四季島皇国戦記   作:阿鬼羅

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何でだろ、もう一方の作品より筆が進む


第1話

1934年1月2日6時丁度

 

中津「ふう朝か、今日の昼過ぎからだったな会議は、とはいえこの時期の内閣は交代が近いはずだな、どの程度影響を及ぼせるものかね、それともフィラルド共和国との外交関係と兵器製造、研究を重点にやることにするもんかね」

 

コンコン

 

女中「女中です、起きておられますか」

 

中津「起きておるよ、何事かね」

 

女中「御客人です」

 

中津「このような早くからかね」

 

女中「はい」

 

中津「こちらに招いてくれ」

 

女中「かしこまりました」

 

中津「誰かな、政府閣僚かそれとも軍の重鎮か」

 

コンコン

 

女中「お連れいたしました」

 

?1「失礼するよ」

 

中津「貴方は!斎藤総理大臣」

 

斎藤「知っているか、神の使い殿」

 

中津「それはまあ一応」

 

斎藤「今日の会議の前にある程度やることを聞いておきたくてね、朝早くから失礼させてもらった」

 

中津「いえ構いません」

 

斎藤「聞いていいかね、私の内閣は何時まで持つ、いや今年中私は総理大臣を続けられるかね」

 

中津「無理です、予定では今年の4月に総辞職大臣はその数年後亡くなる事となっております」

 

斎藤「そうか、ではこの話し合いはあまり意味を持たないかもしれんな」

 

中津「顔見せとして考えればよいかと、それに軍関連は今すぐ始めねば間に合わぬかと」

 

斎藤「間に合わぬか」

 

中津「大臣やることを昨夜考えておりましたがそのいくつかは成果を出すのに1年や2年では厳しいものもあります、例えば艦隊の増強、外交関係の行動は時間と労力を使いますそれにインフラ整備は場所も多くやることも膨大です、だからね今始めねばなりません」

 

斎藤「そうか、誰を呼べばいいのかね、今日の会議は儂の総理として最後の国にたいする奉公となるだろう」

 

中津「陸相と海相このお二方は絶対です、後外務大臣と内務大臣この御4方をお願いしたい」

 

斎藤「わかった、午後2時頃に全員を集めようと思う、部屋はどうする」

 

中津「陛下に御頼み申します、この後お会いする予定となっておりますので、もしかすれば御来席も有り得るやも知れません、ですので昼12時前には場所を御伝えできるようにしておきます」

 

斎藤「そうか、わかった、では本格的な話をしよう」

 

中津「はい、まず海軍からまず36年初頭に軍縮を脱退していただきたいのです、その後金剛の代艦として45000トン級の32ノットを出し41㎝砲10門程度を積んだ戦艦を4隻に古鷹型と青葉型の代艦として建造が容易で修理が短期間で済む新型の重巡を4隻それと空母を4隻これは38年中に起工して40年内に竣工させたいと思います」

 

斎藤「大分多いね」

 

スッ

 

斎藤「これは?」

 

中津「私の知る海軍のこれからの増強計画となります、神より頂いておりますので間違いないかと」

 

斎藤「この計画艦だけでは足りないかね」

 

中津「足りません特に足の早い戦艦や重巡の建造は早期に行うべきです」

 

斎藤「資金と資材はどうするのかねいかに計画が優れていても絵に書いた餅は食えんぞ」

 

中津「それについては神より資源を無尽蔵に吐き出す島を頂いておりますので」

 

斎藤「そうか、陸軍はどうするのかね」

 

中津「陸軍については現在は世界的に見て兵器の質では高水準でしょう、ですが砲兵の強化と戦車の研究を急がせるべきです、現行の戦車ではこれからは厳しいと思われます」

 

斎藤「現行のチハ車では今後は厳しいかね」

 

中津「持って3年かと」

 

斎藤「3年か案外短命だね」

 

中津「ええ40年中には戦車の怪物的進化が始まるでしょう、てぎる限り早めに75㎜砲搭載型戦車の研究開発と製造が必要です」

 

斎藤「そうかそれ辺りは陸相との話し合いしだいだろうね」

 

中津「そうなるかと」

 

斎藤「そう言えば内務と外務大臣を呼んでほしいと言っていたが彼らには何を話すのかね」

 

中津「まず国内ですが工場品質の向上と基準化、インフラの強化と建築が必須です」

 

斎藤「足りないかね現状の数では」

 

中津「全く足りないかと」

 

斎藤「そうか、外務大臣には何を」

 

中津「外務大臣には対ソ関連で北欧諸国との関係強化をお願いしようかと」

 

斎藤「北欧諸国との関係か、その辺はできる限りでいいのかね」

 

中津「構いません、ソ連が北欧諸国特にフィラルド共和国に宣戦布告するまでにまだ多少は余裕がありと思われるので」

 

斎藤「国内のインフラ整備は何をするのかね」

 

中津「まず東京から大阪までを繋ぐ高速道路の建設と各地の鉄道の敷設及びドックの建設と大型化でしょう」

 

斎藤「戦時になれば物資の輸送は急務か」

 

中津「そうなります、補給の軽視は敗北に直結します」

 

会談は2時間にわたり行われ斎藤総理大臣が退室したのは8時を回り9時近くになってからであった

 

中津「ふう、大分話し込んでしまったな」

 

コンコン

 

天皇「入るよ」

 

中津「これは陛下、おはようございます」

 

天皇「おはよう中津君、斎藤君と随分と話し込んでたみたいだね」

 

中津「午後からの会議の前にある程度話を聞いておきたかったのでしょう」

 

天皇「そうか、午後の会議には朕も参加することにした、部屋は既に準備してある」

 

中津「そうですか、では斎藤総理にすぐに知らせませんと」

 

天皇「それは朕がやっておこう」

 

中津「ありがとうございます」

 

天皇「構わんよ、これも国のためなのだろう、会議は2時頃でいいかね」

 

中津「大丈夫です」

 

午後2時過ぎ皇居の1室ここには今上天皇を始め神の使い中津総理大臣斎藤実多角海軍大臣荒木陸軍大臣広田内務大臣山本外務大臣高橋大蔵大臣

それに伏見宮博恭王と閑院宮載仁親王

といったメタなことを言うと1部2次大戦前スタートの小説でもほぼ出てこない方が居るがこれが現状の内閣であった

 

中津「では始めましょう、その前に自己紹介をせねばなりませんな、私はこの度主神より遣わされた神の使い中津と申します、神から幾分かの力を頂いております」

 

大角「海軍大臣の大角だよろしく頼む神の使い殿」

 

荒木「陸軍大臣の荒木だ初めまして」

 

広中「内務大臣の広中です今日は面白い話があるそうで」

 

山本「外務大臣の山本だ貴公の力になれるようまあ努力しよう」

 

高橋「大蔵大臣の高橋だこの度は無理をいって参加させてもらった」

 

伏見「軍令部総長の伏見だまさか生きとる間に神の使いに会うとは思わなかったな」

 

閑院「参謀総長の閑院だ初めましてだ神の使い殿」

 

天皇「さて会議といこう」

 

中津「はい、陛下、ではお配りした資料をご覧下さい、これは我が国が40年中までに行わねばならぬことです」

 

【やること】

1.金剛代艦の建造

2.雲龍型の早期建造

3.古鷹型と青葉型の代用重巡の建造

4.新型軽巡の建造

5.防空型駆逐艦の早期建造

6.38年中に75㎜砲搭載型戦車の生産開始

7.単発単葉戦闘機の量産

8.男女それぞれ5000000人のクローン製造

9.既存兵器の生産

10.将来的にソ連と戦う国に対しての軍事支援

11.国内のインフラ整備

 

中津「以上となりますが第8は神から頂いた力の1部となります、これは5年で一人前の兵士を作ることができます」

 

荒木「5年で一人前だと、それならば皇国は無尽蔵に兵士を前線に送れるではないか」

 

大角「確かに海軍の増強も楽になりますな」

 

高橋「財源を考えると無尽蔵はやめてくれ」

 

中津「財源については神から頂いた力の1つ無尽蔵に資源を吐き出す空間から金などの物資を出してそれに当てようと思います」

 

高橋「それならば反対はしません、が軍事以外にもその資金は使われるのでしょうな」

 

中津「無論です、だから広中内務大臣を御呼びしたのです」

 

広中「インフラ整備か、何から始めるかね」

 

中津「東京から大阪を繋ぐ高速道路の建設と車の普及を」

 

広中「なるほど」

 

山本「外務大臣として聞くが外交関係はどことだ」

 

中津「予定では北欧諸国特にフィラルド共和国との外交関係です」

 

山本「なるほど、では急ぎ始めさせよう、だがどういったことから始めるかね」

 

中津「それについてですがこの後私自身の商会を作りフィラルド共和国との取引を行おうかと」

 

山本「商会をかね」

 

中津「はい、私の知識を使い、スノーモービルなどを主に取り扱おうと」

 

荒木「それは軍事転用可能かね」

 

中津「可能です」

 

荒木「陸軍にも幾分か廻してもらいたい」

 

中津「量産の暁には必ずや」

 

高橋「日銀に融資の話を通しておきましょう、まず開業資金がなければなにもできませんからな」

 

中津「ありがとうございます」

 

高橋「構いません、外貨獲得量が増えればこちらとしても得がありますので」

 

荒木「軍事物資も扱うのかね、そうなら弾薬の生産を依頼したい」

 

中津「わかりました、準備してある島に工場を作りその後内地にも工場を作ります」

 

大角「島だと、そんなものがあるのか」

 

中津「霧の島と言われている例の島です」

 

霧の島年がら年中霧が周囲の海域を包み込み15メートル先すら見通せぬ双子島であったここには神より与えられた時間断層工廠と資源空間それにクローンの製造拠点があった

 

広中「あの島かあの島にそのようなものがあるとは、ですが船が通れるのですか」

 

中津「可能です、あの地に造船ドックや飛行場を設置して本土防衛の要といたします」

 

大角「確かにあの位置ならば防衛の要となるだろう、兵はどうするのかね、それに艦艇もだ」

 

中津「兵は先のクローンが既にある程度おりますのでそれを使います、艦艇は幾分か海防艦を回していただければと」

 

大角「わかりもうした、海防艦と水雷艇をいくらか回しましょう」

 

中津「ではこの後個別で詳細を詰めたいと思います」

 

天皇「それがいいだろうね、隣の部屋を使うといい」

 

中津「では海軍から始めたいと思います」

 

伏見「よかろう」

 

大角「ではいきますかな」

 

隣の部屋

 

中津「では海軍ですがまず海防艦の増強をしたいと思います、具体的な隻数ですが300隻を予定したいと思います」

 

伏見「300隻かそれだけいるかね」

 

中津「四季島皇国は四面を海に囲まれております、この海路を守るためには最低でも300隻出来ればその倍は必要かと」

 

大角「倍だと、それだけの人員と予算はどうするのだ」

 

伏見「貴殿の力により物人金は支度できるのだったな」

 

中津「はい可能です、それに軍縮の方ですが脱退をしていただきたいのです、具体的にはこの36年にです」

 

大角「なぜ、36年なのかね」

 

中津「脱退後すぐに拡張するためにはもろもろの支度が必要でして、それが完了するのがこの時期となります」

 

伏見「支度までは批准する振りをすればいいのだね」

 

中津「その通りです、で戦艦と空母の建造ですが、その前にこちらをご覧下さい」

 

伏見「これは建造計画書か」

 

中津「はい、今後行われる予定はこうなっておりますが、これに追加してこちらも行いたいと思います」

 

大角「金剛代艦の建造か」

 

中津「はい、金剛型はそろそろ年ですので代艦の建造が必須かと」

 

伏見「確かにそうだろうな」

 

会談は1時間に及び最終的には金剛代艦級4隻の建造と史実雲龍型8隻の建造と古鷹型と青葉型の代艦と追加分を含め重巡8隻の建造と新型の軽巡12隻の建造それと防空型駆逐艦の建造が決定されドックの建設と大型化を36年2月までに行うこととした

 

中津「陸軍の方どうぞ」

 

荒木「失礼するぞ」

 

閑院「失礼する」

 

中津「では始めましょう、陸軍についてですが戦車と砲兵の増強を主として強化していきたいと思います、まず野砲ですがすべて90式に統一してそれ以外の野砲はすべて退役か他国に売却する方針にします」

 

荒木「確かに38式はもうだめであろうな、だがアレは重量が重く運ぶのが大変であろう」

 

中津「それに関しては質のいい馬を用意します、クローンは馬でも可能ですので」

 

閑院「馬もできるのかね」

 

中津「はい可能です、他にも牽引車の増産も行います」

 

荒木「それならば砲兵の増強は可能であるな、戦車はどうするのだ」

 

中津「戦車については現行のチハ車で3年は問題ないでしょう」

 

荒木「3年かそれ以上は無理か」

 

中津「無理です、まず40年中には75㎜砲を搭載した戦車が基本となるでしょう、出来ればそれ以前遅くとも38年初頭に生産を始めたいと思います」

 

荒木「砲はどうするのだ、研究するにしても1からでは間に合わんぞ」

 

中津「88式野戦高射砲を流用しようかと」

 

荒木「なるほど、高射砲を流用か、すぐにしたくさせよう」

 

会談は海軍同様1時間に及び最終的には38年初頭に75㎜砲搭載戦車を43年中には90㎜砲搭載戦車を配備開始、砲兵の増強と牽引車の増産と短機関銃の開発と配備が決定された

また内政については東京から大阪までを繋ぐ高速道路また7万トン級の戦艦の建造が可能なドックを横須賀呉佐世保舞鶴大湊大神の6ヶ所と中津の保有する島に合計10基建築する事が決まった、またこれと別に国内の各種インフラ整備は40年までできる限り行い他に外地に貨物輸送用の軽便鉄道の敷設を決定した。

外交関係については北欧諸国との関係強化、アルゼチア(史実アルゼンチン)等の南米諸国との関係強化を決定していた。時に1934年1月歴史の歯車は回り始め新たなる歴史を紡ぐ




このペースだと大戦突入はいつになるのかな
出来るだけはしょれるとこははしょれたらなと思います
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