四季島皇国戦記   作:阿鬼羅

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遅くなりました


第17話

ハワイ現地時間1941年12月7日10時6分空母エンタープライズ艦橋

 

ハルゼー「状況はどうなっている、敵空母は発見できたのか」

 

参謀長「空母は確認できておりません、パールハーバーの被害ですが戦艦6隻が撃沈1隻がドックでスクラップに1隻が湾外で生存するも出せる速力5ノットまで落ちているようです他の艦も多数が撃沈ないし大破底着飛行場が壊滅それに艦隊司令部が壊滅キンメル長官も戦死されたと、陸軍のショート中将も司令部ごと戦死されたと」

 

ハルゼー「何と言う被害だ、艦隊と根拠地の再建に何年かかるのだ、ハワイからカタリナはでているな」

 

参謀長「出ていますが発見の報告はありません」

 

ハルゼーは迷ったこのままハワイに向かうべきかそれともミッドウェー方面にいるレキシントンと合流すべきか

 

通信士「緊急電哨戒中の機が敵機を確認数は約200機との事です」

 

ハルゼー「全戦闘機発進、近くに雲はあるか」

 

観測員「艦隊後方にある程度の大きさのものを確認」

 

通信士「レキシントンから入電我敵機集団を確認す、ごく至近にレキシントンが」

 

ハルゼー「なんだと、ではこの攻撃隊はレキシントンを狙っているのか」

 

通信士「可能性は高いかと、レキシントンは我々に逃げろと言ってきています」

 

通信士「レキシントン対空戦を始めたようです」

 

参謀長「提督、反転命令を、ここで本艦隊がやられればレキシントンの犠牲が無駄になります」

 

ハルゼー「わかった、艦隊反転あの雲に隠れる」

 

空母赤城艦橋

 

小沢「何、敵艦隊はレキシントンを中心とした艦隊だと」

 

参謀長「はいレキシントンと駆逐艦3隻を沈めたようですが残りは雲に入られたらしく攻撃不能と」

 

小沢「仕方あるまいまあレキシントンを食えただけよしとしよう、では帰るとしよう」

 

10時58分第1機動艦隊はハワイ方面から撤退を始めた艦隊の被害は航空機17機が撃墜されただけであった、対するリバティリア軍はハワイ方面では戦艦6隻撃沈ないし大破底着戦艦1隻ドック内で大破戦艦1隻大破以上撃沈未満その他艦艇多数が撃沈ないし大破底着さらに帰投中のレキシントンが撃沈オアフ島各所の基地施設飛行場は壊滅400機程の各種航空機は全て灰塵とかしたそれどころか重油タンクが吹き飛ばされたため流れ出た重油の処理から開始しなければならなかった結局パールハーバーの復旧は1944年初頭になってしまった、さらに太平洋艦隊司令部が壊滅、それ以外にもフィリピンクラーク飛行場が地底貫通弾48発の直撃で月面のような有り様にアジア艦隊も駆逐艦10隻を失っていた。それどころか第6艦隊の対地攻撃型潜水艦がロサンゼルス沖から搭載している無誘導対地噴進弾24発を発射、大半は無人地帯に落ちるも数発が森林部に命中中規模な火災を発生させたさらにキスカ、アッツ両島が第5艦隊と第1揚陸師団により制圧されリバティリアがアッツ島に建設中であった飛行場が占領され2週間後に完成ダッチハーバー空襲に使用されていった他の連合加盟国の状況もひどくオーストリゼアではブリスベン入港中の駆逐艦が市民の眼前で撃沈マレー半島に歩兵8個師団と戦車2個師団が上陸ブリテン軍の防衛線を突破して年内にシンガポールにまでたどり着いた対するブリテン軍も戦艦プリンス・オブ・ウェールズ、巡洋戦艦レパルスを基幹とする艦隊を出動させるも第7第8艦隊の近江型8隻の前に撤退シンガポール港に立て篭もらざるを得なかった

 

ルーズベルトはこの報告を聞くと3度聞き返して理解すると卒倒した,それもそのはずである当初の計画ではフィリピンで陸軍が抵抗している間にアジア艦隊と太平洋艦隊を合流させブリテン東洋艦隊と共同で四季島艦隊を撃破する予定であったのだがその中心になる予定だった太平洋艦隊が司令部ごと壊滅しそれどころか自国領土それもほぼ住民もおらずインフラが整っていないとはいえ1部とはいえ占領されたのだそれどころかロサンゼルスが攻撃されるという事態まで起きていたリバティリア本国が攻撃されるのは1812戦争以来実に229年ぶりのことだった、ルーズベルトは支持率急落を恐れてすぐさま演説を行ったが、騙し討ちを受けたわけでもないのにこの被害なのかと上院、下院両議会の議員達に言われていた

 

これを受け、ルーズベルトは直ちに攻撃に出るように海軍に通達、これを聞いた海軍は空母を使った1撃離脱戦法でマーシャルやギルバート空襲を予定していた

 

参加予定の兵力は

総指揮官ハルゼー中将

攻撃部隊

空母エンタープライズ

重巡洋艦チェスター

駆逐艦5隻

 

補給部隊

給油艦1隻

駆逐艦3隻

 

が年明け2月18日に出撃する予定になっていた、それと同時期に太平洋艦隊司令部と拠点をサンディエゴに移動ハワイ方面にはオアフ島以外の各所に陸海軍の飛行隊と海兵隊、陸軍の歩兵師団が展開してハワイ諸島防衛をしていた、四季島軍の上陸を警戒してのものであった、リバティリア情報部は四季島陸軍の大規模上陸準備情報をキャッチしていたがそれがどこに上陸するかまではつかめていなかった、第1にフィリピンであるというものも居たが、すでにフィリピンはその大半の施設を失い航空兵力も壊滅し機雷で封鎖されたフィリピンの可能性は低かった、次に予想されたのが蘭印であったが既に蘭印近隣には別の四季島陸軍が展開しているため、それとあくまで上陸はリバティリアだとの情報のもと却下された次に予想されたのがハワイであった、太平洋艦隊は壊滅状態ウェーク島が四季島皇国により制圧されて物資集積基地化されていたからである、上記の事から四季島皇国の攻略予定地点をハワイ諸島と断定歩兵6個師団と新設された戦車2個旅団を展開させた、この他にも一応アラスカにも歩兵1個師団を派遣合計で2個歩兵師団と州兵5000名でを広大なアラスカを守備することとなった

 

1941年12月26日四季島皇国はシンガポール沖でブリテン東洋艦隊と第7艦隊が交戦プリンス・オブ・ウェールズを大破、レパルスを近隣に座礁させ鹵獲したと報道した、それに対してブリテン海軍は事実であることを認めるがプリンス・オブ・ウェールズは中破であるとしまた四季島の戦艦1隻を大破させたと反論したが四季島海軍はそのような事実はないとした、我が方の損害は戦艦1隻小破のみであると報じたのであった、実際はブリテン側プリンス・オブ・ウェールズ大破シンガポール港帰還後に着底、四季島戦艦若狭小破といった被害であった、鹵獲されたレパルスはその後霧の島に回航され霧の島大3ドックにて補修改装工事を行われ主砲を41㎝連装砲3基6門に換装機関を換装して速力30ノットを出せるように改装された、42年3月に新設された本国守備艦隊に戦列入りしたこの艦隊は鹵獲艦や旧式艦や民間船舶徴用の特務艦や水雷艇、旗艦級海防艦、標準型海防艦を中心に構成されていた、そのため艦隊旗艦はレパルスに置かれ艦名もレパルスから丹波に変更されていた、艦隊は

旗艦戦艦丹波(旧名レパルス)

特設航空母艦(艦載機戦闘機12機爆撃機8機攻撃機4機)常盤丸、浜松丸、静岡丸、箱根丸

特設水上機母艦晴丸、露丸

巡洋艦新高(ヒューストン)巡洋艦五百島(寧海)巡洋艦八十島(平海)巡洋艦平戸(筑摩型防護巡洋艦)

特設巡洋艦鼎丸、秋葉丸、あるぜ丸、ときょう丸

峰風型駆逐艦峰風、澤風、沖風、灘風、羽風、潮風、秋風、夕風、太刀風、帆風、波風、沼風

神風型駆逐艦松風、追風、疾風、朝凪、夕凪

若竹型駆逐艦若竹、呉竹、早苗、早蕨、朝顔、夕顔、芙蓉、刈萱

旗艦級海防艦甲9号から甲16号

標準型海防艦丙121号から丙152号

水雷艇千鳥、真鶴、友鶴、初雁

1号~4号警備艇(桃型駆逐艦)

1号~24号哨戒艦(旗艦型海防艦ベースの探敵能力向上艦カタパルト2基水上機6機搭載)

艦上機艦隊合計96機

水上機艦隊合計230機

 

艦隊は旗艦級海防艦1隻と標準型海防艦4隻で構成されている哨戒艦隊8個水上機母艦1隻と水雷艇2隻で構成されている警備艦隊2個と哨戒艦が各所で単独行動していた後の残りの艦で構成されている本隊で構成されていた、この艦隊は序数艦隊が各前線に展開している間の本国警備の任に当たることとなっていた、中津としてはドーリットル空襲に対処するための艦隊として用意していたが基本は航路防衛総隊や海上保安庁と共同で民間船舶の安全維持を行っていた

 

そして1942年1月四季島皇国は巧みな情報操作でまことしやかな噂を流していた{曰く四季島海軍はリバティリアの新造艦隊が揃う前に大西洋艦隊を太平洋に誘き寄せ撃滅すべくトラック、マーシャルに集結中であると}

{大西洋艦隊が展開する前に機動艦隊の総攻撃を持って西海岸を火の海に赤く染め上げると}

実際に第1第4艦隊第1機動艦隊がトラック泊地に展開第2艦隊がマーシャル泊地に展開、第2機動艦隊の消息が不明となっていた、最後に確認できたのは呉鎮守府から発進し小笠原諸島沖で確認できてのが最終確認であった、この事を受けリバティリア太平洋艦隊司令部は四季島海軍の目標は西海岸焼き討ちと釣られて出てくるであろう残存太平洋艦隊とこちらに向かっている大西洋艦隊の各個撃破であると推定残存太平洋艦隊は戦艦1隻空母2隻護衛空母3隻重巡洋艦5隻軽巡洋艦6隻駆逐艦45隻しかいなかった、戦艦カリフォルニアが4月戦列に戻る予定となっていたが決戦には間に合わないとされていた。また大西洋艦隊も独伊機動艦隊や41年12月15日に参戦したヴィシーガレア艦隊の対処に忙しく救援艦隊はどうにか史実より早く戦列入りしたサウスダコダとノースカロライナ、ワシントンの戦艦3隻と空母ヨークタウン、ホーネット、護衛空母ロングアイランド、ボーグ級4隻重巡洋艦3隻軽巡洋艦5隻駆逐艦24隻がすべてであった

救援艦隊はパナマ運河を42年1月15日に通過したがその後すぐに伊13潜を旗艦とする第3長距離潜水戦隊の襲撃を受けた、この攻撃でボーグ級1隻が撃沈1隻が中破駆逐艦3隻が撃沈5隻が戦列から離れた

 

2月3日に救援艦隊はサンディエゴに到着ニミッツ大将の指揮下に入った、その後すぐにマーシャル方面を偵察していた潜水艦が四季島艦隊マーシャル方面に展開の報を知らせてきた艦隊は第1第2第4艦隊と第1第2機動艦隊な連合艦隊主力であった、その後方には輸送船団を確認していた、また東南アジア方面からも第7第8艦隊が残存アジア艦隊を攻撃していたこの艦隊は戦艦1隻と軽巡洋艦1隻駆逐艦5隻で構成されていた

そしてニミッツ大将は艦隊に指示を出した「全艦出撃用意目標はハワイ進撃してきている四季島艦隊を撃滅する」




5月16日一部文章を付け足ししました
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