ゾフィーに転生をしましたがウルトラ戦士たちが女性でした 作:桐野 ユウ
ゾフィーside
さて起動をさせてマスター登録を終えた私はこの子を連れて隊長室へと戻ってきた。そこにはトレギアがいたので彼女を紹介をする。
「トレギア、この子はダークロプスゼロだ。今日から君の後輩になる。色々と教えてやってほしい。」
「はぁ・・・・・・いいですが大丈夫ですか?」
「多分、大丈夫だと思うが・・・・・・」
とりあえず、トレギアにダークロプスゼロに色々と学ばせて覚えさせることにしよう。これは姉妹達にも報告はした方がいいかな?
ゾフィーside終了
トレギアはゾフィーからダークロプスゼロを任されたが、姿がウルトラウーマンゼロをベースに造られているため彼女自身はやり辛いのである。
(あの時、戦ったからすごくやり辛いわ……。)
「あのー……」
「え?」
「私は何をすればよろしいのですか?」
「えっとそうね・・・・・・まずは簡単なことから覚えていきましょうか」
「かしこまりました」
トレギアはまずはお茶の淹れ方などを教えていった。ダークロプスゼロはトレギアがしたことを覚える為にインプットしていく。トレギアは「流石ベリアルさんが造っただけあるわね」と関心しながら、ダークロプスゼロと共に資料を確認したりしていると、ダークロプスゼロは何かの資料で動きが止まった。
「あーそれはウルトラウーマンゼロの戦闘データね」
「ウルトラウーマンゼロ・・・・・・」
トレギアはゼロの戦闘データの映像を再生させる。最初に映し出されたのはウルトラウーマンベリアルが百体以上の怪獣を復活させた怪獣墓場のシーンだ。ゼロは頭部のビームランプからエメリウムスラッシュを放ち、バードン達を撃破していった。そして、頭部のゼロスラッガーを投げつけて次々に怪獣軍団を全滅させていく。さらにベリアルと交戦して撃破したところから三時間ほど見続けていた。そこには自分と同じ姿をした存在がゼロと戦ったり、ストロングコロナやルナミラクルの姿になったり、ウルティメイトイージスを装着をした姿だったり、トレギアと戦ったりと様々なゼロの戦い方を覚えていく。
「・・・・・・私もあの子と同じ力を持っている……なら使えるでしょうか」
「多分ね。それに関してはゾフィー隊長に聞かないとダメね」
「マスターに?」
「そうよ。あなたは戦うのでしょ?」
「戦う・・・・・・マスターを傷つける奴と戦う!!」
ダークロプスゼロの目がキラキラと光りだしたので、彼女は一度ダークロプスゼロを連れて隊長室へと戻ってきた。
「おやもう仕事を「マスター!!私に戦い方を教えてください!!」え?」
「私もマスターのために戦いたいのです!!」
「・・・・・・わかった。君がそこまで言うなら私も君を鍛えるとしよう。」
「ありがとうございます、マスター!!」
ゾフィーはトレギアに後を任せてウルトラコロセウムへとやってきた。そして、空いている場所を見つけてそこに立つ。彼は一つのカプセルから怪獣を出した。タイラントである。
「おうご主人!!あたしを出したってことは何かするってことか?」
「そうだ。彼女を鍛えてやってほしい。」
「あいつ?」
タイラントが振り返ると、ダークロプスゼロが立っていたので、彼女は納得し、両手に鉄球と鎌を装備して構えている。
「さーてお嬢ちゃん、悪いがあたしはあんたをまだ認めていないからな!死ぬ気でかかってこい!!おら!!」
タイラントは左手の鞭を飛ばしてきた。彼女はゼロの戦い方を見ていたのでタイラントが放った鞭を右手ではじかせると頭部のビームランプから「ダークロプスゼロスラッシュ」をタイラントに放つ。
「甘いんだよ!!」
それを彼女は腹部のベムスターの腹で吸収した。ダークロプスゼロは頭部のダークロプススラッガーを構えて突撃する。タイラントは右手の鎌を使い、ダークロプスゼロに攻撃をするが、彼女はそれを受け止めると、蹴りを入れてタイラントを吹っ飛ばす。
「……へぇー!旦那、こいつは確か初めてじゃなかったか?まるで戦いを覚えているかのように見えるよ」
「あぁ私もそれには驚いている。(なるほどトレギアの奴、ゼロの戦闘データを彼女にインプットさせたな?あの戦い方はまるでゼロそのものだよ)」
「えっと彼女の場合はこうして・・・・・・デア!!」
ダークロプスゼロは両手のゼロスラッガーを投げつける。タイラントは、右手の鎌で彼女が放ったスラッガーをはじかせる。ダークロプスゼロショットも腹で吸収した。
ダークロプスゼロは接近して、頭部のダークロプスゼロスラッシュを放つが、それを先ほど投げたダークロプスゼロスラッガーに当てて反射をさせてタイラントのボディにダメージを与えた。
「へぇー面白い戦い方するじゃん、ならあたしも本気で!!「そこまでだ。」ご、ご主人・・・・・・なんだよもっと戦わせてくれよ!!」
「これ以上は戦わせることはできない。いくらウルトラコロセウムでも君が本気を出せば破壊してしまうからね。それに彼女が戦えることがわかっただけでもいいじゃないか」
「まぁな・・・・・・」
「ありがとうタイラント。」
ゾフィーは手をかざすと、彼女は光りだしてカプセルの中へと戻る。ダークロプスゼロも同じようにゾフィーが手をかざすとカプセルの中に収納された。彼はカプセル箱に入れると、四つのカプセルが並んだ。
赤、灰色、黒、茶色のカプセルがあり彼は「これからよろしく頼むよ」と声をかけて、メビウスにも一声かけてから隊長室へと戻るのであった。
一方でべルは大隊長室で両手を組んで考え事をしていた。ケンは彼女が気になって声をかける。
「どうしたんだベリアル」
「あぁ、ダークロプスゼロのことよ。どこで製造をしたのかと思ってね。
一度は惑星チェイニーと共に爆発したはずなのに、それが破損をしていたとはいえほぼ五体満足で残っているのはまずありえないわ。あの子の中にもあれが完全な形で残ってたしね」
「ディメンジョンコアだったか?確か次元の壁さえも壊してしまう威力があるという……」
「えぇ、本当にいったい誰が・・・・・・」
一方である場所にてダークロプスゼロは次々に生産されていた。そこには黒い服を着た一人の男がジードが使用するライザーを持ちながらほくそ笑んでいた。
「これでエンドマークだ」
次回 ゾフィーはある惑星のSOS信号をキャッチをして出動をする。そこに現れたのはレギオロイドだった。
ゾフィーは連れてきたジャックとエースと共にこれ以上街の被害を出さないために奮闘をする。
だがそれはゾフィーを倒すための罠だったのだ。
次回「罠にかかったゾフィー」