響推しが転生、そして幸せにする   作:デストーリー

208 / 239
はいどうもお久しぶりです!


今回から少し変わったお話へ進みます!!


それではどうぞ!


ピエロ、異世界へ
第208話 特別章開始! ピエロ、異世界に飛ばされる


 

 

 

 

 

 

ピエロ「どうしてこうなったのでしょうね~~いやはや」

 

 

 

ピエロはよくある中世欧州の雰囲気のある城下街の見える山

その頂上で街を眺めながら黄昏ていた

 

 

 

 

 

 

そう、ピエロは異世界にいた

 

 

 

理由は数時間前に遡る

 

 

 

 

 

……………………………………………………………………………………………………

 

 

 

 

 

S.O.N.G訓練室

 

 

 

そこではいつもとは違う訓練が行われていた

 

 

 

 

 

 

 

響「はぁ………はぁ………」

シンフォニックコントロールを最大限駆使し、酸素を多く消費してしまった響

 

 

 

翼「まさかこれほどの差があるとは………」

剣術をすべて短刀で対応された翼

 

 

クリス「まじかよ、響含めた8人でも勝てないなんて………」

全弾を回避されたクリス

 

 

奏「槍先が味方にあたりそうで動きずらかったな」

リーチのある槍を使うため、逆に味方にあたらないように振り回せなかった奏

 

 

マリア「そもそも入れ替える能力に遠距離攻撃は相性が悪いわ」

振り返って考察するマリア

 

 

セレナ「はぁ、はぁ、ピエロさんに届きさえしないです~~」

入れ替えによる瞬間移動によって攻撃が届かなかったセレナ

 

 

切歌「スタンド攻撃すら当たらなかったデス!!何でですか!!?」

自分にしか見れないはずの能力が当たらなかった切歌

 

 

調「はぁはぁ、自分たちも入れ替わっちゃうから大変」

自分たちの位置を入れ替えられ、コンビネーションがうまくいかなかった調

 

 

 

 

 

 

そして

 

 

ピエロ「いえいえ、皆さま少し前より格段に強くなっておられます。

ちなみに切歌様のスタンドの攻撃に関してですが、切歌様はスタンドの攻撃は単調すぎ、かつタイミングの癖が丸わかりです。」

 

 

切歌「なんですとーーーー!!?」

 

 

汗一つ流さず、余裕そうにするピエロ

 

 

 

 

 

 

響「入れ替える能力、呪術廻戦の東堂さんの呪術っぽいからイメージできると思ったけど、やられたら全然訳が分からなかったよ」

 

 

ピエロ「あ~、私も拝読させていただきましたが、彼も入れ替えるセンスが高いですね

正直響様以外が相手なら彼に軍配が上がるでしょう」

 

 

翼「東堂?呪術廻戦に出てくるキャラなのか?私はまだ無量空処のところまでしか進んでなくてな」

 

 

奏「私たちは移動中ぐらいでしか読めないからな~~」

 

 

切歌「私はアニメのところまで読んだデス!」

 

調「一緒に読んでるから同じく」

 

クリス「ふん、私はとっくに19巻まで読んでるぜ!」

 

マリア「早いわねクリス、私も移動中しか読めないし、響や未来ちゃんにいろんな作品をお勧めされていろいろ気になるし、時間が足りない!!!」

 

セレナ「姉さんのマネージャーだから同じく時間が欲しい!!

でも私より忙しいはずの緒川さんは最新話までちゃんと読破してるし、ナルトはめっちゃ詳しいし、いったいどこにそんな時間が!?」

 

翼「確か緒川さんはわずかな時間で必要な情報を記憶するために速読が身についたとかおじさまと話していたな」

 

 

 

 

 

 

最近装者たちは普通の話からオタクトークに脱線することが多くなった

 

 

 

響、未来、龍樹があまり娯楽に関わってこなかったみんなをオタク沼に引き摺り下ろした

 

 

それであってか、S.O.N.Gの職員にも広まっていき

みんな雑談では好きなアニメや漫画について語ることがよくある

 

 

 

 

 

 

 

 

 

弦十郎「こってりやられてようだな、お前たち」

 

響「師匠~、もうバテバテですよ~~」

 

弦十郎「そうか。ピエロ殿、協力感謝する」

 

ピエロ「いえいえ、それほどでも」

 

 

響「そういえば、ギャラルホルンのほうはどうだったんですか?」

 

弦十郎「あまり進展していない、龍樹くんもクロ殿もわからぬようだった」

 

 

 

 

 

 

 

今回ピエロが対戦相手になった理由の一つが

 

ギャラルホルンが原因不明の点滅が始まり、龍樹たちはそっちについていたから

 

アラームはならないが原因不明なのもいただけない

 

 

ただ特に何か被害が出ているわけではないから初日に確認するというもの

 

 

 

 

 

 

弦十郎「龍樹くんも契約していない聖遺物のことはどうしようもないらしい、組織としてもギャラルホルンと龍樹くんから預かっているハルパーは契約されるわけにはいかないからな」

 

ピエロ「なるほど」

 

弦十郎「さて、今日の訓練は終わりだ。みな体をやすめるようn」

 

 

 

<<ファー――ン>><<ファー――ン>>

 

 

 

弦十郎「なに!?」

 

響「師匠このアラームって」

 

ピエロ「ギャラルホルンに何かあった際のアラームですね~」

 

切歌「急ぐデス!!」

 

 

 

 

 

 

その場にいた全員は急いでギャラルホルンのもとへ向かう

 

 

 

 

 

龍樹「おいおい急に何なんだよ!!クロ、わかるか?」

 

クロ「わからんわい!」

 

 

 

響「りゅうくん、いったい何が!」

 

 

龍樹「わかんない、急にこうなって」

 

 

ピエロ「おやおや、これは私にもわからない状況です」

 

 

 

 

 

 

みんなが急なアラームにしどろもどろしていた時

 

 

 

ピエロ「おや?」

 

 

 

龍樹に近づいていたピエロの身体が浮かんだ

 

 

ピエロ「!?これは!」

 

龍樹「ピエロ!!?」

 

響「ピエロさん!!?」

 

 

 

ピエロ「く、体がうまく、龍樹様、おそらくどこか異世界へ飛ばされる可能性があります!

しかしあなたが契約を解除しない限り私は存在し続けますので!」

 

 

龍樹「ピエロ!!」

 

 

 

 

ピエロの意識はいったんそこで途切れることになる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……………………………………………………………………………………………………

 

 

 

 

 

 

 

ピエロ「………………………ん、おや、ここは」

 

 

確か私はギャラルホルンに飲み込まれて、そうでした

どこか異世界へ飛ばされたのでしょう

 

 

 

ふむ、空気はある

現在地は草原、周辺は森

 

 

これはこれは…………私自身食事が必要なくてよかった

 

 

 

とりあえず近くを散策してみましょうか

 

 

 

 

 

 

 

 

と小一時間足に任せて散策していたところ

中世欧州の雰囲気のある城下街が見えてきました

 

 

 

 

 

 

いやはやまさか

 

 

てっきり並行世界へ飛ばされるのかと思いましたが、これほど違う世界へとばされるとは

 

 

 

 

 

 

 

どうしたものでしょう

 

 

 

 

 

 




感想高評価
よろしくお願いいたします!!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。