「弓場がうざいねん。なんとかできひんやろか」
俺の顔見た瞬間に挨拶もなくそんな事言わないでもらえますかね生駒さん。怒られるの俺なんですが。
「いや、だってアタッカーからしたらうざいやんあれ。しょーじき初見なら太刀川さんも負けるレベルでウザいし、なんとか対策立てたいんやけどな」
そう、弓場さんの戦闘スタイルはリボルバー型の二丁拳銃を使うガンナー。なのにアタッカーに勝ち越しているのはその射程と威力に鍵がある。
弓場さんの銃の射程は普通のガンナーよりも短く設定されているが、射程を切り詰めることで火力を底上げしてる。
有効射程は22メートル。
これはアタッカーの使う旋空の射程である20メートルよりも少し長い。だからアタッカーが距離を詰める少し前から打てるし、火力も十分足りている。
団体戦で暴れている弓場さんを果たして何回見たことか。
「で、生駒さんなりの対策はあるんすか?」
「いや、打たれる前に切るしか思い浮かばんのよ。でもそれができてるなら負けへんしなぁ…」
「あの射程で早撃ちするんだからむずいでしょうね。太刀川さんならともかく、普通無理でしょ」
「風間さんなら…あかん、カメレオン使える気がせぇへんわ」
「サブトリガーありならメテオラ入れて足場崩すとかありますけど、生駒さん不器用だしなぁ…。ならもう射程外から切るしかなくないすか?」
「それや!旋空の設定いじったらできるんちゃうかな、よし、やってみるわ。ありがとな古谷、今度カレーおごったるわ」
「えー?生駒さん奢りのカレーってナスはいってるじゃないすか」
「なんでや、ナスカレー美味しいやろ」
「カレー自体美味しいんでいらないっすよ」
「しゃーない、ナス抜きで許したるわ」
そう言って生駒さんは個人戦ブースに走っていった。
その直後、生駒さんは加古さんに捕まっていた。
南無三。
「古谷ァ…生駒の旋空がうぜェ…なんとかしろ」
「いや、無茶振り過ぎません?」
今度は弓場さんに捕まりました。なんで俺に言うのか。
「そんなん言われてもどうしようもないですよ。他のトリガー入れたらどうです?」
「生駒は他のトリガーなんて使ってないだろ。負けた気がするから使いたくねェ」
「いや、生駒さんは使えなかったんで、使えるもんは使うべきですよ。バイパーとか良いんじゃないです?弾道引けるからシールドも躱せるし」
「そうか、那須あたりにコツでも聞いてくるか…ありがとうよ古谷ァ」
「いえ、藤丸さんにもお世話になっているので」
「ホントできた後輩だ…迅にも見習ってほしいぜ…」
「ま、あの人はあの人で色々あるんでしょ」
「よし、ちょっくら練習してくらァ」
そう言って走っていった弓場さんもまた、加古さんに捕まっていた。
仲良すぎやろあんたら。
この作品のヒロイン、誰が良い?
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国近柚宇
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藤丸のの
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三上歌歩
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氷見亜季
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綾辻遥