ホロライブラバーズ 難易度『オーディション』を初見プレイ   作:Flip

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テスト最終日なので初投稿です。
普通にシリアスするつもりだったのになぁ…あとテスト終わってから書くつもりだったのになぁ…手が止まらんかった…





番外『大切なものを掛けた戦い…のはずだったのになぁ。』

「じゃあ…これとこれと…あとこれで。」

 

 

>「なるほど?長剣に大太刀、双剣と来たか。選んだ理由を聞いても?」

 

 

「えっと…他の武器からは魔力が篭った感じがするけどそれだけ何も魔力を感じないから少なくとも魔法武器の類いでは無いって思ったからかな。大太刀は普段相手にしてる武器に近いからって感じ。」

 

 

 

なるほどな、確かに理屈は通ってる。まぁデュランダルは俺が1番使い込んでる武器な訳だが…

 

 

>「それなら双剣は?手数が多くて使い勝手も良いから2対1の利点を減らすような選択だと思うんだけど…」

 

 

 

「そ、それは…」

 

 

>「それは?」

 

 

 

 

 

 

「一目見た時にかっこいいって思ったから…ですッ…!」

 

 

 

 

 

>「…は?」

 

 

 

 

 

 

 

 

何この子、自分の居場所が危険に晒されてるのにロマンを優先した…!?

しかもちょっと恥ずかしがりながら言ってるとか可愛いかよ?

 

 

 

 

 

 

「フブキ!?そんな理由で選んじゃってもいいの!?」

 

 

>「そうだぞ!?この武器が見た目通り凄い奴だったらどうするんだよ!?あとセンスいいな!」

 

 

 

「いいんですよどうせ最初の長剣以外は全部いいところの武器っぽいですし!というかアナタまで心配するんですか!?えっと…」

 

 

>「あ、どうも。もっかい自己紹介しときますね。風紀委員会所属の1年、烏羽桜嵐です。ローランで大丈夫ですよ。」

 

 

 

「じゃあローランくんで。あらためまして2年の白上フブキと申します!私もミオと同じくフブキでいいですよ?」

 

 

 

>「了解、フブキさん対戦よろしくお願いします。そんな2人の武器は刀と拳ですか…じゃあ模擬戦システムを稼働させたらスタートね。ルールは大規模な魔法や広域攻撃は使用禁止、エンチャントや火球くらいの小規模なやつは使っていいよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《白上フブキ視点》

 

 

 

「(どうするミオちゃん?ローランくん、凄い自信満々なんだけど)」

 

「(そりゃ前回のバトロワ優勝者だからね、実際凄かったよ。なんで今ネコミミアクセサリー付けてるのかわかんないけど…)」

 

 

「(でも…私達のゲーマーズを無くされたら困る。全力で行こう。)」

 

 

 

 

 

私はミオと作戦を纏める…といっても連携の打ち合わせくらいしか出来ないが。

相手は双剣を逆手に構えて待機中。というか他の武器は地面に置いたままだけどいいのだろうか?

 

 

 

 

 

 

>「作戦会議は終わったかな?じゃあよーい…どんっ!」

 

 

 

 

 

「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!」

 

 

 

 

私は右から、ミオは左から同時に切りかかる。連携で相手の体勢を崩すいつもの手だ。

 

 

 

 

 

>「危なっ!?」

 

 

 

 

相手は受け止めるのを嫌ってか宙返りして回避。私は着地の隙を狙って仕掛ける。

 

 

 

 

「せいっ!」

 

 

>「ぐっ…『パリィ』っ!」

 

カキィンッ!

 

 

 

私はパリィによって隙だらけになる。いやあの子体勢整えるの早過ぎない?人間にしては身体能力高すぎるでしょ。そんなローランくんが距離を詰めてくるが…

 

 

 

 

「隙は突かせない!ハトタウロスっ!」

 

 

 

>「うわっ!グーパンはやめろっ!」

 

 

 

 

 

ナイスミオちゃん!ローランくん慌ててフルガード、ハトタウロスってムキムキだもんね…

 

 

 

 

 

「助かった!ナイスカバー!」

 

 

 

 

「今度は私がっ!『狼の一撃』を食らえっ!」

 

 

>「ぐっ『一迅』っ!」

 

 

 

 

 

2人の技が重なり合い2人の体が交差する。体育館に大きな金属音が鳴り響いた。お互いの突進技でお互いに体力が少し削れた感じに見える。

 

 

 

 

 

>「ミオさんに使い魔居たのか…前会った時はいなかったから知らなかったな…」

 

 

 

 

「あ、この子はハトタウロスって言います。めちゃくちゃ強いですよ?」

 

 

 

>「だろうなぁ…今の巨体からのパンチめちゃくちゃ重かったし剣で受けたのに拳に傷1つ付いてないとかヤバいな?後手に回ると不利っぽいので今度はこっちから行きますよ!『魔神剣・双牙』ッ!」

 

 

 

 

 

 

彼が技名と共に放ったのは双剣による地を這う2本の衝撃波。真っ直ぐ私とミオに向かって来たそれを私達は横に避ける。

 

 

 

 

 

 

「この前のバトロワのアーカイブでは使ってなかった技…!?」

 

 

「手を隠してるのはこっちだけじゃないってことだね!ってあれ…ローランくん消えとる!?」

 

 

「えっ嘘!?どこに…ハトタウロスは何か見てな…ッ!?」

 

 

 

 

 

 

私達が回避に集中して目を離した瞬間にローランくんがハトタウロスの前に…!そして彼は逆手に持っていた双剣のギラギラ輝いている方を普通の持ち方に戻している…確実に何かある…!

 

 

 

 

「しまった!今のは目くらましだ!」

 

 

「ハトタウロスくん超逃げてぇぇぇぇ!」

 

 

 

 

>「その巨体で避けれるものか!食らえッ…!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の瞬間、物凄い熱気が周囲を、そして私達を襲った…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

>「ふぅ…熱っついなこれ。名付けて『燃えたぎる一撃』ってとこかな。」

 

「ウチのハトタウロスを一撃で…!?」

 

「えぇ…?何その火力…」

 

 

>「ん?あぁこの武器は確か『夕焼け工房』製だったかな…ワンオペ工房らしいんだけどなんか昔見た青年が持っていた武器が忘れられず、彼の持ってた武器と似たようなものがないか探しても何処にも無かったからついに自分で再現したらしいんだ。その結果がこれらしい。」

 

 

「工房っ!?」

 

 

「知っているのかミオ!?」

 

 

 

「確か人類史の授業で聞いたことある…!なんか凄い技術を持ってる武器屋みたいなとこで『次元統合』つまり世界がごっちゃになる前の人間の世界では有名な便利屋とかが使ってたんじゃなかったっけな?」

 

 

>「だいたい正解。ミオさん、他種族歴史は人類史取ってるんだ?」

 

 

「あ、ウチはそうだね。フブキは悪魔史だね。」

 

 

>「じゃあ自分の武器がほとんど工房製って言ったら驚きますか?」

 

(´◦ω◦`)

 

 

 

「み、ミオが固まった…!?そんなに凄いのか…」

 

 

>「じゃあついでにこれも見せてやろう…よっと」

 

 

 

 

ローランくんが長剣を手に取る。さっきまでの2つの剣と地面に置いてた大太刀を宙に浮かせて。

 

 

 

 

 

「えええええええええ!?何それめっちゃかっこいいじゃん!?何それ反則だろぉぉぉぉぉぉお!!!」

 

>「だろ!?わかってくれるかこの武器のカッコ良さが!某ロボットアニメのファンネルみたいなもんだからな!」

 

 

 

 

「なになに!?その武器を浮かせてるのも工房ってところのテクノロジーなの!?」

 

 

>「おうっ!これは『エモーショナルアトリエ』製の手袋で持ち主の感情の高まりを感知して色んな力を発揮するんだ!元は銃の本体の方を作ってる工房なんだけど工房主がロボットアニメに影響されて今はオールレンジ武器を開発してるの!これはその試作品でさ!『全武装』モードって言うらしい!銃に仕込むのが難しいから外部のアイテムと連動させるって手を取った革命的な1品よ!」(早口)

 

 

「いいなぁ〜!めっちゃかっこいいじゃん!」

 

 

>「えっちょっと使ってみる?大太刀とか!これはねぇ…凄いよ…!」

 

 

「え!いいの!?じゃあちょっと貸して貸して!」

 

 

>「いいよ!ほれっ!」

 

 

 

ローランくんが手袋を片方外して投げ渡してくれた。

 

 

 

 

 

『臨時ユーザーを登録しました、お名前をどうぞ。』

 

 

 

「おおっ喋った。あ、白上フブキです。」

 

 

 

『臨時ユーザー《白上フブキ》を登録しました。左手の機能を一時的に譲渡します。』

 

 

>「それで刀を右手に持って左手に爆発のイメージをしてみ?」

 

 

「おうっ!ふぬぬぬぬぬ…」

 

 

>「そんでもって叫べっ!」

 

 

 

 

 

 

「「フレアっ!!!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

私達が魔法の言葉を叫ぶと激しい閃光を放つ魔力の塊が手のひらから打ち出された。

 

 

 

 

 

「うおおおおおおお!!!すげぇぇぇぇえ!!!」

 

 

>「えっなんで呪文教える前に自分で唱えれたの?というかさては知ってたな?」

 

 

「ええ、これは某ファイナルなファンタジーの片翼の天使さんの奴の再現ですよね?」

 

 

>「履修済とは…流石ゲーマーズを名乗るだけあるぅ!ちなみに手袋を嵌めてる状態で『片翼工房』を持つと身体能力が凄く強くなるからアレもできるぞ!八刀一閃!」

 

 

 

「おぉ…すごい…!私もこういうの欲しいんだが!?」

 

 

>「多少値は張るけどいいところ案内するぞ?そこら辺は知り合い多いん」

 

 

 

 

ボコッ!!!

 

 

 

 

 

>「あふん」バタッ

 

 

 

「えっ…?」

 

 

 

 

ブーッ!ゲームセッッ!ウィナーライトサイド!

 

 

 

 

 

「えっと…これで良かったよね?」

 

 

 

「ミオ…?」

 

 

 

 

一瞬何が起きたのか分からなかった…でもすぐに理解した。ミオが…ミオがローランくんを…!良い奴だったのに…!!!

 

 

 

「ミオっ!どうしてっ…!どうしてこんなことをっ…!彼は…彼は良い奴だったのにっ!話せば分かり合えたはずなのにっ!なんでローランくんを殺したの!!!」

 

 

 

 

 

 

「…フブキ」

 

 

 

 

 

 

 

「これ、ゲマズの未来が掛かった戦いってこと忘れてない?あとこれ模擬戦だからローランくん死んでないから!すぐに起き上がるから!」

 

 

 

 

 

 

ムクッ…

 

 

 

>「…」

 

 

「…」

 

 

 

 

「「…ああっ!」」

 

 

 

 

 

 

「やっぱり忘れてたね君たちッ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《模擬戦の後片付け後の体育館》

(桜嵐視点)

 

 

>「とりあえず今日のことは黙っとくかな。」

 

 

「そうして貰えると助かるなぁ…」

 

 

「それより今度、工房いいところ知ってるんですよね!連れていってください!」

 

 

>「それは任せろ!知り合いの所連れて行ってやる!」

 

 

 

「桜嵐って意外と武器オタク…?それともゲームオタク…?」

 

 

>「世界の融合し始めが7歳のころらしいから色々興味持ち始めたのは小学3年からかな。平行世界の人間世界から色んな物が『都市』に入ってきてそりゃもう大混乱よ。でもお陰で色んな技術や文化が広まって凄かったんだぜ?」

 

 

 

「確か幻想世界も『次元統合』の時は凄かったよね…常識が音を立てて崩れる音したもん。」

 

 

「うわぁ…人間世界って凄かったんですね…!白上も人類史取ればよかったなぁ…!」

 

 

>「あー人類に関心持って貰えてるとこ悪いがそこまで人間の歴史は良いもんじゃないぞ。特に『都市』の世界なんて今と比較したら地獄みたいなもんだからな。人が死ぬなんて当たり前だし、オマケに『都市災害』や『ねじれ』なんてものもあるしな。」

 

 

「あぁ…やっぱりどの世界も大変なんですね…」

 

 

>「ほぼ平和なのって天界くらいじゃね?1年は他種族歴史の選択まだだから偏見だけど。」

 

 

「どうなんでしょうねぇ…心って不思議ですから天界も一枚岩じゃないのかも知れませんね…あ、Limeの連絡先ください。」

 

 

 

 

>歴史の話をしながらフブキとLimeを交換する…今度マルクトに聞いてみるか。あの子確か歴史詳しかったはずだからな。

 

 

 

 

 

>「よし!証拠隠滅完了!まぁ使ったこと問い詰められても言い訳あるけど!とりあえず今日は帰ってもらって、明日以降は見回りの間誤魔化しといてやる。」

 

 

「それはめっちゃ助かります!良ければちょくちょく遊びに来てくださいね!」

 

 

 

「桜嵐くん、これっ。」

 

 

 

 

>ミオさんがチケットのようなものを差し出す…

 

 

 

 

>「これは…」

 

 

 

「賄賂じゃないけど占いの予約無し券ね。桜嵐くん本人が使うも良し、誰かにあげるも良し!上手く使ってね!」

 

 

>「うおっ、あの予約一月待ちの占いの予約スキップ券!?これは学園内でもレア物だな…」

 

 

 

「ミオの占いは当たりますからね!それじゃあ今日は解散ってことで!」

 

 

>「はーい、他の風紀委員に見つからないように帰れよ〜」

 

 

「はーい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…そう言えば桜嵐くんに聞きたいことが。」

 

 

>「おっ、なんです?」

 

 

 

「なんでネコミミ付けてるの?」

 

 

>「あっ…スゥー…最後まで触れないで欲しかったなぁ。これはウチのボスに付けろって言われてさ。まぁ実際、耳が良くなったりして凄いマジックアイテムみたいだけど。」

 

 

「あっ!だから桜嵐くんに防音対策してるゲーマーズの部室の物音を感じ取られたのか!たまに獣人の風紀委員には見つかるんだけど『なんで人間の桜嵐くんが!?』ってずっと思ってたんだよね!それと、扉開ける時のあの掛け声は何?」

 

 

 

>「…マイブームの掛け声です。詳しくは『開けろ!デトロイト市警だ!』で検索。」

 

 

 

「あぁ…デトロイトかぁ。聞いたことあるけどウチらは誰もプレイしたことないなぁ…知り合いは何人かやったことある人いるかも。」

 

 

 

>「ぐぅ…伝わらなかったか…!悲しいっ…!」




覚えたてのネタが誰にも伝わらなかった時って悲しいよね!
ちなみに一応検索したんだけどゲーマーズって誰もデトロイトをプレイしてなかったよね…?探し漏れがあったらエンド少し変えるわ!

というわけでテスト期間中でしたが番外を書き終えてしまいました…!
ちなみに全員、おかゆところねを捕縛したまま廊下に放置していることを忘れてます。ひどいはなしだねー
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