四季島皇国戦記   作:阿鬼羅

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第26話

1943年2月18日ウェーク島沖

スプルーアンス機動艦隊旗艦戦艦アイオワ艦橋

 

スプルーアンス「時間だ参謀長攻撃隊発艦始め」

 

ムーア「はい、第1次攻撃隊全機発艦」

 

空母イントレピッド艦橋

 

通信士「旗艦より入電、攻撃隊発艦せよ」

 

艦長「攻撃隊発艦始め、急げよ」

 

同空母飛行甲板

 

甲板要員「カタパルトよし、少佐ご武運を」

 

マクレマスキー「任せとけ、ジャップの死体の山を築いてやるからな」

 

ブーン

 

第1次攻撃隊として空母イントレピッド、エセックス、バンカーヒル、ランドルフの4隻から戦闘機72機爆撃機72機攻撃機72機が発艦編隊を組むと1路ウェーク島に向かった

 

リバティリアパイロット1『見えたウェークだ、敵機はいないぞ各機突撃』

 

ヒューウ、ドカーン

 

リバティリアパイロット2「ジャップの戦闘機はどこにいるんだ」

 

マクレマスキー「おかしい、ここまで抵抗が無いのはありえん、まさか、」

 

リバティリアパイロット3『西からなにか飛んできてる、恐ろしく速い』

 

マクレマスキー「なに、しまった罠か」『全機散開しろ』

 

ヒューウ、ドカーーーーーン

 

その瞬間強烈な閃光とともに熱風と暴風が吹き荒れた

 

マクレマスキー「くそ」『ジョージ、アレックス、ベニー生きてるか』

 

ジョージ『生きてます少佐』

 

アレックス『エンジンから煙吐いてますがなんとか』

 

マクレマスキー『ベニー生きてるか、返事をしろ』

 

ベニー『生きてます、でも機体が、舵がうまく、言う事を聞かなくて下さいこのままウェークに不時着して救助を待ちます、他にも何機か降りてるみたいなんで』

 

マクレマスキー『わかった、先にイントレピッドで待ってるぞ、帰ってこいよ』

 

ベニー『はい少佐』

 

リバティリア指揮官機『各損傷機はそのままウェークに不時着して救助を待て、燃料の少ない機は艦隊に帰還、充分な機はこのまま上空哨戒を行え』

 

戦艦アイオワ艦橋

 

スプルーアンス「被害はどうなっている、何処からの攻撃か」

 

ムーア「不明です、反応は突如現れたとしか」

 

通信士「マクレマスキー少佐からです、ウェークに敵おらず、先の攻撃での損傷機はウェークに降りるとのことです」

 

スプルーアンス「前衛艦隊をウェークに急がせろ要員を救助させる」

 

通信士「はい」

 

前衛艦隊旗艦戦艦サウスダコタ艦橋

 

デヨ「急げ、負傷者を救護するのだ」

 

レーダー員「飛翔体接近」

 

艦長「なに!」

 

デヨ「全砲撃ちまくれ、近寄らせるな」

 

ドンドン

 

ダンダンダンダン

 

ヒューウ、ドカーーーーーン

 

デヨ「ぐ、ぐわ」

 

艦長「ううぁ」

 

戦艦ノースカロライナ艦橋

 

デューポス「サウスダコタはなんと言ってきている」

 

通信士「サウスダコタ通信途絶」

 

艦長「なんだと、間違いないのか」

 

通信士「はい」

 

デューポス「仕方あるまい、デヨ司令の安否がわからぬ以上前衛艦隊は私が指揮をとる前衛艦隊全艦に知らせ、それとスプルーアンス閣下にもこの事を」

 

通信士「はい」

 

デューポス「艦隊の被害はどうなっている」

 

「戦艦ノースダコタ通信途絶」

 

「軽空母プリストンより入電飛行甲板上の艦載機が全機吹き飛ばされたと」

 

「重巡洋艦ポートランド火災発生」

 

「複数の駆逐艦で火災発生」

 

デューポス「くそ、何というザマだ損傷の少ない艦は他艦の消化に回せ、無事な駆逐艦何隻かをウェークに向かわせろ」

 

通信士「了解、全艦に通達します」

 

艦長「少将通信途絶している艦もあります、発光信号や信号旗を使われてはいかがでしょう」

 

デューポス「そうしてくれ艦長、とにかく艦隊を纏めねば」

 

機動艦隊旗艦戦艦アイオワ艦橋

 

スプルーアンス「なに、前衛艦隊が先と同じ攻撃を受けデヨが行方知れずだと」

 

幕僚1「はい、現在指揮はデューポス少将が取っております」

 

スプルーアンス「周辺警戒を厳重にしろ、もし本隊が先の攻撃を受ければ壊滅するぞ」

 

「「「はい」」」

 

数時間後スプルーアンスの下に被害報告が届いた被害は戦艦サウスダコタ中破、ノースダコタ中破、軽空母プリストン中破、艦長以下艦橋要員全滅重巡洋艦ポートランド小破駆逐艦7隻中破航空機215機喪失と言ったところであった、それに加え前衛艦隊司令官のデヨ中将が重症司令部も潰滅状態になっていた

 

スプルーアンス「どうする、マーシャルに向かうか否か」

 

参謀「引くべきです、艦載機の損耗が激しい次の攻撃が本隊に飛んでくれば潰滅します」

 

ムーア「だが1戦もせずに引くことは」

 

通信士「閣下、潜水艦がマーシャルから出撃する敵艦隊を捉えたと」

 

スプルーアンス「規模は」

 

通信士「巡洋艦7隻空母2隻駆逐艦多数」

 

スプルーアンス「前衛艦隊か、時期に主力も見えるだろうな、やるしかない、やらねば臆病者と誹られる、ハワイよりの補給を受け然る後全艦前進ジャップの主力を叩き潰す」

 

「「「はい」」」

 

スプルーアンス「ハワイのニミッツ提督に通信、航空隊の補給を求むと」

 

通信士「了解」

 

ハワイオアフ島太平洋艦隊司令部

 

ニミッツ「スプルーアンスはなんと言ってきている」

 

幕僚2「敵の未知の攻撃で前衛艦隊司令部が潰滅、航空隊も200機程を喪失するも、マーシャルからジャップ艦隊が出撃した為補給を受けてこの艦隊を撃滅したいと」

 

ニミッツ「補給か、護衛空母に航空機を載せて送れ、足りねば訓練中の空母ワスプⅡとハンコックを使えといいな」

 

幕僚2「はい」

 

スプルーアンス機動艦隊は2月23日に補給を受けると翌24日にマーシャル諸島に向けて進出25日にマーシャル諸島から200海里の地点に到達そこで四季島海軍第2艦隊を発見、当初スプルーアンスはこれを前衛と考えたがその後の報告でその艦隊の後方に戦艦主体の艦隊が2つあることを知り困惑した後で旧来の四季島海軍に当て嵌めこれを夜戦前衛の第2艦隊戦艦隊を第1第4艦隊と推察しその後方に機動艦隊があると想定した。実際スプルーアンスの推察通りの陣形を四季島海軍は組んでいるわけだがスプルーアンスからすれば叩きたい機動艦隊は遥か彼方ということになるスプルーアンスは機動艦隊の位置を400海里と予想この距離は額面以上の距離に思われた、攻撃隊を送り出したとしてまずドーントレスは航続距離が足りずに送り出せないそれにより機体数は減る道中で3個艦隊からの迎撃を受けそれを超えたあとは2個機動艦隊からの迎撃を受けるわけであり到達できる機体は直掩機を除いた400機を出したとしても30機を切ると想定された。

 

スプルーアンス(第2艦隊まで180マイル、第1、第4艦隊まで280マイル、機動艦隊まで推定400マイル、どうするべきか)

 

考えに考えた末に第2艦隊をその後第1艦隊を叩き潰す事にした

 

マーシャル沖第2艦隊旗艦重巡洋艦伊吹艦橋

 

木村「そろそろか、参謀長、直掩隊発艦、マーシャルからの援護機はまだか」

 

参謀長「はい後10分で到着します」

 

時計を見ながら木村が呟く

 

木村「そうか、そろそろ飯かな」

 

参謀長「そうですな、腹も虫が鳴いてきましたよ」

 

その時艦橋に何人かが入ってきた

 

給量員「昼飯です」

 

艦橋要員「待ってました」

 

艦長「おいおい、提督がお先だぞ」

 

艦橋要員「おっと、それは失礼」

 

木村「握り飯と沢庵、それにゆで卵か」

 

給量員「はい、腕によりをかけてご用意しました」

 

木村が握り飯掴み食べると

 

木村「うむ美味い、さあ諸君も食べよう」

 

艦橋要員「ではお1つ、美味い」

 

艦長「塩が効いていいな」

 

 

同時刻第2艦隊後方マーシャル島第26戦闘飛行隊指揮官機

 

大島少佐『各機、付いてきているな、もうすぐ作戦区域だ気張ってけよ』

 

『『『了解』』』

 

大島少佐(全く、各小隊の4番機は雛鳥か以前より腕は上がっているか、生きて帰れよ、それに新兵器の噴進弾か、相手より500上方から一斉射しろ、か、役に立つかは知らんがやるしかねえな)

 

『こちら第2直掩戦隊旗艦空母龍驤管制接近してきている友軍機、現時刻を持って我が管制下に入る』

 

大島少佐『こちら第26戦闘飛行隊了解したこれより貴官の管制下に入る』

 

管制『第26戦闘飛行隊各機燃料の補充のために両艦に着艦されたし』

 

大島少佐『了解、第3、第4中隊から着艦せよ』

 

『『『了解』』』

 

大島少佐「雛鳥ども失敗しないだろうな」

 

伊吹艦橋

 

通信士「潜水艦伊41より緊急電、敵大編隊接近」

 

木村「距離は?」

 

通信士「本艦隊から140海里の距離です」

 

木村「戦闘機隊発艦、第26戦闘飛行隊も補給完了後全機発艦他の艦隊にも伝えろ、それと、艦隊180度反転敵艦隊を引き込むぞ」

 

「「「はい」」」

 

木村(にしても鳳翔か随分と大きくなったな、中津商会の技術力恐るべき)

 

この時空母鳳翔は全長15m延長し戦闘機36機を積めるように改造されていた

 

木村(にしても来るか、スプルーアンス来てみろここが貴様の墓場だ)

 

参謀長「戦闘機隊全機発艦しました」

 

木村「そうか、全機合わせて132機だったな」

 

参謀長「はい第26戦闘飛行隊は敵の上方から新兵器を使うとの事です」

 

木村「そうか」

 

ブーン

 

大島少佐『全機続け』




同一主人公の新作です、暇ならばどうぞ
https://syosetu.org/novel/261836/
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