10月26日未明ガダルカナル島近海
リバティリア海少佐「そろそろガダルカナル泊地に着くか、全艇戦闘態勢」
リバティリア海中尉「了解」
リバティリア艇長1『左舷に敵小型艇部隊接近』
ブーン
リバティリア艇長2『敵機来襲』
リバティリア海少佐『全艇戦闘態勢、1号から36号艇はこのままガダルカナルに残りは敵小型艇を叩け』
ヒューウ、パーン
ダダダダダダダ、ダンダンダンダンダン
ドカーン
大沼大佐「よし見事な背後照明だ水偵隊いい仕事だ。よし第1隊を右翼に向かわせろ左右後方から猛射撃してやれ」
四季島艇長1『了解、第1隊続け』
四季島艇長2〜12『『『了解』』』
リバティリア少佐「退路を塞ぐ気が、クソ、彼我の火力が違いすぎる」
リバティリア艇長2『被弾した魚雷を投棄して退避する』
リバティリア艇長3『機関停止、航行不能』
四季島艇長7『こちら7号艇敵1艇を撃破』
四季島旗艇艇長「司令、本隊も前進する頃かと」
大沼大佐「そうかね」
四季島旗艇艇長「本隊の他の兵は戦いたがっています」
大沼大佐「よろしい前進する、敵の最左翼を叩き潰す、本隊前進」
四季島旗艇艇長「了解しました」
ダダダダダダダ、ダダダダダダダ、ダンダンダンダンダン
ドカーン
リバティリア海少佐『全艇、後退、バラバラに逃走しろ』
ボン
リバティリア海少佐「なんだ、何が起きた」
リバティリア旗艇艇長「司令、後部に被弾しました、この艇はもう持ちません、脱出してください」
リバティリア海少佐「くそ、脱出だ急げ」
リバティリア旗艇艇長「ボルトを外せ魚雷を投棄するんだ」
少佐は脱出を命じ艇長が魚雷投棄を命じた瞬間少佐や艇長は火に飲まれた、いや艇自体が火の玉に変わったのだ、理由は簡単だボ式40㎜弾が魚雷に直撃爆発して弾薬燃料に引火して吹き飛んだのだ
10月26日午前10時マライタ島司令部
バンデクリフト「壊滅か、残存艇数はいくつか」
幕僚1「残存数7艇です」
幕僚2「その内すぐに戦闘可能なのは2艇、修理を行えば3日ほどで後2艇戦列に入ります」
バンデクリフト「ハルゼー提督の艦隊は無事にラバウル方面に向かっているのかね」
海軍連絡士官「無論です、オーストリゼア海軍やブリテン海軍の陽動もあり無事にラバウル方面に向かっております」
バンデクリフト「せめてもの幸いだな、後はハルゼー機動艦隊がラバウルを焼くだけか」
その頃ハルゼー機動艦隊はソロモン諸島の北側を通りブーゲンビル島を後8時間で攻撃圏内に収める場所にいたが第1機動艦隊に発見され、第1機動艦隊と前衛の第1艦隊との大規模航空戦を行おうとしていた
編成としては
第1艦隊
司令官伊藤中将
旗艦戦艦大和
第一艦隊
第1戦隊
大和 武蔵 信濃 甲斐
第2戦隊
長門 陸奥
第1直掩戦隊
飛鷹 隼鷹
第1重巡洋艦戦隊
高雄 愛宕 摩耶 鳥海
第2重巡洋艦戦隊
妙高 那智 足柄 羽黒
第1水雷戦隊
川内
第4駆逐隊
朝霧 夕霧 天霧 狭霧
第6駆逐隊
暁 響 雷 電
第7駆逐隊
朧 曙 漣 潮
第8駆逐隊
綾波 敷波 磯波 浦波
戦艦6隻空母2隻その他25隻
第1機動艦隊
司令官小沢中将
旗艦空母大鳳
第1航空戦隊
赤城 加賀
第2航空戦隊
蒼龍 飛龍
第3航空戦隊
翔鶴 瑞鶴
第4航空戦隊
雲龍 天城
第1装甲航空戦隊
大鳳 天鳳
第1巡航戦隊
金剛 比叡 榛名 霧島
第3重巡洋戦隊
最上 三隈 鈴谷 熊野
第3水雷戦隊
阿武隈
第9駆逐隊
朝潮 大潮 満潮 荒潮
第10駆逐隊
山雲 夏雲 朝雲 峯雲
第11駆逐隊
霞 霰 江風 涼風
第12駆逐隊
春雨 涼風 海風 山風
第1防空戦隊
長良
第1防空駆逐隊
秋月 照月 涼月 初月
第2防空駆逐隊
新月 若月 霜月 冬月
空母10隻戦艦4隻その他30隻
ハルゼー機動艦隊
司令官ハルゼー中将
本隊
旗艦空母エセックス
空母エセックス レキシントンⅡ イントレピッド
ヨークタウン ホーネット フランクリン ワスプ
戦艦ワシントン
重巡洋艦7隻
軽巡洋艦4隻
駆逐艦38隻
空母7隻戦艦1隻その他49隻
前衛艦隊
司令官リー中将
旗艦戦艦サウスダコタ
戦艦サウスダコタ インディアナ マサチューセッツ
アラバマ ケンタッキー
重巡洋艦2隻
航空巡洋艦2隻
軽巡洋艦1隻
駆逐艦12隻
戦艦5隻その他15隻
それ以外にも第8艦隊27隻がオーストリゼアから出撃したR級4隻を主力としたブリテン太平洋艦隊とオーストリゼア艦隊合わせて37隻とソロモン諸島南側で交戦第2艦隊44隻がソロモン諸島に急行していた
9時10分空母エセックス艦橋
ハルゼー「敵艦隊を見つけたのだな」
幕僚1「はい、戦艦4隻空母2重巡洋艦2その他多数を引き連れた艦隊を発見しております」
報告を聞いたハルゼーは戸惑った、聞いている四季島海軍の艦隊に当てはまるのもがなかったのだ、近いのは第7、第8艦隊のどちらかだが第7艦隊は未だインド洋に展開しているし、第8艦隊は、ソロモン諸島の南側、確認された場所にはいないはずであった、実際確認されたのは第1艦隊であったが史実より5m程長くなった大和型のデカさに隣接する長門型を重巡洋艦と見間違えたのだ、しかしここでこの事を指摘できるものはいない
そして迷うハルゼーに幕僚が言う
幕僚1「提督、オザワ艦隊の前衛ではないでしょうか、我軍と同じように前衛艦隊を出していると思われます」
ハルゼー「前衛にも空母を入れている事になるぞ、常識的にはありえん」
幕僚2「閣下情報部が言っている例の装甲空母ではないでしょうか、装甲空母なら爆撃に耐えれますし重巡洋艦の攻撃にも耐えれます」
その言葉にハルゼーは決断した
ハルゼー「よし、まずこの艦隊を叩き潰す、攻撃隊を出せ」
30分後第1時攻撃隊が防空用に用意したワスプ以外の空母から合計で戦闘機72機爆撃機144機雷撃機72機全機合わせて288機が出撃した、それと同時に周辺警戒としてワスプから戦闘機36機他の空母から戦闘機12機が発進した
四季島第1艦隊旗艦大和艦橋
伊藤「そろそろかな、参謀長直掩隊を上げてくれ、予備も全てだ」
参謀長長「予備もですか」
伊藤「予備もだ、そうでもしないと防ぎきれんぞ」
参謀長「了解しました全機上げさせます」
通信士「敵機確認、ガ島から発進した水偵が敵機を確認しました」
伊藤「迎撃する戦闘機隊の大半をこの編隊に向かわせろ」
10時15分飛鷹 隼鷹の2隻から零戦22型120機が上げられ48機を残して発見された航空隊に向かっていった、この零戦22型は発動機を晴風3型(離昇1750hp)に換装した機体であった
そして11時5分前に四季島戦闘機隊はリバティリア攻撃隊を捕捉した
石島少佐『いくぞ各機突撃』
ブーン、ダダダダダダダ、ダダダダダダダ
リバティリアパイロット1「な、う上だと」『各機ブレイク、ブレイク』
ダダダダダダダ、ドカーン
リバティリアパイロット2『助けてくれ追われてる』
マックス『待ってろ今行くからな』
ダダダダダダダ、ダダダダダダダ、パンパンパンパン
リバティリアパイロット2『火が、火が、少佐助けてくださいマックス少佐』
ヒューウ、ドカーン
マックス「くそ、ええいsatanめ喰らえ」
ダダダダダダダ、ダダダダダダダ、ダダダダダダダ、ダダダダダダダ
カンカンカンカン ドカーン
マックス「やっと1機か、味方の攻撃隊は、アレか、なに、アレだけしか残ってないのか200機いたはずなのにもう100機いないのか」
リバティリアパイロット3『こちら攻撃隊指揮官機、4機のsatanに追われてる誰か助けてくれ、ううぁー』
ダダダダダダダ、ダダダダダダダ
リバティリアパイロット4「くそ敵が速すぎる、コルセア隊は何してるんだ」
期待された新鋭機コルセアはこの編隊に24機のみこの数で72機の零戦22型を攻撃機に近づけないようにするのは不可能であった
リバティリアパイロット5『残存攻撃隊分散しろ1機でも敵空母に攻撃するんだ』
リバティリアパイロット6『味方の戦闘機はどこに居るんだ』
味方の戦闘機は何処にいる?、これはこの海戦の趨勢を表していた、たしかにコルセアは零戦21型相手ならその降下性能をもち充分対応できるものであったが速度を21型から30km上げ降下制限速度もコルセアに一歩劣る程度に強化された22型相手では劣勢に立たざるを得なかった
結局攻撃隊は31機の突破機以外は全機撃墜された
大和艦橋
伊藤「ここまで来たか、通信士上空の直掩隊に伝えろ叩き落とせと」
通信士「了解です提督」
伊藤「参謀長全艦に対空戦闘用意をさせろ」
参謀長「了解しました」
艦長「対空戦闘用意」
砲術長「主砲対空0式弾(史実3式弾)装填」
観測員「敵機数7機直掩隊を抜けた、高度4500m方位1-7-2」
艦長「撃て」
ドーーン
ヒューウ、ドカーン、ドカーン、ドカーン
観測員「敵機3機低高度に突っ込んでくる」
艦長「撃ち方はじめ、近寄らせるな」
各艦から12.7cm砲弾40㎜弾25㎜弾がリバティリア機を襲った
ドンドンドンドンドンドンドン
ダダダダダダダ、ダダダダダダダ
川内艦橋
艦長「手強いな、よし砲術、艦橋前のあれを使うぞ」
砲術長「了解、照準よし」
ドドドドドドドドン
ヒューウ、ダダダダダダダダン
観測員「敵機全機撃墜」
艦長「案外使えるのだな艦対空多連装噴進砲は」
砲術長「雷撃機には効果的ですね、何せ進路を変えることが少ないので」
艦対空多連装噴進砲、それは史実で28連装ロサ砲と言われた兵器であったコレの事を思い出した中津はこれを改造まず飛距離を4500mまで延長8連装に変え艦橋で操作できるように改造装填も自動化された操作は艦橋にあるジョイスティックで行われた設置は川内型や長良型、球磨型や新型の阿賀野型等の軽巡の場合は艦橋前の機銃台等の艦橋前に設置された
空母エセックス艦橋
ハルゼー「全滅だと、200機だぞ、それで戦果は」
幕僚1「確認戦果は空母1隻中破戦艦1隻小破、駆逐艦2隻中破航空機15機程度を撃墜しております」
ハルゼー「たったそれだけか、200機の攻撃隊でそれだけか」
幕僚2「提督、リー提督からです、敵機襲来だと」
ハルゼー「何、戦闘機隊を上げろ前衛艦隊を援護する」
エセックス、レキシントンⅡ、ワスプの3隻から合わせて48機の戦闘機が出撃した
同時刻リー艦隊は第1機動艦隊の第1次攻撃を受けていた
戦艦サウスダコタ艦橋
艦長「取舵15急げ」
操舵手「ヨーソロ取舵15」
観測員「敵機更に近づく」
ドンドンドンドン、ダダダダダダダ
ブーン、ヒューウ、ドカーン
リー「本隊からの直掩隊はまだ来ないのか」
幕僚3「向かってきているはずですが」
観測員「後方から友軍機」
マックス少佐「ジャップめ、これ以上の好き勝手は許さんぞ、喰らえ」
ダダダダダダダ、ダダダダダダダ
パンパンパンパン、ドカーン
マックス少佐「くそこいつら何機いるんだ」
ダダダダダダダ
リバティリアパイロット7『くそ喰らった脱出する』
この時前衛艦隊を襲ったのは第1機動艦隊の1航戦と3航戦合わせて192機であったその内半数の96機が零戦22型であったそれに対してリー艦隊の直掩隊は元から展開していたワイルドキャットの水上機仕様のF4F3Sワイルドキャットフィッシュ24機ワイルドキャト12機増援のワイルドキャット24機コルセア24機の84機であった数的には変わらないものの質では四季島側の圧勝であった
観測員「敵機引いていきます」
艦長「ダメージレポート」
副長「2番及び3番砲付近に被弾、旋回不能です」
伝令1「左舷高角砲群全滅」
機関長「機関出力低下」
伝令2「艦首に浸水発生」
通信士「無線機故障」
艦長「なんとしても復旧させろ」
リー「艦長この艦はまだ戦えるかね」
艦長「いえ、不可能です」
リー「将旗をアラバマに移す通信長アラバマに伝えろ」
通信長「無線機が使えません」
リー「発光信号で構わんこの距離ならアラバマから見えるだろう」
アラバマ艦橋
艦長「ようこそアラバマに、とは言いにくい状況です」
リー「状況はサウスダコタは通信設備を潰されて状況が全くわからん」
艦長「状況ですが、サウスダコタ、ケンタッキーは戦列から外さなければならないほどの被害です特にケンタッキーは速力が19ノットまで落ちたとのことですそれ以外にも水戦隊は全機未帰還航空巡洋艦マイアミ、シアトルが大破駆逐艦3隻が撃沈2隻が大破乃至中破マサチューセッツも小破しております」
リー「ハルゼー大将から何か指示はあるか?」
艦長「退避しろとしか」
リー「仕方あるまい、艦隊後退だがインディアナと重巡洋艦2隻それと軽巡洋艦と駆逐艦5隻は本隊に合流させる」
こうしてハルゼー機動艦隊は前衛を失った