タコは専門外だ   作:雲路

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編入
集会の時間


椚ヶ丘中学校

 

あれから数週間が過ぎた頃雷牙は前のように鬼殺隊の制服と法被という格好ではなく椚ヶ丘中学校の制服に身を包んでいた。

 

開校して数年で歴史は浅いながらも偏差値66を誇り、県内にとどまらず全国屈指の名門校として有名であった。

だが何故雷牙がそんな所、しかもそこの理事長

浅野理事長の前にいるかと言うと……

 

「君が今日からE組に加わる新たな暗殺者かい?」

 

「はい。あまり関わる事はないと思いますがよろしくお願いします。」

 

そうお館様に頼まれた依頼(暗殺)のためである

 

(こいつは下手な鬼より威圧感があるな……)

 

そしてその人間でありながら普段相手する鬼よりも強い威圧感に雷牙は少し引いていた

 

「ああ。その前に私から簡単なテストをしたいんだがいいかい?」

 

「まぁ。構いませんが」

 

雷牙が頷くと理事長は机の引き出しからルービックキューブを1つ取り出す。

 

「これをどんな方法でもいいから色を揃えて見てくれないか?」

 

「……どんな方法でも構わないんですね?」

 

「ああ。」

 

雷牙は確認を取るとキューブをバラバラに分解すると色が合うように再び組み立て直す

 

「俺はこういった物した事がないので……落胆されるかも知れませんがこういうやり方をさせてもらいます。」

 

「______ふふふ。素晴らしい!」

 

落胆する所か雷牙のやり方を非常に気に入った浅野理事長は笑みを浮かべ拍手すらしていた。

だがそんな理事長に雷牙は少しどころかかなり引いていた。

 

(なんだこいつ。)

 

「それでは我妻 雷牙君君のE組への編入を認めよう。

それとこの後すぐに全校集会がある。そこで君を紹介しよう。」

 

こいつ実は凄く非常識なんじゃね?と思った雷牙であった。

 

 

集会の時間よりも少しはやめに来ていた雷牙は暇だったので体育館の中を覗きこむと生徒たちもバラバラと集まりはじめていた頃だった。その中で1つのクラスだけがきちんと整列し集会が始まるのを待っていた。

 

(これが噂に聞いていた例の差別か。酷いな……)

 

まるで晒し者のようにそのクラスの生徒たちを指差しニヤニヤと笑いこけにしている。

そして次第に生徒も集まり集会が始まると全クラスにプリントが配られて行く中E組だけが配られないといった陰湿なイジメが行われた。

 

そしてそれを1番前にいた生徒が自分達は配られていないというとE組のは忘れたから記憶力の悪い 君達は頑張って覚えて下さいなどとまたもやくだらないイジメをおこなう。

 

(記憶力がないのはどっちだよ。)

 

だがそんな事もつかのまE組の生徒たちには一瞬で手書きのプリントが手元に現れ、それと同時に身長は2m以上はあり関節あるのかないのか分からないクネクネとした動きした教師らしき人?も現れた。

 

(間違いない。あれがターゲットだ。)

 

「ええ。続いて転校生の紹介です。」

 

ターゲットを確認していると次は転校生である雷牙の紹介に移った。

 

「我妻 雷牙です。僕はE組に入るのでくだらない差別をするような雑魚の皆さんと関わる事はあまりないと思いますがどうぞ約1年間よろしくお願いします。」

 

とびきりの笑顔でとびきりのあいさつを終えると雷牙はその場を離れターゲットのとなりに立つ

 

「ヌルフフフ。中々挑戦的なあいさつですね。」

 

「正直者ですから。」

 

(正直者にも程がある!)

 

この会話を聞いていたE組の生徒たちは皆そう思ったそうな。




はやく!はやく!戦闘シーンを書きたい!
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