ゾフィーに転生をしましたがウルトラ戦士たちが女性でした 作:桐野 ユウ
惑星「コーナリス」へと飛んでいる宇宙警備隊隊長ゾフィー、中にいるベリアルは彼の肩に現れる。
「ゾフィー、おそらくだけどこれは罠よ?あいつがあんたに対して一対一で戦うなんて思わない方がいいわよ?」
「えぇそれは承知をしていますよベリアルさん。だから闇の力を解放させて戦います。」
「それは賢明ね。」
ベリアルは中に戻りゾフィーは惑星「コーナリス」に到着をして着地をする。彼は辺りを見ながら歩いていると光弾が飛んできてゾフィーはウルトラスピンではじかせた。
彼はスピンをやめるとダークファルシオンが黒い翼を広げながら現れる。
「よく来たなゾフィー!」
「ダークファルシオン!お前の野望をここで終わらせてやる!」
「そうはいかんぞ!現れろ!インペライザー軍団!」
ダークファルシオンの言葉にインペライザーが現れた。ゾフィーは走りだしてダーゴンタイプへと変わるとインペライザーに対してドロップキックをお見舞いさせる。
倒れたインペライザーの足を持ちそのままぶん投げてほかのインペライザー軍団に命中をさせて右手にエネルギーが込められる。
「くらえ・・・・・・ファイヤービートクラッシャー!!」
地面にエネルギー込めてファイヤービートクラッシャーが倒れたインペライザー軍団に命中をして爆発させるとそのままクロスをして今度はヒュドラムタイプへと変わり右手にダガーヒュドラムが装備された。
インペライザーは肩部から光弾を放とうとしたがすでにゾフィーが後ろの方に立っており足部にダメージを与えていた。
「そのような短足では私の動きを見切ることなど不可能ですよ!」
そのまま素早くインペライザー軍団達を翻弄させて切りつけていく。そしてダガーにエネルギーが込められて行き構える。
「ヒュドラスト!!」
放たれたヒュドラストが命中をしてインペライザー軍団が爆発をする。ダークファルシオンは驚いているとウィップが足に絡まり地面に落とされる。
「おやおや油断をしているとこう落とされるんだよ!」
カルミラタイプへと変わっておりダークファルシオンは右手に闇の剣を纏いゾフィーに切りかかる。カルミラバトンを出して放たれる剣をはじかせていく。
「であ!!」
伸びたカルミラバトンがダークファルシオンの胴体に命中をしてダメージを与えるとそのまま両手にエネルギーが込められてL字に構える。
「ワイドショット!!」
セブンの必殺技ワイドショットを放ちダークファルシオンを吹き飛ばす。ゾフィーはマルチタイプに戻るとそのまま接近をしてウルトラブレスレットが変形させたウルトラランスを構えて突きだした。
ダークファルシオンの翼を広げて飛びあがり両手に闇のエネルギーが溜められて光弾を連続して放ってきた。
「!!」
光弾がゾフィーの近くで爆発をしてダークファルシオンは連続で放った光弾を止めた。煙が黙々と発生をしてダークファルシオンは見ていると後ろの方でエネルギーを感じたので振り返るとゾフィーが構えている。
「な!?」
「M87光線(Bタイプ)!!」
M87光線が放たれてダークファルシオンは地面へと叩きつけられた。その近くにゾフィーは着地をしてウルトラランスをつきだしていた。
「さぁお前の負けだダークファルシオン!!」
「それはどうかな?」
「何?・・・・・・!!」
ゾフィーは何かに気づいて横にかわすと光弾が飛んできた。彼はウルトラランスを構え直すと人物が現れる。
「苦戦をしているな?ファルシオンよ。」
「余計なお世話だ!」
「余計なお世話をしていなかったら貴様は負けていたはずだが?」
新たな敵も現れたのでゾフィーはどうしたらいいのかと考えている。今のこの状況でダークファルシオンの方はダメージを与えているから問題ないがもう一体の方は無傷の状態だ。
ファルシオンも加われば自分がやられる可能性が高い、頭の中で考えているともう一体の方が素早く接近をして蹴りを入れてきた。
ゾフィーはクロスガードをして衝撃を備えたがあまりの強い打撃に吹き飛ばされてしまう。
(ぐ!なんという力だ!)
バランスを取り次の態勢に構えようとしたが相手はさらに接近をしてゾフィーを殴り飛ばす。
「がは!!」
吹き飛ばされてウルトラランスを落としてしまいゾフィーは崖に激突をして倒れる。
「ぐう・・・・・・」
「ふんこんなものか?」
「さーて今のうちにこいつを闇の戦士にしてやるぜ!!」
「まだそんなことを言っていたのか貴様は・・・・・・」
「そうだ!こいつを闇の戦士にして光の戦士達を絶望に追い込んでくれるわ!!」
ダークファルシオンはゾフィーに近づいて闇の戦士にしようとした時光線が命中をしてもう一体の方は両手を前でクロスをしてガードをする。
「ぐうううううううううううう!!」
「どあ!!」
着地をしたのはレオ、アストラ姉妹とセブン、ゼロ親子である。光線の方はワイドショットとワイドゼロショットの二つで四人は前の方を見て構えている。
「ゾフィーお兄ちゃん!!」
「ゾフィー兄さん!!」
ジャックとエースも駆けつけてその隣にウーマン、タロウも着地をする。
「ダークファルシオンにもう一体闇の戦士か・・・・・・」
「まさかウルトラ姉妹まで駆けつけるとはな・・・・・・覚えておくがいい!私の名前はダークレクギルス!貴様達光の戦士を抹殺するもの!」
そういって倒れているダークファルシオンを連れて離脱をする。
「・・・・・・ダークファルシオンに続いてダークレクギルスと名乗る闇の戦士か・・・・・・さてゾフィー?あんた勝手なことをばかりするわね?」
「面目ありません。」
「まぁまぁウーマン姉さん、ゾフィーお兄ちゃんがすぐに見つかってよかったですよ。」
「だがどうしてここに私がいるのがわかったんだい?」
「簡単よ、あんたがいつどこに出てもわかるようにヒカリが仕掛けてくれたのよ。それにあんたの部屋の盗聴できるようにしているからよ。」
(ええええええええええ!そんなことをしていたのかい!?まぁ・・・私が勝手に抜けだすことがあるからそういう処置はわかるけどさ。)
まさか新しい隊長室にそんなことをされているとは思ってもいなかったゾフィーであった。
次回 光の国へと戻ってきたゾフィーはウルトラクリニックへと運ばれてウルトラの母の治療を受ける。
一方でウーマンは両手を組んで悩んでしまう。
次回「・・・・・・・・・」