第230話 本編復活、状況整理ととある組織との会合
S.O.N.Gにて
お久しぶりです。龍樹です
優斗さんの世界での異変も解決し戻ってきましたが、ピエロに関する情報は見当たらず
そして今日はS.O.N.Gで定例ミーティングのようなものが行われる
主要メンバーのほとんど全員がここにいる
弦十郎「今現在パールディションの拠点となった建物を調査させているが、なかなか情報は得られてない」
クロ「おそらくあの人造兵器の襲来の際に逃げる手筈を整えていたのじゃろう」
弦十郎「そして彼らが集めていたとなる『龍の残滓』についてだが、キャロル君に調査してもらった結果、チフォージュ・シャトーのエネルギーとして使用可能であることが分かった」
キャロル「あぁ、言ってしまえば思い出のエネルギーと比べて少量でも莫大なエネルギーだ。錬金術師ならこぞって欲しがるだろう」
龍樹「錬金術師たちにとっても新種のエネルギーなんだ、了子さんも知らなかったの?」
了子「私も知らなかったわ。といって聞けばクロさんの活動地点は人間には行くことが困難な場所がほとんどよ、黒須小場町近くの地点は例外中の例外なのよ。人目につかないのは当然だわ」
クロ「確かに、龍は基本人に見られない場所を好む」
龍の残滓
クロから漏れ出したエネルギーが結晶化したもの
俺の母であり緒川さんの師匠である晴夏に聞かされたことの通りなら
忍者たちが秘匿していた情報である
そして俺を含めて皆が疑問に思うことがある
翼「ではパールディションはどうしてそこにいたのでしょうか?偶然龍の残滓を見つけたとは考えにくいのですが」
緒川「その件を含めて報告すべき話があります。」
するとどこからか瞬間移動でもしたのか、いつの間にか緒川さんがいた
翼「緒川さん?報告すべきこととは一体?」
緒川「なぜ飛騨忍軍が秘匿していた情報をパールディションが情報を得られたのか、そしてなぜ仕組みを公表していない響さんのシンフォニックコントロールのジャマーが開発されたのか」
弦十郎「………………………スパイか」
みんな「!?」
龍樹「スパイ、このS.O.N.Gにですか!?」
みんなこの組織にスパイがいるとザワザワし始める
緒川「安心してください、すでにS.O.N.G内、そして飛騨忍軍のスパイは確保しましたので」
みんな「ほっ」
セレナ「さすが緒川さん、仕事が早い」
緒川「一応両方とも綺麗にしたつもりですが、引き続き警戒したいと思います」
弦十郎「わかった、引き続き頼む」
すると緒川さんはよくある煙玉を下に投げ、いつの間にか消えていた
弦十郎「さて、話を続けよう。パールディション幹部白霧朱里は現在何も口を割ろうとしない。相当組織に忠誠心があるのだろう」
切歌「そ、そういえば!結構ぼこぼこにしちゃったデスけど大丈夫なのデス?」
弦十郎「大丈夫、今艦内の医療施設にて治療中だ。後遺症は残らないようにしている」
切歌「そ、そうデスか」
弦十郎「あとはキャロル君が進めているデュオレリックについてだが」
キャロル「ここの設備には問題ないが相手方の動向を気にしないといけないから一気に全員まとめてはできそうにない。そこで一人ずつデュオレリックを開発していく」
龍樹「その順番は?」
キャロル「まだ決めてはいないが、少なくとも立花響と暁切歌は後回しだ」
響&切歌「なんで(デース)!?」
キャロル「当たり前だろう!!!シンフォニックコントロールやらスタンドなるものがある二人は後回しになるだろ!!」
龍樹「確かに」
キャロル「それに黒森龍樹の契約している全聖遺物が協力的ともなれば装者それぞれに一番相性のいい聖遺物を選ぶのにも時間がかかる。だがその分戦力が増強されるのは間違いない」
この世界の装者は原作に比べて肉体的に強い、デュオレリックにかかる負担も流水呼吸で緩和できればなおのことだ
キャロル「だがその間はペンダントと本人が必要だ」
翼「つまり開発する際は戦闘から一人抜けるということか」
キャロル「解放聖遺物たちにも本人との相性を確かめるために黒森龍樹も活動範囲が制限してしまう。」
龍樹「あ~そうか、了解です」
弦十郎「デュオレリックの開発にはS.O.N.Gの全力をもってあたるが、装者の皆は自身の鍛錬も怠らないように」
みんな「はい!」
こうしてミーティングは終わった
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ミーティングルーム
そこにはミーティング後に二人だけ残っていた
弦十郎「さて、これからどう動けばいいものか」
了子「戦力の強化は順調に進んでるし、技術班がシャトーの補足を急いでるし、あまり考えすぎなくてもいいのよ?」
弦十郎「それもそうか、少々疲れが溜まってるようだし、休憩するとしよう」
了子「じゃあ私も休憩しようかしらね。」
二人はコーヒーを飲みながらリラックスする
弦十郎さんは特に疲労がたまっている
弦十郎「了子、俺はS.O.N.Gの指令としてやっていけてるだろうか?」
了子「あら、あなたから弱音が出てくるなんてね。」
弦十郎「本来俺は前線で戦ったほうが性に合ってるんだろう」
了子「そうでしょうね」
弦十郎「あいつらを信頼しているが、送り出す不安や心配が強くてな」
了子「確かにそうね~~、自分が守れない場所にあの子たちを送るのは誰でも不安になるわね」
弦十郎「この不安をどうすればいいのかわからないんだ」
了子「なるほどね~~。」
最初に比べて装者も増え、国連組織になり、装者たちに多く危険な場所に向かわせることになる
相当な緊急時でもない限り、弦十郎さんはここから離れずに指示を出す
歯がゆい気持ちは抑えきれずにいる
了子「まあ逆にその気持ちがあるほうがいいんじゃない?」
弦十郎「逆に?」
了子「あなたがその気持ちを持ち続ければ彼女たちが被害を合わないように作戦を考えて事前準備をする、私たち技術班も協力する、100%彼女たちを信じなさいとは言わないわ」
弦十郎「なるほどな」
了子「それにいずれは………」
弦十郎「ん?何かあるのか?」
了子「今はまだ内緒よ、そのままモヤモヤしてなさい」
弦十郎「ははっ、そうか」
二人の大人のいい雰囲気
周りに誰もいないからなおのこといい雰囲気
なんだけど
<<ジリリリーン>><<ジリリリーン>>
弦十郎「んんっ!?」
了子「えぇ?」
二人のいる部屋になかった黒電話のようなもの
了子「まさかこれは」
弦十郎「………出るぞ」
<<ガチャ>>と受話器を取る
弦十郎「もしもし、私はS.O.N.Gの指令をしているものだが」
アダム「始めまして、風鳴弦十郎」
アダム「私はアダム・ヴァイスハウプト、パヴァリア光明結社を束ねるものさ」
弦十郎「パヴァリア光明結社だとぉ!?」