ゾフィーに転生をしましたがウルトラ戦士たちが女性でした   作:桐野 ユウ

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ダークファルシオン

宇宙警備隊隊長室──椅子に座るゾフィーを筆頭にウルトラ兄妹たちが集結をしている。現在は、ゾフィーの口からダークファルシオンの目的などが話されているところである。

 

「やはり、惑星ベルリズの異変は奴らの布石だったのか……」

 

「奴はそう言っていた。みんなも聞いた通り、私を闇の戦士に引き入れることが目的だった、ともね」

 

「ゾフィーお兄ちゃんを闇の戦士に・・・・・・」

 

「一体何が目的でゾフィー兄さんを闇の戦士にしようとしているのかわかりません」

 

「いずれにしてもゾフィー、今度からは一人でパトロールをしないようにね?」

 

「だが「わかった?」わ、わかりました」

 

ウーマンに言われては仕方がない。ほどなくして会議が終わり、姉妹達は自分たちの部屋の方へと戻っていった。

 

それを見計らって、ベリアルは彼の肩に現れる。

 

「ウーマンの言ってたこと、しっかり守りなよ、ゾフィー・・・・・・」

 

「……ベリアルさん、ダークファルシオンは何のために私を闇の戦士にしようとしているのでしょうか?」

 

「はっきりとは、わからないね。お前を闇の戦士にして何がしたいのか・・・・・・光の国を壊滅させるため、か?」

 

「それでしたら別のウーマンでも良かったのでは?」

 

「確かにその通りだ。ダークファルシオン・・・・・・一体何が目的なんだ?」

 

二人はダークファルシオンの本当の目的が何なのかわからないため、ため息をつくのであった。

 

場所は変わって、ウルトラコロセウム──筆頭教官を務めるタロウは、生徒たちを教えている最中、ダークファルシオンの言葉が脳裏をよぎってしまう。

 

『俺の目的はゾフィーを闇の戦士にすることだ!!』

 

「・・・・・・・・・」

 

「あの教官?」

 

「あぁごめんね、これはこうで」

 

「ありがとうございます!」

 

生徒がお辞儀をして、再びシミュレーションで光線を当てていくのを見守っていたが、ついついため息をついてしまう。それを見かねたひとりのウーマン戦士が声をかける。

 

「筆頭教官がため息ついてどうするのよ?」

 

「・・・・・・エース姉さん」

 

現れたのはウルトラ兄妹の五番目、ウルトラウーマンエースだった。彼女はタロウの隣に座り話を聞くことにした。

 

「どうしたの、悩み事?」

 

「・・・・・・あの時、ダークファルシオンが言ってたこと、覚えてる」

 

「……やっぱり、気にしてたの?」

 

「私はゾフィー兄さんが闇の戦士になって戦うことになったら・・・・・・どうしたらいいのかな?私はゾフィー兄さんを撃つなんてできないよ。」

 

「タロウ・・・・・・」

 

エースも同じ気持ちだった。もしゾフィーが自分たちの前に敵として現れた時に自分たちは戦えるのか?いや彼女達はそれができない。

 

それはほかのウーマンたちも同じだったようだ。

 

「・・・・・・ゾフィーが闇の戦士になったら、討てるかか・・・・・・」

 

「私はゾフィーお兄ちゃんと戦うなんてできません!」

 

「・・・・・・私もだ。ウーマン、お前は?」

 

「・・・・・・正直に言えば、私もあいつと戦うなんて、できないわ。でも、もし、あいつが敵として現れたら・・・・・・私は・・・・・・私はッッ!」

 

「そんなこと、絶対にさせません!」

 

「ジャック・・・・・・!」

 

「ダークファルシオンさえ倒せば問題ないんです!」

 

「だが問題は、奴が他の闇の戦士と同じく神出鬼没だってことだ」

 

「そうね、惑星ベルリズの囮に使用をしていた装置、それに未知数の戦闘力などを考えても、うかつに手を出すわけにはいかないわね」

 

ため息をつきながらもウーマン達は決意を固める。彼を一人にするわけにはいかない。

 

絶対に彼を闇の戦士にさせないように・・・・・・!




次回 ゾフィーはエースと共に宇宙空間を飛んでいると前の方から円盤が現れて怪獣を出してきた。

だがそこに一つの光も!

次回「銀河をジャンプ!宇宙を走り!次元を割いて飛んでくる!」
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