四季島皇国戦記   作:阿鬼羅

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4月30日97式戦闘機32型の速度を620キロから560キロに修正しました


第13話

1940年3月18日四季島皇国軍令部総長室

 

中津「では、計画に追加艦ですか」

 

伏見宮「そうなる、建造計画通り進めると駆逐艦が足りなくなることが判明した、そこで松型と秋月型を増産しようと思う」

 

中津「史実島風型の量産を考えていたのですが、松と秋月ですか、いささか雷撃能力に問題があるかと」

 

伏見宮「史実島風か、何隻建造する」

 

中津「実を言うと次期造船計画の私案を持ち込んでおりまして、それがこちらとなります」

 

【仮称、次期造船計画】

1建造中の高速戦艦8隻の追加建造

2伊吹型8隻の追加建造

3仮称島風型16隻の建造

4秋月型24隻の追加建造

5松型48隻の追加建造

6揚陸艦の建造

7水上機母艦の建造

8海防艦の増強

 

中津「以上となります」

 

伏見宮「やり過ぎにならんか、これは」

 

中津「ですがリバティリアとの戦いになれば、補充可能な艦艇は相当数必要です、特に戦艦は前大戦型が多いですからね、史実米国は条約明けから40.6砲搭載戦艦を10隻建造しています。それに巡洋戦艦が2隻、それに我々の敵にはブリテンも居ますブリテンはキングジョージⅤ世級5隻巡洋戦艦3隻を含む20隻これを足せば既存のリバティリア艦隊17隻に新造艦12隻の29隻ブリテン艦隊20隻の合計で49隻それにガレア艦隊10隻が加わります、それも合わせれば合計で59隻となりますそれに対して我が方我が国が追加建造艦を含めて戦艦26ドイツが装甲艦含めて7イタロスが7の合わせて40隻となります、さらにドイツ2隻イタロス3隻我が国26隻、14inch砲以上搭載艦はこうなります、対するブリテンは据え置き、リバティリアは27隻ガレア2隻となります、合計で我が方31隻敵方49隻となります」

 

伏見宮「とすると、増強は必須か」

 

中津「そうなります、独伊が戦艦を建造すれば別ですが、無理だと思われます、ドイツがガレアを落として此方に引き込めば戦艦を新規に建造してほぼ只でくれてやってもいいですが、まあドックは時間断層工廠に腐るほど用意できますので」

 

伏見宮「だが、ガレアを落としたとして、此方側で参戦するかね」

 

中津「ガレアは今でこそブリテンと手を組んでおりますが、基本的には反ブリテン思想の強い国です、それに史実だと英国は独国と休戦した仏国の艦隊を沈めておりますので、そこで我々が手を差しのべれば可能性はありましょう、予定ではガレア向け戦艦14inch砲×12門艦4隻、となります、あまり強力だと独伊に何を言われるか分かったもんじゃありませんからね」

 

伏見宮「だがそれではガレアの戦艦は多く見積もっても10隻、あまり変わらんぞ」

 

中津「質の向上は望めるでしょう、ガレアの戦艦は大半が旧式酷いものでは弩級のクルーべ級すらあるようです」

 

伏見宮「そこまで酷いか」

 

中津「はい、文句が来たら戦艦を独伊にも売ってやりましょう、どうせ時間断層工廠ならいくらでも好きなだけ建造できます」

 

伏見宮「確かにな、駐在武官にその旨を伝える支度をさせよう」

 

中津「お願いします、出来れば早急に売り払ってしまいたいですね砲は彼方で用意してもらうか、資料を貰って此方で作るかですが、此方で作る方が良さそうですね」

 

この事を聞いたイタロスのドゥーチェムッソリーニはすぐさまに商談の支度すると返答して2時間後に担当者と会い、金額、兵装、引き渡し時期、乗員の輸送方法を聞いてきた、四季島側の回答は金額は要相談兵装は15inch砲3連装4基12門速力29ノット43000トンで航続距離14ノットで7800カイリ引き渡し時期40年5月末日人員は高速船で送迎、と伝えられた、なぜそんなに早く完成するのか不思議がるドゥーチェムッソリーニに担当者はオフレコですが、と一言伝え、発注ミスで4隻多く船台に設置されまして、気づいたときには手遅れだったのです、兵装も主砲以外既に設置されてまして、廃艦にするにしても費用がかかりますから、と言った後に主砲はそちらから設計図をいただいて製造したいのですが、と伝えられた。これを聞いたムッソリーニは即購入を決めて、返事をした、こうしてイタロスは15inch砲艦4隻を入手した艦級名はフランチェスコ・カラッチョロ級とされたこれを受けたガレア海軍は政府にリシュリュー級を2隻追加で建造するように迫ったが予算不足を理由に断念した

 

そして1940年6月10日イタロスは連合国に宣戦を布告、同時にガレア国境線にチハ車改二(装甲を55㎜まで厚くした最終型)を先頭にアルパイン線を突破、史実のごとく負けることもなく、トゥーロン軍港を包囲近隣の拠点を制圧した、

この報告を受けたヒトラーはイタロス軍が予想より強いことを知った。そして6月22日ガレア政府が降伏するこれを認めないド・ゴール将軍が自由ガレアを設立ガレア政府はヴィシーガレアに名を変え枢軸に加盟その後メルセルケビール海戦を受け、ヴィシーガレア政府は連合国に宣戦を布告、同日四季島から14inch砲3連装3基12門搭載の戦艦4隻を供給され地中海の連合国艦船を多数撃沈そしてドイツ空軍は7月10日よりブリテン島全土を空襲することに決まった、後に言うBOBバトル・オブ・ブリテンの開始であった

 

初日の先鋒は四季島製の97式戦闘機22型68機とju88爆撃機48機が参加した当初はbf109が護衛の予定であったが、ゲーリング国家元帥がbf109は護衛に向かないので護衛に向いている97式を使うように指示したための参加となった

これに対してブリテン空軍は初めてやり合う97式戦闘機に格闘戦を挑むというミスを犯していた、これが自機より横の機動力に劣るbf109には有効であったが、挑んだ相手は格闘戦が得意な97式戦闘機、10分もしないうちに18機のスピットファイアと12機のハリケーンが撃墜された無線では当初97式戦闘機を固定脚の旧式戦闘機と舐めて掛かったブリテンパイロットは次々と撃ち落とされていった

 

ブリテンパイロット1『後ろに着かれた、振り切れない、誰か助けてくれ』

 

ブリテンパイロット2『待ってろ今行く』「後ろに奴だと」

 

ダダダダダダダ、ダダダダダダダ

 

パンパンパンパン

 

ブリテンパイロット2「グハァ、だ、脱出する」

 

ブリテンパイロット1「ダメだ、火が火が」

 

ドカーン

 

ブリテンパイロット3『すばしっこい奴め、そっちに1機行ったぞ』

 

ブリテンパイロット4『任せろ303ブリティッシュで蜂の巣だ、喰らえ』

 

ダダダダダダダ、ダダダダダダダ、ダダダダダダダ

 

カンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカン

 

ブリテンパイロット3『嘘だろ』

 

ブリテンパイロット4『なんて装甲をしてやがる、まるで空飛ぶ装甲車じゃないかあれじゃあ』

 

ブリテン管制官『敵爆撃機接近、迎撃せよ』

 

ブリテンパイロット3『無茶言いやがる、どうする』

 

ブリテンパイロット4『やるしかないだろ』

 

ブリテンパイロット5「くそ、何機生きてるんだ、上か」

 

ブーン。ダダダダダダダ、ダダダダダダダ

 

ブリテンパイロット5「糞が」

 

ヒューウ、ドカーン

 

ドイツパイロット1「97を舐めるからこうなるんだ、さて敵機は何処かな」

 

ドイツ指揮官『指揮官機より各機、これより爆撃を開始する、警戒を厳とせよ』

 

ドイツパイロット2『敵機確認2時方向下方に6機』

 

ドイツパイロット3『了解、叩き落としくれる』

 

ダダダダダダダ、ダダダダダダダ

 

ドカーン

 

ブリテンパイロット6『振り切れない、誰か助けてくれ』

 

ブリテンパイロット7『助けてやりたいがこっちも手一杯だ』

 

ドイツ指揮官『進路よし、全機投弾開始』

 

ヒューウ、ドカドカドカドカドカドカドカドカドカン

 

ブリテンパイロット7『糞、工業地帯が』

 

ブリテン管制官『敵の新手が飛行場に向かっている、戦闘機隊直ちに迎撃せよ』

 

ブリテンパイロット8『無茶にも程があるぞ』

 

ドイツ軍は2波に爆撃隊を分けることでブリテン空軍の消耗を誘ったのだった、この隊には四季島からの義勇兵が混じっていた、彼らは97式戦闘機の最終型である32型(発動機を1450馬力の暮風2型に換装速力560キロまで向上した機体)を使い多数のブリテン空軍機を叩き落としていた

 

加藤『敵機集団確認2時方向500下方、上から被るぞ各機続け』

 

四季島パイロット達『『『了解』』』

 

加藤「喰らえ」

 

ダダダダダダダ、ダダダダダダダ

 

ヒューウ、ドカーン

 

ウィンストン・チャーチルは被害報告を聞いて聞き直した

 

チャーチル「航空機73機に高射砲41門工場142棟死者1754名か」

 

秘書「はい」

 

チャーチル「手酷くやられたな」

 

秘書「四季島から輸出されたタイプ97は恐ろしい戦闘機です、bf109以上の機動性で多数のスピットファイアやハリケーンが撃ち落とされています」

 

チャーチル「四季島はなぜナチを支援するのだ」

 

秘書「オーストリゼア(史実オーストラリア)のバカどものせいではないでしょうか、昨今嫌がらせのような行為をしていますからで反ブリテン感情が増幅されてもおかしくないかと」

 

チャーチル「流刑人の末裔のやらかしのせいでか、そのせいで戦艦8隻かそれも有力な戦艦を、全くどうしろと言うのだ」

 

史実のBOBに比べ此方のBOBは連合国側の被害が大きかった、四季島の長距離飛行型戦闘機のせいであった

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