今回は『会話』
ある戦艦の中での会話
「なぁ…陸奥」
「なんじゃ?」
「あいつは元気でやっとるかのう………あのお人好しは誰かに騙されておらんかのう」
「まあ、あ奴は付け込まれやすい人なのは事実じゃが…あいつもさすがに学んでおるだろう。儂らと出会ったのもあいつのお人好しが原因じゃしな」
「それもそうだったのう。でも、あいつはいくら言ってもお人好しだからのう。心配になるのも仕方ないじゃろう。それにお前もそんな事を言っとるが……最近は魂が抜けたようにボーっとしちゅー日が多いと他の者も心配しちょったぞ」
「それはあ奴とは関係ない」
「そうかのう、お主がボーっとしちゅーなんてそれ以外理由が思いつかんのじゃがな。カミソリ副官とも呼ばれちゅーわれをそこまでにするとはあいつも罪な奴ぜよ」
「変な言い方をするな!でも、それを言ったらお前さんも最近は元気がないと隊士たちが言っておったぞ。お前さんにしては珍しいとな」
「アッハッハッハッハ!さすがに儂らの事をよう見とるな。まあ、確かに落ち込んじゅーのは事実じゃ。儂らは信頼を寄せ過ぎたけんど故にこうなってしもうたのかもしれんな」
「信頼………か。二年とは長いように聞こえて短かったように今になって思えば感じるのう」
「でも、まさか儂らが一人の男にここまでかき乱されるとはな……驚きじゃ」
「それもそうかもしれんな。あの男と出会うた時はこがな事になるなんて夢にも思いもしなかったぜよ」
「少し大きくなり過ぎたかもしれんな。経った二年やったがあいつは儂らの心に根付いちょる。こがな事初めてや。なぁ、陸奥」
「そうじゃな、あ奴がおるのが当たり前のようなものやったからな。急に居んなってしまうと何か自分を形成する一つが抜け落ちた気持ちになってしまう」
「こがなところをあいつに見られたら心配されてしまうかもしれんな。『どうしたんですか?船長』『大丈夫ですか?陸奥さん』とな」
「そうじゃな。あんなお人好しに見られたら言われてしまうかもしれんな」
「心配されんためにも儂らは今までの儂らとして戦い抜かんといかん。あいつが帰ってきたときに何も変わっちょらん儂らで迎えちゃらんといけんきな」
「バカが珍しく良い事を言ったな。それもそうだな、あ奴は儂らに心配されるような人間じゃないだろう。ああ、見えて案外しつかりしちゅーところもあったりするしな」
「そうか?儂としてはあいつのしっかりしちゅーところを見たことがあまりないがのう」
「ああ、見えてうちの参謀を任せちょったのを忘れたか。うちの参謀をそう簡単に務まるような簡単な仕事じゃないぜよ」
「忘れるわけがない。あいつほど参謀に適しちゅー奴がおらんよ思うたきこそうちの参謀にしたわけやしな。それにそうでもなかったらスカウトなんかしとらんしな」
「そう言えば、あいつが儂らの船に乗ることになったのもわれがスカウトしたきやったな」
「そうや、儂があいつの才能を見込んでスカウトした。それにあいつをあそこに置いちょいたとしてもあいつの才能は活かされん思うたきな」
「それは建前やないのか?お主はあ奴を近くに置いちょきたかったんやないか。あ奴は特殊じゃきな」
「確かにあいつは特殊なのは事実じゃ。それは儂らが一番知っちゅーしな。それにああいう、笑顔が似合うような奴はやっぱり隣におって心地がええものじゃからな」
「本当にそれだけか?お主があんなに人に執着しているのは少し気味が悪かったぞ」
「アッハッハッハッハ!本当にそれだけぜよ。やましいことはないぜよ」
「まあ、今回はわれの事を信じちゃるとするか。次に儂らがあ奴に会うのはいつなのやろうな。会えるがやろうか……儂らは宇宙であ奴は地球や。言葉で表すと近そうに見えるがその距離は遠い」
「快援隊と有栖川双葉は切っても切れんぐらいの縁がある。なら儂らはその日を待つまでじゃ………儂はいつかはまた会える日が来ると信じちゅー。儂らは快援隊や。それにあいつは儂らの仲間である、快援隊参謀 有栖川双葉や。」
「そうやな。その日まで儂らも元気におらんといかんぜよ」
あいつと出会えたことは神に感謝せんといけんな。また、近いうちに会えるろう。儂らのような奴らとあの最強のお人好しが関わらん事の方が難しいろう
この中で一番出番を多くして欲しいのは誰ですか?
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銀時
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神楽
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陸奥
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坂本辰馬
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柳生九兵衛
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高杉晋助
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神威
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徳川そよ