1942年10月26日空母エセックス艦橋
ハルゼー「リーの艦隊は退避できたか」
幕僚1「はい」
ハルゼー「残りの航空機は何機ある機種ごとに報告してくれ」
幕僚2「コルセア27機ワイルドキャット137機ドーントレス75機アヴェンジャー32機全機合わせて341機です」
ハルゼー「オザワの残存機数は推定何機だ」
幕僚2「推定ですか600を割込むのは確かなので概ね580機程度かと」
ハルゼー「無念だが後退する」
通信士「緊急電、合流のために向かっているインディアナがこちらに向かっている敵攻撃隊を確認したと」
ハルゼー「やるしかないな、全戦闘機発艦対空戦闘用意」
同空母飛行甲板
マックス少佐「行ってくる、戦果を期待してくれ」
甲板要員「頼みましたよ少佐」
14時10分ハルゼー機動艦隊上空に戦闘機164機が展開した
そして14時30分攻撃隊が襲来したこの時襲いかかったのは垂井中佐指揮下の攻撃隊336機とブインの陸攻隊48機であった
ハルゼー「OPENFIRE」
ドンドンドンドン
ブーン、ダダダダダダダ
パンパンパンパン
リバティリアパイロット1「くそやられた」
岩村大尉「よし、今日3機目、これなら掛けに勝てそうだな」
マックス少佐「よし、堕ちろ」
岩村大尉「しまった」
ダダダダダダダ
ブーン
岩村「腕のいいやつ、間違いないなアレはエースだ」『小隊続けアイツをやる』
四季島パイロット123『『『了解』』』
マックス少佐「集団戦か、くそ」『誰かいないか、編隊戦に持ち込まれた』
ジャック少尉『少佐今行きます』
マックス『少尉かすまん』
マックス「よし、よく狙って、ここだ」
カチ ダダダダダダダ、ダダダダダダダ
ブーン
マックス「避けただとなんて腕だ」
リバティリアパイロット2『敵部隊が抜けていく、誰か追いかけろ』
ジュノー艦橋
艦長「空母をやらせてはならん両舷増速」
砲術長「撃ちまくれ、砲身が銃身が焼け付くまで」
前進し対空砲を撃ちまくるジュノーに多数の攻撃機が襲来した
ダダダダダダダ
ドカーン
副長「後部砲門群沈黙、左舷機銃群壊滅」
機関長「機関出力低下、なれど航行に影響なし」
艦橋要員「艦後部で火災発生、消火不能です」
伝令「艦首に浸水発生排水間に合いません」
艦長「総員退艦だ、副長サリヴァン兄弟は何人生きてる」
副長「3男と5男が生きてます、残りは生死不明です」
艦長「そうか、2人はしっかり脱出させろよ、全員戦死は避けねばならん、さあ行け」
副長「艦長も御速く」
艦長「俺は最後でいい、艦長は最後に退艦と決まっとる、急げよ」
副長「了解」
結局艦長は退艦しなかった最後の救命ボートが出る前にジュノーは真っ2つに折れ沈んだのだった
空母エセックス艦橋
ハルゼー「ジュノーが」
幕僚2「ジュノー沈みます」
ハルゼー「救命ボートの回収させろ」
観測員「クリーブランド以下駆逐艦5隻が戦列を離れます」
ジュノーに続けとばかりに軽巡クリーブランドと駆逐艦5隻が前進したのであった
観測員「クリーブランドより発光信号、我殿となる急ぎ脱出されたし」
ハルゼー「すまん、全艦最大船速、急げ」
観測員「敵機直上急降下」
ブーン、ヒューウ ドカーン
艦長「ぅ、ダ、ダメージレポート」
艦長が痛む身体を気力で立ち上がり艦橋内を見回したそこには血を流し倒れるウィリアム・ハルゼーの姿があった
副長「閣下!閣下!」
幕僚1「軍医を呼べ」
幕僚3「担架だ担架急げ」
ハルゼー「し指揮権をフレッチャー中将に委任する」
幕僚4「閣下!閣下!」
幕僚3「直ちにレキシントンⅡに発光信号、指揮系統を維持するぞ」
レキシントンⅡ艦橋
フレッチャー「なにハルゼー提督が指揮不能だと、間違っていないのだな」
副官「はい」
フレッチャー「なんと言うことだ」
観測員「敵機更に近づく」
フレッチャー「撃ち落とせこれ以上やらせてはならん」
フレッチャーの檄も叶わず次々と被弾して沈んでいく艦艇群
幕僚5「閣下、戦闘機隊の大半が撃墜されました」
幕僚6「インディアナポリス被弾しました」
フレッチャー「どうにもならんか」
ワスプ艦橋
観測員「左舷雷跡4」
艦長「あの角度か取舵15急げ」
操舵手「取替15急げ」
観測員「回避成功」
海軍兵1「すごいな家の艦長殿は」
軍曹「何本の魚雷を回避したのやら」
観測員「て敵機直上きゅ急降下です」
副長「回避、対空砲叩き落とせ」
艦長「間に合うものか、副長ダメージコントロールの用意を」
ヒューウ、ドカーン、ドカーン
副長「艦前部と後部に被弾」
ドカーーン
艦長「何事か」
中尉「先の敵弾が格納庫を貫通弾薬庫で爆発した模様、火災も発生しておりますか」
副長「なんだと」
艦長「消火可能か?」
中尉「不可能です、すでに誘爆も」
ドカーーン
副長「なんと言うことだ」
艦長「総員退艦、急げ、レキシントンⅡに発光信号我弾薬庫にて誘爆発生退艦する」
副長「了解」
レキシントンⅡ艦橋
フレッチャー「なに、ワスプがか」
幕僚5「はい、総員退艦と」
観測員「ワスプ後落していきます」
幕僚6「ワシントン被弾、駆逐艦2隻沈みます」
レーダー員「前方に艦艇多数を確認これは」
幕僚5「友軍だと」
観測員「友軍機飛来、護衛空母部隊の機です」
フレッチャー「救援か、しかしこのままでは」
この時来援したのはマライタ島防空の任に付いていた護衛空母アーマー、メイル駆逐艦7隻であった
副官「護衛空母隊からです、我囮となる、脱出されたし」
フレッチャー「仕方あるまい、艦隊最大船速、友軍の犠牲と献身を無駄にするな」
残存するハルゼー機動艦隊は脱出していった、残された護衛空母隊は1隻また1隻と航空隊の餌食となっていったこのソロモン諸島の南北と付近の陸上基地を巻き込んだ大海戦で連合国はハルゼー機動艦隊の空母ワスプ、フランクリン巡洋艦ジュノー、クリーブランド駆逐艦10隻を失い、戦艦サウスダコタ大破、ケンタッキー中破、マサチューセッツ中破ホーネットⅡヨークタウンⅡが双方中破巡洋艦マイアミ、シアトルが大破駆逐艦2隻が大破、護衛空母隊の全滅ブリテン、オーストリゼア艦隊のR級1隻と護衛空母2隻駆逐艦5隻を失った、航空隊も全艦隊合わせて残存機数115機まで減っていた、またオーストリゼア各地に展開している航空機も149機が空戦で218機がラバウル航空隊と第8艦隊の攻撃で地上撃破された
対する四季島側は戦艦武蔵小破、空母飛鷹中破巡洋艦高雄中破、川内小破駆逐艦5隻が小破もしくは中破下航空隊は第1艦隊15機と第1機動艦隊59機第8艦隊17機ラバウル飛行隊19機ブイン飛行隊5機が失われた
機動艦隊敗北の報を聞いたバンデクリフトはマライタ島にオザワ機動艦隊による空襲を想定して対空警戒を厳重にして飛行場の再建と周りの木を加工したハリボテ飛行機の制作を行わせた、バンデクリフトとしては島の防衛砲塁を守るための策であった、バンデクリフトの想定としては飛行場と航空隊が展開していればそれを空襲で破壊しきるまで上陸作戦は行われず時間稼ぎを行えると考えたのだ、事実数日後にガダルカナルから飛来した航空隊は飛行場とハリボテの飛行機を攻撃していた、バンデクリフトは早ければ明日にも来ると想定して翌朝までにハリボテP40戦闘機20機とドーントレス7機を完成させ飛行場も1部を復旧させた、だがいつまで経っても第1機動艦隊は現れなかった、そして11月3日リバティリア領サモアに第1機動艦隊が襲来、在地リバティリア軍や在島艦艇を叩きのめしサモア泊地を完全に破壊した。
更に艦隊はニュージーランド、オーストリゼアに進路を向けたと同時に両国政府に対して和平交渉が行われた条件は連合国からの脱退と四季島皇国を盟主とする太平洋経済協定への参加、資源の安価での供給と基地の有償提供であった条件には戦争犯罪人に対する裁判は行わない事と現政府の解体は行わないことが明記されていた、これを受けた両国政府は悩んだリバティリアやブリテンからは受けるなと言われたが救援は未だに来なかった、更に連合国は四季島相手に連敗街道を驀進していた先のウォッチタワー作戦ではマライタ島を奪還したかと思えば罠にハマり数万の将兵を失いオーストリゼア海軍の貴重な艦艇を失ったのだからオーストリゼア政府は受ける和平派と受けない強硬派にわかれていた、一方のニュージーランド政府は即断で和平を受諾11月5日に連合国脱退と太平洋経済協定への加盟を果たしたこれに揺れたのはカナダであったカナダはアラスカ失陥以降国境線に多数の軍を貼り付けながら欧州戦線に兵を向けていた、史実なら欧州戦線だけであり負担も軽かったがアラスカ戦線の主役がカナダである以上それはとても重く財政に負担を強いていた
結局オーストリゼアも11月8日に和平を受諾、即日太平洋経済協定に加盟した、これに危機感を覚えたのはリバティリアであった両国が連合国を去りサモア泊地を失ったことによりマライタ島守備隊は孤立補給不能となった、一応潜水艦を使った輸送(四季島軍命名モグラ輸送)を行って入るがマライタ島には2万人以上の兵士がいるために焼け石に水どころの状況ではなかったこの潜水輸送隊は1度に8隻で120トンの物資を運べたがその内半数程度が食料となっていた基本的に人間は1日1㎏の食料を消費するこの場合マライタ島に2万人の兵士がいると仮定して運ばれた食料は3日でなくなることとなっていたそれに四季島軍の対潜哨戒網に捕まり沈む艦も多かった
そして四季島皇国はインド方面に進出カルカッタに第5軍歩兵6個師団戦車1個師団を展開させた