四季島皇国戦記   作:阿鬼羅

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なぜかね、こっちの方が筆が進む


第3話

1934年8月1日皇都東京中津商会本社ビル第1会議室

 

中津「では定例会の第2部を始めよう、誰か報告は?」

 

大山「はい、では私から」

 

小松「大山自動車研究局長どうぞ」

 

大山「標準型自動車ですが来年にはラインに載せれるかと」

 

幹部「おおついにか」

 

中津「ついにですね、他の報告は?」

 

?1「それじゃ俺から」

 

小松「木下艦船本部長どうぞ」

 

木下「第1第2造船所からの報告で1万トン級輸送船計4隻が10月中旬に完成するとの事です」

 

中津「そうですか、想定より速いですね、予定では来年初頭だと聞いていましたが」

 

木下「造船所員の働きがよかったようです、4隻中2隻は海軍に回すのでよろしかったのですね」

 

中津「はい問題ありません、他の報告は?」

 

?2「では私からも」

 

小松「島山銃器研究局長どうぞ」

 

島山「試作中の拳銃ですが試射試験が終了しました」

 

幹部「ついにですか、長かったですな」

 

中津「これで銃器商売ができますね」

 

試作拳銃見た目中身すべてがグロック17、南部拳銃より安く高性能で100年は現役で使える拳銃を作ろうとした結果開発された拳銃

口径

9mm

銃身長

114mm

ライフリング

右回り6条ポリゴナル

使用弾薬

9x19mmパラベラム弾

装弾数

10・17・19・33発

作動方式

セーフアクション(ダブルアクション)

ティルトバレル式ショートリコイル

全長

186mm

重量

703g

銃口初速

379m/s

有効射程

50m

メタイ話、完全にグロック17

21世紀で通用する拳銃をこの時代に作成生産した結果34年9月に陸軍に正式採用されたそのため製造数も多く34年度だけで100000丁が陸軍に海軍には34年11月に仮採用翌年1月に正式採用され34年度に15000丁が配備調達された、配備後に南部よりいかなる点においても優れていたことから戦前戦中戦後を通じて日本の拳銃と言えばこれと言われる1品

またこの結果同様の弾薬を使う短機関銃の開発要請が中津商会にされたのはまた別の話

 

中津「他は無いようですね、では定例会を終わります、今月も粉骨砕身の働きを期待します」

 

全員「はい」

 

同日夜中津邸

 

中津「ある程度歴史に変更を加えたな三菱からは新型機にうちのエンジンを使いたいと言ってきている、まあ機銃がうちの商品足る34式13.2㎜機銃だからだろうな、とはいえ新型の雨風11型970馬力か、これは零式21型より速度では優やも知れんな、だとすると予定している零式には1500馬力程度のエンジンが必要だろうそれを積めればヘルキャト相手でもある程度どうにかなるだろうな、だがベアキャト相手ではやはり2000馬力越えか、ままならんものだな、いっそターボプロップにでもしてみるか、いや早期講話が目的なのにそこまで考えてもいかんかな、うん、これは」

 

ピカーン

 

同時刻神界主神の間

 

ピカーン

 

中津「ここは、この雰囲気もしや」

 

主神「そのもしやだよ中津君」

 

中津「これは主神殿お久し振りです」

 

主神「久しぶりだね、活躍見てるよ、他の神にも好評でね、新しい特典を上げようと呼んだんだ、武神こっちだ」

 

武神「君が中津君か、いつも楽しく見てるよ、儂は武を司る神、人呼んで武神じゃ」

 

中津「初めまして武神殿」

 

武神「さて儂から与える特典じゃが、ズバリ武の才じゃ」

 

中津「才ですか」

 

武神「そうじゃ武の才じゃ、さあ飲めこれを飲めば御主も達人クラスの武人となれたぞ、ではまた会おう、さらばじゃ」

 

中津「なんというか、激しい神ですね」

 

主神「彼は神の中でもぶっ飛んでる方だからね、さて武の才と言ったが、射撃に投擲も入っているからね、さて時間だまた会おう」

 

中津「はいではまた」

 

ピカーン

 

中津邸

 

中津「戻ったか、さて明日は戦車学校の視察ださっさと寝るか」

 

翌日昼過ぎ陸軍戦車学校

 

キュルキュルキュル、ドン、ドカーン

 

士官「あれが現在訓練中の隊であります、中津社長」

 

中津「あれがですか、以前見たときよりはるかに動きが良くなって連携もいいですね、それによく弾が当たっているみたいですね」

 

士官「はい、中津社長のお陰です高価なチハ車とその修理部品を大量に寄付していただいたお陰で今までエンジンを動かさず行っていた訓練や砲を撃たずにまた撃っても一発だけとして行っていた訓練もすべて動かして、大量に撃つことがそれに今までより多く長く訓練ができておりますので」

 

中津「そうですか、そう言ってもらえると私も寄付した甲斐があったというものです」

 

中津の寄付、34年5月辺りから行われている中津の愛国運動の1つと言われているが、その真実は林陸相との会談後に飲みの席でで実弾訓練が出来んとぼやいていた林の言葉を聞き霧の島の工廠で作られてる軍需物資特に弾薬や燃料、大きいものでは航空機や戦車といったものを無償で送っている物であった、当然陸海軍内では知られており中津に対しての便宜を図ることとなっていた。

また中津は現場で使いやすく壊れにくい機材や道具の開発こそが必須であるとし実際に陸海軍の将兵に使い心地を聞きに回り問題点をすぐさま修正することから前線の将兵に人気であった

 

中津「うん?アレは何ですか」

 

士官「あれですか、アレは野戦整備の練習機材です、お恥ずかしながらチハ車やハ号でなくそれ以前のルノーや装甲車を使っているのです」

 

それは幾人かの学生たちが既に前線を退いた兵器を相手にエンジンや履帯、砲塔をいじっている姿であった

 

中津「ここであれを学んでもいざ実践といったときに役に立ちそうにありませんね」

 

士官「そうですね履帯周りならどうにかなるかもしれませんが砲塔は全く違いますからね、訓練生や1部教官から苦情が出ています、我々としても何とかしてやりたいのですが、いかんせんその資金がないので」

 

中津「わかりましたこの中津、更なる支援を御約束しましょう、今後必須足る野戦整備訓練にチハ車やハ号が使えるように、それともう少し機材を増やせるよう話と物を通しておきましょう」

 

士官「ありがとうございます、学生達に良い話をしてやれます」

 

中津「では本日はこれで失礼します」

 

士官「いえいえこちらこそ、ありがとうございます」

 

帰宅後中津は愛国号としてチハ車8台ハ号8台を戦車学校に寄付、また、林陸相に面会して1個連隊分の戦車48台の寄付をすることを話すと同時に野戦整備の重要性を語り最後に自社の新型拳銃の売り込みを行っていた、この面会の後林陸相は戦車第6連隊の創設と戦車学校等の教育現場に1級戦の兵器を送り野戦整備の練習が出来るように手配した、それと同時に中津の新型拳銃の試験を行わせるのであった

また中津は海軍も同じであると考え訓練用の魚雷160本と砲弾2400発を寄付、図上演習だけでなく艦艇や人員を動かした演習が出来るように手配していた、これにより兵の練度上昇と中級下級将校内に中津のシンパが徐々に増えていくこととなった。

そして8月27日中津の姿は三菱の設計所にあった

 

中津「ここが試作中の機がある場所ですか」

 

社員「そうです、堀越を呼びますのでお待ちいただけますか」

 

中津「構いません」

 

社員「堀越さん貴方が会いたがってた人が来てますの」

 

堀越「まさか、中津商会の中津社長ですか」

 

社員「そうです、ほら急いで」

 

堀越「わかった今いく」

 

タッタッタッタ

 

堀越「御待たせしました、初めまして堀越と申します」

 

中津「初めまして中津です、なにやら次期戦闘機の事で話がしたいと聞きました」

 

堀越「はい、御社では単葉機を製造してるのを聞き、その技師をお借りしたいと思いまして」

 

中津「なるほど、その技師は設計の方ですかそれとも製造の方ですか、それとも両方ですか?」

 

堀越「両方です!」 ドン

 

上司「おい、それは要求しすぎだろ、せめて片方にしないか」

 

中津「構いませんよ、それだけ次期戦闘機の事を考えてるのですから」

 

上司「はぁ」

 

中津「いいでしょう、設計、製造双方2人ずつお貸ししましょう、その代わり」

 

上司「その代わり?」

 

中津「海軍に採用されたらそれを陸軍にも売り込みたいのですよ、それと」

 

上司「それと?」

 

中津「発動機はうちの商品を使ってほしいのです」

 

堀越「発動機、もしや海風ですか!」

 

中津「いえアレは戦闘機には大きすぎますよ新型の雨風970馬力です」

 

堀越「ほんとですか、是非に」

 

上司「おいおい、次期戦闘機にはうちのを使おうといってたじゃないか」

 

堀越「上司970馬力ですよ今うちで作ってる発動機よりも性能がいいんですよ、それに中津さんのところの発動機は故障も少なく整備しやすいんですよ」

 

上司「それはそうだがぁ」

 

中津「雨風発動機1機こちらにお持ちしましょうか」

 

堀越「是非、是非お願いします」

 

中津「その代わり、次期戦闘機には防弾板をしっかり着けてくださいね、それが条件です」

 

堀越「はい」

 

上司「全くこいつは、ですがよろしいのですか、その発動機は御社の新型では」

 

中津「構いませんよ、次期戦闘機では通用してもそのつぎでは通用しないと思ってますから」

 

この言葉が決めてであったその後の話し合いにより次期戦闘機に三菱機が正式採用されたら生産は中津商会でも行うことで合意した。この後試作機が完成するとすぐさま海軍の審査を受け1936年6月96式として正式採用史実より5ヶ月速い採用となった

詳元

96式艦上戦闘機

全長

7.61m

全高

3.97m

全幅

11.6m

自重

1090kg

最大重量

1730kg

最高速度

477km/h(高度4020m)

上昇限度

9,900m

航続距離

1200km

プロペラ

金属製固定ピッチ3翅

発動機

中津「雨風」970馬力×1基

乗員数

1名

武装

13.2㎜機銃×2

 

この機体にはガンポット装備が可能なように設計されており対地攻撃機として13.2㎜機銃2挺吊り下げられた機も存在していた

また翌年37年に陸軍でも採用された

海軍仕様生産数1754機

陸軍仕様生産数2741機であった

また機銃の13.2㎜は陸海軍の航空隊から非常に素晴らしい評価を受け今後の戦闘機の主力装備となっていった




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