ゾフィーに転生をしましたがウルトラ戦士たちが女性でした 作:桐野 ユウ
「ふむ・・・・・・」
「どうしたんだ、ゾフィー?」
宇宙警備隊隊長室でウルトラサインを見たゾフィーにセブンが声をかけてきた。彼は、振り返り、答える。
「あぁ、実はゼットからウルトラサインが来たんだ。トリガーを連れて光の国へ来るらしい」
「ほう・・・・・・ウルトラウーマントリガーか・・・・・・すまない、少し用事を思い出した」
“トリガー”の名を聞いたセブンは、他のウーマン達と情報共有をする為、隊長室を後にした。
彼も、準備の為に立ちあがり、ブラザーズマントを羽織って歩きだした。一方で、セブンは執務部屋へと戻っていた。
「あら、セブン、どうしたの?」
「ウーマンか……ジャックは?」
「今日はウルトラコロセウムの方で指導の方に入っているわよ……どうしたの?」
「実は・・・・・・」
セブンの説明で、ウーマンも察したようだ。
「トリガー、ね・・・・・・」
「あぁ、ゼットが連れてくるらしい。それで、見るか?」
「えぇ、セブン。早速だけどウルトラ姉妹を集めて頂戴」
「わかった」
ウーマンの指示により、ウルトラ姉妹を集めて相談することが決まった。それから5日後、光の国に二人のウーマンが舞い降りる。
「ここが・・・光の国・・・・・・」
「そうでしょそうでしょ!美しいでしょ!?」
白い髪をロングにした女性…ウルトラウーマントリガーが光の国へとやってきた。ゼットが持つベリアロクの恩恵だ。
(そして、僕の目的も…ふふふふふふふふ)
彼女の目から一瞬だけ光が消え、黒い瞳になっていたが、ゼットが声をかけてきたので光を取り戻し、宇宙警備隊の中を歩いている。
「ほえー、宇宙警備隊本部は浮いているんだ……」
「まぁね♪おっ!!あれは!!」
トリガーたちが前を向くと、ブラザーズマントを羽織ったウルトラ六兄妹が立っていた。
「あれが・・・・・・!」
「そう!伝説のウルトラ兄妹であります!!まず紹介をするのはウルトラ兄妹ナンバー6で筆頭教官を務めるタロウ姉さん!」
「あはははは、ようこそ!」
「そして!異次元人ヤプールの軍勢から宇宙を守り抜いた銀河連邦の大エース!私に名前を付けてくださったエース姉さん!」
「歓迎するわ」
「次に!ブレスレットを使わせたらナンバー1!帰ってきたウルトラウーマンことジャック姉さん!!」
「なんだか照れちゃうな・・・・・・」
「次に!地球を誰よりも愛して守り続けた真紅のファイター!セブン姉さん!」
「噂は聞いてるよ、よろしく」
「そしてぇ!地球で初めて防衛戦線を張ったこの人こそ!伝説のスーパーヒロイン!ウルトラウーマン姉さん!!」
「初めまして。ようこそ、光の国へ」
「最後は宇宙警備隊隊長にしてウルトラ兄妹ナンバー1!ゾフィー隊長その人であります!!」
「久しぶりだね、トリガー」
「は、はい!」
「「「「「・・・・・・・・・・・・・・」」」」」「?」
姉妹達はトリガーが何かをするのではないかと気が気でない。しかし、ゾフィーの指示もあり、五人は渋々と自分たちの仕事場(もちば)へと戻っていく。そして、ゼットも野暮用とのことで分かれることとなった。
そして、二人っきりで隊長室の方へと移動する。隊長室に到着すると、あろうことかトリガーがゾフィーをソファーの上に押し倒した!
ゾフィーside
突然体が浮遊した感じがしたと思ったら、なぜかソファーの上に倒されていた。そう目の前にいるトリガーに・・・・・・ってか彼女の目からハイライトさんが隠れてるんだけどなんで?
「や〜っと、二人きりになれたよ……………!」
「えっと……トリガー、さん?」
「僕ね、ずっと考えていたんですよ。あの時、ゾフィーさんがゼットさんやハルコさんと一緒に来てくれて・・・・・・その後にハルコさんの頭を撫でていましたよね?」
はい、撫でましたね。それでなんでこんなことに?いや、しかし、彼女って案外大きいよね?F?Gぐらいあるよね絶対に・・・・・・いやいやいや、その前に、なんか闇のオーラを感じるな?皆さん、ご存知ですか!?
『まぁ、元々トリガーは私たちと同じですからね』
『いやー、嫉妬ってのは怖いねぇーーーー』
『カルミラ、お前が言うか?』
中にいるカルミラさん達のお陰で大体わかった。でも、この状況やばいよね?ん?
【ウルトラウーマントリガースカイタイプ!】「え?」
【ウルトラウーマントリガーパワータイプ!】
「え?」
光り出したと思ったら、トリガーが三人に!?そんな能力あったの!?
「あの時からずっと心がズキズキ痛いんですよ!」
「それで原因が何だろうと思って考えていたんです!」
「それがあなただってことに気づきました……!」
三人のトリガーは笑いながらこちらに迫ってくる……!どうしたらいいのでしょうか?!パワータイプとスカイタイプのトリガーが両側から押さえ込んでるので、無闇に力を込めるわけにはいかない!でかい胸が当たっている!!
「「「さーてやりま「「「「「「させるかああああああああああ!!」」」」」」」え?」」」
「あーーーーーっ!?扉がああああああああああああああああ!!」
破壊された扉の向こうから現れたのは、ウーマンを始めとしたウルトラ姉妹であった。レオとアストラ,エイティ,メビウス,ヒカリまでいるオールスター・・・・・・それは良いとして、扉が・・・・・・隊長室の扉が・・・・・・破壊されてしまった。超硬質合金S型を参考にしたのに!?
「キャッチリング!」
「ストップリング!」
ウーマンとエースが放ったリングがトリガーたちを捕まえた。無事に助けられたのはいいが・・・・・・私は立ちあがる。
「ぞ、ゾフィー?」
「正座……」
「けっ、けど!」
「正座、今すぐに!!」
私は、全員を正座させた後、説教を始めた。勿論、トリガーもだ!
ちなみに扉の修繕費はウーマン達の給料で賄うことにしました、ちゃんちゃん。
次回 トリガーの襲撃から数日が経ちゾフィーは惑星「アルカリア」に急行をした。アルカリアでアムールが苦戦をしているという情報を得て向かった。
次回「アムールの苦戦、ピンチの時に駆けつける!」