ゾフィーに転生をしましたがウルトラ戦士たちが女性でした   作:桐野 ユウ

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ゾフィーが子どもになった。(ベリアル編)

ベルside

 

「さて準備は色々と整ったわね」

 

私はジードにゾフィーを迎えに行かせて夕ご飯の準備をしていた。今でも思いだすのはゾフィーの親代わりになったときのことだ。あの子は昔から大人のようにしていたのを思いだす。

 

自分の父が亡くなったのに泣いていたのはそれぐらいで後は普通に過ごしていたのを覚えている。本当は私が最後まで育てないと行けないのに・・・・・・私は悪の自分に負けて・・・・・・悪のウルトラマンとして戦った。封印された後、ザラブ星人(NRB)がギガバトルナイザ―を使い、復活させて私は・・・・・・ゾフィーをこの手で・・・・・・!

 

「私じゃない・・・・・・私じゃない!!」

 

「ただいまってお母さん!?」

 

「!!」

 

私はジードの声が聞こえて正気に戻りゾフィーが来たので迎え入れる。あーあの時のままだ・・・・・・

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「あのお母さん?」

 

「ジード悪いけど、先に中に入ってお風呂の準備をしておいてくれないかしら?」

 

「あ、うんわかった」

 

ジードにお風呂をお願いをして私は小さくなったゾフィーに近づいていく。

 

「ベルさん・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

私は無言でゾフィーを抱きしめた。

 

ベルside終了

 

「ベルさん・・・・・・」

 

「ごめんね・・・ごめんねゾフィー・・・・・・」

 

ベルは涙を流しながら彼に謝っていた。彼自身もなぜ彼女が謝っているのかわかっているので声をかける。

 

「ベルさんのせいじゃありませんよ」

 

「いいえ私よ。あの時もう一人の私に負けていなかったらあなたやほかの姉妹達、ケンやマリ―を傷つけることはなかった!!私なんていなかったらよかったのに・・・・・・」

 

「そんなこと言わないでください!!私はあなたがこうしてウルトラウーマンとして帰ってきただけでもうれしかったんですよ!!」

 

「ぞ、ゾフィー・・・・・・」

 

「ゼロがあなたをアナザースペースで滅したと報告を受けた時、私はあなたがいなくなってしまったと思いました。ですがあなたはプラズマスパークコアのエネルギーで復活をして、こうして一緒に戦ってくれています。私は嬉しかったんです。あなたがこうして戻ってきてくれたのが・・・・・・」

 

「ううううううううゾフィーありがとう・・・・・・ありがとう・・・・・・」

 

ベルは彼をさらに抱きしめていた。その様子を娘のウルトラウーマンジードは涙を流しながら見ていた。

 

「お母さん良かったよおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

ゾフィーもジードもベルが戻ってきてくれたので本当に良かったと思っている。さてその後、ゾフィーはジード達と一緒にベルの手造りの料理を食べていた。

 

「変わりませんねベルさん、私が小さい時に食べたのと変わらないです」

 

「ありがとう、ゾフィー」

 

「お母さん、お代わり!!」

 

「はいはい」

 

ベルはジードの茶碗にご飯を入れて渡すと、彼女は元気よく食べるのを見て笑顔になっている。そして、ゾフィーはふふと笑っている。

 

「ベルさんも娘ができて幸せですね」

 

「本当ね、あなたやジード、それにケンたちとまたこうして仕事ができるだけ嬉しいわよ・・・・・・そういえばゾフィー、あの子は何をしてる?」

 

「トレギアのことですか?今は私の秘書として動いています」

 

ウルトラウーマントレギア…タロウの親友であり合体戦士ウルトラウーマンレイガによって倒されていたはずだったが、ベリアル同様プラズマスパークコアの力により復活し、現在はゾフィーが秘書として登用している。彼女の天才的な頭脳はゾフィーを支えているのだ。

 

彼はふと連絡をすると、トレギアが出てくる。

 

『これは隊長、随分とかわいい姿になっておられますね?』

 

「すまないトレギア、タロウとはまだ?」

 

『そ、それは・・・・・・』

 

「まだ君のことは公表をしていないからね。いつかはタロウと……」

 

『はい・・・・・・』

 

「さて何か変わったことなどはあったかい?」

 

『いいえ今のところは何も異常などはありませんが・・・・・・』

 

「どうしたんだ?」

 

『いいえまだ確定をしていないことなので報告をしていなかったのですが・・・・・・』

 

「わかった。元に戻ったらその話を聞くとしよう」

 

『すみません、役に立てなくて』

 

「トレギア、君が努力をしてきたのは私も知っている。闇にとらわれた君がこうしてまた光を取り戻しただけでも良かったさ」

 

『ゾフィー隊長・・・・・・』

 

「ヒカリも君が帰ってきてくれたこと喜んでいたからね」

 

『ヒカリ長官は知っていたのですか・・・・・・私が隊長の秘書をしているのを』

 

「あぁすぐにわかったよ。『なぜ私にトレギアが戻ってきたことを言ってくれなかった』と怒られてしまったよ。彼女もかなり心配をしていたからね。今度会わせよう」

 

『はい。では』

 

そういってトレギアと通信を切りふぅーと一息をついた。ベルはそんな様子を見て呆れていた。

 

「お前さー、せっかく休みをもらっているのに、なーに仕事の話をしているのさ」

 

「す、すみません」

 

「ほら罰として一緒にお風呂に入るぞ」

 

「え!?」

 

ゾフィーを連れてベリアルとジードも人間態へとなり全裸へとなった。

 

「なーに赤くしてるんだ。昔は一緒に入っただろうに」

 

「今は違います!!」

 

ジードも朝倉 リカの姿に変わり、Cカップの胸をさらけ出しており、ゾフィー自身は顔を真っ赤にした。

 

「「「あーーーーーーーーーーー」」」

 

「まさか光の国でお風呂に入れるなんて思わなかったよ」

 

「これもウーマン達のおかげだよ。彼女達がお風呂の素晴らしいことを教えてくれたからこうやってお風呂に入れるんだよね」

 

「体の疲れもとれるしいい湯だーーーーー」

 

三人はお風呂を満喫をしてから元の戦士の姿へと戻る。ゾフィーはいつになったら元に戻れるのかと心配をしているがベルはふふと笑う。

 

「いいじゃないかゾフィー、お前さんの小さい姿を見れるのもあいつらにとってもいい気分じゃないか?」

 

「そうですかね?」

 

「あぁそうだよ。ウーマンとセブン、それに私やケンたちぐらいしか小さい時のお前を知らない。ジャック達にとってもいい経験だと思うよ?」

 

「まぁそうですね」

 

それからベリアルとジードの模擬戦をゾフィーは見ることにした。家の地下室で二人は構えている。

 

「遠慮はいらないわよジード」

 

「行きます母さん!!はあああああああああああああ!!」

 

ジードが接近をして彼女にパンチを放つがベリアルは冷静に彼女が放つ拳を受け流していく。ジードは姿を変えてセブンとレオの力が入った姿へと変わる。

 

【ウルトラマンジード!ソリッドバーニング!】

 

髪の色が赤くなりツインテールへと変わったソリッドバーニング形態となり、頭部のジードスラッガーを投げつける。

 

「おっとやるじゃない!だったら、ギガバトルナイザー!!」

 

「え!?」

 

その手にギガバトルナイザーが現れたのでジードとゾフィーは驚いている。ベルはジードスラッガーをはじかせるとベリアルショットを放つ。彼女は後ろの方へと退がり、青い髪をポニーテールにしたアクロスマッシャーへと変わる。

 

「スマッシュビームブレード!!」

 

ベリアルショットを斬り、接近して斬りかかるがギガバトルナイザーで受け止める。

 

「やるじゃないジード!!」

 

「お母さんもそのギガバトルナイザーはいったい!?」

 

「レイブラット星人の力は残っているからその力で再構成をしてみたのよ。まぁ怪獣はゼロだけど」

 

ガキンとはじかせて姿が変わる。

 

【ウルトラマンジードマグニフィセント!】

 

銀色の髪の一部がツインテールへと変わりウルトラホーンのようなものが装着されたマグニフィセントへと変わる。

 

彼女はギガバトルナイザーで攻撃をしたがそれを左手で受け止めて右手でパンチを繰り出してベルは後ろの方へと退がる。

 

「さーて今日はここまでね、ゾフィーがすごく退屈そうにしているから」

 

「あーいえそういうわけじゃ!!」

 

そういって二人は戦闘態勢を解除をしてシャワーを浴びる為に、二人は去っていく。ゾフィーはジードの戦闘力やベルの力を見ていた。

 

(元々ベルさん自体は戦うのはあまり好きじゃなかったからな。悪の方の影響もあり戦っていたけど、今回の戦い、あれはかつての悪のベリアルのようにしていたな…そうか元々二つの魂は一つだったから戦いの記憶が残っているんだ。そしてジードはウルトラカプセルを使って様々な姿に変わることができるからね。タイプチェンジといえばティガ達にもあるが・・・・・・光の国でタイプチェンジをすると言ったらメビウスかゼロぐらいだからな)

 

ゾフィーは二人がシャワーを浴びて帰ってきてから一緒の布団に寝ることになった。ゾフィー自身もベルと寝るのは彼女が追放されて以来だ。

 

そして次の日ベルは仕事のため宇宙警備隊へと出向をしてケンがいる部屋へとやってくる。

 

「おはようベル」

 

「えぇおはようケン」

 

「嬉しそうだねベル、やはりゾフィーと久々に一緒にいられたのが嬉しかったみたいだね」

 

「当たり前よ。もう二度とできないと思ったぐらいだから・・・・・・」

 

「あぁそうだな」

 

「そういえば今日はあんたのところだったわね」

 

「あぁエースとタロウが迎えに行くはずだからな」

 

そして、あっという間に、夕方となりベルの家にエースとタロウがやってきた。

 

「ゾフィーにいさああああん!!」

 

「ぐおおおおおおおおおおおおお!!」

 

「こらタロウ!!」

 

エースはすぐにタロウをゾフィーから離させて自分の方へと抱きしめる。彼女のDカップの胸に当たっていた。

 

現在エースはポニーテールを下ろしている。そして、ジードもやってきた。

 

「エースさんにタロウさん、もしかしてゾフィーさんを迎えに?」

 

「そそやっと私たちの出番だからだよおおおおおおおお!!」

 

「タロウがくじ引きで最後を引くからでしょうが」

 

エースは呆れながら三人で手をつないで四人で過ごしている家の方へと向かう。

 

「なんか懐かしいなーーーーゾフィー兄さんと手をつないで歩くのって」

 

「えぇ懐かしいわね。今は逆なんだけどね?」

 

「そうだな」

 

三人は懐かしそうに歩いて向かうのであった。




次回「ゾフィーが子どもになった。(エースとタロウ編)」
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