ゾフィーに転生をしましたがウルトラ戦士たちが女性でした 作:桐野 ユウ
ゾフィーは、エイティの家へとやってきた。彼女の家にはウルトラ中学校、そして、P78星雲ウルトラPの星の怪獣スクールで使用するテキストや問題集などが置いてあり、感心しつつ眺めていると、エイティは恥ずかしくなったのかゾフィーに声をかける。
「あ、あまり見ないでください・・・・・・恥ずかしいですよ・・・・・・」
「いやーすまん、流石ウルトラウーマン先生とだけ呼ばれているだけあると思ってな・・・・・・なぁエイティ」
「なんですか?」
「後悔はしていないかい?かつて君は地球で中学校の先生を務めていたのは私も知っていた。だが次々に現れる怪獣たちを倒す為にあの子たちの前から姿を消したことに・・・・・・」
ゾフィーはエイティがかつてUGM(対怪獣・怪奇現象対応部隊)の隊員と桜ヶ丘中学校の先生を両立をしていたが、次々に現れる怪獣や侵略者と戦う為に矢的 霊は学校の先生を辞めてUGMの隊員として、そして、ウルトラウーマンとして戦う選択をしたことに対してゾフィーはずっと思っていたのだ。
「・・・・・・確かに途中であの子達をほっておいてしまったのは後悔をしています。ですがあの子達は私が教えてくれたことを覚えていたのが嬉しかったです。」
「確かメビウスが地球を守っていた頃、君がロベルガー二世を追って行った時だね」
「あの子達に逆に教えられましたよ。ふふ、矢的 霊としてあの子達と触れ合った日々を今も忘れたりしていませんよ」
エイティが紅茶を淹れてくれたので、ゾフィーは受け取って飲む。
「うむ美味しいなこれ」
「ありがとうございますゾフィー兄さん」
「・・・・・・もう慣れたみたいだな、「ゾフィー兄さん」呼びの方は。昔は「ゾフィー隊長」と呼ぶのが癖になっていたからね──」
エイティも少し考えていた。確かに前まではゾフィー隊長と呼んでいたけど今は普通にゾフィー兄さんと呼んでいるので自分でも不思議に思っていた。しかし、この人のためなら戦えると思っていたのだなと・・・・・・ゾフィーは首をかしげているのでエイティはふふと笑いだす。
「どうしたエイティ?」
「いいえウーマン姉さんやセブン姉さんはゾフィー兄さんの小さい時のことを知っていますが、私は初めてゾフィー兄さんの小さい時の姿を見たなと思いましてね」
「なるほどな・・・・・・」
ゾフィーはふと思いだす。小さい時のことを知っているのはケンやマリー、ウォーリアンとベルにウーマンやセブンぐらいだろうなと。後はヒカリとメロスだなと思っていたら、やがてエイティの手造りのご飯ができたので一緒に食べながら宇宙警備隊候補たちの指導の話をしている。
「私の授業を受けたい子が増えているって?」
「はい、皆ゾフィー兄さんが一度来た時に受けた時にね?」
「ふむ、なら体が戻った時の日程などを考えてこの日ならいいんじゃないか?」
「なら調整をしておきますね?」
「すまん」
二人はそれからお風呂場へと行くこととなった。ゾフィー自身は考えることを放棄をしていた。どうせ全員と入ることになるからという諦念もある。エイティ自身も一緒に入ることとなり矢的 霊へと変わりゾフィーも人間態となり一緒にお風呂に入る。
「「いい湯だなーーーー」」
二人は歌いながらお風呂を満喫をしていた。体を洗うときもエイティはぎゅっと抱きしめながらやったのでゾフィー自身は顔を赤くした。
(セブン、メビウス、ベルさん、エースとタロウとも入るんだよな・・・・・・私は生きていられるのだろうか・・・・・・)
ゾフィーはそう思いながら、乗り越えることにした。お風呂から上がった後、エイティは訓練生たちの採点をしていたのを見てゾフィーは手伝うことにした。
「手伝うよエイティ」
「いえいえゾフィー兄さんこれは私の仕事でもありますから。」
「だが多くないか?」
「そうですかね?」
「あまり無理をするなよ?」
「ふふふゾフィー兄さんにそれを言われましてもねーーーー」
「すまん」
お互いに笑いながらエイティは手伝ってもらいゾフィー自身もエイティからもらった答えを見て生徒たちの採点をしていた。
それからエイティと一緒に寝ようとしたが彼女がお願いをしたのは頭をなでなでをしてもらうことらしい、普段エイティはそんなことをお願いはしない。タロウとかは撫でてほしいのか頭を出しているがエイティ自身も本当は頭を撫でてほしかったのである。
現在エイティの頭を撫でながら、ゾフィーは一緒の布団の中にへと入り眠ったのを確認し、彼自身も安心して眠りについた。
さてゾフィーが小さくなってから4日が経ったが彼自身体に変化はなし。彼自身は本当に戻れるのだろうかと思いつつも次のウルトラウーマンを待っていた。
「待たせたなゾフィー」
「セブン姉さん!ではゾフィー兄さんをお託しいたします」
「あぁ任された」
彼女はゾフィーを託されると歩きだした。
「ゼロが帰っているが、お前のことはまだ何にも伝えていないぞ?」
「え?それは問題じゃないか?」
ゾフィーはそう思いながらもセブンと一緒に歩いて彼女が住んでいる家へと向かうのであった。
次回「ゾフィーが子どもになった。(セブン編)」