ゾフィーに転生をしましたがウルトラ戦士たちが女性でした 作:桐野 ユウ
ウルトラクリニックに、現在ウルトラ兄妹とウルトラの父、ウルトラの母、ベル、トレギアといった面々が集まっていた。
クリニックのベットにゾフィーが横たわる中、ウルトラの母はマザー光線を当てている。
「母さん、ゾフィー兄さんは?」
タロウはウルトラの母に聞くが彼女は顔を俯かせている。
「マリー・・・・・・」
「今、ゾフィーは光と闇の狭間の戦いが行われています。彼のカラータイマーが先ほどから点滅しているでしょう?もし、あれが消えたら・・・・・・」
「ど、どうなるのですか?」
「・・・・・・闇の戦士に、なるでしょう」
「「「「!!」」」」
「私達は何もできないのか!!」
セブンは壁を殴る。いや、全員が今の自分たちの無力さに怒りを覚えている。一方でゾフィーは・・・・・・
「くそ!こいつだけは・・・・・・こいつだけは絶対に私が護る!!」
ベリアルが、これ以上闇が広がらないように努めていた。だがそこに光弾が飛んできて、ベリアルが吹き飛ばされる。
「が!!」
「へぇー、ここがね・・・・・・」
「なんだお前たちは!?」
そこに現れたのは、それぞれ銀色の髪、赤い髪、青い長髪が特徴的な三人の女達だった。ベリアルは殺さんばかりに睨みつける。
「あたしの名前はカルミラ」
「俺はダーゴン」
「私はヒュドラムといいます」
かつてウルトラウーマントリガーと戦い、敗れ去った闇の三戦士だ!
「何しに来た?こっちは見ての通り、多忙でね。事と次第によっちゃ・・・・・・消すぞ、テメェら」
「まぁ怒らない怒らない。私たちの場合は『奴』に利用されただけですしね」
「そうだな・・・・・・」
「全くだよ、ふん!!」
すると三人はゾフィーを覆っていた闇を払った。ベリアルが驚いたのも無理はない。
「なぜ闇の戦士であるお前達が・・・・・・」
「さぁなんででしょうね?」
「光ってのは温かいからね・・・・・・ここのは特にマナカ・ケイコのようにね。」
「マナカ・ケイコ?」
「知らなく当然だ。マイフレンドだからな・・・・・・」
ダーゴンはそう呟く中、ゾフィーは身を守っていたバリアーを解く。
「えっと?闇エネルギーが浄化されたのか?それに……(えっと誰?愛憎戦士カミーラ?剛力戦士ダーラム?俊敏戦士ヒュドラ?いや、よーく見ると、姿が違うみたいだな。全員女性だし)」
前世で『ウルトラマントリガー』を見ていないゾフィーにとっては、初対面である。そこにカルミラが近づいてきた。
「あーら、あなた、よーく見たらタイプじゃない。」
「何やっている、カルミラ!」
「全くあんたはいつもそうですね(笑)」
「なにを!!」
なぜか喧嘩をする二人をダーゴンが止めている茶番に、ゾフィーとベリアルは首を傾げるしかなかった。
「まぁ、あたしたちはここにいるからよろしく!」
「よろしく頼む」
「よろしくお願いしますね?」
「「ええええええええええええええええええええええ!?」」
一方でクリニックではゾフィーの体が光りだした。光が収まると、ゾフィーの体の色に銀と紫、黒が現れたので全員驚いている。
「・・・・・・・・・・・・・・・」
全員が叫んでいるのを見て、彼自身も自分の体に何が起こったのか鏡を見た。
(えーーーー!?)
「ぞ、ゾフィーお兄ちゃんが!!」
「いったい何が・・・・・・」
「ティガ達みたいになっちゃった!?」
「えええええええええええええ!!」
こうしてゾフィーは新たな姿“マルチタイプ”を手に入れたのであった。
次回 ゾフィーは自分の新しい力を試すために惑星「ガンズ」へと行き新たな力を試す。
次回「新たな力」
NEWキャラクター
ゾフィー マルチタイプ ゾフィーの体の中に闇の三巨人がいることで赤色に銀、紫、黒が混じった姿だ。
基本的な姿で前と同じ要領で戦うことができる。
さらに彼らの力を取り入れたタイプチェンジが使えるようになりさらにベリアルの力も倍となった。
ダークファルシオンが思っていたのとは違うが光と闇、それが一つになった姿といえるだろう。