閃光と暗黒の龍絶剣総督の息子は父親譲りの厨二病 凍結中   作:戦魔王ゼロ

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本日は私の誕生日兼ハーメルンで投稿を始めて5周年の記念日であるため、久しぶりに投稿します。

仕事等で忙しく投稿も不定期ではありますが、私の厨二病が治まるまでは続けたいと思いますので、どうか暖かい目で見守っていただけたら幸いです。


混沌をもたらす者と邪神の転生者

「いきなり、私を呼び出して何のつもりだ?リゼヴィムよ・・・」

 

ある夏の夜・・・自身の持つ秘匿回線に、ある男からの連絡を受けたサタナエルは、その男が指定した場所・・・某国の廃教会に来ていた。

 

そこで待っていたのは・・・

 

「ヒヒヒ、久しぶりだというのに冷たいね・・・サタナエル」

 

そう言って、サタナエルの肩を愉快そうに叩くの長い銀髪の男

 

その名は、リゼヴィム・リヴァン・ルシファー。

 

聖書では魔王となったルシファーと、その妻であるリリスとの間に生まれた悪魔【リリン】の名で語られており、サーゼクスとアジュカと同じく【超越者】と呼ばれる特異的な力を持った悪魔である。

 

ヴァーリの祖父であるが、自身の息子・・・つまりヴァーリの父に命じ、虐待をさせていたことから、ヴァーリからは自身の手で殺したいほど、激しく憎悪されている。

 

「君の孫であるヴァーリは、完全にアザゼルの息子となったが、良いのかね?」

 

「構わんよ・・・いつかはバカ息子みたいに殺そうと思ってたし・・・それに君の弟子であり、アザゼルおじちゃんの息子である彼といるなら、そっちの方が愉快に絶望してくれそうだし・・・それに、嗚呼、両親を目の前で殺してやった時の赤龍帝みたいに・・・絶望して狂ってくれたら、楽しいそうだ」

 

「赤龍帝?まさか、もう見つけて、手を掛けていたのかね?」

 

「まぁね・・・前世の記憶として覚えていたし・・・今ある力を試してみたかったしね・・・ただ、邪魔が入ったけどね・・・君の弟子とオーマジオウ・・・ムカつくよね」

 

そう言って、愉快な笑みから急に、不機嫌そうに眉を顰めるリゼヴィム

 

そう、この男こそ・・・神滅具【赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)】の宿した少年、兵藤一誠の両親を殺した張本人であり・・・

 

「流石に、我が弟子を含めた転生者だらけでの世界では、そう上手くは行かぬか・・・お前の前世の仇敵だったのであろう」

 

「うん。だから、前世みたいに慢心せずに殺しに行ったよ。力を覚醒させるのはやっかいだし、上手く行けば新しく素材を奪えたしね・・・ジェンドルのお土産として、赤龍帝欲しかったのにね・・・」

 

「ジェンドル・・・お前が新たに味方につけた転生者か?」

 

「うん・・・君を呼び出したのは、彼を紹介したかったらさ・・・それに、君の弟子の一人であり、魔獣を創ることができる神滅具を彼から受け取った彼女なら、仲良くやれそうだと思ったしね」

 

「フランチェスカか・・・確かにレイが複製した魔獣創造(アナイアナレーション・メーカー)を宿し、なおかつオリジナル以上の領域に至った彼女なら、そのジェンドルとやら、話が合うかもな・・・異世界の英雄や魔物を融合した魔獣・・・【超融界獣(ディスペクター)】・・・そして、それを応用し創り上げた人工神器の技術・・・それに貴様が転生した時に邪神から受け取った権能・・・楽しくなりそうだ」

 

「いい笑みだね、サタナエル君。そうだ、あと、これを渡しておこう・・・既に僕ちんの計画は彼らも阻むことができないところまでにある」

 

そう言って、リゼヴィムは、サタナエルに自身が持つ機密情報が入ったUSBメモリを渡す。

 

 

「大方、私達が呼び出す無限の龍神を【超融界獣(ディスペクター)】にしようと魂胆なんだろうが、何とかけ合わせるつもりだ?」

 

「察しが良いね・・・既に候補はいくつか挙がっているが・・・僕ちんの推しは・・・Fの世界から伝わる人類悪もしくはスーパーロボット時空にある巨神かな?まぁ、どちらにしろ・・・楽しくなりそうだ」

 

そう言って、リゼヴィムは再び、愉悦の笑みを浮かべるのだった。

 

 

一方、その頃・・・

 

日本国、首相官邸

 

「やはり、これはデュエル・マスターズに登場する合体獣ディスペクター・・・その技術を組み込まれた魔獣のようです」

 

「それだけじゃない・・・型月世界のハイ・サーヴァントやスーパーロボット大戦時空のマシンセル、仮面ライダーの怪人、星辰光・・・考えられないぐらい異世界の技術が詰め込まれている」

 

「持ち込んだのは、俺達と同じ転生者か・・・レイ、お前が危惧した通りの結果になったな・・・対抗策は考えているのか?」

 

親友の一人であり、日本最高戦力の一人である姫島頼人の問いに対して・・・

 

「嗚呼。ディスペクターにはレクスターズ・・・英雄たちの力を纏う者で対抗する」

 

そう言って、タロットのようなカードを差し出す。

 

「この札の名は【英雄達の切札(レクスターズ・クロスカード)】・・・型月世界のクラスカードを参考に作った礼装で、これを自身または神器に使うことで、異界の英雄達の力を鎧や装備、能力として付与できる。だが、これは、英雄の力を、無理矢理混ぜ合わせて引き出すディスペクターと違い、自身と借り受ける英雄たち両者の合意が取れてないと必ず失敗する」

 

【つまり、英雄たちに認められないと使えないものか・・・まるで、若き日の私と同じだな・・・だが、敬意もなく力を誇示するディスペクターより、遥かにマシだ・・・レイよ。その力を引き出せる者は、ここにはいるか?】

 

首相(ボス)を含めた、ここにいる連中は勿論のこと、頼人、士郎、のび太、キンジ、セイジ、ちーちゃんや束、キリカや正臣、まぁ、開発した俺も行けるでしょ・・・ただ・・・」

 

【どうかしたのか?】

 

「この力は、若い者たちとのシンクロ率が高いです。理論上ではありますが、イッセー、一夏、レオナルドやヴァーリ、鳶雄達は、シンクロ率は、かなり高くなると出ています」

 

【まだ、若き子を巻き込む訳にはいかぬ。だが・・・彼らは既に、特にイッセーとヴァーリは・・・】

 

「ディスペクターの力を使うリゼヴィムに復讐心を抱いています。止めることは難しいでしょう」

 

そう言って、零夜は悲しそうな表情で自身の上司を見つめるのであった。

 

 

この世界は、既に我々の知るDの世界にあらず

 

Eの世界の邪神によって、全ては歪み狂い・・・そして

 

その先は聖書の神すらも見通せなかった未来

 

そこにあるのは破滅か、または栄光か

 

 

それを知るのは、この時点で誰も居なかった。

 




次の章へと繫がる新たな世界観を、今回は書きました。

リゼヴィム・・・この世界のリゼヴィムは、前世で一誠に倒されたリゼヴィム本人であり、Eの邪神によって、この世界のリゼヴィムに転生し、暗躍しています。

ディスペクターとレクスターズ、デュエマが大好きな為に、異世界の技術や魔物、そして、この世界の生物すらも干渉できる体で、入れてみました。

我ながら深夜のテンショシって怖いなと書き終えて思いました。

次の更新はいつになるか不明ですが、まぁ、そう長くなることはないと思いますので、お楽しみに!
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