ゾフィーに転生をしましたがウルトラ戦士たちが女性でした   作:桐野 ユウ

124 / 188
3日の休み

「え?3日も休み・・・ですか?」

 

ここは大隊長室、今ゾフィーを始めとしたウルトラ戦士達が集められており3日の休みを与えているところだ。

 

「そうだ、アブソリューティアンたちとの戦いでお前達は本当に頑張った。そのおかげでユリアン王女が救出されたのも事実、そこで3日の休みをお前達に与えることにした。」

 

「ちょ、ちょっと待ってください!宇宙警備隊隊長の私まで休んだら誰が指揮をとるのですか?」

 

「おいおいゾフィー、ここにいるじゃないか、前に宇宙警備隊隊長をしていたのが目の前にいるのだが?」

 

そう言われてしまったらゾフィーは何も言えなくなり、3日の休みを堪能をすることになったが彼はどうしようかと思いキング星へと向かうことにした。

 

宇宙空間を飛びながらベリアルは彼の肩に現れた。

 

「キング星に行って何をする気なんだい?」

 

「なんとなくですよ。」

 

「なんとなくね・・・・・・」

 

やがてキング星に着地をしてゾフィーは歩きウルトラウーマンキングが待っていたかのように座っていた。

 

「やぁ来たわねゾフィーよ。」

 

「キング、アブソリューティアンとの最後の戦いの時はありがとうございました。」

 

「気にすることはないわ。それとゾフィー・・・・・・」

 

「なんでしょうか?」

 

「あなたが頼んでいたものができたのだけど持っていくかしら?」

 

「完成をしたのですね。わかりました。」

 

キングからゾフィーはブレスレットのようなものを受け取り左腕前部分に装着をして右腕にはコスモテクターブレスレットが装備されているなどゾフィー自身もブレスレット系が多いなと思いながら苦笑いをしながらキング星を後にする。

 

ちなみにゾフィーがキングから授かれたのは彼が前世で見た超闘士ウルトラマンが装備をしていたウルトラクラウンをもらったのだ。

 

本当だったらアブソリューティアンたちとの戦いで使おうとしたが製造などに時間がかかってしまったため間に合わなかったのだ。

 

惑星「ゾイロイド」に着地をしたゾフィーは早速ウルトラクラウンを装着をする。

 

「デュワ!」

 

目元部分に装着をしてクラウンがゾフィーの耳元に移動をしてウルトラホーンのように装着された姿となり彼は力を込めると中にいるベリアル達は驚いている。

 

「な、なんだい!?」

 

「ゾフィーの力が我らが思っている以上の力になっている!?」

 

「これはこれは・・・・・・」

 

「光と闇・・・・・・それらを一つにしたこの子が・・・・・・まさか!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

ベリアルは中でゾフィーの力がさらに上昇をしていくのを見て伝説の超戦士と呼ばれていることが聞いたことがあったのを思いだしたが・・・・・・まさか自分の義息子がその戦士なのかと思いながらエネルギーなどが上昇をしていくのを感じていた。

 

ゾフィーは後ろの方を振り返ると現れたのは宇宙人を見て驚いている。

 

「お前は!・・・・・・えっと誰だっけ?」

 

「まさか宇宙警備隊隊長・・・・・・ゾフィーがいるとはな・・・・・・私の名前はサタンゴーネ、クローズ星名門サタン族の出身・・・・・・であったものだ。」

 

「貴様はジャンボーグAと戦ったクローズ星人か?」

 

「そうだ。ジャンボーグAと戦い死んだはずだったが目を覚ましたらこの星で目を覚ました。すでにデモンゴーネも倒されてしまった今はこうしてここでのんびり過ごしていたというわけだ。」

 

「なるほど・・・・・・ん!!」

 

二人は前を向くとジャンボーグAのようなものが現れた。

 

「あれは・・・ジャンボーグA?」

 

「違う、あれはジャンキラーだ。しかも改良をされているもので間違いない。」

 

ジャンキラー改は胸部のガトリング砲を放ち二人に攻撃をしてきた。ゾフィーはウルトラクラウンを付けたままだったので走りだしてジャンキラー改は胴体から分銅鎌を出して振りまわして攻撃をしてきた。

 

だがゾフィーはその分銅鎌を左手でキャッチをして引っ張りジャンキラー改が引っ張られてボディブローを放ちダメージを与える。

 

「はあああああああああああ!!」

 

そのまま接近をして連続したパンチをジャンキラー改に放っていきダメージを与えていきそのまま上空へとあげて投げた。

 

「はああああ・・・・・・・・・」

 

両手にエネルギーをためていき構える。

 

「バーニングプラズマ!!」

 

グレートから学んだバーニングプラズマが放たれてジャンキラー改に命中をして爆発する。

 

「・・・・・・まさかジャンキラーが・・・・・・だがデモンゴーネは倒されたはずなのになぜ?」

 

「グロース星人が再び動きだしたのだろうか?」

 

「わからない。立花 ナオキがグロース星を壊したわけではないはずだからな。」

 

ゾフィーはウルトラクラウンを外して左腕部に装着させてから惑星ゾイロイドを後にする。




次回 ウルトラクラウンを手に入れて力をあげることに成功をしたゾフィー、彼はジャンキラー改に襲われたがそれを倒すことに成功をする。

だがなぜグロース星人が再び動きだしたのかと思いながら宇宙空間を飛んでいると攻撃が放たれたので交わした。

次回「襲撃されたゾフィー」

「こいつらは!?」

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。