「なぁ綾辻、やっぱハンドガンって男のロマンだと思うんだ」
「それを女の私に言われても困るんだけどね、古谷君」
私立六頴館高等学校、その数ある教室内の一室で俺こと古谷天月は、同じボーダーの所属している綾辻遥にハンドガンの素晴らしさを熱弁していた。ホームルーム中に。
「性別は関係ないだろ。綾辻のとこの木虎とか香取もハンドガン使ってんじゃん。ハンドガンの素晴らしさは性別を超えるってば」
「あー、あれは単純にスコーピオンとかスパイダーとの相性が良いからじゃないかな?」
「それがハンドガンの素晴らしさなんだよ!綾辻もやっぱわかってんじゃん!」
「あはは…オペレーターとしてトリガーの種類と知識は覚えてるからね。それより今日日直じゃない?ホームルーム終わったし取ってきたら?」
「げっ…ホントじゃん。ちょっと日誌取ってくるわ」
もう皆さんお気づきだろう。俺はボーダーの戦闘員、勿論ポジションはガンナーで、使う銃はハンドガンである。なぜハンドガンがロマンなのか、それはひとえにカッコいいからである。
男子なら皆一度は思ったことがあるであろうこの気持ち。だってシンプルなのに奥が深いじゃん、ハンドガンって。
しかもハンドガンにも種類あるし。木虎とかが使ってる自動拳銃型とか、弓場さんが使ってるリボルバー型とか。基本的にハンドガンはカッコいい。
ただしデリンジャー、お前はだめだ。別にかっこ悪いわけじゃないし隠し持てるサイズからもわかる実用性は評価するけどさ、装弾数二発って。犬も食わぬわ!
……まぁ俺のトリガーは自動拳銃型でもリボルバー型でもないけどね。
「失礼しゃーす、日誌取りに…あれ、宇佐美じゃん。クソ眠そうだな、夜更しは肌の天敵なんじゃねぇの?」
「おはよ~古谷君…なんで職員室に?また何かやらかしたのかな?」
「またってなんだよ。あれは米屋と出水が悪いし、今日日直だから日誌取りに来たんだよ。」
そう、あれはあのバカどもが悪い。だって俺止めたし。やばいからって俺止めたけど聞かねぇんだもん。そんなん無理だってば。
まぁ何をしでかしたのかはまた後で分かると思うけど。
「そもそもなんで他の高校に行ってる二人と一緒に問題が起きたのか不思議なんだけどね」
「放課後に遊んでた矢先の出来事だったんだよ。それでも俺はやってねぇ!」
「はいはい、犯罪者はみんなそう言うんだよ〜」
「犯罪者じゃねぇっての。んでなんで職員室に?」
「防衛任務のシフトを提出しに来たのだよ。ほら、うちのシフトって本部と違うから」
「おー、ご苦労なこって。じゃあそのお駄賃にいい情報をあげよう。次のランク戦、解説は俺と辻ちゃんで確定だってさ」
「辻くんオペレーターの子がいるから一言も喋らなさそうだね」
「あー、そのへんは上手いことやってたぞ。たしかオペはヒャミだな」
「辻くんも難儀だねぇ…」
「あいつもそろそろ男とだけ喋るってわけにもいかんからなぁ。いっそのことどっかの作戦室に女子と辻だけの辻ハーレムでも作って直させるか」
「友達思いなのは良いことだけど、無茶だけはさせないであげてね?」
「おろ?俺の心配はしてくれねぇの?」
「うーん、古谷君が心配になることは女子からの恨みくらいかなぁ。戦闘じゃ心配してないし」
「え”、おれ恨まれてんの?初耳なんですけど」
「ま、頑張りたまえよ、No.1ガンナーの古谷くんや」
「ちょいまて宇佐美、せめて、せめて誰に恨まれてるかだけ教えてくれぇぇぇぇぇ!」
この物語はNo.1ガンナーでハンドガン大好きな主人公が、ボーダーで楽しくやっていく物語である。
高校が違うとご指摘があったため高校名、及びその変更によって生じる矛盾点を変更いたしました。
この作品のヒロイン、誰が良い?
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国近柚宇
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藤丸のの
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三上歌歩
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氷見亜季
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綾辻遥