ゾフィーに転生をしましたがウルトラ戦士たちが女性でした 作:桐野 ユウ
ではどうぞ
やぁ地球の皆、私の名前はゾフィー・・・・・・宇宙警備隊の隊長を務めている。私はゾフィーと名乗ったが元は普通の人間だったと思う。なぜか事故で死んだ後に転生をしてゾフィーとして生まれたのはいいのだが・・・・・・なにせウルトラ兄弟が私以外女性なのだ、いや、本当に。さて目の前では、白い髪をした女性と頭部に宇宙ブーメランを装着をしている赤い髪の女性が目の前で報告をしてくれている。
「というわけだが……ゾフィー、聞いているのか?」
「あぁ聞いているよ、ウーマン」
では私の妹たちを紹介をしよう。今、目の前にいるのが宇宙警備隊銀河系星雲支部長にして、宇宙大学教授でもあるウルトラウーマン。皆が知っているウルトラマンが女性になった姿だ。
ちなみに、現在私の姿は原作のゾフィーと同じ姿をしているが、女性のウルトラマンは少し違う。
普通の女性の顔に、ウルトラマンのカラータイマーやプロテクターを装着しているような姿である。腰部分はスカートで生肌が出ているが、これでも一応防御力が高いというのだから不思議なものだ。
お隣にいるのはウルトラウーマンセブン、そうウルトラセブンである。彼女も頭部にビームランプと宇宙ブーメランもといアイスラッガーが、胸部にはプロテクター(エネルギー吸収板)が装備され、まぁ女性版のセブンと言った方がいいだろう。
さて話を戻そう。現在はウーマンとセブンの報告を受け取って確認をしているところだ。怪獣や宇宙人たちの悪だくみを阻止をするのが宇宙警備隊の使命でもある。
「ありがとう二人とも……ふぅ……」
「ゾフィー、疲れているのか?」
「いや、そういうわけじゃないんだ、大丈夫だ」
「そうかならいいが・・・・・・」
本当心配をしてくれる妹分達だ。ほかにもジャックやエース、タロウにレオ、アストラにエイティ、メビウスにヒカリと頼れるウルトラ姉妹達で本当に助かるよ・・・・・・ただ胸を当ててくるのはやめてほしい──二人が去った後、私はコーヒーを飲みながら、書類を見ることにした……昔のことも思い出しながら。
ゾフィーside終了
ウルトラウーマンは自分の仕事部屋へと戻ると、ふふと笑いだした。彼女はあの時のことを思いだす。
(ゾフィーがいなかったら、私はここにいなかった……)
ウーマンは凶悪な宇宙怪獣ベムラーを追って地球へとやってきた。その時、科学特別捜査隊(SSSP)のハヤタ・レイカと衝突し、彼女の命を奪ってしまう。ウーマンは彼女と一体化をすることでウルトラウーマンとして様々な怪獣や宇宙人と戦ってきたが、変身怪人ゼットン星人の最期の切り札宇宙恐竜ゼットンとの戦いで彼女は苦戦を強いられた。
キャッチリングを破られて八つ裂き光輪もバリアーでふさがれて彼女のカラータイマーが赤く点滅をする。
(このままではやられてしまう!!奴を投げ飛ばした後にスぺシウム光線で決着をつける!!)
彼女はゼットンを投げ飛ばして立ちあがり、必殺技のスぺシウム光線を放つ。ところがゼットンはそれを吸収したのだ。
「な!!」
ゼットンはそれを彼女に対して放とうとした時、光の弾が当たりゼットンを吹き飛ばした。
彼女が動揺する中、突如として現れた赤い玉は光りだして、自分が好きな人が現れた。
「ぞ、ゾフィー?」
「無事みたいだなウーマン、立てるか?」
「もちろんよ!!」
「いくぞ!!」
「えぇ!!」
ゼットンはゾフィーが現れたのに驚いているが、彼は走りゼットンにゾフィーキックをお見舞いさせる。ウーマンも同じように蹴りをいれてゼットンにダメージを与えていく。
「よし!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
立ちあがったゼットンは光弾メテオ火球を放つが、ゾフィーはZ光線を放ち相殺をすると、そのまま走ってゼットンの後ろへと周りこんで羽交い締めにした。
「ぞ、ゾフィー!?」
「彼らに任せるんだ!!」
ゾフィーの言葉をウーマンは最初理解できなかった。しかし科特隊の方を見やると、岩本博士が開発した無重力弾(ペンシル爆弾)をアラシ・ダイスケ隊員がゼットンに向かって放っていた。ゾフィーは離れると、ゼットンは空中で大爆発を起こした。
「………………」
「わかっただろう、ウルトラウーマン、彼らは私たちがいなくてもやっていけることを……さぁ光の国へ戻ろう」
「待ってゾフィー!もし一体化を解除をしたらレイカが死んでしまう!!だから私の命を使って彼女を!!」
「ウーマン、それほど地球人のことが好きになったんだね。大丈夫、私は命を二つ持ってきている。それを彼女に与えよう」
「ありがとう……ゾフィー」
「礼ならヒカリに言ってくれ。では彼女と分離させるよ」
ゾフィーが持ってきたベータカプセルが光って、ウーマンとレイカは分離する。そして、二人の戦士たちは光の国へと去っていく。
「ねぇ、ゾフィー?」
「なんだい?」
「ごめんなさい……連絡しなくて……」
「君“も”あの青い星…地球が気にいったみたいだね。君が無事でよかったよ」
それからもウーマンはゾフィーを支えていき今に至る。ゾフィーがいなかったら命を失っていたかもしれない……胸のカラータイマーを押さえながらこれからもゾフィーの力となろう、とそしていつかは告白をしようと考えていた。
次回「ゾフィーと真紅のファイター」