ゾフィーに転生をしましたがウルトラ戦士たちが女性でした 作:桐野 ユウ
ゾフィーside
地球でガルト星人とガイモスの二人に襲われかけたが、私を見張っていたヒカリとメロスが助けてくれたので無事撃退することができた。光の国へと帰った後、私は自分の家へと戻り休暇を満喫をした次の日に、私は大隊長のところへと向かう。昨日の休みの時に自分の代わりに仕事をしてくれたのでお礼を言う為に。
「失礼します大隊長・・・・・とベリアルさん」
ケンさんの隣にもう一人のウルトラウーマンがいた。ケンさんのようなマントを装着をして胸はGカップで白い体に黒い髪・・・・・・そう私が知っているアーリースタイルのような姿をしているウルトラウーマンだ。
「ゾフィー、今の私はベリアルではない。ウルトラウーマンベルだ」
「す、すみません」
なぜ彼女が生きているのか?私も戦った時に初めて知ったのだが・・・・・・普段のベリアルさんは誰にも優しくマリーさんのような人だが、戦いになると原作のようなベリアルさんになるみたいだ。そしてあの事件が起きる。
ベリアルさんの優しさを知っている者たちは、彼女がなぜプラズマスパークコアに振れたのか、不思議に思った。その現場に、私もおりベリアルさんのあの豹変した姿に驚いてしまったな。彼女を止めようと必死になったが、私は蹴りを受けて吹き飛ばされてしまう。そこから黒くなったベリアルさんが現れてウルトラウーマンキングが現れ、彼女を宇宙牢獄に封印をした。私は何度も宇宙牢獄の方を見ていたが、ある日その牢獄からベリアルさんが脱走したという連絡を受けて、私達は全員が警戒態勢を取っているとベリアルさんが現れる。
「ふふふふふふふふふ」
「ベリアル・・・・・・・・・」
ほかの戦士たちがベリアルさんに吹き飛ばされていき、私はウーマンとセブンと共に彼女を迎撃をするために戦った。ほかの二人がベリアルさんに吹き飛ばされても私は一人でベリアルさんと戦った。
「てあ!!とう!!」
「ふふふふふ強くなったみたいだなゾフィー」
「ベリアルさん、元のあなたに戻ってください!!」
「何を言っているのかしら?これが私の姿なのよ!!であ!!」
「ぐ!!M87光線!!」
私はM87光線を放つが彼女はギガバトルナイザーでガードをして、私は彼女の攻撃を受けて叩き落とされてしまう。目を覚ますと光の国が凍結をしようとしていたので私はウルトラバリアーを張りガードをする。鍛えておいてよかったと改めて確信した。どうやらベリアルさんにプラズマスパークコアが盗まれて光の国が凍結をしてしまったみたいだ。
「「ゾフィー!!」」
無事だったウーマンとセブンと合流をした後、メビウスに怪獣使いを連れてくるようにいい、私達はその間はエネルギーの保存のため人間態となり潜んでいた。この当時、ゼロをレオとアストラの姉妹に預けて修行させていた。
そしてメビウスが怪獣使いのレイ(こちらも女性)を連れてきて、私達はタロウが残したプラズマスパークコアのエネルギーを使って変身をしてベリアルさんがいる怪獣墓場へと向かった。彼女が百体モンスロードで繰り出した怪獣や宇宙人と交戦をする。明らかに百体以上いたし、なんか変なのが一体いたな、プレッシャーと叫びながら来たのだが・・・・・・とりあえず私はそいつを投げ飛ばした後にM87光線(B)を薙ぎ払うように放って撃破した。
だが怪獣の多さに私達は苦戦をしてしまい、さらにレイがレイモンレイオニックバーストへと変わり彼女のゴモラも暴走をして、私達に襲い掛かり、セブンがその攻撃を受けて重傷を負ってしまう。
「セブン!!」
「ふふふならこれならどうかしら!!」
「いかん!!」
レイモンの暴走を彼女の仲間ZAP SPACYが解いたが、それを狙ってベリアルさんが放ってきたので私は自らの体を使い彼らを守る。
「ぐは・・・・・・」
「ゾフィいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」
セブンがアイスラッガーを使いK76星にいるゼロ達にSOSを飛ばすと、彼女が倒れてしまい私は彼女の傍に行き守るために奮闘をする。
その後はゼロがベリアルさんを倒したが、アナザースペースにてベリアルさんはベリアル銀河帝国を築き上げた。ゼロが調査に向かった後、現れたゼロそっくりのダークロプス軍団が攻めてきた。
私達はそれを迎撃をするために光の国を飛びだして倒していく。次々に送られてくる敵に私達は奮闘をした。故郷を守るために・・・・・・そしてキングも参戦をして撃破した私はゼロがベリアルさんを倒してくれたのだなと判断をする。
「・・・・・・・・・・・・」
平和になった・・・・・・私はプラズマスパークコアへとやってきた。ベリアルさんは何を求めてこれに手を振れたのか・・・・・・私には理解が・・・・・・!?
「誰だ!!」
「ふふふ変わらないわねゾフィー」
「え?」
私は目を見開いた白い体のウルトラウーマンがそこにいたのだから。だがその目は見間違えようがない!
「ベリ・・・・・・アルさん?」
そうウルトラウーマンベリアルさんがそこにはいた。なぜそこに彼女がいるのか私には理解ができなかった。
「奇跡って奴かしら?このプラズマスパークコアが私に力を貸してくれていたの・・・・・・」
「貸してくれていた?」
「アナザースペースでゼロに倒されたはずの私だったけど目を覚ました時はレイブラット星人の呪縛やもう一人の私から解放されていたの・・・・・・気づいたらこのプラズマスパークコアの近くにいるってことがわかった。あの時触った際に入った光が私を守っていてくれたみたいなのよ・・・・・・」
「そうだったのですか・・・・・・・・・」
そして私達はケンさんのところへと連れていくと、彼も目を見開いていた。
「ベリ・・・アルなのか?」
「えぇそうよ・・・・・・戦闘狂の方じゃない私だけどね・・・・・・」
「・・・・・・ベリアル・・・・・・帰ってきてくれてよかった・・・・・・ゾフィー」
「わかっています、ウルトラ姉妹たちを集結させます。」
私は急いでウルトラ姉妹達を呼んだ。ヒカリも呼んだので彼女達は白いウルトラマンがいるのに驚いている。
「あのーゾフィー兄さん、彼女は?」
「ベリアルさんだ」
「「「「ベリアル!?」」」」
「待て!!」
「ゾフィー兄さんなんで止めるの!!こいつは!!」
「わかっている。彼女は違うんだ!!」
「やめなさい、皆」
「ウーマン姉さん!?」
「ゾフィーがここまで言うってことは何か理由があるのでしょ?ベリアル」
「ありがとうウーマン、そうね話をするわ。なぜ私がここにいることやなぜプラズマスパークコアに触れたこともすべてね」
彼女は嘘の一言も言わないで話をする。メビウスなどは涙を流しながら聞いていた。
「そんなことがあったなんて・・・・・・」
「えぇ信じられません。エンペラ星人やレイブラッド星人によって植え付けられたもう一つの人格悪の心と言った方がいいですね・・・・・・」
「つらかったわ・・・・・・私はそこで見ていることしかできない感覚だったから・・・・・・ケンやマリー、ほかの人たちを傷つける自分を見るのを・・・・・・」
「ベリアルさん・・・・・・大隊長、お願いがあります。ベリアルさんの復帰を許してもらえないでしょうか?私のわがままかもしれません。彼女は私が両親を失ってからの義母のような方です。だから・・・・・・」
「わかっているゾフィー、だがベリアルという名前をそのまま使うわけにはいかないだろう・・・・・・新しい名前にするしかあるまい」
「ならベルってのはどうかしら?ウルトラウーマンベル、べスと名前が気になっちゃうけどあまり名前をとりたくないでしょ?」
「・・・・・・そうねありがとう、マリー。それと皆ごめんなさい・・・・・・謝っても許されることじゃないけど・・・・・・」
そこからベリアルさん改めてベルさんは大隊長補佐という形で収まったが、どうやら悪のベリアルさんの方はゼロが仲間たちを蘇らせるときに復活をしたみたいだ。そしてクライシスインパクトの時にベルさんとベリアルさんが激突をした。
「まさか貴様が生きているとはな・・・・・・なぁ?」
「えぇそうね。今は違う!!私はウルトラウーマンベル!!宇宙警備隊大隊長補佐だ!!」
「だがお前でも止めることはできまい!!この宇宙全体をも壊す爆弾だ!!」
それからキングが自らの体を使って修復されたが、ベリアル自身は生きているとベルさんが言ったが、彼女はジードというベリアルさんの遺伝子を使った人物が倒したとケンさんとベルさんがいった。
ジードか・・・・・・彼女もまたゼロやタイガと同じように生み出された戦士なのだなと・・・・・・ゼロもその時に戦っていたので彼女からも詳しく聞いたからね。今度ゼロに連れてきてもらおうかな?
ゾフィーside終了
ベリアル改めてベルside
「・・・・・・・・・」
「どうしたベリアル?」
「何でもないわよケン」
またこうしてケンと仕事をするなんて思わなかった。マリーとも普通に話したりほかのウルトラウーマンたちとも話をしたりしているけど、悪の人格に閉じ込められてアナザースペースでエネルギーを失ったゼロに激励をして彼女に撃たれて終わったのだなと思ったけど……ずっと気になることがあったのはゾフィーだ。
彼は私の親友だった子の息子だ。だからこそ私は最後まで見ることができなかったことを後悔をしている。もう一度だけでいい、ケンやマリーやゾフィーたちと一緒に宇宙の平和を守りたいとどれだけ願ったか・・・・・・それが叶ったのか私は目を覚ましたらプラズマスパークコアの近くで倒れていた。しかも姿は前のレイブラッド星人に乗っ取られる前の・・・・・・だけどレレイオニクスとしての力は体の中に残っているのを感じた。
そしてベリアル……まぁ私のもう一つの人格の方がアトロシアスという姿に変貌をしたというのを感じて私とケンはジードがいる地球へと降りたった。
「ぬ!!ケンにお前は!!」
「え?」
「大丈夫、娘よ」
「お母さんが・・・・・・二人?」
「ジード、あなたは体の回復をしなさい。その間の時間稼ぎは私とケンでするからいいわね!!」
「お母さん!!」
ケンと共にフィールドを張り彼女を抑えていたけどその力は私やケンが思っていた以上の力だったのでジードが変身をするのに耐えることができるのだろうか?いいえ耐えろ私!!あの子は私の遺伝子を持っている娘・・・・・・頑張れ私!!
「耐えるわよケン!!」
「わかっているさベル!!」
「ふん!!お前達二人で私を抑えられると思っているのかああああああああああああああああああ!!」
そしてなんとかジードが変身が可能の時間まで抑え込んだけどフィールドが破られてしまう。
【ウルトラウーマンジード!プリミティブ!】
そこに立っていたのは銀色の髪のジードが立っていた。彼女は私の方を向いてからあいつに向かって立ち向かっていく。だけどその力は絶大で押されていた娘だけど奇跡が起きて赤い髪にツインテールの娘、髪が銀色に一部がツインテールになった娘、そして最初の娘に髪が金色のロングの娘、最後は青い髪をポニーテールにした娘が現れて私は一言。
「最高だ、ガク」
「ベリアルううううううううううううううううううううう!!」
いやー五人の娘が見れただけで最高ですわ。そのあとジードはベリアルを倒して帰還し私は娘を抱きしめる。
「え!?か、母さん!?」
「お帰りなさい私の娘・・・・・・よくぞ無事で」
「お、お母さん・・・・・・おかあさあああああああああああんうわあああああああああああああああん!!」
娘は私の胸の中で泣いた。なんか知らないけど揉まれている気がするのは気のせいかしら?
そのあとも娘はギガファイナライザーというのを手に入れて、オーブって子とゼロが協力をして惑星クシアの巨大人工頭脳ギルバリス率いるギャラクトロン軍団を倒したという連絡を受けてホッとした。
それとジードはゾフィーに恋をしているようだ。ある日私のところへと来た娘はこう聞いてきた。
「ねぇ、お母さん」
「どうしたの?」
「ゾフィーさんの好きなものって何?」
「ゾフィーが好きなもの?料理とかってこと?」
こくこくと首を縦に振る娘、私は苦笑いをしながら彼の好きなものを言うとどこからか出したのかメモ帳でメモをする娘を見てしまう。やれやれ私の娘まで好きになってしまうなんてゾフィー・・・・・・どれだけ鈍感な男・・・・・・まぁそれを見て楽しむのも義母の役目かしら♪
はいベリアルは二重人格扱いにしました。つまり普段はルナのような優しい人で戦闘になると原作のようなベリアルになるって感じですね。もちろん現在の彼女は戦闘自体は行います。ただし原作のような降伏をしている相手にとどめを刺すことはしません。
さーて次回は?
「ゾフィーとトライスクワッド」