四季島皇国戦記   作:阿鬼羅

22 / 39
第19話

1942年6月10日ブリテン帝国ロンドン首相官邸

 

チャーチル「シンガポールが落ちたか、これで着底してるプリンス・オブ・ウェールズも四季島に奪われるか」

 

秘書「首相、カナダ軍のアラスカ侵攻部隊が壊滅しました」

 

チャーチル「被害は、被害はどのくらいか」

 

秘書「6個師団が壊滅捕虜は約30000人~40000人程度かと」

 

チャーチル「そうか、アラスカ侵攻にはリバティリア陸軍もいたはずだがどうなった」

 

秘書「そちらも既に10個師団が壊滅残りの師団も平均4割の被害が」

 

チャーチル「カナダはなんと言ってきている」

 

秘書「救援の陸軍部隊を求めてきています」

 

チャーチル「無理を言うな、余剰な兵力などあるわけなかろう、インドやオーストリゼアから軍を運ぼうにもインド洋や太平洋の制海制空の両権は四季島に奪われた以上どうやって運ぶと言うのだ、全て水没させられるぞ」

 

秘書「停戦をしますか?」

 

チャーチル「無理だろう、それに今すれば極東利権、いやインドや中東利権すら奪われるぞ、そのようなことになれば帝国は没落するぞ」

 

1942年6月10日シンガポール軍港が陥落大破着底していた戦艦プリンス・オブ・ウェールズが四季島軍に鹵獲され時間断層工廠で改装、あまりにもクソい装甲と砲のゴミみたいな整備性により、1時はスクラップ送りの予定であったが、時間断層の最奥の時間が100倍速で進む無人工廠で改装の結果41㎝3連装砲3基をどうにか載せて艦上部構造物のペラペラ装甲も四季島製戦艦標識にまで厚くされていたまた同時にアジア艦隊追撃戦で鹵獲した戦艦アイダホの改修が行われていたアイダホの方は船体の延長と機関の改装の結果速力29ノットの快速艦となった

プリンス・オブ・ウェールズは本国守備第1艦隊に配備され、アイダホは新設された本国守備第2艦隊に旗艦として配備されたこの艦隊は旧本国守備艦隊現本国守備第1艦隊司令部から防衛範囲が広すぎて対処不能との意見を受け新たなる鹵獲艦と既存艦隊からの引き抜きで設立された

旗艦戦艦石見(旧アイダホ)

軽巡洋艦黒部(旧ボイス)

特設巡洋艦太田丸、豊根丸

特設航空母艦佐世保丸、横浜丸

特設水上機母艦りおね丸、めきし丸

松型駆逐艦雪松、只松、黒松、白松

5号~12号警備艇

25号~36号哨戒艦

駆潜艇1号〜84号(史実第28号型駆潜艇ベースボ式40㎜機銃装着)

規模としては本国守備第1艦隊に比べて小規模なものであったが大量の駆潜艇が配備されたこれは防衛範囲が本土から台湾一帯と行った小規模な範囲であるが大量の輸送船舶が航行する航路であるためであった

 

6月25日史実よりほんの少し早いブラウ作戦が発動されたこの時ソ連は極東方面軍から相当の兵力を引き抜いていたその結果極東方面軍は狙撃2個師団と戦車1個連隊、航空機80機程度にまでなっていたこれを知ったヒトラーは四季島に対ソ戦参戦を要請する使者としてリッベントロップを送ると同時にフィラルドにも参戦要請をしていた四季島に対しては三国同盟の真骨頂を見せるべきだと語りウラル山脈以東は四季島割譲するように総統閣下はおっしゃていると伝えた、フィラルドには冬戦争の報復を共にと伝えていた、フィラルド国民は四季島の参戦があれば参戦するように政府に要求する可能性は高かった、冬戦争当時多数の軍を引き連れて援護してくれたのは四季島とイタロスであった、イタロスは対ソ戦に参戦していた、フィラルドにはイタロスからも参加のお誘いが来ていたが、四季島の参戦があれば確実に行うだろうというのがヒトラーの考えであった、事実としてフィラルドの親四季島感情は高く現在の対連合戦にもある程度の義勇軍を政府とは無関係として四季島に派遣されていた彼らは四季島製の装備を持ち四季島軍の指揮下で主にアラスカ戦線で活躍していた

 

7月18日四季島皇国皇都東京

 

中津「では対ソ開戦と」

 

東條「そうなります、モスクワ条約違反が確認できたのですよ、戦車が幾分か増強されているようです、些か、いやだいぶ古くさいやつですが、それに中華共産党の工作員が、国境線で何かしているようです、先日の1件もやつらの仕業でしょう」

 

中津「警戒しておきましょう、で開戦はいつ頃」

 

東條「予定では8月8日でどうでしょう」

 

中津「なるほど史実の逆ですか、ではヒトラーには支度に時間が掛かるといっておきますか」

 

先日の1件とは満州国鉄道の鉄路が破壊された事であった、この1件は中華共産党によ破壊工作であったが陸軍は、これをソ連の仕業として開戦の決め手としようとしていた、その為に歩兵師団48個戦車師団8個航空戦闘戦隊7個航空爆撃戦隊3個で編成された第2統合航空戦闘団を投入この部隊には戦闘機爆撃機合計で2400機が所属していた、それに海軍第3艦隊、本国守備第2艦隊がウラジオストク攻略に動員された、これに対してソ連側は狙撃師団2個戦車連隊1個航空機80機潜水艦3隻掃海艇3隻哨戒艇5隻モンゴル軍歩兵師団が5個騎兵師団が7個戦車20両航空機7機戦力になるか不安な中華共産党公称1000000人実数180000人であった、よくまあここまで盛ったものである

 

7月24日ベルリン総統官邸

 

ヒトラー「四季島はなんと言ってきている」

 

リッベントロップ「8月に開戦となにぶんアラスカ戦線や支那戦線、太平洋戦線があるようでそこまでの兵は出せないと」

 

ヒトラー「それは仕方あるまい、あの広大な戦線を維持しているのだ。ともかくだなんとしても前線を突破するように伝えよいいな」

 

陸軍高官「はい」

 

ヒトラー「それとゲーリング国家元帥、ブリテン空襲はどうなっておる、いまだにチャーチルの頸はこの私の前に届かんのだが」

 

ゲーリング「なにぶんロンドン一帯の防空網が厚く、今四季島から1式弾道弾の輸入が出来ないか交渉しております、あれがこちらにも来れば必ずやチャーチルの頸を閣下の眼前にお持ちします」

 

ヒトラー「そうか、レーダー元帥海軍の方はどうなっておるロイヤル・ネービーを撃滅しろとは言わんがせめて戦艦の1隻くらい沈めてくれないかね」

 

レーダー「その事ですが昨日の海戦においてリバティリアの戦艦ニューヨークを大破させました、それにブリテン戦艦ハウにも相当の被害を与え輸送船30隻以上を撃沈しております」

 

ヒトラー「そうか、だがニューヨークは旧式の戦艦だったはずだな、それにこちらの被害は」

 

レーダー「確かに旧式ですがリバティリア大西洋艦隊に残された数少ない戦艦です被害ですがビスマルクが小破、重巡洋艦ザクセンが中破しております」

 

ヒトラー「ならよい、次は戦艦ハウを叩き沈めるのだよいな」

 

レーダー「はい、必ずや」

 

この当時大西洋にはリバティリア大西洋艦隊に戦艦は大破したニューヨーク以外には戦艦テキサス、ニューメキシコ、ミシシッピ、アーカンソーが展開していたがどれもこれも前大戦型や戦間期型の旧式間揃いであった、ブリテン艦隊はキングジョージⅤ世級4隻ネルソン級2隻クイーンエリザベス級2隻レナウンの合計11隻自由ガレア艦隊クルーベ級2隻プロブィディンス級1隻合計で18隻がいたがそれに対して枢軸はドイツ艦隊ビスマルク級2隻シャルンホルスト級2隻ポケット戦艦3隻イタロス艦隊ヴィットリオ・ヴェネト級3隻フランチェスコ・カラッチョロ級4隻コンテ・ディ・カブール級2隻カイオ・ドゥイリオ級2隻ヴィシーガレア艦隊ダンケルク級2隻リシュリュー級2隻リヨン級4隻合計で24隻が居たのである空母はリバティリア艦隊が空母レンジャー、ボーグ級7隻ブリテン艦隊が空母アーガス、フューリアス、イーグル、イラストリアス、ヴィクトリアス、フォーミダブル、インドミダブルの7隻自由ガレアがベアルン1隻合計で16隻対する枢軸は四季島から購入した空母3国合計で14隻それ以外にドイツのグラーフ・ツェッペリン級2隻の16隻であった無論ジブラルタルがブリテン側である以上イタロス艦隊とヴィシーガレア地中海艦隊は地中海から出てこないがそれも時間の問題であった、既に対岸のセウタが枢軸の手に落ちた以上いつまで持つかわからなくなっていた

 

そして8月8日四季島皇国はソビエト連邦にモスクワ条約違反と先の満州鉄道の破壊工作を理由に宣戦布告した

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。