武器と能力の王様   作:排他的

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転生

ここはとある少年が住んでいるフツーの家。少年は学校から帰って仮面ライダーや色々なアニメを見ていた。

 

「やっぱり仮面ライダーは歳を取って高校生になっても面白いよな〜それに仮面ライダー以外にもアニメも面白いのばっかり!ほんと日本に産まれて良かったよ!」

 

アニメ大好き特撮大好きな少年はGEOでビデオを大量に借りてきて学校帰ってからもう8時間以上自分の好きなアニメ、特撮を見ていた。

 

「今夜もオールナイトフィーバーだ!寝る?なんだそれは!寝るよりビデオだ!さ〜早く次のお話見よ!」

 

ビデオプレーヤーからDVDを取り出してDVDを新しくビデオプレーヤーに装填してロード時間を待つ。

 

「次は成り上がり系のアニメ!ありふれ!ありふれ!ありふれた職業で世界最強!小説は全部読んだから今度はアニメだ!ロード早く早く〜!」

 

ピロン!

 

「なんだ?スマホにメール……メールなんていつも広告メールしか来ないんだけどな〜……友達からなんてLINEからしか来ないしな〜」

 

ロードが終わってDVDを回して見始めながらメールを確認する。

 

「なになに……貴方は選ばれし方です?チートな特典を持って転生しませんか?今なら2つ転生特典を持って美少女ハーレムを作ってリア充生活が送れますよ……?……スパムメールか、じゃあ消しとこ消しとこ……」

 

メールを消そうとする前に画面をスクロールすると、そのメールの最後に貼ってあったURLをタップしてしまった。

 

「……これワンクリック詐欺とかになるのか?はァ……対処がめんどくさそd……ぎゃあああ!吸い込まれる!へ?なんで部屋に穴が空くんだよ!なんでだよ!クソッタレ!ぎゃあああ!」

 

URLをタップしてから少し経ってから床にワームホールのような穴が空いてそのまま少年は落下してしまった。……GEOで借りた大量なDVDとビデオプレーヤーにロードさせてテレビに映っているありふれた職業で世界最強のアニメを置いて。

 

 

 

少年が気付いた時には一面が白い部屋、そしてテーブルが置いてありガラポンと張り紙がはってあった。

 

「なんやねんここ……………………転生しませんか?ってこういうこと!?なんかガラポンがあるんだけど、おかしいな。さっさと回せって書いてあるんだけど、回さなあかんってことか?」

 

張り紙がガラポンに何枚も貼ってあった。早く回せなど、さっさと回せとか、優柔不断になんなとか。

 

「…………回すか」

 

ガラポンを少年は回し始める。一回転させると2つの玉が出てきた。

 

「金と赤?……金は良さそうだけど赤はなんだろ?」

 

すると頭の中に金の玉の中身と赤い玉の中身の内容が流れ込んできた。

 

「…………金の玉が空想武器精製、赤の玉が好きな能力をひとつ手に入れる特典か……空想武器精製ってもしかしてゴルディオンハンマーとか色々な武器が作れるのか!それに赤い玉もチート……何にしようかな……金の玉の特典で作り出せる武器以外の能力を決めないとな!」

 

空想武器精製の能力で使えるようになる武器の能力は要らないとして、その他のチートな能力を手に入れようと頭の中を張り巡らせる。

 

「……東方の能力を使いたいし、他にも使えるようになりたい能力が多すぎるよ!」

 

悩める少年の脳にある時、電撃が走る。金の玉の特典と同じようなふうにすればいいじゃない!そう気づいたのだ。

 

「……空想の能力を自由自在に自分に付与して使うことが出来る能力を付与してくれ!」

 

すると赤の玉からまた頭の中に自分の考えた能力が入ってきた。

 

「少し使ってみるか!空を飛ぶ程度の能力!付与して発動!」

 

すると少年の足が地面から離れて浮き始める。

 

「うわっ!重力の感じ方がちょっと違う!つーか歩きづらいよ!助けて!」

 

すると能力が解除されて尻もちを着いてしまった。

 

「……転生したら能力を練習しないとね!さて今度は金の玉の能力を……」

 

頭の中で某黒の剣士のエリュシデータとダークリパルサーを考えると手の中に2つの剣が現れた。

 

「……本物だ〜凄!じゃあそろそろ転生っと!」

 

転生っと!の部分が白い部屋に反響した瞬間、白い部屋が破壊されてそのまま落下し始める。

 

「……さて空を飛ぶ程度の能力!」

 

空を飛ぶ程度の能力の効果を使って浮いてゆっくり落下しようとしたら、

 

「……まだ慣れてないんだった。……ぎゃあああ!」

 

そのまま自分の頭を下に向けながら落下し始めたのだった。

 

少年の転生生活は前途多難そうだ……。

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