ホロライブラバーズ 難易度『オーディション』を初見プレイ   作:Flip

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志望理由書を書きながら初投稿です。
…最近、チャーライっていいなって思い始めてます。


パート63『第2回バトロワ③ 瞬間移動も万能じゃないね。』

戦況をひっくり返す『オーディション』実況プレイ、はーじまーるよー!

 

前回はおかころに強襲されておかゆんのワープに翻弄されていました。だけどその苦労もあって倒し方は分かりました。今から詰めます。

 

「へぇ…?ボクを倒す方法を見つけたって?」

 

>「あぁ…見せてやるよ。お前の瞬間移動は確かに完璧だ、消えては現れ、また消えて…疑いようも無く瞬間移動と呼べるものだ。最初は瞬間移動を騙る何かのトリックだと思ったが…」

 

 

 

 

「それが完全な瞬間移動なら、俺に倒せないわけが無いッ!」

 

 

 

 

瞬間移動なら倒せる…?何を言ってるんだこの後輩は…!それもさっきまで攻撃に反応も出来てなかったのにどうやって!

 

 

 

 

というわけで行きます…と言っても仕込みは前回ほぼ終わってるんですけどね!後はハンマーを持って『氷の柱』を罠状態で設置して即発動ッ!

 

 

…!?廊下を氷で塞いだ?一体何を…

 

 

>「あやめぇぇぇ!今そっち行くぞ!」

 

 

今の声…!なるほどね?

 

つまりは彼の作戦はこうだ。

①壁を生成することで一瞬でもボクの動き始めを遅らせる。

②その間に何らかの方法で一撃でころさんを沈める。

③残ったボクを2人がかりで倒す。

 

なるほどね…たしかにボクのワープは視界を頼りにしてるから距離感覚が鈍って変なところにワープするかもしれない。

 

けど…壁を超えてからなら話は別だ。

壁さえ超えれば視界に頼ってワープをすることができる。走って味方と合流するのとワープ2回は流石にこっちのがまだ早い!

 

つまりボクが今から取るべき行動は壁を超えるだけのほんの少しのワープ!これなら視界に頼らなくても簡単だ!

 

 

 

 

読み切った…これでボクらの勝ちだね。

 

 

 

彼女は迷いなく氷の柱による壁をワープで超える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…しかしそこにあったのは彼女の思っていた景色ではなかった。

 

 

 

 

「あ、あれっ…?」

 

 

視界に映るのはこちらを向いている(・・・・・・・・・)ローランと廊下の奥で今も拮抗状態になっている百鬼あやめと自分の相方であるころねなのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

>「セット…」

 

 

 

 

 

 

 

『 氷 の 柱 』(アイスピラー・トラップ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドンッという音と彼の魔法の発動がボクの敗北を宣言する。そう、完全に読み間違えたのだ。

しかしなんで…あの声はブラフ?でも壁を超えてこっちまで聞こえてきたということは相当の声量だったはず!

それにこの罠は何時仕掛けられた!?

 

 

 

>「なんか色々と知りたそうな顔してるな?説明してやるよ。何から聞きたい?」

 

 

…どうやら答え合わせをしてくれるそうだ。

 

 

「まずは…あの声は?あやめちゃんに呼びかけてたんじゃないの…?」

 

>「あれはお前を騙すために氷に向かってそれなりの声で喋った。この前みこ先輩に借りた獣人カチューシャでどれくらいの距離まで聞こえるかは確認済だ。」

 

「この罠はいつ仕掛けたの…!?」

 

>「ついさっきヤケに振り回してた時。3箇所にセットしてた、右、左、中央、壁付近のどこにワープされても迎撃できるように。」

 

「そもそもボクが壁の手前にワープするってなんで分かったの!?」

 

>「俺がワープ使いだから。あとここは廊下なのに教室にワープして不意打ちってことも出来たのにしてこなかったことから視覚に頼ってるってことがバレバレだったから。」

 

 

え…最後なんて言った…?

 

 

>「にしても判断が早かったな。少しでも判断が遅れてたら…」

 

 

 

バリィィィンッ!

 

 

 

>「『ターンヒーロー』、英雄は帰ってくるってな。こいつに貫かれる予定だったんだ。」

 

 

帰ってきた槍でボクを氷の柱から解放した後、こちらの首に剣を添えて彼は言った。参ったな…ワープが使える相手にワープを使わせることなく負けるなんて…

 

ッ!?おかゆっ!」

 

 

「!」

 

 

 

>「そして圧倒的優位に立っていた相方が一瞬で崩されればもう片方はとても動揺する。そこを…」

 

 

 

 

 

 

「『鬼火・零花火』っ!」

 

 

 

 

 

 

>「あやめが逃す訳が無い、これが信頼の勝利ってやつよ。こっちがいくら不利でもあやめは言ったことを守ってこっちの援護はしなかった。そもそもこの戦いは相方のヘルプに回ったら負ける戦いだったしね。」

 

 

 

 

 

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〜数分前〜

 

 

 

「ローラン!?なんで逃げるの!?それも逃げ場のある運動場じゃなくて校舎の上の方に!?」

 

 

>「そもそもただ逃げてるわけじゃねーよ。セット!セット!セット!」

 

「あ、足止め用の罠?」

 

>「そうそう。こっちの有利な位置に誘い出すまでの時間稼ぎだ。」

 

 

「あ、そうなの?じゃあ何処で…」

 

>「1体1の状況が作れる所ならどこでもいい。あ、そうなったらあやめはあのわんこの方を相手にしてくれ。近距離パワー型は普通に相性悪くてボコボコにされる。」

 

「分かった!」

 

>「後は任された側は何とかするから絶対こっちに手を出すな。その隙に何されるかわからん。」

 

「お互いに協力するんじゃなくて完全に1体1を作るってこと?」

 

>「あぁ、向こうもコンビを組んでるということは連携が取れるということ。今の俺はまだあやめの動きに合わせることまでは出来ない。だから向こうに連携させない立ち回りで今回に限り『個』の力で相手を倒す必要がある。セット!『ファンドル・グランデ』!」

 

 

「でもローランはまだ本調子じゃないんじゃ…」

 

 

 

>「あぁ…それは…『大丈夫。俺を信じろ』としか言えないな…」

 

 

「…分かった!なら余はローランを信じる!」

 

>「分かった…ならそっちは任せた!信じてるぜ!」

 

 

 

 

 

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>「という訳だ。こっちの勝ちでいいよな?」

 

 

「うーん、参ったねぇ…完全敗北だよ〜」

 

 

「おかゆごめん…そっちにグレネードとか投げれば良かった…」

 

 

「ころさんは悪くないよ〜?こっちに手を出した瞬間、負けは確定してしまってたかもだからね。」

 

「おおっ!余達の勝ちか!?」

 

>「あ、じゃあリタイアしといてね。今から逃げるから。」

 

「えっ?ローラン、何の話?」

 

>「ここで問題です。俺たちは戦闘を起こして大きな音をたてました。そして今回のルールではレーダーとかいう便利なものがあります。さらに言えば俺たちは戦闘後で少し疲れています。こんなカモが他にいるかなぁ?」

 

 

「えっ…あっ!」

 

 

>「そうです。お察しの通り、漁夫が来ます。」

 

「あっしまった!もうちょっと静かに倒せば良かった!えっと…どこに逃げる!?」

 

>「ワープは温存したい!階段で屋上まで行くぞ!」

 

 

 

 

 

《猫又おかゆ&戌神ころね リタイア》残り120組

 

 

 

 

ぜぇ…ぜぇ…見たか…流石にNPC相手に読み負けるプレイしてないわ…

というわけでおかころ撃破です…!でも漁夫でホロメンが来ると今度こそ死ねるんで階段全力疾走です!感情レベルは…まだ2なの!?はよ『全武装』使わせてや!

おかゆんがかなり特殊な型だったのでワープ隙の硬直を狙った詰み盤面を作ることで何とか倒せましたが他のホロメンがそう上手く行くとは限りません![作戦:逃げ]ですよ逃げ!

 

 

 

 

「…あっ!ローラン君いた!」

 

「あやめちゃんもいるねぇ。ここで叩いとくべきかな?」

 

 

>「ちぃ…無視だ無視!弾ばらまいとけ!」

 

>ショットガンのレーザビームモードとあやめの鬼火で足止めしてさらに階段を登る…

 

 

 

 

 

「ローラン!次で屋上!」

 

 

 

「「まてぇぇぇぇえ!」」

 

 

 

 

うわぁ!?フブミオだぁ!?

しかもフブキはTEK白上になってるしよぉ!『全武装』無しじゃ歯が立たねぇ!逃げるぞぉ!屋上まで逃げてそっから乱戦に持ち込むんだ!

 

 

 

 

 

 

>「レーダーを確認…扉付近には誰もいないな!開けるぞ!」

 

 

>そう言って俺は屋上への扉を開け…あ、開け…あれ?引き戸か?扉動かないぞ?

 

「時間がないっ!ローランそこどいて!余ぉ!

 

 

>あやめが扉を蹴り開ける…どうやら扉は氷で固められてたらしい。そして目の前に広がる光景は…

 

 

 

 

 

 

「ふぁんでっとさん!今なのです!」

 

「船長が先導しますよ〜!」

 

「ココっ!変身まだ!?」

 

「え〜まだ禁止中ですねぇ!残り組数が4分の1にならないと使えないように学校から枷を付けられてますから!今は爪としっぽしか使えません!」

 

「敵が多すぎて対応しきれない…!」

 

 

 

 

 

「えぇ…何この地獄絵図…」

 

 

 

 

 

 

えぇ…何この地獄絵図…ここまでの乱戦想定してない。

という所で今回はここまで!次回はこの状況をどうにかする所からはじめます!

 

 

そんなこんなでご視聴ありがとうございましたっ!

 

 

 

 

 

《あと100/225組残っている》

 

 

 




はいっここまでご視聴ありがとうございましたっ!
今回はこぉね、ころさんこと戌神ころねに追加されてたスキルを紹介します!


通常スキル[即興乱打]
同じ相手を攻撃にすればするほど打撃の攻撃力が上昇する。攻撃感覚は少なければ少ないほどいい。

固有スキル[ジャスティスパンチ三銃士]
前回説明を入れたので省略します。

固有スキル[なーほーね]
何かに納得したのか1度受けた技に対してダメージを10%軽減する。でも理解出来てない時もなーほーねって言ってる気がするなぁ…最近だところラミコラボで脳死なーほーね連打してた気がする…



とまぁこんな感じです!あと戦闘スタイルが近距離でパワーがあって手数もあるので桜嵐くんの天敵みたいなヤツです。『全武装』の有無に関わらず絶対インファイトしたくねぇ…

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