作「はい・・・」
ベ「リメイク版を作るとは聞いていたが、どうしてこんなにも遅くなったの?」
作「それは・・・勉強が忙しかったからです」
ベ「そうか・・・勉強が忙しければ、そりゃあ、仕方ないよな・・・」
作「違う、違うんだベル!投稿が遅くなったのも、全部俺が文を書くのが下手なせいだ!」
ベ「作者、良いんだ・・・」
作「え・・・?」
ベ「僕は進み続ける・・・この作者を血祭りに上げるまでは!」
作「アーウ」
はい、皆様お待たせしました!リメイク版は33話からなのでまだ読んでいないよって人はChaptear33から、どうぞ!
「ヌゥ・・・・・・・ッ!」
「ハァ・・・・・・・ッ!」
ディミオスはオッタルと剣を交えていた。互いの剣が火花をまき散らし、建物は崩壊する。
「なかなかやるな・・・」
そう言ってディミオスは翼を広げ、大空を舞う。
「だが、コレならどうだ!」
そのまま、ディミオスは降下してオッタルに向かって地面へと激突する。
「甘い!!」
だが、オッタルも負けていない。そのままオッタルは避け、ディミオスに、大剣を振りかぶる。
「ヌゥ・・・・・・・ッ!」
無論、ディミオスはそのまま剣で受け止めるが、力はオッタルが一枚上手だった。
「ヌウウッゥウウウウウウウウウ!」
ディミオスはそのまま、押され続け後ずさりをする。地面がめり込むほど力はオッタルが上であることをあらわにしている。
「ヌオオオオオオオオオオ!」
「・・・・・・・ッ!」
だが、その前に翼で風圧を起こしオッタルの力を一瞬だけ弱らせ間合いから離れる。
「どうやら、力は俺の方が上であるみたいだな、大口を叩いていたほどではなかったか」
オッタルはディミオスを煽る(無自覚)ような口調でディミオスを見つめる。
「・・・・・・・ッ!」
ディミオスはそのまま上空へと飛びオッタルの回りを飛んで間合いに詰める。
「スピードも、どうやら俺の方が上であるみたいだな」
だが、オッタルはそれを見切りディミオスの剣を受け止めそのままもう一本の大剣でディミオスを切りつける。
「ヌゥ・・・・・・・ッ!」
いちおう、スピードはオッタルには劣るものの、ディミオスは後ろに下がり上空でオッタルとの距離を離す。
「避けたか・・・だが、貴様は剣姫よりは、上だ。褒めてやろう・・・だが、俺の敵ではない」
そう言って、オッタルは再び大剣を構え突如獣化する。
彼のスキル『戦猪招来』・・・獣化して全アビリティをあげるスキルである。その荒々しい見た目と共に、煉獄騎士らはざわめく。
「ハァ・・・・・・・ッ!」
「・・・・・・・ッ!」
スピードが上がり、瞬間ディミオスの後ろに大剣を向ける。ディミオスは受け止めるも、その強さは先ほどとは段違いだった。
「・・・・・・・ッ!」
「ハァ・・・・・・・ッ!」
ディミオスは再びオッタルの周りを低空飛行する。シャクティ達では、目に追えぬスピードであった・・・
「遅い!!」
だが、オッタルハそれを見抜きディミオスの身体に傷をつけた。
「ヌォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」
ディミオスは悲鳴を上げるも、距離を離れ、傷を負いながらもオッタルを睨む。
「終わりだ・・・」
そう言って、再び大剣を構える。ディミオスは起き上がると手に魔力を集中し始めた。
「なんだ・・・?貴様の魔力など見た感じ俺より下だぞ?」
そう言って、オッタルはそのままディミオスを大剣で突き刺そうと走り出す。
その時だった・・・
「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッ!」
「・・・・・・・ッ!」
ボソボソと何かをつぶやいていた瞬間、ディミオスの身体から魔力が上がりだした。突然の事にオッタルは後に下がる。
「なんだ?!」
シャクティ達も突然の事に驚きを隠せないでいた。ディミオスから炎が現れ、そしてオッタルを見つめる。
「さぁ・・・第二ラウンドを始めようか」
「・・・・・・・ッ!いない!!」
そう言った途端、ディミオスの姿が消えた。オッタルは、ディミオスを探す。
「何処に行った・・・・・・・ッ!」
「オッタル!!」
「・・・・・・・ッ!」
シャクティの声がする方向を見ているとディミオスの姿がそこにあった。
「ヌゥ・・・・・・・ッ!」
(重い・・・・・・・ッ!さっきとはまるで違う)
「どうした、そんなものか?」
そう言って、ディミオスは攻撃の手を緩めない。
「なにをした!?」
オッタルは、一旦距離を離れディミオスを睨み付ける。ディミオスは口角を上げる。
「ディミオス様、アレを使ったんですね!じゃあ、次は・・・」
そう言って、煉獄騎士団の一員で槍を持つ『シルバースタッフ・ドラゴン』が姿を現す。
「良いだろう、シルバースタッフ・ドラゴンよ!勝利のために命を捧げよ!」
そう言って再び手に魔力を貯める。そして・・・
「『カロナス・カサルテリオ』!」
「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」
その瞬間、シルバースタッフ・ドラゴンから炎が現れる。シルバースタッフ・ドラゴンは段々と灰と化していた。
「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッ!」
「また・・・・・・・ッ!」
その時ディミオスのからだが光り出す。オーラと共に雄叫びを上げながら、オッタル達を見つめる。
「まさか・・・」
「その通りだ・・・コレは『煉獄魔法』・・・かつて、我が故郷『ドラゴンワールド』で禁じられた、禁忌の魔法・・・仲間を犠牲にすることで、自身を強化する魔法だ・・・貴様らで言う、『強化種』というものだろう・・・」
「そんな魔法が・・・・・・・ッ!」
「だが、我が魔法は強さや弱さとは関係なく、倍以上の力を手に入れられる」
「・・・・・・・ッ!」
それを聞いた途端、オッタル達の顔は青くなる。つまりディミオスはさっきの強さの4倍と言うことだから今まで格段に強いと言うことに違いがなかった。
「ヌゥン・・・・・・・ッ!」
「・・・・・・・ッ!」
さっきよりもスピードが速く、攻撃も重くなっていた。オッタルは、大剣で受け止めるもさっきとは違う、強者の威圧感がオッタルを襲う。
「ヌゥオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」
だが、オッタルは負けじと押し返す。獣の姿にシャクティ達は震え上がった。獣の雄叫びがオラリオを包み込む。
「ヌゥゥゥゥゥ!」
「ちょ・・・アレ押されていないか?!」
だが、押されているだけであった。ガネーシャ・ファミリアの団員が気付くころには獣化も徐々に解けてきている。
「やはり・・・そうだったか」
そう言って、ディミオスは哀れむ目で見つめる。
「貴様のそのスキルは体力と精神力を大幅に減らす・・・さっきの超大型巨人で体力も奪われたというのに・・・」
「黙れ・・・・・・・ッ!」
そう言ってオッタルは、ふらふらと立ちながらもディミオスを見つめていた。ディミオスは、再びオッタルを見つめた後再び手に魔力を集める。
「ディミオス様、今度は我をお使いください!」
そう言って、クロスボウを持つ竜『クロスボウ・ドラゴン』が前に出る。
「うむ、その意思をしかと受け止めた。その命、我に捧げよ!『カロナス・カサルテリオ』!」
「ヒャハハッハハハハハハハハ!!キタキタキタァ!!」
不気味な笑みと共にクロスボウ・ドラゴンは灰となってゆく。
「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッ!」
ディミオスの身体から再び魔力があふれ出る。ディミオスは再びオッタルを睨んだ。
「・・・行くぞ!!」
ディミオスはオッタルの周りを低空飛行し始めた。先ほどよりもスピードは上でもはやオッタルでも目に追いつけるのがやっとだった。
「クソ・・・ッ!何処だぁあああああ!
圧倒的な差を見せつけられ、オッタルは普段の冷静さを見失っていた。
「そこかぁ!!」
オッタルは一本の大剣を投げる。だが、それも当たるはずもなく・・・
「終わりだ・・・『猛者』、オラリオ最強の戦士よ!」
「何・・・・・・・ッ!」
その瞬間、オッタルの後ろに現れる。オッタルは受け止めようにも、大剣は弾かれる。
「・・・・・・・ッ!」
「さらばだ・・・」
オッタルは諦めようともせず、再び剣を取ろうとするももう距離もありとてもいけぬ状況であった・・・そして、ディミオスのスピードはオッタルには追いつけないものとなっていた
もう、オッタルはディモミオスに勝てることは出来なかった
「『ディミオス・エグデルスィ』!」
瞬間、オッタルの身体は二つに引き裂かれた・・・
「アア・・・アアアア」
一方リューは身体をガクガクさせながら、白髪の少年ベル・クラネルを見つめる。ベルの目は殺気が凄まじくリヴェリアも手を震わせるほどであった。
「フフフ・・・でもまだ一人か・・・まあいいや、ここで殺してやる!その後、あの女達もいずれ・・・」
少年の瞳は一言で言うなら悪魔であった。それほどの殺気がリヴェリア達を襲い恐怖心を煽る。
(でも・・・彼がそうなら・・・でも、よりによってあの人が・・・)
リューは同時に戸惑いを感じた。リューの状態を見て、リヴェリアは何かをつかんでいたようであった。
「貴様・・・もしかして『
「「・・・・・・・ッ!」」
リヴェリアの言葉にリューはビクンと震える。その予想がリヴェリアにも分かってしまった。
「そんな、アリーゼさんは誰よりも優しく正義を貫いた人ですよ!こんなことするはずがありません!!なんてたって・・・」
「『
そうして、リューは止めるも遅かった。それは、彼にとって最も重い事実であり彼の逆鱗に触れるような言葉だったからだ・・・
「あの正義を司る、アストレア・ファミリアの団長ですよ!」
その瞬間、空気が凍った。辺りは殺気までとは比べものにならぬほどの殺気が辺りを漂わせた。
「お前・・・今・・・なんて言った?」
目を移すと、そこには今までにない怒りを放っており魔王と恐れられても良いほどのオーラを放ったベルであった・・・・
はい、次回・・・とうとうあの瞬間を・・・次回もお楽しみに!