

 

高雄艦橋

 

高雄見張り員「敵機投弾コース」

 

高雄艦長「面舵30回避」

 

操舵手「ヨーソロ、おーもかーじ30」

 

ヒューウ、ドカーン

 

艦長「被害報告、急げ」

 

艦橋要員1「右舷艦尾に1発直撃もう1発は外れました」

 

艦橋要員2「火災発生するも消火中です」

 

龍驤艦橋

 

通信士「高雄から発行信号、<我被弾スルモ損傷軽微ナリ>です」

 

参謀長「今のところ作戦は順調ですな、提督」

 

小沢「そうでなくては困る、にしてもソ連の航空偵察員は、高雄を戦艦と誤認するほどの質なのか」

 

参謀長「そのようです、それどころか橋立に護衛された補給船を揚陸艦と誤認しているようです」

 

小沢「粛清の傷は思ったより大きく深いのだな、攻撃隊からの作戦成功の電信はまだか」

 

通信士「まだです」

 

小沢「予想より、時間が掛かっているのか、さてどうしたものか」

 

参謀長「提督、とは言え敵の攻撃はほぼ防いでおります」

 

小沢「それもそうだな、最悪は巡洋艦群を突っ込ませてレーニングラードを火に沈めるか」

 

参謀長「さすがに無謀ではありませんか、ここで重巡洋艦を喪うと、今後の戦略に影響がありますぞ」

 

小沢「確かにな、レーニングラード突入は無しだ、その代わりに沿岸部のソ連部隊を吹き飛ばすぞ」

 

参謀長「了解です、地上部隊に現状を確認させます」

 

同時刻レーニングラードソビエト軍司令部

 

司令官「攻撃隊からの報告はどうなっておる」

 

通信士「ダメです、先程から呼びかけていますが雑音が多くて、それに輻輳も多く聴き取れません」

 

ゥ~ウォ~オーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

参謀「司令官、緊急事態です、敵機が敵機の集団がこちらに接近しています」

 

司令官「なんだと、迎撃機を上げろ、高射砲用意」

 

参謀「司令官、滑走路には今発進準備中の爆撃機隊が」

 

司令官「なんだと、直ちにどかさせろ、戦闘機を上げるんだ」

 

ドンドンドンドン、ドンドンドンドン

 

この当時レーニングラードの高射砲は一方向の高高度から爆撃機隊の攻撃に対応するように配置されていた、そのため複数方向の中低高度から同時攻撃には無力であった

 

四季島爆撃隊指揮官『全機コースそのまま、投弾用意』

 

指揮官機パイロット「隊長、投弾コースよろし」

 

爆撃手「コース、ちょい右」

 

パイロット「ヨーソロ」

 

指揮官『全機投下、投下、投下』

 

ヒューウ

 

ドカドカドカドカドカドカドカドカドカン

 

ソ連軍司令官「なんと言うことだ」

 

参謀「これでは攻勢に出れないですぞ」

 

ソ連軍司令官「そんな事はわかっている」

 

フィラルドパイロット『ヒーハー、やったぜ、おい四季島のこのままモスクワ空襲といかないか』

 

イタロスパイロット『さすがにそりゃ無謀だぞフィラルドの』

 

義勇軍パイロット『おい新手の敵機が来たぞ』

 

四季島指揮官『指揮官機より各機、敵の戦闘機隊確認、殲滅せよ、繰り返す殲滅せよ』

 

ダダダダダダダ、ダダダダダダダ

 

ヒューウ、ドカーン

 

ソ連パイロット3「こいつら速すぎる、く、喰らえ」

 

タタタタン、タタタタン

 

カンカンカンカン

 

ソ連パイロット3「くそ、当たってる、当たってるはずなのに、何でアイツは落ちないんだ、後ろか」

 

ダダダダダダダ、ダダダダダダダ

 

パンパンパンパン

 

ソ連パイロット3「しまった」

 

ドカーン

 

指揮官『指揮官機より各機、敵機殲滅、残弾の多い機は機銃掃射でもしてくれ』

 

四季島パイロット1『行くぜ野郎共、お仕置きの時間だ』

 

四季島パイロット2『喰らえ喰らえ』

 

ダダダダダダダ、ダダダダダダダ

ダダダダダダダ、ダダダダダダダ

 

ソ連兵1「撃て、奴等を撃て」

タン、タン

ダンダンダンダンダンダンダンダン

 

ブーン、ダダダダダダダ

 

ソ連兵1「グハァ」

 

パスパスパス、ドカーン

 

レーニングラードの工業地帯、飛行場、港湾施設は大火に包まれた100機を越える爆撃機の攻撃は約100トンを越える50キロから1000キロ爆弾等の各種爆弾を大量にばらまいたのであった、これにより25日に行われる年内最後の大攻勢は延期せざるを得なかった、これはスターリンの命令である年内にカレリア地峡の占領が不可能になった

この爆撃の被害は航空機170機戦車200両砲類500門トラックなどの車両400両が灰塵と帰した死者5421名死者の中には航空機の整備兵やパイロットなどの航空関係者が多かった

 

龍驤艦橋

 

通信士「攻撃隊から通信、攻撃成功、レーニングラードは大火に包まれている」

 

参謀長「提督、これは」

 

小沢「やったな、艦隊転進、敵陸上部隊に砲弾をくれてやれ」

 

参謀長「了解」

 

艦隊は前線の後方に居るソ連軍第27狙撃師団の5割と第84狙撃師団の司令部を消し飛ばした

 

また、艦爆、艦攻隊を使いトラックや対戦車砲などの隠匿されている小目標を叩き潰していた

 

この報告を聴いたスターリンは報告を上げてきた士官にこう言ったという

 

スターリン「君、エイプリルフールの練習かね、まだ早いし出来も最悪だな、シベリアで鍛え直してきた方がいいのではないかね」

 

士官はこう言う

 

ソ連士官「同志書記長、この報告に嘘偽りはありません、報告書の通りレーニングラードは大火に包まれ燃え落ちております、攻勢は数ヶ月は不可能です」

 

スターリンはその発言を聞き終わると、1言呟いた、講和だ、と

 

年明け1月7日スウェーニア首都ストックホルムでフィラルド共和国とソビエト連邦の講和条約通称ストックホルム条約が結ばれた

参加国は当事者のフィラルドとソビエト、会談主催国のスウェーニア、フィラルドを援助していた四季島、イタロス、が参加していた

【ストックホルム条約】

1国境は戦前の通り

2捕虜は全て交換する

3ソビエトはフィラルドに対して公開謝罪する

4ソビエトは賠償金としてフィラルドに1000000スターリングポンド(現代換算で約60億円)を1940年3月までに支払う、支払わない場合講和条約は即刻破棄、仲介国及び対ソ協定締結国はソビエトに対して無条件で宣戦布告可能とする

5ソビエトは国境から30キロに100㎜以上の砲を配備しない

6ソビエトはフィラルドに鹵獲兵器を返還する

上記の条件で条約が結ばれた

 

このソビエトに不利な条約をスターリンは飲むしかなかった、それはリバティリア内で冬戦争介入して対ソ戦をするべきであると言う意見が拡大してきたからである、さらに四季島で大規模な動員が発令された事が現地で細々と生き残っていた共産勢力が報告してきたのだった(組織は報告後特務憲兵隊により野砲と火炎放射器で焼却処理)

これを聴いたソ連軍司令部は恐怖したノモンハンの悲劇が繰り返されると、ノモンハンでの四季島軍は3個師団程度であったが今度はその10倍である30個師団が動員確定、さらに中華民国と停戦についての動きがあるとの報告も届いていた(無論誤報)これにより元より反共産であった中華民国が参加する可能性があった、それにリバティリアが参加すると、中華民国の膨大な人的資源にリバティリアの膨大な生産力、対ソ戦のプロである四季島が指揮を取って東西からの挟み撃ち、こうなればいかにソ連といえど対応できる可能性は今は無かった

 

スターリンはこの報告を読み呟いた、最低でも戦前の国境を維持、賠償金は1500000スターリングポンドまでだそれ以上は奴らにくれてやるなと、結果的に500000スターリングポンドは要らなかった訳だが、その代わり砲の配備にケチがついた、スターリンは海軍は適応外である事を確認すると重砲を積んだ地上支援艦の建造を進めさせた(独ソ戦で中止)

そしてこの日条約は締結された、史実よりだいぶ早い終戦であった




だいぶ歴史が変わりましたね、そろそろ四季島海軍に大量の新型艦が配備されますご期待ください
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